2018年01月07日

大回りの旅リベンジ

先日、東海道本線・飯田線・中央線を使った大回りの旅に行ってきました。2013年の夏にも行っているので、実に4年半ぶりなんですね。今回も最寄駅から乗って、豊橋駅から飯田線に乗り換え、岡谷駅まで。そこから中央線に乗り換え、塩尻駅で名古屋方面に乗り換え、中津川駅で乗り継ぐという形になります。前回も降りる場所は違うものの、同じルートで向かっていますけれども、イベントにぶち当たったのと大雨に降られたので、散々だった記憶が・・・。


というわけで、最寄駅から終着駅になる豊橋駅まで乗っていくことに。ここまでは新快速など優先列車が走っているので、移動も楽ちん。普通電車なら倍以上の時間が掛かっているかと思うと、優先列車はありがたい・・・。


SHV32_1709ここから、飯田線に乗り換えるため、お昼ご飯というのか、途中でつまめるものをと思いお弁当を買うことにしました。ちなみに、豊橋駅では構内の店でかけそばを頂いています。きしめんでもよかったかなと思ったものの、まぁそばの気分だったので(ニヤニヤ)。
ここで買ったのは、助六寿司壺屋の弁当部が販売しております。先述のそばを頂いたところも壺屋さんです。



SHV32_1710中はこんな感じ。
稲荷寿司が4個、かんぴょう巻きが5個入っています。



稲荷寿司は美味いね。前にも紹介したかもしれないですが、甘めの味付けで濃い味なんですが、美味いから何個でも頂けます。その点かんぴょう巻きももう少しかんぴょうに味があれば美味しいかな・・・。コントラストが利き過ぎているので、次は稲荷寿司だけでもいいかな。


豊橋駅でご飯とお茶を買って、信濃路(一部静岡を抜ける)を駆け抜ける飯田線に乗っていきます。
この飯田線は豊橋駅から辰野駅までの区間(そのうちJR東海の管轄はその前の宮木駅まで)ですが、電車によっては、その先の岡谷駅、上諏訪駅、茅野駅まで走っているものもあり、今回乗ったのも辰野駅よりも先の区間まで走っているものでした。


SHV32_1711最初の電車は天竜峡駅までなので、乗り換えの間に昼ご飯・・・と思って南信の名物「ソースカツ丼」に。
こうなったのは訳がありまして・・・。

駅から数分のところにある辻本屋飲食店へ行ったのですが、ソースカツ丼を頼んでもなかなか出てこない5分位で出てくるだろうと甘く見ていたのがいけなかった。どうも一から作ってたようなのだ。
時間が無いと伝えると、急いで盛ってくれた結果が、この弁当になったわけです。しかも味噌汁が無いので850円にまけてくれてくれていますギリギリで間に合ったばかりでなく、釣はいらないといったのに、わざわざ追いかけてくれたのです。申し訳ないです。



肉はやや硬めのロースかフィレなんでしょうけど、肉の味も感じられる味わい深い部分でもあり、ソースの濃さも相まって美味い何よりサクサクしているのよ。そして、一緒に添えられていた、恐らくすんき漬け(本来は長野県の木曽地方の漬物で、塩を使わず乳酸菌で漬けた珍しいもの)の酸味あふれる味わいもなかなか美味しい


ギリギリ間に合って乗ったのは、茅野駅までの電車この電車に乗らないと、大きく予定が狂ってしまうのだ。
先述の通り、飯田線の端になる辰野駅を越えて走る電車の一本で、天竜峡駅から北へ向かう方向に乗る中では、一番遠くまで走るものになるでしょうね。
途中、七久保駅ですれ違いの電車が遅れ、6分のロスになるものの、先の区間でその遅れを徐々に取り戻し、伊那松島駅辺りには定刻通りにまでなっていた。本数が少ないのもあるのだろうけど、あっという間に取り戻したようにも。


SHV32_1712途中乗り換えの岡谷駅にて。
中央線が走っているのもあって、様々な電車が乗り入れているわけですが、松本はわかるここから距離はあるけど飯田まで行く電車があるのもまぁわかる。ここには載っていないけど、特急で新宿まで行く電車もわからんでもない。でも、長野県を渡り切って、終点になる豊橋まで行く電車があるのはおかしい(汗)。岡谷駅より前の区間で始発となるんだろうけど、総距離にしたら200km以上ノンストップで走っているわけだよ。乗ってはみたいけど、すごいよね・・・。たぶん、長距離で走る電車としては5本の指に入る普通電車としてトップクラスの走行距離でしょう。



岡谷駅で25分待ったものの、待ち時間を感じさせないほどあっという間に時は過ぎる。お土産選んでたら時間が早いのよね・・・。岡谷はうなぎが名物で、うなぎを売ってるところもあったけど、時間のことを考えると選べなかった(泣)。冬のうなぎは旬なのにね・・・。


岡谷駅からは中央線になり、まずは塩尻駅まで大きな乗り換えターミナルとなる場所で東西に分かれる中央線の中間地点でもあるのです。


SHV32_1713その塩尻駅では、やはりそば。去年塩尻には行ったけど、色々あって行けなかったのね、キオスクそばの駅そば屋
そこで頂いたのは、安曇野葉わさびそば。そこに山菜とねぎをトッピングしました。
ええ、ねぎまみれでメインの葉わさびもトッピングの山菜もわからなくなる(苦笑)。



ああ、やっぱりここのそばは美味いね。出来合いなのはわかってても、ここのそばは美味い。信州そばだからと思いたい。葉わさびの辛さとねぎのすっきりとした辛さで、味が辛いだらけなんだけどね(爆)。


この後は、中津川駅まで普通電車に乗って帰ることに。
ローカル電車のあるあるで、1両目で乗車券を取って清算するシステムのため、2両目は一部の駅を除いて基本的には締め切り。それはそれで寒風吹きすさぶ中走るので、熱が逃げないのはありがたい。でも、足元のヒーターが利き過ぎているのか、暑い(爆)。ジャンパーを脱がないと暑いのよ。ある意味拷問でした(泣)。去年乗った時は、そんな時期じゃ無かったとはいえ、ここまで暑かった記憶が無いのよねぇ・・・。


SHV32_1714その車中で「わさびちくわ」を買って食った。わさび入りチーズなのね。



・・・もっと辛いのかなと思ったら、全くと言っていいほどチーズの味(笑)。


中津川駅で短い時間の乗り換えを済ませて、最寄り駅に無事に着きました。4年越しのリベンジができましたよ。
その乗っている時間は壮絶で、1周するのに半日以上(約13時間)。中でも豊橋~天竜峡で4時間、天竜峡~岡谷で約3時間半ですよ・・・。いかに過酷なのかがわかります。でも、乗っているだけなのでか、あまり疲れなかったという不思議


また行く時には、逆から回ろう。でも、1日で行けたかな・・・。是非とも、岡谷からでもいいから、豊橋までノンストップで行くあの電車に乗りたい(爆)。


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Posted by alexey_calvanov at 23:13Comments(0)

2013年11月16日

秋の秘境駅ツアーに行ってきた①

今日(11/16)、今年の2月・8月に行ってきた飯田線の旅に三度(みたび)行くことになりました
2月は山並み、8月は飯田線縦断でしたが、今回は秘境駅の旅です。


秘境駅とは、大まかに言えば、人家のほとんどないところにある駅を指し、元々そういうところに作られたのもあれば、時代の流れ(例として、ダムで周辺が沈んだ、過疎化の波に揉まれたなど)で自然とそうなっていったところもあります
そんな秘境駅が6つ(個人のランキングによるもの)もあるのが飯田線なのです。4つが長野県、2つが静岡県にあり、何もないけど見ていて飽きない・・・というところだそうです。


そういうわけで、駅のポスターを見て絶対行ってやろうと、予約できるギリギリの日(約1ヶ月前)に早々と入れてきたわけです。


そして当日、前日の雨がうそのような秋晴れ(快晴)の下、行って参りました
まずは、名古屋から新幹線で豊橋に向かい、そこから特急伊那路に乗って天竜峡駅を目指します


ISW11F_0173そこで出されたのが、「飯田線秘境駅オリジナル弁当」
豊橋にある壺屋が製作した地元の食材をメインにしたものです。



ISW11F_0174中はこんなふう。
たくさんの食材を少しずつ食べられるので、駅の多い飯田線を早くも乗り切った気分になれます(笑)。



ご飯を食べながら、電車に揺られて数時間、特急伊那路は天竜峡最寄りの駅である天竜峡駅に。では、前半のメインである天竜峡への旅をば。


ISW11F_0175天竜峡とは、長野県飯田市にある天竜川の名所で、急流箇所の一つ。ここでは、日本三大ライン下りの一つ「天龍ライン下り」も楽しめます(写真のほぼ中央の川岸がその乗り場)。



ISW11F_0176こちらは姑射橋から見た景色。
見てわかる通り、天竜川の激流が生み出した名勝だということがいかんなくわかる場所の一つですね。



ISW11F_0182さて、いよいよ天竜峡にある天竜奥三河国定公園に向かいます。
ちなみに、左隣にあるのは北川阿智之助の歌碑



ISW11F_0184写真のように急峻な階段の先にはつつじ(ドウダンツツジ)の紅葉が秋空に映えた姿を見せてくれます



ISW11F_0177こちらは、龍角峯
天竜川に突き出した大きな岩で、タレントの峰竜太さんの命名の基になった岩でもあります(ちなみに、峰竜太さんは天龍村の近くにある下條村の出身)。



ISW11F_0181そして、龍角峯の先にあるのは、つつじ橋天竜峡に掛かる吊り橋です。



ISW11F_0180西から東に見た感じはこんなふう。
かなり細いので、すれ違いにも難儀します。



ISW11F_0179そんなつつじ橋からはこんな景色が。
今思えば、芙蓉峒(ふようどう)側を撮ればよかった(苦笑)。
ちなみに、吊り橋なのでかなり揺れる。度胸のない人と高所恐怖症の人は覚悟していくように(ニヤニヤ)。



ISW11F_0178そんなつつじ橋への道のりには、今年襲来した台風18号の影響で、道の崩落が起こっております。歩く際は山側の方を寄り添うように歩くようにとのこと。特にこの時期は紅葉の落ち葉で道が滑りやすいので、足元を取られないようにして下さい。



ISW11F_0185実のところ、天竜峡に滞在できたのは正味40分(しかも電車の遅れでさらに短くなり、30分くらいに(泣))ホントは新そばが出てたということで食べたかったんですけど、時間が無かった・・・。
そういうわけで、駅前の特設会場で振る舞ってくれた地元の一品を。


最初はこのあたりの名物である五平餅ここでは御幣型ではなく円型ですね。



くるみの風味と甘辛のたれが最高ですね。


ISW11F_0186そして、地元の豚で作った豚串



ISW11F_0187さらに地元の豚で作ったソーセージによるフランクフルト
ホントはもうちょっと焼き色が付いている時に撮りたかった(苦笑)。



どちらも豚肉のジューシー感が出ていて美味しいですね。オススメです。


この天竜峡は、ヤマユリなどの草花も多いので、年中楽しめるのではないのかなと思います。この時期ならりんご狩りもオススメなのだそうな。あとは、新そば。食いたかったなぁ(嘆)。


次回は、秘境駅の旅になります。


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Posted by alexey_calvanov at 23:50Comments(0)TrackBack(0)