2018年09月28日

前人未到の1000試合登板

中日ドラゴンズの岩瀬仁紀選手が前人未到の記録となる1000試合登板を達成しました。999試合が中継ぎなどのリリーフ登板ではあるものの、ほぼ毎日投げ続けることがいかに大変なのかは見ている誰もが疑わないでしょう。
先日引退を表明し、残りも今回の試合を入れても4試合。しかも最後のホーム3連戦ということで、恐らく引退を表明した浅尾拓也選手も荒木雅博選手も登場するものと思われました。

実際、この日の試合の決め手になったのは、代打で登場した荒木選手でしたし、試合を〆たのも抑えで登板した岩瀬選手、かつての全盛期の中日の野球が垣間見えたと思います。この野球を見た若手選手は、今の自身の戦いに対しどう思ったんでしょうかね。ふがいないと思えば及第点、何とかしよう絶対優勝するための柱になると思って明日以降戦えば合格点でしょうかねぇ・・・。


日にホームの最後の試合が控えています。もうクライマックスシリーズ進出が厳しい状況であるとはいえ、今年はもつれているので、まだ一縷の望みがあると感じたのではないのでしょうか。


最後に、前人未到の記録達成おめでとうございます最後に若手選手に生き様を見せられたのではないかと思います。まだ試合はあります。まだ投げるチャンスはあるはずです。これで終わりではなく、最後まで若手選手の見本であって下さい。


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Posted by alexey_calvanov at 23:59Comments(0)

2018年09月27日

よく知っている野球選手が次々と引退を表明している

昨日から今日に掛けて、大物選手が引退を表明していますね。


埼玉西武ライオンズからは、松井稼頭央選手が引退を表明しました。
走攻守の三拍子が揃った名プレイヤーで、遊撃手や外野手として名を馳せていましたね。打撃もスイッチヒッターながら長短どちらの安打も期待できて素晴らしいし、盗塁もよくやってたトリプルスリーもサイクルヒットも2000本安打(日米通算2500本安打も)達成し、まさに大打者の代名詞をほぼ総なめにしていると思います。


中日ドラゴンズからは、浅尾拓也・岩瀬仁紀・荒木雅博の3選手が引退を表明しています。
岩瀬・荒木両選手は2007年・2010年・2011年の優勝(2007年は日本一)の立役者で、3選手とも落合博満元監督時代を支えた人達でもあります。

浅尾選手は主に中継ぎで活躍し、2011年には防御率0.41(79試合登板)でリーグ初の中継ぎでのMVPを獲得しています。通算200ホールド(9/27現在)も十分に素晴らしい成績です。ここ数年はケガに悩まされ、全盛期の速球(150km/h以上)が投げられなくなって技巧派に移ろうとして失敗してしまったというふうでしょうかねぇ・・・。

岩瀬選手は当初は中継ぎで活躍し、落合元監督の時に抑えに指名。以降は鉄人とも言える活躍を見せ、2014年には400セーブを達成するという前人未到の記録を達成しています。2015年にケガで出られなかった以降は中継ぎ(ないしはセットアッパー)として活躍し、まだまだやれるというふうに思ってたんですけど、本人は限界を感じたんでしょうね。左腕から繰り出されるキレのあるスライダーは今後も語り草になるでしょう。

荒木選手は遊撃手と二塁手として活躍し、後に巨人に移籍して引退した井端弘和さんと共に鉄壁の二遊間を形成し、アライバコンビとして知られていました当初はよくなかった打撃も自身の努力で磨き上げた不撓(ふとう)の人で、2017年に2000本安打を達成しています。足も速く2007年に盗塁王を獲得しています。ここ数年は若手の伸びない中日の中でも若手が徐々に顔を出し、活躍の機会を減らしていました。荒木選手もまだやれると思っていたんですけどね・・・。惜しい限りです。


そして、オリックス・バファローズの小谷野栄一選手も引退を表明しました。
小谷野選手といえば、北海道日本ハムファイターズ時代の4番打者が一番印象に残っています。いわゆる繋ぎの4番で、パッとするような華やかな当たりはないものの、しぶとい・渋い当たりで打者を返すことのできた選手だったと思います。また内野(遊撃手以外の全て)・外野も守れる貴重なユーティリティープレイヤーだったことも忘れてはいけません。オリックス時代からケガが続き、引退の理由もケガの痛みを止めるための注射を週3回打っていたとのことで、辛かったと思います。


今回紹介した全ての選手が、本当に素晴らしい活躍をしていた方々で、松井選手などは国際大会の活躍も見せていました。今後も素晴らしいコーチや解説者になって、戻ってくるものと信じております。本当にお疲れ様でした。


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Posted by alexey_calvanov at 23:31Comments(0)

2015年09月13日

中日のベテラン選手に忍び寄る『引退』の二文字

先日、中日ドラゴンズの和田一浩選手が引退を表明しました。
和田選手は今シーズンに関しては、膝を痛めた影響で開幕に遅れ、若手の台頭もあって代打要員で過ごすことが夏あたりから多くなってきました。それでも3割近い(.283。9/13現在)打率を規定打席に達していない中でも残しているのは驚異的で、まだ引退するのは早いのではと個人的には思っています。思うに、主力で出られなくなったら引き際だと感じていたからでしょうね。


この和田選手の引退報道を皮切りに、中日のベテラン選手の去就(特に引退や戦力外通告)が取り沙汰されるようになりました

まず、小笠原道大(みちひろ)選手ですが、彼にも引退するのではないかと言われています(既に中日スポーツが引退と報じている)
今シーズン、春先はこれまた驚異的と言われた代打成功率を誇っていましたけれども、当たりの止まった6月以降2軍落ちになっていましたつい先日再昇格し、安打を放っていますが、その試合後のインタビューでは煮え切らない(答え辛い)反応を示していたのが印象的でした。特に今シーズンは大きなケガも無く、和田選手と同じく規定打席に達していないとはいえ、3割以上の成績(.326。9/13現在)を残しているので、まだ引退したくないと思う部分になっているのでしょう。
少なくともあと1年はやれると思ってます。地元でやらせてあげられないものでしょうか?

この他にも、川上憲伸選手や岩瀬仁紀選手も引退(戦力外通告)ではないかと言われています両者共に今シーズンケガで1軍登板ができなかったので、さもありなんと思っていましたが、思った以上に早かったなぁと。同様に今シーズン1回登板して以降2軍にいる山本昌選手も去就が問われています。さらに選手兼任でプレーしている谷繁元信選手兼任監督も選手としてプレーできるのかとも言われています。かつて、ヤクルトで同様の形態でプレーしていた古田敦也さんも監督2年目で選手としての戦力外通告を受けているだけに、その可能性がないとも言い切れません。下手をしたら監督としての契約も(4年契約とはいえ)打ち切られる可能性もはらんでいるだけに、クローズアップされた場合、一気に注目されることでしょう。


まだまだ当落選上にいるベテラン選手は何人かいるのでしょうけど、ここまで引退が取り沙汰されるのは、2006年のヤクルト以来だったと思います。そうなったのは、ひとえにカネの問題もあったのでしょうけど、元々中日がベテラン選手を多く抱えていたという問題点もあったのだと思います。


今回の一件で、中日は一気に若返りが図れるのか、それとも更なる『リストラ』を繰り出すのか、来シーズンはいずれにしても注目されそうです。


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Posted by alexey_calvanov at 16:20Comments(0)TrackBack(0)

2012年07月17日

高木監督「嫌な予感がする」→岩瀬選手打たれサヨナラ負け(笑)

今日は中日の高木監督の誕生日。マツダスタジアムでバースデーケーキが振る舞われたそうだよ。高木監督の似顔絵のデカデカ載った極めて悪(以下自主規制(笑))。
その時、報道陣の人達が♪ハッピーバースデートゥーユーを歌ってくれたんですけど、その曲に関して高木監督がこう噛みついたんだよ。


「声が揃ってないなぁ。嫌な予感がするなぁ」


そして、迎えた広島×中日。
試合は、終始中日のペースで進み、0-2に迎えた9回裏、中日は盤石の抑えである岩瀬選手を送りこんできました今日は高木監督へ誕生日プレゼント代わりに勝利を届けないと男がすたる・・・と、岩瀬選手をはじめ中日ナインがそう思ったのか否かは不明ですが、まぁここで勝たないと悪いですわね、普通。

しかし、その岩瀬選手が打ちこまれ、堂林・迎両選手のタイムリーで一気に同点にまで追いつかれてしまったのです。
そして打席には石原選手。ここで打たれるとサヨナラになるという場面で、石原選手は何とスクイズを仕掛けたのです。
そのスクイズが絶妙なところに転がって、ランナー生還。広島は甲子園も真っ青な見事なサヨナラ勝ちを収めたのです。逆に中日は守護神岩瀬でサヨナラ負け。しかも、ただ打たれたのではなく、最後はスクイズを決められてしまうという後味が極めて悪い結果になったわけです。


もっとも、岩瀬選手には『予兆』がなかったわけではないわけで。
先日の巨人戦で、高橋由伸選手に死球を与えたのがきっかけで崩れてしまい、その間隙を阿部選手に抜かれて逆転負け・・・ということがありました。でも、次の試合では見事に抑えていたので、見事に立ち直ったかなと思っていたんですけど、じわじわ効いていたんだな。


さて、この試合を予見していたのではないかとも思える高木監督試合後の記者会見で、御大がどう仰ったのか楽しみだね(ギャハ)!いやね、明日の中日新聞のスポーツ欄が気になって仕方ないよ(ゲラゲラゲラ)。
もうご存じだと思いますが、私は地元では極めて珍しい(?)アンチ中日ドラゴンズですので(ニヤニヤ)。


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Posted by alexey_calvanov at 23:56Comments(0)TrackBack(0)

2012年05月17日

2012年セ・パ交流戦を見に行く 中日×ロッテ第2戦

今日は正直負け試合。だからこそ最終盤からよう五分に戻した。


セ・パ交流戦中日×ロッテ第2戦、先発中日雄太(川井雄太)選手、ロッテ渡辺俊介選手で始まった今日の試合、勝負は1点を巡る攻防、そして1分を巡る攻防を繰り広げていました


昨日書いた予想通り(苦笑)、風のない俊介はどうもよくない。初回から今江選手のまずい守備もあってですが1点献上。その後3回に2塁打で出た荒木選手が、和田選手のゲッツーで生還しさらに1点を加えられることになりました。
正直、渡辺俊介選手はよろしくなかった要所はいいところもなくはなかったが、いつ大崩れしてもおかしくない状況でしたね


ISW11F_20120517_184524さて、仕事場から直行で(以下略)
今回買ってきたのは、宮保鶏丁(クンポーチーテン)丼(左)と揚げ豆腐の甘味噌味
千葉産の落花生(ピーナッツ)を使った宮保鶏丁をご飯にかけて食べるというもの。甘辛な風味とのことですが、ちょいとしょっぱいくらいの辛さ。これは酒のつまみだわ(爆)。
で、甘味噌味のはずの揚げ豆腐も少々塩気のある甘み。うん、これも酒の(以下略)。



試合は4回表にサブロー選手の同点アーチで追いついたものの、5回裏に荒木・森野・和田3選手の連打で逆転
この失点を受け、渡辺俊介選手は降板。以降、小野・中後・内3選手の継投リレーで9回に向かいます

対する中日は、雄太選手から山井選手に継投9回には岩瀬選手をつぎ込み、逃げ切りを図ろうとします。


ISW11F_20120517_193620ここで、交流戦の一コマ。

5回から高木監督が掲げるJoin usの掛け声でフラッグが振られるようですが、中日サイドにフラッグはあまり普及しておらず、逆に普段からフラッグを使っているロッテサイドはこのとおり。
ことさらロッテ戦に関してはビジターでもかなり多くのファンが来ます。それこそレフトスタンドの2/3が埋まってもおかしくないくらい
個人的には、西の阪神、東のロッテと思っているくらいです。



さて、試合の方は、9回表につぎ込んだ岩瀬選手が乱れ、根本・井口両選手の連打で1・3塁にすると、再びサブロー選手が今度は犠牲フライで同点に追い付き、試合は延長戦へ。

9回終了時点で残り30分。12回まで行くかと思ったら、ここで双方時間潰しにかかり始め、延長は10回のみ。
最後は益田選手が一打サヨナラのチャンスの窮地にまで追い込めれながらも谷繁選手を粘投で逃げ切り、引き分け


先程も書きましたが、渡辺俊介選手がよろしくなく、打線も雄太・山井両選手を打ちあぐねていただけに、負けてもおかしくない試合でした。中日サイドの先発を見た時、「ロッテ舐めやがって」とか思ったら、ロッテ打線が舐めてかかったでござるの巻でしたよ(泣)。
しかし、中日の精神的支柱だった岩瀬選手から同点に追い込んだのは大きな価値のある出来事
これからセリーグの守護神が出てきても打てる自信に繋がってくるのではないかと思うし、仮にマリンフィールドで岩瀬選手が登場しても問題ないことを打ち出せただけ、価値があるなと。もう今日は勝ちに等しい引き分けです。最後よくやった。
益田選手も新人離れした度胸を見せてくれているので、これから先が楽しみです。

逆に中日は山井・ネルソンという先発クラスの選手をつぎ込んでも勝てなかったことは精神的ショックが大きいなと思います。1日空いているので、投手陣は上手くリフレッシュできるのかがカギになるでしょう。
打線に関しては調子がよさそうなので、打線の繋がりを忘れなければOKでしょう。相変わらず怖い打線です。特に大島洋平選手は最警戒しないと、リーディングバッターなだけに、この選手を乗せると後が怖いですね。


交流戦は1拍置いて、土曜日から再開。まだ序盤ですが、休めるうちに休み、立て直さないと傷口が大きくなりますから、選手は早めの切り替えをお願いしたいものです。  
Posted by alexey_calvanov at 23:54Comments(0)TrackBack(0)

2011年06月13日

平成の鉄腕、プロ野球記録へ秒読み

昨日クリネックススタジアム宮城で行われた楽天×中日の交流戦。その中で、中日の岩瀬仁紀(ひとき)選手が通算セーブ数を286とし、プロ野球記録タイになりました。


試合結果はお世辞にもいいものと言えず、8回に楽天の中継ぎ陣の崩れたところでようやく打ち勝てたという感じでしたが、岩瀬選手の投球内容は、それとは対照的に圧巻なものでした。

・・・と、いいふうに書いていますが、その岩瀬選手も今シーズンはこれと言ってパッとせず(苦笑)、終盤に出てきても、打ち崩されたり追いつかれそうになるなど、往年の「出たらもう勝ち確定(中日サイド)」・「出されたらもうオワタ(敵サイド)」と言えるような絶対感は薄くなっていると私は思っています。


そんな岩瀬選手はデビューから救援担当という珍しい役回りで、落合監督が就任する前の2003年までは宣銅烈(ソン・ドンヨル)さんやギャラード・大塚晶則さんが抑え役に回っていたため、中継ぎ(セットアッパー)での活躍をしていました。

落合監督が就任した2004年からは本格的に抑えに転向2005年以降は毎年30セーブ以上、特に2005年~2007年、2009年~2010年は40セーブ以上を上げています(このうち、2005年~2007年の3年連続40セーブ以上はプロ野球記録)。またアテネ・北京オリンピックに出場しています


岩瀬選手は球速は早くないものの、えぐるようなスライダーが持ち味になって、打者がキリキリ舞いさせられるシーンを何度か見ています。
佐々木主浩(かづひろ)さんの持つフォーク(SFF(スプリット・フィンガー・ファーストボール)とも)やカーブも恐ろしい落ち具合や曲がり具合でしたが、彼の場合は球速もあったので、抑えでの活躍はなるべくしてなったものだと思います。それゆえに、岩瀬選手の活躍は驚異的でもあるのです。


恐らく、ナゴヤドームでの試合(ソフトバンク戦かオリックス戦)で日本記録達成ということになるのでしょうし、今シーズンで恐らく前人未到の300セーブも達成するでしょう(これもナゴヤドームでの達成になる可能性あり)
286セーブという記録が破られるだけでなく、佐々木さんや高津臣吾選手(新潟アルビレックス)が持つ日米通算ではない300セーブを上げるという、今まで誰も経験したことのない生涯忘れられない1年を迎えることになるのでしょう。


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Posted by alexey_calvanov at 23:37Comments(0)TrackBack(0)