2018年03月22日

これがホントの『クソゲー』

まずあらかじめにお断りしておきます。お食事中の方は読まないで下さい。


色々奇をてらった作品が出てきている中で、遂にうんこを題材にした「うんコレ」というゲームが登場することになりました。NHKの「ガッテン」で取り上げられていたので、ご存じの方も多いことでしょう。
・・・「うんこ漢字ドリル」が流行った昨今、それに乗っかったものかなと思ったら、とんでもない。実に真面目なゲームです。


このゲームを開発したのは日本うんこ学会というところ。学会の長になっている外科医の方は、自身が大腸を病気で失ったものの、医者として活動している中で、手術で治せない(進行してしまった)ガンなどの病気を治せなくなる(進行する)前にあらかじめ知ることができれば・・・と思い、楽しく健康状態を理解できるものは無いかと考えたどり着いたのが、この「うんコレ」というゲームを開発することだったのです。彼が考察していった過程で、うんことおっぱいはバズワード(拡散力の強い言葉)だということがわかったそうですけど、確かに先述の「うんこ漢字ドリル」がそうでしたものね(笑)。

じゃあどんなゲームなのかというと、新生物を凶暴化する前に倒していくのが基本スキルも使えるのですが、それを使うためには、戦う巫女達に「キン」をまとわせることで使えるようになります。この「キン」を増やすためには、課金・・・ではなく、毎日出る便の報告をすることなのです。このゲームが「大腸がん検診アプリ」と称されているのは、この部分。この報告を毎日楽しみながら行うことで、自分自身が大腸がんなどの重大な病気に罹っていないかがわかるようになるのだそうです。お金を掛けずに自分もゲームキャラも強くなれる。いいことではありませんか。


この作品は、クラウドファンディングで資金集めがなされ、開発資金の約300万が集まったとのこと。今春には日の目を見る(しかも無料配信)とのことなので、どんなふうになるか期待したいですね。


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Posted by alexey_calvanov at 23:14Comments(0)