2020年05月07日

【パワポで作成】離れていても心はひとつ【岐阜新聞】

5/1~5/6の間、岐阜新聞で「STAYHOME with newspaper」という企画を行っていました。ゴールデンウィーク後半に差し掛かった頃に行われたということもあり、子供向けには塗り絵や折り紙などが、大人向けにはクロスワードパズルなどが、家族一緒に料理をしようという触れ込みで料理レシピも用意されました。
その企画の最終日(5/6)に掲載されたのが、パワーポイントで作成した謎の広告。一見すると黒の下地に無秩序に白の円が並んでいるのですけど、ある仕掛けが施されていました。それはソーシャルディスタンスこの広告を少し離して見ると、表題にある「離れていても心はひとつ」の文字が浮かび上がってくるのです。何となくではあるんですけどね(苦笑)。


この企画は、岐阜新聞の営業部の方が作成したもので、意外にも簡単に作れたとのこと。この新聞広告を作った意図は、自粛期間の中でも家の中で遊べるようにという願いの他に、読者を物理的に動かしてみたいという思いもあったとか。あとは意図せずソーシャルディスタンスを図る意識を植え付けさせた点も挙げられるでしょう。


このこと知ったのは、いつも読んでる「ねとらぼ」なんですけど、この記事の中で一番引っ掛かったのが、「普段は発行部数以上の人から反応が来ることはない」という営業の人の言葉この件で多いものでは12万回以上リツイートされているのだとか。まさかそこまで・・・と思って発行部数を調べたら、2019年時点で15万部ほどらしい。おお・・・(泣)。これは12万部より少ないのも現実味を帯びてきたわ。

岐阜新聞は、岐阜県の県民誌なんですけど、東海地方(特に東海3県)は中日新聞が圧倒的シェアを占めており、私が知っている限りでは、岐阜県は中日新聞と岐阜新聞が互角と言われていました。シェアを奪うために、今年亡くなった高木守道さん(岐阜県出身)を中日ドラゴンズに引き抜いたとか、高橋尚子さん(岐阜県出身)を中日新聞の顧問に据えたりと結構なりふり構わずやってたんですけど、ここまでになったとは・・・。


いい発想なんだけど、これが発行部数向上に繋がるのかというと、難しいんですよねぇ・・・。いい距離を保てるのか、ますます突き放されるのか、それを思うと、この広告が少し悲しく見えてきた。


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Posted by alexey_calvanov at 23:55Comments(0)