2016年05月16日

任天堂が映画事業に参入することに

任天堂が映画事業参入のため複数の映画会社との交渉に入っていると朝日新聞が報じ、任天堂は映画のみに限ってはいないものの事実だと述べています。
任天堂の君島達己社長と朝日新聞とのインタビューによれば、2・3年後を目標に第1作を完成させるとのことだそうです。ただ、具体的な作品の名は明らかにしませんでした。しかしながら、任天堂は「スーパーマリオブラザーズ」・「ゼルダの伝説」など人気コンテンツを抱えているだけに、これらの作品が映像化されるのは必至でしょう。
なお、交渉している映画会社も明らかにはなっていませんが、ハリウッドのようなグローバル展開している映画制作会社とやっていきたいということは明かしています

任天堂は全く映像産業に関わっていないのかというとそうではなく、ライセンス契約を与える形でキャラクターを貸与し、作成させるという形は何度か採っています最も有名なものとして、ハリウッド映画の「スーパーマリオ 魔界帝国の女神」が挙げられるでしょう。それ以外でも、テレビアニメで「星のカービィ」や「ドンキーコング」が放送されています。なお、任天堂はハリウッド映画の「スーパーマリオ 魔界帝国の女神」の興行成績があまりよくなかったことから、(次に「スーパーマリオブラザーズ」が映像化されるのなら)実写ではないだろうと述べています。
そして、今後映像事業に関わるのなら、前述のライセンシー型ではなく、できる限り自前で関わっていきたいとも述べており、映像事業に本腰を入れている感が窺えます


確かに、自前で関わるようになれば、製作者サイドとの齟齬は減ってくると思いますわ。ただ、製作者が関わるから面白くなるというわけでもなく、そこのあたりは映像の作り手の腕の見せ所なのではないかなと思います。製作者の思いの術を受け止め、できる限り再生しながら面白みも含ませる・・・。難しいでしょうけど、頑張ってもらいたいですね。


ちなみに、個人的には「ファイアーエムブレム」が映像化すると面白いかなと思っています。壮大なファンタジー映画を見てみたいもんですねぇ。実写でもアニメでもいいので、是非ともお願いします(笑)。


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Posted by alexey_calvanov at 22:29Comments(0)TrackBack(0)