2017年05月06日

FC岐阜観戦記2017 アウェイ編 その6 大木サッカーが本物になった瞬間

SHV32_0762FC岐阜、5/3は正田醤油スタジアム(群馬県立敷島公園県営陸上競技場)でザスパクサツ群馬とのアウェイ戦に挑みました。



対戦相手の群馬は、この試合まで1分9敗と燦々たる成績。遂に4/29に行われた名古屋グランパスとの試合に負けたことで、サポーターの怒りが爆発試合終了後にサポーターの一部が居残って、社長を呼べという事態にまでなりました。この時、高校生のサポーターが社長を呼ばないと塾サボってやると叫んだことで、大人のサポーターの塾は行けなどと返答したやり取りが、サッカー関係のブログ(まとめサイト)だけでなく、ニュースサイトでも取り上げられて話題になりました。
このサポーターの居座りにより後日、サイト上でもお詫び文が掲載され、一応サポーターの怒りは収まったのかなと思いますけれども、塾の子の一件もあって、やりにくい試合になってしまいました。
というのも、こちらもこちらで、(引き分けを挟みながらも)チーム新記録の5連勝が掛かっております。できる限り貯金を稼ぎたいというのもあって、勝ちたいんですよ。


SHV32_0766そんな正田醤油スタジアムのピッチ。新緑の季節ということもあって、芝がきれいですわ。



SHV32_0728成績が悪い中でも、駅前には群馬を応援するのぼりが立っております



SHV32_0778そして、前橋駅前のコンビニSAVE ON(セーブオン)には、群馬を応援するスペースがあります。グッズも売ってましたよ。
ぐんまちゃんと湯友(ゆうと)くんとの2トップでJ2残留、そして将来のJ1昇格を頑張ってほしいものです。



SHV32_0763ここからは、正田醤油スタジアムでのスタメシの紹介です。


最初は、北日本フーズの「もつ煮」
群馬県では非常に有名な、永井食堂のもつ煮を商品化した物です。お土産でも買えるんですよ。ただし生物なので、クール便での配送必須ですが。



味噌の風味は薄め。どちらかというと素材の味を重視したふうです。ただ、しょうがが入っているので、しょうがの味わいは強いです。


SHV32_0764お次は、そば処 大村総社の「おそば屋さんのソースかつ丼」



SHV32_0765中はこんなふう。
上州豚のひれかつにそばつゆベースのソースが掛かった一品です。



かつもソースもあっさりしているんですね。脂っこさは一切無い。すごく食べやすいと思いますよ。なお、かつも結構柔らかいので、誰でも美味しく頂けると思います。


SHV32_0775最後は、群馬ではお馴染みの一品。登利平の「鳥めし弁当(竹)」。
「鳥めし弁当」は様々な種類が売られているのですが、スタジアムで買えるのは竹になります。それ以外の弁当も売っているので、「鳥めし弁当」が買えなかったといっても嘆くことなかれ。



SHV32_0776中はこんなふう。
スライスした鶏肉と鶏肉の刻んだものがいっぱい入ってタレの染み込んだご飯が詰まっております。



味は抜群です。スライスした鶏肉の味わい、タレの味わい、それが染み込んだご飯、どこを取っても美味いのよね。さすが群馬を代表する一品、Jリーグのスタグルで大賞を取るだけのことはあるわ。

ちなみに、群馬県内なら(恐らく)どこでも売っているのですが、なかなか買えないんですよね。困ったらここで買うのもアリかも。ただし、足が早いので要注意スタジアムで買う場合、3時間くらいを目安にして下さい。要は買う前に消費期限をよく見なさいということです。


SHV32_0767この日の試合は、何としてでも勝ちが欲しい群馬のサポーターがコレオ(コレオグラフィー)を掲示しておりましたね。



SHV32_0770ハーフタイムには湯友くんがやって来てくれました。
すまんのぅ。本当なら一番にホームに行って盛り上げたかっただろうに。本当にありがとうね。



SHV32_0771そんな試合はというと、序盤は群馬がいいペースを掴んでおりました。これはまずいなぁ・・・と思いながら試合の状況を眺めていると、岐阜も徐々にペースを掴み始めました。そこに飛び込んだのが、前半19分の田中パウロ淳一選手のゴール。幸先いい先制点を獲得できましたよ。
この後は、岐阜のペースを維持前半25分には難波宏明選手が近距離から振り向きざまのシュートで追加点を挙げ、一気に押せ押せムードを醸しだしてきました。
ところが、その後に点が取れない。後半に入ると、徐々に群馬がペースを掴み直そうと躍起なってきます。それでも、交代枠を上手く使ってしのいだなと思います。

結果は0-2で完勝。課題はあるのかもしれないけれども、相手に救われた格好になるのですかね。



SHV32_0772試合後にやって来た田中パウロ淳一選手とメイン席にやって来た岐阜サポーターに挨拶する他の選手(奥)。



これで、参考記録となりながらも、5連勝達成大木監督が行っているサッカーが着実に身に付き、本物になってきているのを実感しております。
ただ先述の通り、課題はあります。一番大きいのは90分同じポテンシャルで戦えるのかという部分。後半に息切れするのが目立つんですよね。特に夏場は厳しい戦いが予想されますので、その間にどうするのかが見ものです。
もう一つは、変えの利く選手がきちんといるのか。特に今回シシーニョ選手が累積3枚ヘニキ選手も既に3枚になっています。どちらか、もしくは両方共にカード1枚出ただけで大窮地となりかねません。若手の奮闘が欲しいところです。もしかすると、クリスチャン選手がシシーニョ選手の代役で出るのか?それはそれで楽しみだけど・・・。


次は、5/8の大分トリニータ戦です。J3からJ2へ復帰したとはいえ、岐阜にとっては苦手なチーム。攻撃的な面が強いチームなので、上手くいなせれば勝てるかなというふう。決して気の抜けない相手だけに、今はとにかく勝って兜の緒を締めよということでしょう。勝っている今が一番危ない。慢心せず、常に勝利への執念を燃やし続けることです。念ずれば開く。この気持ちを忘れないで頂きたいです。


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Posted by alexey_calvanov at 23:24Comments(0)TrackBack(0)