2013年06月21日

そろそろ、『ドッキンホー』の声が・・・

現在ケータイ(携帯電話)業界3位のソフトバンク。しかしながら純増数は好調で、2年以上首位をキープしています。色々理由はあるのですけれども、他社に比べて安いプランとiPhoneの独占供給(現在はauにも供給しているので、この限りではない)が効いているのではないかと思われます。


そんなソフトバンクが仕掛けた新たなる一手、株式総会の中で「やりましょう」とまで言って意気込んだそれは、ソフトバンク・イーモバイル・ウィルコム3社間での無料通話
これまでは、ソフトバンクからイーモバイルないしはウィルコムへ電話を掛けた場合、21円/30秒(つまり42円/分)掛かっていましたこの体系は確かボーダフォン時代(大元は42円/分。J-PHONE・デジタルツーカー時代は地域によって異なるので割愛)から続いているものでした。後にソフトバンク間の通話においては、一部時間帯(午前1時~午後9時)のみ無料に設定されましたが、他社間はそのままでした。
今回のプラン、ソフトバンクがイーモバイルとウィルコムを事実上の傘下に置いたことで、シナジー(相乗)効果を高めようという理由で、株主から提案されたものです。孫会長は了承したものの、「やりましょう」と言った後に(カネが掛かるという意味で)『やっちゃった』感を冗談交じりで出していましたけど(苦笑)。


まだ株主総会の中という机上で決まっただけの出来事なので、今後どういう進展が起こるのかは不明です。推論ですが、いくつかのパターンが考えられます。

  1. ソフトバンクで行っている「家族間通話」のように、24時間無料。指定回線があるかないかでどう転ぶかわからない。

  2. ウィルコムで行っている「だれとでも定額」のように、1回あたり10分以内で1ヶ月につき500回までを無料。


というふう。
いずれにしても、ソフトバンクにとっては大きな武器になることは間違いありません
ただ、これだけ過激なことをしでかすと、そろそろ公正取引委員会から独禁法のお声が掛からないかな・・・とか思ったり思わなかったり(ニヤニヤ)。


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Posted by alexey_calvanov at 23:17Comments(0)TrackBack(0)