2016年12月19日

遂にsaku saku終了へ

テレビ神奈川を代表する番組とも言える音楽番組「saku saku」が2017年春をもって終了することになりました。前身の「saku saku MORNING CALL」も含めると足掛け20年の長寿番組でした。


「saku saku」はCGで作られた世界を舞台(当初は小動物王国、後にアパートの屋根の上、最終的にはレンタルショップ)に、パペットキャラとパーソナリティとのやり取りと掛け合いが楽しい、バラエティ要素の多い音楽番組でした(音楽番組なのに、バンプレストのプライス商品が紹介されたりもした)
特に光り輝いていたのがパペットが増田ジゴロウ→白井ヴィンセント時代で、パーソナリティが木村カエラさん~中村優さんまでの時代かなと。あかぎあいさんの時代もすごかったそうですけど、その頃はまだテレビ神奈川のローカル番組でしたからね。

私の地域では当初はメ~テレ(名古屋テレビ)で放送されていたものの、一旦放送が打ち切られ、すぐに三重テレビで見られるようになったものの、再開時は火曜の17:30だったもんな(苦笑)。その後様々な時間帯に移ったものの、再び打ち切られ、また三重テレビで復帰(ぎふチャン(岐阜放送)でも放送していた時期はあったが、名古屋からでは見られず(泣))したものの、もうその頃の「saku saku」はかなり雰囲気が違っていましたね。特にトミタ栞さんの頃のは、パーソナリティが幼過ぎて(当時11歳だったはず)付いていけなかったですわ。
今の「saku saku」は時間帯の関係で見られないのですが、ちょろっと見た時、何か面白いのかなと思えなかったですね。感覚が変わったのか時代の流れなのか、はたまたスタッフが変わったからなのか。ちょっと寂しかったですね。
でも、音楽番組の次元を変えたと思います。音楽そっちのけでバラエティやってましたからね(苦笑)。
ただ、特に関東圏の人達は「saku saku」と共に朝を迎える(ただし、夜中に再放送あり)というほど生活に浸透していたと思うので、来年4月以降はどうなってしまうのかという心配の声も挙がっています


最後に、ミューコム(「saku saku」を手掛ける制作会社)の皆様、パーソナリティの皆様お疲れ様でした


人気ブログランキングへ ブログランキング・にほんブログ村へ  

Posted by alexey_calvanov at 23:48Comments(0)TrackBack(0)

2013年10月22日

タモさん「番組終わっちゃってもいいかな?」

観客「いいともー!」


・・・なーんてことは、誰も言わず、むしろ「えー!?」の声の方が大きかったのは言わずもがな。


1982年から放送が始まり、足掛け31年続いたフジテレビ系のお昼の人気番組「笑っていいとも!」が2014年3月末で終了することを、他ならぬ司会者のタモリさんが明らかにするという衝撃の展開が起こったのでした。

こういうふうになったきっかけは、番組エンディングで笑福亭釣瓶さんがタモリさんに「「いいとも!」って終わるの?」と振ったことから。すると、タモリさんは怒りも悲しみもせず、いつものように淡々と「来年の3月で終わります」と言ってしまったのだから、会場は騒然となりますわね。一緒にいた火曜日のメンバーもきょとんとしていたのではないのでしょうか。
SMAPの中居くんとのやり取りから推測されるに、番組はどうも打ち切りの線が強いようで、釣瓶さんが聞くか聞かないかのタイミングでタモリさん自身が公表(一番言いやすかったのは金曜日だったのではないのか)しようと思っていたのではないのでしょうか。そこにどこからか嗅ぎつけた釣瓶さんが思わずしゃべってしまった・・・というのが真相なのではないのでしょうか。こんなやり取りを内緒で打ち合わせしていたとは到底考えにくいですし。


「笑っていいとも!」はタモリさんの看板番組として1982年10月にスタート。タモリさんがその日のエンディングで語っていた通り、タモリさんを『カッコつけさせた』、タモリという人物を全国に改めて知らしめた番組でもあります。もちろん、この放送前にもレギュラー等は持っていたものの、主に深夜帯が多く、知る人ぞ知るタレントの扱いだったのです(丁度「タモリ倶楽部」的な位置付けというとわかりやすいか)
番組当初から続いている芸能人・業界人・有名人間のバケツリレー「テレフォンショッキング」をはじめ、様々な人気コーナーが1時間の間に凝縮されていました。また1980年代には「友達の輪」(「テレフォンショッキング」の中で使われた言葉)がヒットしたり、コーナーの一つだった「タモリンピック」はゲームソフトとして発売されたりもしました

しかし、最高視聴率27.9%(1988年47月29日放送分)を誇り、「単独司会者が生放送で長年放送に出ている番組」としてギネスブックにも載り、日曜日には「笑っていいとも増刊号」として、その日の放送のハイライトや未公開映像を流すダイジェスト番組までも制作されたのにもかかわらず、マンネリ化と他局の情報番組に押される形で徐々に視聴率が低下。そこで血の入れ替え(レギュラーメンバーの交代や新コーナーの投入など)を行っていたものの、視聴率のテコ入れが図れたわけでもなく、かつ若年層のテレビ離れも影響し、2011年以降3年間は視聴率が1ケタ台に落ち込むという状況になっており、ネット上や週刊誌上では「いいとも打ち切り論」がうごめいていました
1ケタになってもタモリさんが番組に出てこれたのは、いみじくも本人が仰っていた「フジテレビのおかげ」ということなのでしょう。それができなくなったのは、フジテレビが視聴率競争で他局に大きく水を開けられ、お昼の情報番組が不調に陥っていることを鑑み、「いいとも」の枠をもらって長時間ワイドにしようという画策もあるのかもしれません。


個人的な話で言うと、私はあまり「いいとも」を見ていません一時期やってた明石家さんまさんとのトークコーナー(金曜日だったと思う)を見てたくらいで、休みの時はたいてい1988年頃に始まった「思いっきりテレビ」を見ていた人だったので(苦笑)。ゆえに何の感慨もない、えっとは思ったものの、ああ終わるんだとか潮時だよねと結構冷静な部分が強かった気もします

逆に言えば、これでタモリさんを拘束するものは全くなくなったのですから、「タモリ倶楽部」やかつてNHKでやっていた「ブラタモリ」の舞台を日本全国に広げて趣味と仕事を一緒くたにできるいい機会なのではないのでしょうか。それか思いっきり趣味に走って仕事をあまりしないということも可能ですし(笑)。


ともあれ、本当にお疲れ様でした。来年3月まで半年、何事もなく過ごして頂ければと思います。


人気ブログランキングへ ブログランキング・にほんブログ村へ  
Posted by alexey_calvanov at 23:59Comments(0)TrackBack(0)