2013年08月18日

そして、神の子は神様になった

楽天の田中将大選手が、8/16に誰も破ることができないだろうとされた連続勝利数記録20を破り、日本プロ野球記録を樹立しました。
楽天の相手は、田中選手が苦手としている西武戦。栗山・ヘルマン両選手を特に苦手にしていました。打線の繋がりもいいチームです。
そんな西武でも今年の田中選手はものともせず、あくまで己のピッチングを貫いていたと思います。実際の試合の流れを見ていないので何とも言えない部分もありますが、今シーズン心掛けているとも考えられる打たせて取るピッチングをメインに、要所で三振を奪うという、理想的な緩急を付けたピッチングを行っていたのではと思います。一旦は追い付かれたものの、ナインを信じて8回まで投げ抜けたことも大きいと思います。元々メンタルは強い選手でしたけれども、今回の一件でますます動じない選手に成長していると思います。

しかも、今回達成した連続勝利数21は、かつて記録を持っていた稲尾和久さんや松田清さんでも成し得なかった先発での勝利数だからです。稲尾・松田両氏は救援勝利(当時はセーブという記録がなかったので、救援勝利という概念もあいまいなのかもしれないが)も加えての記録なので、今回の田中選手の記録の大きさ、偉大さ、不滅さは当分の間残ると思います。

田中選手の勢いのおかげで楽天も勝ち進めていると思いますし、楽天全体が勝つことに対して貪欲になっているので、田中選手が勝ち進めるのだと思います。実際、優勝経験のない、ともすれば混パの中でも上位経験の少ない楽天でこの記録を出せたことも大きいです。仮に上昇球団での記録ならば、あまり大きく取り上げられなかった可能性もありますね。


今後はどこまで伸ばせるかになって来るかと思いますが、いっそのことメジャー記録の24を抜くくらいの勢いでやってほしいですね。あと4つなので、今シーズン中での達成も可能ですし。


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Posted by alexey_calvanov at 22:39Comments(0)TrackBack(0)