2021年06月08日

4年ぶりの福島へ 前編

SHV47_1270先日開催された福島ユナイテッドFC×FC岐阜の試合を見に行くために福島市にやって来ました。例年なら大型連休あたりに東北を巡る旅をしているのですけど、コロナ禍の現状ではアウェイ遠征で行くのが精一杯になってしまっています。来年こそは・・・と思っておりますわ。10年経った現状を見ていけなかった悔しさだけが募るばかりです。

写真は、福島駅行きの夜行バス。埼玉県にある羽生サービスエリアで撮ったもの。このバスは、栃木県の宇都宮駅、福島県の郡山駅などいくつかの場所を経るので、福島駅に着く時は朝の8時過ぎ実に10時間の長丁場となりました。新幹線なら3時間くらいで行けるのにね。

なお、福島交通が運営しているのですけど、新人研修も兼ねていたようで、名古屋から出た時、ベテラン運転手が細やかにあそこがどうこうと教えていました。そんな時期なんだね・・・。



SHV47_1271そしてやって来た福島市。
この街は、2020年の連続テレビ小説(朝ドラ)の「エール」の主人公である古関裕而(ゆうじ)さんの出身地でもあります。こちらは福島駅東口にあるバスターミナルで撮ったもの。



SHV47_1315新幹線の改札から入ったところ、ホーム下にも古関さんの紹介ボードがあります。



SHV47_1314福島市は、以前にも書きましたけど、東京オリンピックの野球とソフトボールの予選会場になる県営あづま球場があります。なので、駅周辺には「TOKYO 2020」というのぼりが立っていました。写真のには、マスコットのミライトワ(東京オリンピックマスコット)とソメイティ(東京パラリンピックマスコット)がいますね。



SHV47_1272バス車内では食事関係ができなかったので、非常にお腹が空いている(苦笑)。なので、駅に着いてすぐにセブンイレブンに飛び込む(笑)。
そこで買ったのは、おにぎり2つ。朝だったからか、あまりいいのが置いてなかった(泣)。それでも、地域限定の「塩むすび」(上)と「味めしおむすび」(下)をゲット



どちらもしょっぱい(ギャハ)。東北の人達がしょっぱい物好きだからなんじゃないかと勝手に納得する。
「味めしおむすび」は具だくさんで食べ応え十分です。中でもごぼうのシャキっとした食感と鶏そぼろみたいなのが美味しかったです。
なお、「塩むすび」は山形県のお米「つや姫」を使用したものだったので、米のもっちり感がたまりませんなぁ。


SHV47_1273さて、再び福島駅。JR側ではなく、北側の「電車のりば」と書かれた小ぢんまりとしたところから乗り込みます。
4年前には無かったと思われる鉄道むすめの丸森たかこ阿武隈急行の鉄道むすめです。
福島駅は、JR以外に2つの私鉄があり、一つが阿武隈急行、もう一つが今回乗る福島交通飯坂線です。



SHV47_1274今回乗るのが、東急から譲り受けた電車(1000系)。飯坂温泉駅まで全て電化されているからできる芸当です。なお、ホームは2つしかなく、左側のホームが阿武隈急行の持ち分になっています。
ここから4年ぶりに飯坂温泉に向かいます。



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Posted by alexey_calvanov at 23:01Comments(0)

2017年05月23日

東北へ行く2017⑦ 福島は待つことと見つけたり 後編

SHV32_0833上三寄からバスに乗ること1時間ほど。再び会津若松駅まで戻ってきました。
最初の写真は、駅前にある会津藩士と大河ドラマ「八重の桜」で有名になった会津藩の訓示。現在では「あいづっこ宣言」という形で残っています「ならぬものは、ならぬものです」の一言はあまりに有名になりましたね。



SHV32_0834こちらは、同じく駅前にある「赤べこくん」。なぜかガキんちょが何度も押して楽しんでいた(笑)。



さて、ここからどうしようと思い、駅の時刻表を見ても、それなりに待たされることがわかり、ネットで調べた高速バスはどうなのかと思い、近くにあるバスセンターに行ってみると、あと数分で福島行きが出るというではないか!まるで路線バスの旅のような大急ぎでバスに飛び乗り、ギリギリで間に合ったわけです。これ逃していたら、とんでもないロスを味わうところだった・・・。

こちらも乗って1時間ほどで福島駅前に到着。昨日、その時は真っ暗だったからよくわからなかったけど、駅前は穏やかなところですね。
にしても暑かった。既に30゚C近くにまでなってたもんなぁ・・・。
ここでは、昨日食べ損ねた福島餃子を食おうと思い、駅前にある「照井」で予約を入れる。予約といっても、入口の掲示板に名前を書き込むだけなのだが(爆)。しかし、そこは牛乳屋食堂で培った経験が生きた。早く並んでササッと書いたので、早く入れそう。

それでもまだ時間がある。ならば・・・と駅前を散策していると、飯坂線で飯坂温泉まで行けそうな時間があるか。ということで、飯坂線に乗って、終点の飯坂温泉駅まで向かうことにしました


SHV32_0840福島駅から電車に揺られても30分ほどで、この飯坂温泉駅にまで向かえます。ちょっと乗っただけで、これだけひなびた温泉街に行けるのですから、福島っていいねぇ。



SHV32_0835飯坂には、かの松尾芭蕉が訪れたのだそうです。随所に松尾芭蕉が尋ねたところがあるらしいです。
そして、日本で初めてラジウムが発見された場所なのだそうな。ラジウム温泉なのね、このあたりは。



SHV32_0841飯坂温泉はJ3の福島ユナイテッドとのコラボを行っているようです。駅前には、このようなのぼりや福島ユナイテッドのポスターが貼られていました。
ちなみに、福島駅前のNewDays(コンビニエンスストア)には、福島ユナイテッドの応援グッズも販売していました。こういった地道な努力って大事ですよね。



SHV32_0839「照井」は午後5時に開店なので、そんなに長居はできない。せめて足湯でも・・・と思って来たのが、旧堀切邸。昔の武家屋敷だったようです。
そこには足湯があったので、少し浸かっておりました。少しだけでしたけど、気持ちよかったですね。
ちなみに、「照井」の本店は、この飯坂温泉にあるらしい。なら、ここでよかったじゃん(ギャハ)!



SHV32_0842飯坂温泉から福島市内まで戻り、「照井」が開店する時間になりました。開いて数分で席に着け、餃子ができるまで時間が掛かるとのことなので、お通し代わりのいかにんじんとスーパードライを。私滅多に酒は飲まないんですけど、福島餃子はご飯のおかずではなく、酒のおつまみという関係なので、お酒・・・という運びになったわけです。



いかにんじんは、にんじんといかが細切りになっているだけで、味付けは非常にシンプル。にんじんのザクザク感がよかったですね。
ちなみに、いかにんじんは冬の定番料理。この時期まで食べられるのは珍しいなぁ。


SHV32_0843待つこと数十分。いよいよ福島餃子が登場



こちら、皮はパリパリながら、中はしっとり肉よりも野菜メインな感じなので、全然重たくない。写真の1周でも全然足りなかったわ。もう1枚・・・と思ったのですが、できるのに時間が掛かるので、下手に頼むとヤバいわ。
というわけで、泣く泣く今回はここまでにする。


SHV32_0844電車に乗って、夜行バスへ乗るために再び郡山まで。
それでもまだ時間はあった(笑)。そして、まだお腹が空いている。酒のせいだ(爆)。
そこで、以前に寄ったセブンイレブンで、「福島限定! 味めし弁当」を買ってきた
福島県の名物が詰まったお弁当です。



味めしも美味いけど、ソースかつもよかったし、煮物やえび天やお浸しもよかった。
でも何よりよかったのが、味噌かんぷら。味噌の甘みと小粒のじゃがいもの旨味が最高。1個しか入ってなかったけど、郡山のホテルの朝ご飯でも出てきたので、また食べられると思うと、じーんとしましたね。

待つこと1時間ほど。やっと夜行バスが来た。本当なら福島からでもよかったんですけど、郡山で指定してしまったので、ここまで行って待つしかなかったのね。ちょっと考えればよかったけど、下手に乗れないのも怖いしねぇ・・・。


SHV32_0845郡山から約9時間、名古屋に帰って参りました。今回は栄で降りました。こっちの方が便利なんですわ。
丁度一緒に来ていたバスがラッピングバスだったので、パチリ。


来年もまた福島に行きたいですね。さようなら福島。また来年!



福島県はまだまだ寄りたいところがありますね。特に浜通りは行きたいです。福島第一原発(のそば)まで行くかはまだわかりませんが、少なくともいわきには行ってみたいですね。あとは三春町にある福島ガイナックス運営の施設も行けたら行きたい。他には桜の名所もあるんですよね。5月だと、もう散ってるかもしれないですが、話のタネに見に行こうかいなぁ・・・。


とりあえず、今回で被災地と言われる東北3県は回りました。それでもまだ行ってないところもあるので、来年は、いや来年こそは・・・と思っております。


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Posted by alexey_calvanov at 23:22Comments(0)TrackBack(0)