2012年11月26日

紅白歌合戦の出場歌手が決定!どう思った?

今日NHKの紅白歌合戦の発表されたことにちなんだトラックバックテーマから。
この紅白歌合戦のメンバーが選ばれ、選曲と歌唱順が決まると、いよいよ年末なんだなと思わされるわけですが、このメンバーを見ると、だいたいNHKが何を考えているのかとか世相がどうとかわかったりするというものにもなっています。


まず、大物歌手の中で小林幸子さんや美川憲一さんが選ばれていない点。このあたり、前者に関しては事務所のトラブルもありましたけれども、NHKサイドは否定しているわけで。まぁ、CDの販売枚数が数千枚では選ばれないのかもなぁとも。そうなると何で和田アキ子さんや北島三郎さんなどといった大物演歌・歌謡曲歌手は選ばれ続けるのかという理由が思い浮かばない(苦笑)。和田さんもCDの枚数では似たり寄ったりということを聞いたりしますけれども、このあたりはホリプ●・・・いえ何でもありません(爆)。
美川さんが選ばれなかったのは、これと言って大きなものがなかったのか、小林さんを出さないからと連鎖的に消えていったんでしょうね。

個人的に衝撃だったのは、プリンセス・プリンセスが初出場だった点。私、「え、昔出てなかったっけ?」と思わずつぶやきそうになりましたが、あの頃はアイドル全盛期(プリンセス・プリンセスの活動時期は1980年代中期~1990年代初頭)だったので、出られなかったんだろうというのと、プリンセス・プリンセスのようなロックバンドは当時のNHKは軽んじていたというのもあったんじゃないのかなと思っています。

あと初出場組では、きゃりーぱみゅぱみゅ・SKE48・ゴールデンボンバーといった若者向けのセレクションも目立ってますね。今年話題になった人を出すことで、若い人がもっとNHKを見てほしい意図がありありと伝わります(ニヤニヤ)。初出場じゃない人でも、斉藤和義さんAKB48・水樹奈々さんあたりもそうなのかと。


まぁ、一番臭うのは、『NHKの意向が働いた人物』でしょうな。
先述の和田アキ子さんや大物演歌歌手陣はそう大してCDが売れているわけでもないのに毎年や隔年で出られるという不思議(ニヤニヤ)。彼ら以外で『NHKの意向が働いている』と思えるのは、以下の人達。
若者が見てほしいために選ばれたと思われる水樹奈々さんはNHKの番組での貢献度が非常に高い。彼女は、NHK教育で放送している「アイ・カーリー」やNH総合の「MJ(MUSIC JAPAN)」、そして今年に関しては「NHK のど自慢」にもゲスト出演するなど着実にNHKへの貢献を図っています
また、ももいろクローバーZもNHKワンセグのミニ番組に出演し、売り込みを計っていたので、昨今の人気も兼ね合わせれば、ほぼ出場は確実視されていたことでしょう。
男性陣であれば、氷川きよしさんも過去にNHKの番組を持っていた点と、その番組がいまだに再開してほしいというリクエストの多さから出場ができたのではないかと思います。SMAPやHYは朝の連続テレビ小説の主題歌を歌っているという点で選ばれたのだと思います。いわゆる朝ドラ枠ですね。
意外だったのは藤あや子さん。彼女も大物演歌歌手の一人ではあるんですが、NHK教育でやっているアニメ「リトル・チャロ」の主題歌を歌っていたんですねぇ。この人もNHKへの貢献によって出場枠をもらった一人と言えるでしょう。


今年の紅白歌合戦、NHK総合・NHKラジオ第一で19:15~23:45(ニュースによる中断含む)に放送します。今年もラジオで聞くことになるのか(苦笑)。


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Posted by alexey_calvanov at 23:39Comments(2)TrackBack(0)