2024年04月02日

春の新アニメ2024 その1 転生したら第七王子だったので、気ままに魔術を極めます

4月になり、新しいアニメが始まりました。今期は続きモノが多い中でも期待されている作品が多いので、楽しみにしております。その記念すべき1回目は、投稿小説サイトの「小説家になろう」が原作で、後に講談社から刊行されている講談社ラノベ文庫で連載中の「転生したら第七王子だったので、気ままに魔術を極めます」です。
いわゆるなろう系の作品になるわけですが、このあたりはテンプレのように見えても、ちゃんと差別化できているか否かになってくるんですよね。そのあたりがわかりにくいので、何とも言えないのが、なろう系の最大の欠点でもあるわけですよ。はてさて、この作品は、いかに。


あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。


主人公は、とある王国の第七王子。しかし、前世の記憶を持っており、そこでは血筋も才能も恵まれなかったにもかかわらず、貴族に決闘をして散ってしまった、魔術の学習意欲にあふれていた魔術師だった。そのためなのか、計り知れない魔力を持っているだけでなく、生まれて早々に言葉をしゃべり、文字を読めるなど驚異的な成長も誇っていた(全ては前世の記憶のおかげである)


ある日、メイド達から城の地下深くにある立ち入り禁止の封印書庫の話を聞く守衛が立ちはだかり、魔術師10人掛かりで張った結界の先にある場所に、彼はいともたやすく入ってしまい、そこに封印された禁書の魔人を目覚めさせてしまうのだが・・・。



というふう。


うーむ、ご多分に漏れず、テンプレの流れが否めないものになっていましたね。はいはい、なろうなろうと言われてもおかしくない流れですけど、主人公がかわいいので許す・・・とショタコンのお姉様方なら言いかねない(ギャハ)。あのユニセックス(中性)的な風貌は、結構刺さる人がいらっしゃったのではないのかなと。

初回は、なろう系のテンプレが見られたとはいえ、前半は剣術のバトルモード・後半は魔法のバトルモードが見られ、見どころはあるんです。そのあたりは、よかったのかなと。あとは禁書の魔人は、なかなかの曲者だなぁ(ニヤニヤ)。今後隙があったら殺すとか言いながら、いい相棒になるんだねと言いたくなる、その意味でもテンプレだったりするかも(苦笑)。

結果的にテンプレにテンプレを重ねた作品なんですけど、決してつまらないふうでは無かったですね。たぶん主人公のかわいさと年齢にそぐわない人間味あふれるところから来ているんじゃないかなと。とりあえず、2話以降もテンプレを重ねた作品だったら、評価は下がるかもしれないけど、現状はまぁよしとしましょうという評価をしたいと思います。


放送局・放送時間の詳細は、「続きを読む」にて。


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Posted by alexey_calvanov at 23:20Comments(0)

2022年04月15日

春の新アニメ2021 その21 魔法使い黎明期

春の新アニメ2022、21回目は講談社から刊行されているライトノベルレーベルの講談社ラノベ文庫で展開されている「魔法使い黎明期」です。
この作品は、「ゼロから始める魔法の書」の第二部的な位置付けになっているものの、新規読者も楽しめるように配慮されているとのことだそうです。とはいえ、前期にあたる作品は見ていないので、ワイも大丈夫かいなぁ(ニヤニヤ)。


あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。


主人公は魔法学校の生徒ではあるが、それ以前の記憶は全く残っていない。そのため、何をしても空虚で、成績はいつも最下位。いつ退学になってもおかしくなかった。


ある日、魔法学園の学長に呼び出された主人公は、彼に危険な特別実習を課した。いわく、魔女狩りのある地域で魔法の有用性を広めてほしい、と。
そして主人公は、行きずりで出会った魔女と共に旅立つことになるのだが・・・。



というふう。


この作品、前半が非常にわかりにくい主人公の話をするわけでもなく。出会った魔女の話でもなく、脈絡のない会話でAパートのほとんどを潰してしまっているようにも。Bパートになって初めて今回呼び出された目的を語っていくのですけど、もうその頃には頭の中をすり抜けていくふうにも。もうちょっと主人公達のディティールを掘り下げる方向で動いてほしいなぁ・・・。


この先も詳細がわからないまま話が展開されないか心配ではあります。現状このままでは1話の前半で視聴を切っても仕方ないと思えてなりません。


放送局・放送時間の詳細は、「続きを読む」にて。


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Posted by alexey_calvanov at 23:52Comments(0)

2021年04月19日

春の新アニメ2021 その17 異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術Ω

春の新アニメ2021、最後になるであろう17回目は、講談社の講談社ラノベ文庫から刊行されているライトノベルが原作の「異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術」の続編になる「異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術Ω」です。
前作の放送が2018年で、約3年ぶりの続編になります。その3年間で大きく変わったのが、放送局の変更。
東京での放送はTOKYO MXからTBSテレビに変更となり、放送エリアが拡大されることになりました。BSはBSフジからBS-TBSに変更となりました。こちらは放送局の変更のみで、それ以外は大きく変わっていないかなと(「アニメギルド」から「アニメリコ」というブランド変更くらいか)。関西での放送が無くなったのは痛いけど、BSで補完できるので、まだよしとしましょうか。このことから、初回放送の前に振り返り放送が行われています。ナレーションがTBSアナウンサーと力入れてたわ。
製作面の変更は、アニメ製作会社が変わった点とエイベックス色が強くなったのかなというところが気になった点ですね。まさかのDJ KOO(笑)。
なお、これだけ紹介が遅くなったのは、TBS系列とBS-TBSでマスターズ・トーナメントが放送されていたことで、BSでの放送が4/17になったためです。


あらすじは続きモノなので無し。謎の光の柱を見付けた主人公が、その場所に向かい、主人公を神様と宣う少女を助けるところから始まります。


いやはや、いい意味で相変わらずな展開(笑)。ラッキースケベ的な展開で少女を助けたり、これでもかと見せつけてる展開、嫌いじゃない(ニヤニヤ)。そして主人公は魔王と名乗りながらも小心者な部分も相変わらずなんだけど、放送局も変わって2期から見るだろう人も多い中、きちんと主人公や各キャラの性格を見せるあたりは、振り返り放送があったとはいえ、いい配慮だったと思う。
今回は、本物の魔王様とその使い的な魔族さんはお留守番なのね。逆に主人公・ヒロイン2名と救った少女の構成になるから、わかりやすい構図にはなったかなと。


製作会社が変わっても、中身は変わらないので、1期から見た人は安心して見られるのかなと思います。個人的には楽しみな作品なので、一安心。


放送局・放送時間の詳細は、「続きを読む」にて。


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Posted by alexey_calvanov at 22:29Comments(0)

2018年07月07日

夏の新アニメ2018 その3 異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術

夏の新アニメ2018、3回目は講談社の講談社ラノベ文庫から刊行されているライトノベルが原作の「異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術」です。
見た感じは結構シリアスっぽい重厚感あふれる作品のようにも感じましたね。何せ魔王ですよ、魔王。魔王の主人公が召喚した少女を虐げるとかしか思いつかないじゃん(ニヤニヤ)。というか、世界を蹂躙するとか嫌な方向しか浮かばない・・・。


あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。
主人公は重度の烙印を押されそうな引きこもりで、かつ重度のコミュニケーション障害(いわゆるコミュ障)。そんな鬱屈した日々をオンラインゲームで魔王と呼ばれるほどの圧倒的強さに委ねることで解決させているのだった。


そんなある日、主人公は自分がプレイしている世界の女子キャラによって召喚されてしまう。しかしながら、魔王のキャラが持っている固有スキルのおかげで彼女達の奴隷になることが免れたばかりか、逆に彼女達を奴隷として従えることになってしまう
とはいうものの、重度のコミュ障な魔王様は、彼女達とどう接しようか心配でたまらない・・・



というふう。


あらすじを追い掛けただけだと結構シリアスな展開なんですけど、物語のちょいちょいにコミカルな部分を挟みこんで、思った以上に楽しい(笑)。召喚したのは自分だと言い張る2人の女子、思った以上に仲がいいんじゃないの(ニヤニヤ)?あとはエルフの女子の結構のん気なこと(汗)。そして拷問と称してケモ耳をもふもふしてるだけの魔王(笑)。こんなはずじゃなかった(ギャハ)。
でも、魔王は秘密を抱えたケモ耳少女のことをしっかりと受け止めてたし、圧倒的な強さの片鱗を見せてもいたよね、コミュ障だけど(笑)。


1話見た限りだと、3人の距離感がまだ微妙だけど、傍から見てて面白かったですね。今後どんどん詰めていくのでしょうし、一体感も生まれるでしょう。コミュ障の主人公も威厳が出てくるでしょうから、少女達も頼れる主人と思うようになってくれることでしょう。個人的には、カッコいい魔王様になってほしいな・・・コミュ障だけど(ゲラゲラゲラ)。


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Posted by alexey_calvanov at 23:34Comments(0)

2017年04月14日

春の新アニメ2017 その10 クロックワーク・プラネット

春の新アニメ2017、10回目は講談社のレーベルである講談社ラノベ文庫で刊行されているライトノベルが原作の「クロックワーク・プラネット」です。
こちらも去年冬のコミックマーケット、TBSブース内で宣伝映像が流れていましたね。名古屋でも見られると思って楽しみにしていたのですが、今期は地上波はTBSのみ関東圏以外はBSないしはCSでしか見られないということだそうで。最近TBSアニメは選択と集中が激しくなっているなぁ・・・。


あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。


1000年前に人類が滅亡したはずの地球。しかし、ある時計技師のおかげで、地球は歯車による時計仕掛けによって構成された世界に生まれ変わった

それから1000年後の京都と呼ばれる区画に住む主人公の家に、美少女自動人形(オートマタ)の入った箱が空から落ちてきた。そして彼女を稼働させたことで、この世界が再び破綻することを知ることとなる



というふう。


まぁ、総じて地味な展開(苦笑)。そして美少女自動人形のドス黒さ満点(爆)。それ以上でもそれ以下でもないといったふう。世界観の説明も、少し物足りないかなと思う部分はあったものの、不足していたわけではないので、悪くはないかなと。
まだまだ序盤なので、とりあえず今は世界が危機に瀕してきていることがわかればいいのかなと。これから美少女自動人形の目的とかがわかってくると思うので、今後次第でしょう。今のところはつまらないというのは無かったです。


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Posted by alexey_calvanov at 23:56Comments(0)TrackBack(0)

2015年01月11日

冬の新アニメ2015 その5 銃皇無尽のファフニール

冬の新アニメ2015、5回目は講談社の講談社ラノベ文庫から刊行されている「銃皇(じゅうおう)無尽のファフニール」です。
こちらも「幸腹グラフィティ」同様同日放送になったのですが、関西地区はサンテレビでの放送になったので、同日放送は東名のみになりました。それでも以前に比べれば遅れ放送は短くなったので、見やすくなったのは間違いないですね。


あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。


25年前、世界に突然ドラゴンが現れた。ドラゴンは動くだけで街を破壊するため、竜災とも呼ばれ恐れられていたが、ある時現れたドラゴンを討伐する少女『D』により、さらにその少女達を管理・教育する機関ミッドガルが登場したことで、その脅威は薄れていった

ある日、そこに一人の男がやって来る。物部悠というその男は唯一男でありながらDを持つという稀有な存在であった。悠は到着早々、一人の少女と偶然出会うこととなる。その少女と運命を共にすることなど知る由もなく。



というふう。


こちら、思った以上に丁寧な作りをしていました正直期待をそれほどしていなかったのですが、主人公とヒロインの出会い、主人公がミッドガルにやってきた理由と彼の立ち位置、そして『D』とドラゴンとは一体何ぞやというところまで、実に丁寧に作られていましたね。
なお、俗に言うハーレムモノなのかのしれないのですけど、そこまでにじみ出るほど露骨ではなく、まぁ徐々に仲が良くなっていくんだろうと思いながら見ております
正直もっと派手かなとかハーレムモノが露骨かなと思ってましたけど、よくできてますよ。もう少しヤマがあればなと思ったくらいで。ちょっと今後期待して見ていこうかと思います。


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Posted by alexey_calvanov at 23:30Comments(0)TrackBack(0)

2014年04月13日

春の新アニメ2014 その9 彼女がフラグをおられたら

春の新アニメ2014、9回目は講談社ラノベ文庫で刊行中のライトノベルが原作の「彼女がフラグをおられたら」です。
CMを見ていた時ににぎやかそうな作品だよなぁ・・・と思いながら見ていたので、コメディ色の強い作品とは思っています。


あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。


主人公の旗立(はたて)颯太は幼い頃に遭遇したプレミアム・アンブリアル号沈没事件唯一の生存者。その時以来、人の頭の上にフラグという人生の選択肢を見ることができるようになった。しかもそれだけでなく、時にはそのフラグを折ることもできるようになったのだ。それ以来、颯太はフラグを折ることで人との関わりを絶つ(つまり他人との関係を取る)ようになった。

そして颯太は広大な敷地を持つ都内屈指の私立旗ヶ谷学園に転校することになる。そこで、彼のフラグを折るところが見える菜波・K・ブレードフィールド、フラグを折っても折ってもめげずにフラグ立てを行う魔法ヶ沢茜と出会い、彼に興味を持たれ、かつ魅かれていくのである。



というふう。


この作品は、いわゆるラブコメディ的な作品なんですけど、時にシリアスもあり、きちんと締めるところは締めているという感じですね。しかも、ヒロインが主人公にベッタリというハーレムアニメの要素も見せているんですねぇ。大概ハーレムアニメは主人公が(自分自身が強い弱い関係なく)強い意志を見せるものですけれども、この作品はそういった強い意志がないのに、ヒロイン達に引きずり込まれるような格好でハーレム化しているんですよ。こういった傾向は他の作品には見られない特徴なので、今後どういうふうに主人公の心境が変化していくのかを追いかけていくのが楽しみになってきますねぇ。


思った以上に練られていただけでなく、見せるという部分を的確に行っていたので、これから見ていて面白くなってくれるかなと感じています。今後に期待です。


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Posted by alexey_calvanov at 22:37Comments(0)TrackBack(0)

2013年10月18日

秋の新アニメ2013 その19 アウトブレイク・カンパニー

秋の新アニメ、19回目は講談社ラノベ文庫から刊行されているライトノベルが原作の「アウトブレイク・カンパニー」です。
原作者の榊一郎さんの手掛けた作品はこれまで何度かアニメ化されており、今作で5本目になるのだそうです。いわば名作家とも言える人が生み出した作品でもあるのですが、いかに?


あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。


主人公加納慎一はある出来事がきっかけで引きこもりになってしまった筋金入りのオタク。しかし、インターネットで受けた一次入社試験に合格(パーフェクトだった)したことがきっかけで、面接を受けることになるのだが、飲み物に眠り薬が仕込まれていて眠ってしまい、半ば強制的に連れて来られたのは、異世界にある神聖エルダント帝国だった。実は、日本で募集していたのは、神聖エルダント帝国にオタク文化を普及させるという仕事だったのだ。


元に戻る方法は全くわからないために慎一は神聖エルダント帝国に関わっていくことになるのだが・・・。



というふう。


とりあえず、見ていって思ったのが、ファンタジー世界の見本市的な世界であることと、主人公がかなりエキサイトしているなというふう(笑)。ホントに筋金入りだわ(汗)。あとは主人公、世間知らずや(ニヤニヤ)。
ただ作品全体はというと、そこまで面白いというふうではなく、まだまだこれからというふうかなぁ・・・とも。


今後皇帝陛下(主人公が大好きな幼女(爆))が登場して話に厚みが出てくるわけですけれども、どういうふうに転ぶのかが楽しみでもあります。


放送局などの詳細は、「続きを読む」にて。


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Posted by alexey_calvanov at 22:58Comments(0)TrackBack(0)