2012年07月18日

夏の新アニメ2012 ランキング ベスト

今回も夏の新アニメのランク付けをしていこうかと思います。今期は11本見ておりますが、豊作と言ってもいいでしょう。続きモノが目立つものの、甲乙付けがたい内容なので、上位に入っても下位になっても差はそうないと思ってもらって結構だと思います。なお、今回はベスト3・ワースト3で見て行こうかと。


そんな中、今期のベストは「TARI TARI」
特に挿入歌の合唱がすごくきれい。作品の展開も少々天然な主人公を除けば、快闊かつアップテンポで見ていて気持ちがいいですね。キャラも個性があって、陰と陽の使い分けがしっかりしています。悪役はしっかり悪役(教頭先生がその例)をやっているのがまたわかりやすい。
これから合唱部が様々な岐路に立たされると思いますが、海外ドラマ「Glee(グリー)」のような抜本的なアプローチをかけてくるのではないかと思います。

続いて来るのが、「ソードアート・オンライン」
2クールになるのではないのかと言われていますが、テンポはそれなり。主人公の心の成長をメインに描かれるのではないかと思いますが、第2話でそのきっかけが描かれましたね。叩かれて座礁する形で一旦終わりましたが・・・。
オンラインをやっている人は共感を持てる部分もありますし、何と言っても第1話の描き方が秀逸ネット上で描かれていたアスキーアートと同じような展開だったということで、この作品の評価が高くなったのではないかと思います(まぁ、パクリじゃないのかという疑念も出かねませんが(苦笑))。

3番目は、「輪廻のラグランジェ season2」
続きモノなので評価の分かれるところですが、第1期を見ている人は高評価を与えられるかと。
登場人物が相変わらず変わってないから、別の意味で安心して見られます。またシリアスチックな展開なのに、時折小ネタのようなコメディ要素を挟みこんでくる演出がまた面白いですね。

ちなみに、次点は「ゆるゆり♪♪」
こちらも続きモノですが、第1期を見ていなくても楽しめるところがポイントでしょうか。パワーダウンの兆候は見られないので、頭をからっぽにして見られるギャグ作品として楽しめますね。


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Posted by alexey_calvanov at 23:11Comments(0)TrackBack(0)

2012年07月11日

夏の新アニメ2012 その8 輪廻のラグランジェ season2

夏の新アニメ、8回目は分割2クールで放送されることになった「輪廻のラグランジェ」の第2期、「輪廻のラグランジェ season2」です。
第1期にあたる部分は、今年の1月~3月に放送され、聖地巡礼を狙って千葉県鴨川市と放送前から打ち合わせをして制作進行をしていくという一風変わった形式を採りながら進められていました

その第1期は作品そのものはとても面白く、意外性もあったんですけど、タイトルなどで鴨川色を強く出し過ぎて、その副作用が出てしまった(つまりは、鴨川を出し過ぎたために、あざとさだけが目立ってしまい、一部のコアなファンからはそっぽを向かれる結果になってしまった)というのが第1期の流れ。
この流れを顕著に示したのが、NHK「クローズアップ現代」。
アニメの聖地巡礼がもたらす効果を特集した際、この作品が事例の一つで取り上げられ、この『副作用』が過剰にクローズアップされてしまい、おかしなことになってしまったわけですよ。壁に絵を描けばヤツらはやって来るとか言う耳を疑うような発言も放送されたため、この作品のイメージはねじ曲がったふうになってしまっているのではないかと危惧さえもしております

それでもなお、順調に事は運んでいるようで、6月にはOVAが先行劇場公開そのOVAはゲームと一体化したHybrid Diskとして発売されることが決まっています。


ここまで引っ張って来たこの作品。いよいよクライマックスに向かっていく第2期がはじまったわけです。一体どうなっていくのでしょう。

ちなみに、放送そのものは先週から始まっていたのですが、先週の放送は第1期のまとめ(いわゆる第0話的扱い)だったため、今回の放送分でやっと所感が書けるということになりました(笑)。


あらすじは続きモノなので割愛。話としては、ランとムギナミがいなくなってから約1年後、3年生になりながらも、自らの進路さえまだ決めていないまどかが再びランと出会うことから始まります


作品そのものは、いい意味でも悪い意味でも変わっていないですね。
ランやムギナミがいない寂しさを心の奥底に隠しながらも、明るく気丈に振舞っているまどかが何と健気なことよ・・・。既に作品を見ている人でないとこのプロセスがわからないのが何とも残念なところですけれども、後半のつかみとしては非常にいいものです
そして、3バカ(キリウス・イゾ・アレイ)は相変わらず3バカで安心した(ギャハ)。


とりあえず、3人がやっと揃った段階なので、本格的な展開はこれからなんですけど、ランとムギナミの対立が先鋭化しているのが気になりますね
元々いい作品なので、周りの評価に流されずに自身の作りたいものを貫いてほしいものです。


放送局などの詳細は「続きを読む」にて。


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Posted by alexey_calvanov at 23:49Comments(0)TrackBack(0)