その昔、1987年にハドソンから発売された連射測定器「シュウォッチ」。「スターフォース」・「スターソルジャー」・「ヘクター’87」などのシューティングゲームが大ヒットし、全国キャラバンなんてものが展開もされていた中、そのキャラバンの司会を務めていたハドソンの営業が、デモンストレーターとして活躍し、全国的に有名になり、子供達から羨望の眼差しを浴びることになった。それが高橋利幸さん。高橋名人と呼ばれ、その名を自身の名にまですることになるのは後の話。
この「シュウォッチ」、連射測定器とはうたっているものの、「シューティングウォッチ」の正式名称がついているように、時計の機能が付いているんです。しかし、そんなものはお飾りで、実際はボタンを連打して1秒間に何回打てるかを競ったり、連打の練習に使ったりすることが多かったようです。
その後、様々なバージョンが登場し、2008年に復刻版(2020年に雑誌「コロコロアニキ」限定で再復刻)も登場するほどの人気ですが、この度スーパーファミコン並びにスーパーファミコン互換機の周辺機器として登場することになりました。とはいっても、本物ではないので、「シュウォッチ」の名は冠していないが(ニヤニヤ)。
コロンバスサークルから発売されるその商品の名は、「連射コントローラー16」。・・・何ともそっけないなぁ(苦笑)。色がイエローブラックというふうになっており、そのカラーリングの仕方が、往年の「シュウォッチ」なんですよねぇ(ニヤニヤ)。
ただ、スーパーファミコンの周辺機器ということなので、ABXYボタンになっている点が特徴になります。その4ボタンに連射機能が付き、3段階(連射無し・8連射/秒・16連射/秒)の設定が可能になっています。なお、連射設定部分には高橋名人の顔がプリントされていますよ。<コラボ品だからね。
なお、発売は4月下旬の予定で、「ゲームは1日1時間」とプリントされた高橋名人サイン入りの黄色いポーチ「コントローラー収納ポーチ」も同じ時期に発売予定です。
スーパーファミコンで連射機能を使ったシューティングゲームがそんなに出ていないのは寂しいところですけど、連射機能は(調整すれば)アクションゲームとかでも使えると思いますよ。