2012年05月23日

1990年代に輝いたシンガー特集的CD紹介

この世界を誰にも語らせないようにまずは、石川智晶さんのアルバム♪この世界を誰にも語らせないように
自身3枚目のオリジナルアルバムになります。


石川さん自身をあまり知らない人だと、やっと3枚目とかと思う人もいるんでしょうけど、アーティスト歴は非常に長く、特にSee-Sawのボーカルとしての経歴が長いため、ソロ活動はどちらかというと短い方になるわけです(それでも1990年代半ばに始めている)。
実際、See-Sawの、初期の頃(2人で活動し始めた頃)かつかなり背伸びしているんじゃないかと思われるくらいな頃から知っている身にとっては、石川智晶の歌唱力の半端なさを知っているわけで。ラジオで生歌聞いた時、(かすれはすれど)CDとあまり変わらないかつ伸びのある歌声は今でも覚えている。

まぁ、なかなか手に入らないけれども、1990年代のSee-Saw時代の曲は這ってでも探して聞けと言いたい。特に♪Early Bestな(キリっ)。<何この人怖い。



閑話休題。
このアルバムの中に収録されているのは、シングルカットされた曲を含む全13曲。聞いてみると、音のジャンルはかなりバラエティ豊かで、アジアンテイストな曲(♪The Giving Tree、♪涙腺)もあり、トランスチックな曲(♪アンインストール ~僕が最後のパイロットRemix~)ありで度肝を抜かされます。それをのうのうと歌いあげてるんですよ、ダンナ(謎)。
毎度ながら、石川智晶恐るべし梶浦さんがいなくてもこれだけポテンシャル発揮できるんだから、See-Sawまたやってくんねぇかなぁ・・・。


TVアニメ「 クイーンズブレイド リベリオン 」オープニングテーマ「 命のうたが聞こえる 」続いては、田村直美さんが歌う♪命のうたが聞こえる
テレビアニメ「クイーンズブレイド リベリオン」オープニング曲です。


何年ぶりかなと思って調べたら、実に10年ぶりのシングル。でも、その間には主にインディーズ活動でライブ等々行っていたので、ブランクは感じさせないですね。

ご存知の方も多いと思いますが、元々はロックバンドPEARL(パール)のボーカルで、♪自由の橋でソロデビュー♪ゆずれない願いでミリオン越えの大ヒットを飛ばしてます。



歳を経るごとに人は丸くなると言いますが、まさにそれを体現したような感じですね。ロックでありながらもとげとげしくない、実に聞きやすいものになっています。


TVアニメ「 黄昏乙女(たそがれおとめ)× アムネジア 」 エンディングテーマ「 カランドリエ 」最後は、奥井亜紀さんが歌う♪カランドリエ
テレビアニメ「黄昏乙女×アムネジア」エンディング曲です。最近ご無沙汰だなと思ったら、やはりこの方もシングル発売は実に9年ぶり。


この方も芸歴が長く、♪Wind Climbing ~風にあそばれて~や♪月の繭あたりが有名なのではないのでしょうか。
関西出身ということもあってか、トークの上手さも定評があって、深夜放送の「まんたんミュージック」は今でももう1回聞きたい番組の一つです。歌声からは想像もできないケタケタぶりです(笑)。



その通りに、しっとりとして奥行きのある艶のある歌声は、かつての頃とはまた違う魅力を引き出していますね(♪月の繭の頃とはまた違う感じがするんですよ、これが)。詞の運びの上手さも聞く上でのポイントになるでしょうね。
なお、今回♪粒星(りゅうせい)というニューアルバムからの曲も先行収録されています。この曲もしっとりとしていていい曲です。前者がアンニュイっぽいところがあるのなら、こちらは爽やかですね。


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Posted by alexey_calvanov at 23:59Comments(0)TrackBack(0)

2012年04月29日

春の新アニメ2012 ランキング ベスト

今回も春の新アニメのランク付けをしていきます。8本しか見ていないので、いかんともしがたいところなので、今回はベスト2・ワースト2で届けていこうと思います。


今年の冬のアニメから輪をかけてあまりいい作品が出てきていない今期の作品群。正直いい作品が無くてどうしようかと思ったくらいです。


そんな中、ベストとして推したいのが「氷菓」
まだ静かな展開で、これからの部分も多いのですが、恐らく2クール放送だと思うので、これから大きく動いてくるのではないかと思います。キャラの各人が色々と面白く転がしてくれていますね。
京アニ&角川のコラボなので、否が応でも期待せずにはいられませんわ。

その次に来るのが「黄昏乙女×アムネジア」
ホラーものでありながら、コメディ要素もある異色の作品。一種の幽霊なのに実体があるかのような取り扱い(一部除く)。特に以前にもお話した初回の演出が際立っていますね。あれを越える演出ができれば、この作品は大化けできますよ。

ちなみに、次点は「Fate/Zero 2ndシーズン」
いよいよ物語が大きく動き出すのですが、前半がダレてしまっているのと難しい部分が多かった分、後半のよさが際立っていないんですよね。あと仕方ないとはいえ、陰湿過ぎる部分が目立ち、人によっては嫌悪感を抱きかねんなぁ・・・。


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Posted by alexey_calvanov at 22:21Comments(0)TrackBack(0)

2012年04月12日

春の新アニメ2012 その2 黄昏乙女×アムネジア

春の新アニメ、2回目は「月刊ガンガンJOKER 」(スクウェア・エニックス刊)で連載されているマンガが原作の「黄昏少女×アムネジア」です。現在6巻まで出ているとのことなので、人気作品になっているようです。なお、ジャンルは怪奇ホラーとのこと。この時期にホラーというのもいかがなものかと・・・。とはいえ、時期にこればっかというのも困り物ですけど(苦笑)。


あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表示)。


度重なる増築により迷路のように入り組んだ中高一貫校でもある私立誠教学園。そこには夕子さんという旧校舎に住むという幽霊がいるという。
その夕子さんを巡る都市伝説を探るのが怪奇調査部。その部員である小此木ももえは、部長(幽霊部長)に一目会いたいと思いながら、新谷貞一と庚(かのえ)霧江と共に今日も夕子さんの都市伝説の謎を解いていく

しかし、この怪異調査部が設立された本当の理由、それは夕子さんの死因を探るために、夕子さん自身が立ち上げたものだったのだ。そして、ももえ以外は夕子の存在にも気付いているのだった。



というふう。


第1回に関しては、ちょっとした仕掛けが施されており、Aパートでは夕子さんの見えないももこの視点で、Bパートでは夕子さんのいる(つまりは貞一と霧江、そして夕子自身の)視点で描かれており、そこからさらに話が進むという凝ったものになっています(そのため、Bパートは若干長い)。
同じシーンを対比して見せることで、インパクトも十分に与えられるだけでなく、調査部員達の心境もよくわかるので、この手法は十分にアリだと思います。ただ強いて言うなら、マルチ編成的なやり方の方が尺を有効活用できるんでしょうけど、予算の限られた中では、そういった凝った作りができないのはよ~くわかってますから(苦笑)。

各キャラにも個性があるし、夕子自身にも陰影のある人物というのも短いシーンの中で端的に表わせていたと思います。そう考えると、相変わらず大沼さんの表現力は素晴らしいと思えてなりません


放送局・放送時間の詳細は「続きを読む」にて。


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Posted by alexey_calvanov at 23:45Comments(0)TrackBack(0)