2014年05月27日

闘将よ、今は羽をゆっくり休めてほしい

楽天の星野仙一監督が、しばらくの間休養するとのことです。
先日のヤクルト戦から歩けない状態になり、その日の試合を休場していたのですが、この症状というのが思ったほど深刻だったというわけです。その症状とは、腰椎の椎間板ヘルニアと胸椎の黄色じん帯骨化症で、後者に関しては国指定の難病とのことだそうです。


黄色じん帯骨化症とは、背骨のじん帯が骨になっていき、それが脊髄を圧迫していく病気で、2012年には巨人の越智大祐選手が、2013年にはソフトバンクの大隣憲司選手が罹ったことでも話題になりました。この2選手とも投手で、星野監督も投手出身ということを考えると、投手特有の病気なのではないかと思ってしまうほどです(現状では因果関係は不明)。
今後、骨化したじん帯の除去手術を行う可能性も出てきており、仮にそうなった場合は、長期離脱も否めないとのことです。
なお、この間の監督代行は佐藤義則投手コーチが務めるとのことだそうです。


なかなか治らない病気とは聞いています。実際、越智・大隣両選手はリハビリ真っ最中で、まだ投げられるとも言える状態ではありません。ゆえに、今は無理をせず、試合のことはあまり考えないで、自身の体調を慮って頂きたいと思います。今シーズンの成績が悪いゆえに責任を感じているのかもしれないですが、まずは自身の身体が大事です。国指定の難病になっているのならなおさらです。


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Posted by alexey_calvanov at 23:59Comments(0)TrackBack(0)