2022年01月15日

冬の新アニメ2022 その14 ありふれた職業で世界最強 2nd season

冬の新アニメ2022、14回目は「小説家になろう」で展開されたウェブ小説が原作で、後にオーバーラップのオーバーラップ文庫で刊行されている「ありふれた職業で世界最強」の第2期になる「ありふれた職業で世界最強 2nd season」です。
この作品は、期間が空いて2期の放送になりましたけど、2期制作が決まったのは、1期放送終了直後(最終話のエンドで発表)。つまり既に制作が決まっている中での展開なので、評価がどうあれ進められていたということなのね。ちなみに、コロナ禍でも無かったのにもかかわらず、1期の放送が1年ほど延期された経緯があります。当時は結構珍しかったんですよね。前評判はよろしくなかっただけに、どうなることやら。


あらすじは続きモノなので無し。かつての仲間の窮地を色々な思いの交錯した中で救い、新たな仲間を加え、次の目的地に向かうところから始まります。


前期がアレだっただけに、今期は正直結構気合が入っていました。オープニングからエンディングまで隙の無い展開になっていました。ここまで変われるのか・・・というのが正直な感想ですけど、同時に何でこれを最初にやらないというツッコミも忘れなかったですよ(ニヤニヤ)。
ただ、放送開始前に1期を見てない人向けの放送を行っているそうなので、それを見ていないと1期の1話が理解しがたい状況になってしまっていますね。初見の人は、ただの下賤な言葉の飛び交うハーレムアニメと思っても不思議じゃない(爆)。


1期を見た人は、意外に見られる作品に進化したと思うのではないのでしょうか。ただ2期から見た人は、(2期に分割した作品のお約束なんでしょうけど)何が何だか・・・になるのかもしれない。ただ、この『進化』がいつまで続くのかも注視したいところです。


放送局・放送時間の詳細は、「続きを読む」にて。


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Posted by alexey_calvanov at 23:21Comments(0)

2019年07月28日

夏の新アニメ2019 ワースト

夏の新アニメ2019、今回はワースト作品の紹介です。
豊作だった作品群の中なので、悪い作品は残念ながら目立ってしまいます。ただ、悪い作品というのは、基本的にそう思ってなくとも浮かんでくるものなのです。今期はそんな浮かんできた作品がすぐ見つかったかなと。


では見て行きましょう。


今期のワーストは、「からかい上手の高木さん2」
予想通りです。皆まで言いません。高木さんの性格が嫌いです。以上。

2番目は、「ありふれた職業で世界最強」
この作品も皆まで言いません。タイトル詐欺だとまでは言い過ぎでしょうけど、タイトルとやってることのギャップが大きすぎます。なろう系の限界を感じた作品です。

3番目は、「異世界チート魔術師」
普通に考えれば、この場所ではないのですけど、今期の作品が結構いい作品ばかりだったので、目立ってしまったのかもしれない。
この作品もなろう系の限界を感じた作品。同じような目的で異世界に引き込まれてしまって、同じように最強になってしまう。なろう系のテンプレをこれでもかと見せられれば、面白みに欠けてしまうよね・・・。もっとひねってもいいんだろうけど、ひねること=なろう系のタブーなんじゃないかと思われるくらいやらないんだよね・・・。


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Posted by alexey_calvanov at 22:55Comments(0)

2019年07月14日

夏の新アニメ2019 その10 ありふれた職業で世界最強

夏の新アニメ2019、10回目は「小説家になろう」で展開されたウェブ小説が原作で、後にオーバーラップのオーバーラップ文庫で刊行されている「ありふれた職業で世界最強」です。
こちらも、なろう系の作品異世界転生した主人公を軸にする本当に『ありふれた』世界観ですが、これを打破できるのかが注目点でしょう。


あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。


主人公は、いわゆるオタクな高校生クラスではマドンナに親身にされていたことから、様々ないじめに遭っていた。


そんな中、クラス全員が異世界に転移してしまう。そこで主人公は錬成師という冒険者の中でも役に立たない職業になってしまい、クラス中から足手まといのような扱いをされる。さらに、クラスメイトの不注意で凶暴なモンスターを呼び出してしまう。それでもクラスメイトを救おうと必死になっていた主人公は、クラスメイトの1人からの裏切りにも遭い、奈落の底に落とされてしまう
そこで凶暴なモンスターに襲われ、左腕を失い、絶望の淵に落ちてしまったが、元の世界への帰還を生きる糧にして、様々なステータスを身に付けるようになっていく



というふう。


第1話は主人公の壮絶な運命だけがことさら強調されていましたわ。モンスターの肉を食らって死にそうになりながらも、遂にスキルを身に付けていくという流れなんですけど、これを『ありふれた』というのは少々強引なんじゃないかと思うのよね。『ありふれた』というのはあくまで職業なのに、スキルを身に付けたことを強調するのは、『ありふれた』わけではなく、『過酷な状況』なわけですよね。ちょっと表現の仕方が卑怯だなと。
総じて重いのは仕方ない。しかし、表現の仕方が卑怯で支持できない『過酷な状況』でスキルを身に付けたのに、『ありふれた職業』でスキルを磨いたわけではないからです。職業は『過酷な状況』で磨かれたスキルを生かすだけの方法でしかないのです。

あとは、なぜ異世界に飛ばされたのかがさらりとしていて、流し見してしまうと何が何だかわからないのも困りもの。実はオープニングでその模様を流しているのですが、あれは流し見してしまうぞ・・・。


第1話は、今後の視聴のために重要なのに、それを放棄しているかのような作り。かつ作品の内容がタイトルと違うという、言葉は悪いですが詐欺のような作り。今後の展開がよかったとしても、第1話の作りを見てしまった後だと、それも霞むよろしくないものですね・・・。


放送局・放送時間の詳細は、「続きを読む」にて。


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Posted by alexey_calvanov at 23:58Comments(0)