2012年09月09日

このとんでもない男の話

数時間前、無事に名古屋に帰って来たのですが、雲が出ても雨に降られることもなく心地よい中高山を回れました
悔いがあるとすれば、旧宮村に行きたかったことくらいか。このあたりはまた春のあたりに行ければ・・・。冬はあまりに厳しいですからねぇ、あのあたりは。

今回旧宮村へ行くのを辞めたのは、次の電車まで1時間半も待たされるということもあったのですが、それだけなら行っていたかもしれない。むしろ行かない決意をさせたのは、朝起こったシカとの接触事故がこの時間まで響いていたため帰りの電車も10分遅れとなっていました。名古屋でこの時間の遅れならば、待ち合わせとかでない限りは大した問題ではないものの、田舎の10分遅れは乗り継ぎに失敗しかねない、下手したら帰れなくなるという死活問題に関わってくるため、今回は早く帰ることにしたのでした。


その時、隣に乗っていた恐らく50代くらいの男性がまた困ったことに・・・
まぁ、あれは酒の勢いだろうなと結論付けていますけど、列車の遅れにかなり憤慨していたわけで。かなりクダを巻いていましたね。

いわく、「きちんと乗客に説明しろ」・「俺には国土交通省の関係者が友人にいる」・「きちんと説明しないと国土交通省と国民生活センターに訴えるぞ」・「主要駅ごとに言え(結局、下呂駅でアナウンスさせることで落ち着く。ちなみに乗った電車は美濃太田行き)」等々。
隣で寝たふりをかましてしっかり聞いていましたけど、気持ちはわかるが全くもって困ったちゃんだなと。
確かにアナウンスをしたほうが乗客が遅れている理由をしっかり知ることができていいことだと思う。いちいち乗客から聞かれていては、うんざりする面もあるでしょう。しかしながら、今回の男性の場合、下手したら恐喝だろうとも思えて、気分のいいものではありませんでしたね。
そもそも、国土交通省に関係者がいるのなら、その方にでも特急券をもらったらどうなのとか、先を急ぎたいなら特急券買って特急に乗ればいいじゃないの・・・とか思っていましたね。気持ちよく帰ろうと思ってる時にとばっちり受けるのは嫌でしたから何も言わなかったですけど。


駅に着くごとに車掌が「遅れて申し訳ございません」というアナウンスをしているのを聞いて、これほど逆に申し訳ないなと思ったのは久しくなかったですね。
私自身も、昔あった悪質なネカマジジイのことを思い出して、少々不快でしたから、その人がトイレに行っている隙に、空いていたロングシートにこっそり移りましたよ。


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Posted by alexey_calvanov at 22:34Comments(0)TrackBack(0)