2014年04月07日

レコゲー2014 4月 携帯ゲーム機編 後編

レコゲー携帯ゲーム機編、後編はPS Vita・PSPの注目作の紹介です。まずはPS Vitaから。


今月は、マルチ展開にもありましたが、ギャルゲー系の作品が目立ちます。


最初は、ソードアート・オンライン -ホロウ・フラグメント-
ライトノベルが原作でアニメ化もされた「ソードアート・オンライン」のゲーム化で、今回が2作目になります。
内容的には前作をベースにした内容プラス新シナリオで構成されています。また、今作がPS Vitaになったことでグラフィック面と視覚的効果がアップし、よりアニメの展開に近い演出がなされています。
また最大4人でのマルチ編成が可能(オンラインも含む)で、NPCを含めれば8人までパーティを組むことができます。そしてスキル割り振りボタンも4つにまで増え、画面タッチで対応できます。
この作品は正確にはギャルゲーではないのですが、ヒロインの数と展開が、見方によってはギャルゲーに見えなくもない(笑)。

続いては、いますぐお兄ちゃんに妹だっていいたい!
2012年にPCで発売された同作品の移植。この作品は、2010年にPC、2012年にPSPでそれぞれ発売された「恋と選挙とチョコレート」の2年前の話になります。
ベースはPC版と変わらないのですが、高精細なグラフィックでかつ手軽に楽しめるのは大きなポイントになるでしょう。また「恋と選挙とチョコレート」のキャラも登場するので、同作品が好きな人にもオススメです。

PS Vita最後は、ブレイブルー クロノファンタズマ
2013年にPS3で発売された格闘ゲームシリーズ。2013年にアニメ化もされています。
今回の移植版は、PS Vitaオリジナルのシナリオなどオリジナルコンテンツが多数用意されています。


そして、今回もPSPで注目作が登場しています。その作品はRewrite
2011年にPCで発売した同名作品の移植。田中ロミオさんや竜騎士07さんらがシナリオ制作に関わったことで有名になりました。PS Vitaでも移植予定があるのですが、まずはPSPでの発売が先行します。
携帯ゲーム機への移植というふうなので、PC版よりも快適な操作が可能になっており、既に選んだことのある選択肢のジャンプ機能・ロード地点からの巻き戻しなども可能になっています。またフルボイス化・一部サブキャラのCG追加・メモリーディスクへのフルインストール対応・スクリーンショット機能なども搭載されています。


携帯ゲーム機編 結論
3DSは人気作品の続編とオリジナルシナリオ作品と手堅いところを抑えているなと感じさせる展開。
PS Vita・PSPはギャルゲー系作品のオンパレード。そうでないのはごく一部。いい意味でも悪い意味でもそこに頼らないといけないのが現状なんだと痛感。


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Posted by alexey_calvanov at 23:21Comments(0)TrackBack(0)

2012年12月05日

レコゲー2012 12月 据え置き機編⑤

レコゲー据え置き機編、今回からPC作品の紹介です。
今回は全年齢作品の紹介から。その作品はいますぐお兄ちゃんに妹だっていいたい!
18禁作品製作で有名なfairys(フェアリス)初の全年齢作品で、同社の代表作である「恋と選挙とチョコレート」の2年前の出来事を描いた作品でもあります。
再婚によって義理の兄弟関係になった主人公とその義理の弟。ところがその義理の弟はなぜか女子の格好で学校に通うことになることに。しかしその学校内でも義理の弟のように男装をして学校に通う女子をはじめ、何かしら心に引っ掛かったもの(カケラ)を持った女の子達が集まってきて、彼女達のわだかまりを取っていくというもの。
元々18禁作品を製作しているとあって、作りは非常に丁寧ですし、バックボーンもよくできているんじゃないかと思いますね。キャストも素晴らしいです。
この作品、「恋と選挙とチョコレート」が好きな人にはオススメです。


では、ここからは先は、例によって18禁作品の紹介になるので、18歳未満のよい子のみんなは、読んでもいいけど買っちゃダメ
読 ん で も い い け ど 買 っ ち ゃ ダ メ 。


読んでもいいけど


買っちゃダメ~!



年末商戦を迎えたPC作品、いい作品がやはり揃ってきました。
その一番の注目作は、彼女と俺と恋人と。
「てとてトライオン!」などを出したPULLTOPの姉妹ブランドとなるPULLTOP LATTEの初の作品。
交通事故をきっかけに知り合ったヒロインと主人公。退院することで関係も終わるかと思ったら、ヒロインは主人公のお世話をしたいと申し出て・・・。と、主人公とヒロインが、事故をきっかけに関係が深くなるというものです。
メインヒロイン以外にも複数のヒロインが登場し、かなりエロい部分もあるんですよ、これが(笑)。

2番目は、夏空のペルセウス
efシリーズ・「eden*」で有名なminoriの最新作。物語を描くことに重点を置いた作品です。
人の痛みを自分に受け渡すことのできる主人公とその妹。その力があるがゆえに、親類に奇異の目で見られ、居場所を失う日々を送ってしまう中、過疎化の進む村の中で過ごしていき、様々な痛みを抱えた少女達に出会うというもの
先述の通り、物語を描くことを重視したものになっているので、かなりシリアスで重いものになっています。それでも、陰湿にならないようにイラストは明るく努めているからか、そう思えなくなるのが不思議

3番目は、Justy×Nasty ~魔王はじめました~
勇者を育てる学園、魔王を育てる学園、小競り合いの起こすこともある双方、互いに水と油のはずなのに、近年の少子化で統合することに。その学園に魔王となるべくムリヤリ教育された主人公がやってくるというもの。
ヒロインは全て勇者側の学園の生徒となるので、必然的に争いの輪に送りこまれるわけで(苦笑)。しかしその部分が何ともパロディっぽく見えるのは気のせい(ニヤニヤ)?

前半最後は、ケイオスラビリンス
記憶を失った主人公がギミックあふれるダンジョン(3Dで描かれたもの)をさまよい、謎を解き明かすのが大きな目的です。このダンジョンの中で現れる異形の姿をしたヒロインを救うことで仲間にすることで、主人公の手助けもしてくれます。
毎回でぽの巣研究所は面白い作品を作ってくれるのですが、今では数少ないノベル系ゲーム以外の作品を作ってくれるところでもあります。今回もいい作品に仕上がってくれているものと思います。


次回はPC作品の後編です。


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Posted by alexey_calvanov at 23:46Comments(0)TrackBack(0)