2022年09月26日

FC岐阜観戦記2022 アウェイ編 その13 一人のミスで致命傷

SOG03_102338FC岐阜、昨日は福島県双葉郡広野町にあるJヴィレッジスタジアムでいわきFCと戦いました。


Jヴィレッジスタジアムの外観を撮りたかったんですけど、掘割のような作りになっているため、スタジアムという感じの雰囲気はあまり無いんですよね。このあたりは少し後で語っていこうと思います。

写真は、スタジアムの入り口代わりに設置されたハーマー&ドリーのウェルカムゲート



SOG03_105334こちらは岐阜のサポーターを歓迎するウェルカムボード
・・・何か『りゅうおう』違いのイラストがあるんですけど(ニヤニヤ)。<「Jリーグの半分をお前にやろう」とか言いそうだわ(笑)。



SOG03_111924こちらがJヴィレッジスタジアムの中。
芝はパッと見は荒れてる見えないと思ってたんですが、よーく見るとちょっとちょっと荒れている感じですね。
このスタジアム、広野町と楢葉町にまたがって設置されており、練習施設や宿舎などを併せてJヴィレッジと呼ばれています日本サッカー協会の持ち物のようで、日本代表が練習する時は、たいていJヴィレッジを使っています
スタジアムとしては2021年からいわきのホームグラウンドとして申請し、今シーズンはここを会場にしているものの、J3規格もこの先通らない可能性があります。というのも、照明はあるものの、愛鷹広域公園多目的競技場と同じく明るさが足らないからです(しかも愛鷹と同じく500ルクスというのだから、皮肉なもの)いわきはここを恒久的なスタジアムにしたかったそうですけど、照明問題が立ちはだかっただけでなく、Jヴィレッジ側が恒久的な利用を認めなかったため、急遽いわき市と協議の上で、地域リーグ時代から使っていたいわきグリーンフィールドをJ3規格にして使っていこうとなったわけです。

ちなみに、福島ユナイテッドFCも何かあった時の開催をこのスタジアムにしているとのこと。実際にとうほう・みんなのスタジアムの芝が枯れてしまい、スタジアムとして使い物にならなかった時に、代替地として活用されていますし、あいづ陸上競技場と同じく地方開催扱いで利用もされています。



SOG03_103028こちらが、ハーマー&ドリーフタバスズキリュウをモチーフにした2体のキャラで、帽子のようなキャラがハーマー(ウエノコ)で本体がドリー(シタノコ)らしい。しかもハーマーはドリーの教育係、ドリーはフタバスズキリュウ王国の世継ぎなんだって。
なお、2体一緒なのは、2人の名前を合わせると浜通りとなり、いわきのホームタウンになるから。



SOG03_140045実物が襲来したので、慌てて撮影。
・・・ピー助じゃないか!<青ダヌキの映画の見過ぎ。



SOG03_104247スタメシは、2つ買ってきました。もっと買おうと思ったのですが、人の多さと売り切れで買いそびれる(泣)。


最初は、焼肉大原の「豚ホルモン てっぽう」尻の肉にあたる部分のようです。



柔らかいながらも噛み応えのある食感に脂ののりがいいから、旨味たっぷりでもありました。そこにタレの甘辛な美味さもあって、ご飯欲しい(苦笑)。アルコールセットがあるわけだ。


SOG03_104602もう一つが、まんぷく食堂の「県内産牛の牛すじカレー」
・・・持ってきた時に傾いたのか、カレーがこぼれた(泣)。ただで袋がもらえたのに、もったいないことをした。



ただ味は格別カレーは中辛で辛過ぎず甘過ぎないいい塩梅のテイストで、牛すじはトロトロしていて筋張っていない。肉自体もたっぷり入っていて、かつカレーの量自体もずっしりしてたので、満足です(笑)。


SOG03_145413いわきにとって、何とか勝っておきたい。勝ったからといって変わるものではないけれども、勝っておけばJ2ライセンスに弾みがつくのではないかと思われる試合。同時にJ2昇格も大きく手繰り寄せられる試合になるでしょう。だから負けられないという雰囲気がありました。お客さんの入りが思ったよりもいいのも、そのせいなんでしょうね。
そうだからなのか、ちょっといわき側に緊張があったような感じで、岐阜はそこを上手く突いているようにも見えました前半は終了間際まで十分に戦える試合をやっていたのです。

ところが、前半終了間際に早いパス回しで得たチャンスを見逃さず、速攻でいわきが先制点をもぎ取りました日高大選手のクロスが電光石火のごとく早くて、よくわからないうちに一閃喰らってたわい・・・(泣)。

しかし、岐阜はここで腐らなかった。
後半8(53)分、途中出場の窪田稜選手がデュエル(1対1)を仕掛け、クロスを放ったものの、敵陣真っ只中に落ちます。しかし、敵が取りこぼしたのを真ん中にいた藤岡浩介選手は見逃さなかったセカンドボールを胸トラップで奪い、左足で放ったシュートは、ちょこんとながらも勢いはしっかりとあり、キーパーをすり抜けて、ゴールマウス左隅に食い込んだのです。いわきに対し同点に追い込みます。


ここで勢いに乗れば、逆転の芽はあった。ここで粘ることとなれば、引き分けに持ち込めたかもしれない。しかし、一人の選手が全てを灰燼に帰してしまった。そう、桐畑和繁選手のワンプレーですよ・・・。
後半23(68)分、に揉み合いになった中で、キャッチすべきところをパンチングしてしまったがために、こぼれ球になってしまい、それをいわきの選手が見逃さず、冷静に決められてしまいます。何で掴めんかなぁ・・・。パンチングの選択だったのか、ホントに掴めなかったのか。個人的には前者のようにも見えなくないけど、DAZNの映像を見返してみると、桐畑選手はしまった感を出してるんだよね・・・。
それでも、ミスはミス。いわきは本来のプレーを取り戻したとも言えるくらいに生き生きとして、岐阜を翻弄し、最後まで優勢なまま試合終了追い込んだ部分があっただけに何とももったいない負け方をしてしまったと思えてなりません。



東北アウェイ2連戦で連敗・・・はほぼ予想通りだった、残念ながら。ホームで惨敗な姿を見て、アウェイで勝てそうな雰囲気は無かったもの。あれの後で勝てた試しがない。それだけ今の岐阜はどうしようもないです。


この最悪の雰囲気のままで、次のホーム、その次のホーム勝てるのかと思えてなりません。だからこそ、次のホームになる福島ユナイテッドFCは絶対に勝たないといけないダブルが掛かっているだけでなく、雰囲気を変えるという面でも、選手達は真剣に今までの敗因を分析して、練習に活かしてほしい


SOG03_115553おまけ
う、ウチが銀河系集団と公式で呼ばれていた。クラブがこの名称を使うのって珍しいよな。
そして、うどんよりプロテイン(笑)。チャントができるようになったら、イジられる要素になるんだろうなぁ・・・。<♪プロテインよりそば・・・とか言いそうなチームなら知ってる。



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Posted by alexey_calvanov at 23:54Comments(0)

2022年09月25日

広野駅にて反省会

Jヴィレッジスタジアムで行われたいわきFC×FC岐阜の試合は、2-1の逆転負けになりました。 ヴァンラーレ八戸の時と同じじゃねぇかって?いやいや、個々の選手はよくやってたと思う。唯一桐畑、そう桐畑和繁選手だけが敗因の全てなんだよ・・・。何で密集してる時にパンチング選んだ?あそこはどう転んでもキャッチして離さないのが妥当なシーンでしょう。この逆転劇が、ウチの逆転しようとする芽を摘んでしまったね。相当に重い失点。次の試合でのうのうとスタメンに顔を出させたなら、横山雄次という監督は、厚顔無恥やわと。正直1回外した方がいい。反省させる意味でも。それくらいの重大なミスやぞ・・・。

アウェイの連戦を連敗で終えるという最悪なパターンの中で、再び迎えるホームの連戦。勢いの落ちた中でも上位な福島ユナイテッドFCとJ2復帰に躍起なカターレ富山。どちらもそう簡単には勝たせてくれないかつホームでは相性が悪い相手。少なくともアウェイで勝った福島にはダブルを食らわせないと、今までの敗戦に対する溜飲が降りない人多数だろうね。かく言う私もその一人ですが、何か?

そして、満員のため定刻より早く出たマイクロバスのおかげで、広野駅で1時間以上待ちぼうけを食らっているんだったとさ(泣)。<これがホントの踏んだり蹴ったりなのか・・・。 ・・・まぁ、駅そばにコンビニがあるので飲み食いには困らないけどね(ニヤニヤ)。<心配して損した!

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Posted by alexey_calvanov at 15:54Comments(0)

2022年08月07日

J3戦線異状あり?

J3は8/7に開催されたいわきFC×松本山雅FCの試合(本来は7/24に開催予定だったが、新型コロナウイルスの影響で8/7に順延された)がありましたけど、いわきと松本山雅FC以外は一旦お休みに入っていたのです。再開は8/13ないしは8/14になります。

そんなJ3は、いわきの旋風が止まらないのですけど、本命と言われていたチームが案外伸びていないという状況になっています。早速J2への昇格争いを見てみましょう。左から、順位・チーム名・勝ち点・得失点差となります。


1位 いわき(39) +23
2位 藤 枝(38) +17
=== 昇 格 ラ イ ン ===
3位 鹿児島(38) +15
4位 松 本(38) +12
5位 富 山(36) +7
6位 愛 媛(34) +5
7位 長 野(33) +4
8位 今 治(32) +8


・・・とまぁ、このようになっておりまして、8位までの差は9とまだまだ混戦模様になっております。これより下の順位のチームは、正直厳しい・・・ということで、FC岐阜は早々と終戦が決まったのです(大泣)。


では、改めて順位を見て行くと、J参入初年度のいわきが相変わらず首位を薄氷の差ながらもひた走り、その差1で本命の松本山雅FCと常連の鹿児島ユナイテッドFC、そして時折爆走することがある藤枝MYFCが今シーズンこの時期に追い上げてきました謎の爆走力を見せる藤枝ですが、持続性は無いので、正直数ヶ月の命・・・とセミの一生みたいな言い方をしておりますけど、事実だから仕方ない(汗)。ただ、噛み合うと破壊力抜群のチームなのは、見ていてわかったので、この爆走力の源でもある破壊力が維持できれば、悲願のJ2昇格もイケると思います。ベテラン選手はあまり無くなりましたけど、中堅と若手がいい感じになっているんですよね。うらやましい。

その下には、カターレ富山・愛媛FC・AC長野パルセイロ・FC今治となっておりますが、今治は8/14の岐阜戦で負ければ、昇格争いに振り落とされるのかなと思います。引き分け以上なら生き残れると踏んでいます。好不調の波は激しいものの、粘り強いプレーができるチームなので、岐阜戦の相性のよさは、それを見極めるポイントになるでしょう。

長野は、例年この先が不調なのですけど、シュタルフ・悠紀・リヒャルト監督の檄が効果を発揮すれば、昇格戦線に生き残れると思います。ただ、ここも好不調の波が激しい気合い注入が監督頼みだと終盤息切れしないか心配でもあります。そう思うと、秋田豊監督の下で自分達を成長させ、J2入りを果たしたいわきグルージャ盛岡は素晴らしいとも。

半はJ3の試練にもまれ、一時はどうなるかと思った愛媛ですが、現状後輩の今治にはいい顔ができるようになりました(苦笑)。地力はある(J1昇格プレーオフにも進んでいる)チームなので、ここで腐ったりくすぶったりはできないでしょう。あとはJ3の戦いに慣れたかでしょうね。J2から落ちてきたチームということでJ3にいるチームは目の色を変えて戦ってくることは1周してわかったでしょうから、あとはその前のめりをきちんといなせるかだと思います。それができれば、昇格戦線を維持できるでしょうね。

富山と鹿児島は、毎度あと一歩が足りない。戦力は充実しているので、勝つことを意識した戦いをしてほしいですね。上位にいると何かと分析されると思うので、相手を上回る戦術とプレースタイルを見せてやるべきだと思います。上のカテゴリーに行くと、1つの戦術だけで戦い抜くのは難しいというのはわかっているはずです(両チームとも期間の長短はあるものの、J2の経験あり)

松本山雅FCに関しては、現状は4位ですけど、厳しいJ3戦線の中で健闘していると言えます。戦力を充実させているのもそうですが、意識の高さを感じさせますね。監督に問題がある・フロントに問題があると言われているようですが、現状いわきを除けば昇格に最も近いチームと思います。残った問題はコロナの影響をどこまで受けたかという点ですね。いわきには引き分けたので、今後止められるチームが出てこない限り、昇格は確定とにらんでいます。


やっぱりいわきは強かった。そして松本山雅FCも強い。その中に割って入れるチームは出てくるのか。最後まで昇格戦線を維持し引っ掻き回せるか。あるいは潜り込んで昇格を果たせるか。その役割を果たすのは、常連の鹿児島・富山・長野か新参の藤枝・愛媛・今治か。佳境に入るJ3は、この8チームの動向に注目しましょう。


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Posted by alexey_calvanov at 23:08Comments(0)

2022年07月11日

FC岐阜観戦記2022 第8節 魂の息吹くフットボール

FC岐阜、昨日はいわきFCとの一戦になりました。タイトルになっている『魂の息吹(いぶ)くフットボール』とは、いわきが2020年に掲げたチームスローガン「WE PLAY ON~魂の息吹くフットボールで人の心をゆさぶる」から採っています。まさしくその通りのプレースタイルですよ・・・。


さて、先週のホームだったFC今治戦は夢スコ(0-5)で大惨敗。おまけにテゲバジャーロ宮崎戦で動けなくなった柏木陽介選手が大腿二頭筋肉離れのケガだったことも判明し、1ヶ月戦線離脱とのこと。恐らく復帰までにはさらに時間が掛かると思うので、夏場は柏木選手の顔を見られないのではないかと思います。しかし、柏木選手のケガを公表したのは、観客動員を思ってのことなのか?

一方で、いわきの方は前節に宮崎に勝ち、停滞路線をストップさせています。ここで連勝を重ね、J2ライセンスを出したこともあり、一気にJ2にまい進という青写真を描きたいと思っているのでしょうか。いずれにしても、台風の目になっているいわきを止められなければ、J2復帰も難しくなると思います。何としてでも勝つないしは引き分けにでも持ち込みたい相手であります。


SOG03_180548この日は、所用のためスタジアムに向かえたのは夕方になってから。その時、バスの停まっているところを見て驚愕。アイツら、選手バスで来てやがる(汗)!
去年もマルヤス岡崎との対戦時に愛知県豊橋市に来た際も、このバスでやって来ています。名古屋~福島の夜行バスがあるのですけど、そのバスは途中宇都宮経由や下道を通るということはあるものの、10時間は平然と掛かるルートなんです。しかも今回は岐阜まで来ているということを考えると、豊橋の時よりも距離は相対的に長くなっていると思われ。ということは、ヤツら文字通り半日(12時間)くらい掛かってやって来ていると思えてなりません。さすがに、この日は泊ったんだろうと思うけど、もし泊まらずに帰還ということになれば、選手バスは夜行バスになるぞ・・・。これはすごくメンタル面で堪える要素なのに、今まで勝ってきてるのだから、末恐ろしい



SOG03_182338日曜ナイトマッチという、いわきから来る人達には悪条件ばかりなのにもかかわらず、まま来ていると思われるアウェイサポーター。
少ないのに、太鼓の音は大迫力。これは恐ろしい。



SOG03_205933試合に関して言えば、岐阜は押していたんです。いわきが長距離移動で疲れているのではないかと思ったら、ほぼその通りと言えるようになっていて、やや動きは硬いように感じました。実のところ、いわきに勝てるとすれば、前半に点が取れるかどうかと私は思っていたのです。ここで点を取れないとかなり苦しい展開になるだろうとにらんでいたので、前半に積極的な攻勢を図れなかったのは少々痛いし、少ないチャンスで点が入れられないのも痛かったサッカーというのはなかなか点の入らないスポーツとはいえ、田中順也選手のヘディングシュートや石津大介選手のシュートが入らなかったのは、何とも・・・。
徐々にウォームアップが終わったかのようないわきのイレブンにチャンスが巡ってきたのは、前半27分。セットプレーで蹴ったシュートがダイレクトに収まってしまって失点に。松本拓也選手も防いではくれたものの、場所が場所だけにあれは苦しいし、審判によってはゴールインされてもおかしくない場所でしたよ。あれを打った日高大選手にはあっぱれ・・・と思ったら、Honda FCに所属していた選手か!やっぱりHonda FCは怖いチームだ。

後半に入ってからは、岐阜といわきの底力が大いに出たとも。岐阜イレブンはスタミナが切れてきたのか点が取れない焦りからなのか、総じて雑なプレーが目立ったのに対し、いわきイレブンは冷静に試合を運び、かつ相手に競り勝てるほどのスタミナが残っていた早い球の蹴り出しにもあっという間に追い付いてかき出すというシーンを何度も見せられたことか。インターセプトもブロックもことごとく成功。かつシュートやパスもJ3レベルじゃなく、下手したらJ2クラスの鋭さこれが去年までアマチュアリーグで過ごしていた選手達(ほとんど)なんですよ。尋常じゃない。
後半26(71)分にも再びセットプレーで日高大選手から失点を喰らい、いいところなしで終わるかと思っていた最終盤の後半44(89)分。久しぶりのスタメンだった吉濱遼平選手のセットプレー(コーナーキック)から始まった攻撃は、一旦クリアされるものの、宇賀神友弥選手が取り返し、小山新選手に鋭いパスを回す受け取った小山選手はクロスを上げ、ペナルティエリアの密集内にいた富樫佑太選手が身体を大きく伸ばし打ったヘディングシュートは、相手キーパーの頭の上を越え、ゴールマウスに吸い込まれました。この1点だけが唯一の救いなのかなと。
その後は、アディショナルタイム7分というチャンスは得たものの、試合運びもいわきは上手かった相手陣コーナー前で鹿島る(ボールをこまめに回しながら体でブロックする行為)ため、奪いたくとも奪えない。仮に奪っても遠い場所かつ敵の動きは最も疲れている時間帯なのに正確なので、なかなか相手陣内に運べない
結果的に上手くいわきにあしらわれて終了。追い付けるチャンスも勝てるチャンスもフイにしてしまったかのような試合になりました。



しかし、一番怖かったのが、ゴール裏に選手が来た時言いたいことは無いかと問うたコールリーダーに何も言わず、フレイレ選手が謝ってと促したかのような挨拶をして去っていく姿コールリーダーも唖然としていたようです。不気味なくらい静かだったのも印象的ですが、選手とサポーターの間に溝ができたのではないかという思いも生まれましたね。まさかとは思いますけど、コアサポ達のサボタージュが起こらないといいのですけど・・・。


上位との勝ち点差が最大11に離されてしまった中で迎える前半戦最後の戦いギラヴァンツ北九州戦のアウェイ現在岐阜より下の順位にいますが、前日に行われたガイナーレ鳥取とのアウェイに勝っています勢い勇んでホーム凱旋となるでしょうから、上位にいる岐阜とはいえ、侮ってはいけません昨年までJ2にいた相手ですからなおさらです。
ここで離されたら終戦と思っていい試合になるでしょう。絶対に負けられない、この気持ちだけは捨てずに、厳しい状況が続く中でもやってのけるしかないと思い、奮起してほしいものです。


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Posted by alexey_calvanov at 22:38Comments(0)

2022年05月07日

東北へ行く2022①

大型連休、後半は東北と静岡県藤枝市に行ってきました。
・・・えらい距離だよな(苦笑)。藤枝市の方は、サッカー観戦なので、ここでは紹介しません。やっぱり無(以下略)。<藤岡浩介選手のハットトリック見られたんだから、あったことにしておけ。


SOG03_034156今回は福島県から北上する形で向かいます。最初は、夜行バスで福島県へ。とはいっても、終点の福島駅ではなく、途中の郡山駅で降ります
・・・今回はちゃんと間違えなかったぞ!<それが普通だから!



本当は郡山駅からバスでいわき駅まで向かおうと思ってたものの、バスが思っていた以上に早く着いたので、列車で行けることとなりました。それならば・・・と石巻駅までの切符を買うこととしました。
JRの場合、片道100kmオーバーになると途中下車した場合でも切符が回収されることが無くなります。これを利用して、いくつか降りようと思ったのです。
・・・しかし今思えば、最終目的地になる陸前高田駅まで買っておけばよかったかなと。まぁ、分割で安くするという方法もあるので、使い勝手のいい方で乗るといいでしょうね。


SOG03_073338その郡山駅には、これがあった。
これがあることで、福島県は放射能の呪縛から逃れられないのだ・・・。そう、放射線測定器、いわゆるモニタリングポストです。



SOG03_075031郡山駅から磐越東線(ゆうゆうあぶくまライン)に乗っていわき駅まで乗り通します。中通りから浜通りを結ぶ貴重な路線ではありますけれども、本数があまりに少ないため、私のようにバスで向かう人も多いのです。


その車中で朝ご飯。
前にもやったかもしれないけど、「三陸産わかめ」の食べ比べをば。左がセブンイレブン、右がNewDaysのものです。



セブンイレブンの方が、だしの風味が利いていましたね。もちろん、NewDaysの方も美味しい。あちらは塩味が若干あるかな。


SOG03_075054もう一つ、セブンイレブンの「あて巻寿司 まぐろたたきたくあん」をば。北海道・東北・関東・近畿・島根県・広島県・山口県とあったけど、この前名古屋でも見掛けたぞ(ニヤニヤ)。



これ、しょうゆが入ってないんですよ。なので、しょうゆは自前でお願いします(苦笑)。まぁ、無くてもたくあんが入っているので、大丈夫といえば大丈夫なんだけど、あるとなおよし


SOG03_094116郡山から1時間半ほど。いくつかのトンネルをくぐり抜け、やって来ましたいわき市へ。
駅前には、いわきFCの宣伝幕がでーんと。今年のいわきは、いわきグリーンフィールド改修が絡む関係か、ほとんどをJヴィレッジで行うようです。FC岐阜との試合も、そこになります。



SOG03_094205駅前のビルにも大きな看板が。もう名前の通り、J3で輝いておりますわ(泣)。



いわき駅からは、特急ひたちに乗って浜通りを駆け抜けました。ホントならいろんなところに降りたかったのですが、列車の本数が少ないのと先を急ぐ旅になっていたので、今回は一気に仙台まで向かいます
途中、福島第一原子力発電所が見えるかなと思ってたのですが、線路はかなり外れたところを走るので、森に阻まれてしまうのね。まぁ、右側の車窓が見えるところでないとわからんのもあるのですけど・・・。なお、場所としては、大野駅から双葉駅に向かう間に見られ、先程も書いた通り、いわき駅からなら車窓右側になります。


いわきから2時間ほどで仙台に到着。ちなみにバスでも行けますが、その場合は3時間弱になります。
ここから最初の目的地に向かうのですが、今回はここまで。次回紹介します。


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Posted by alexey_calvanov at 23:56Comments(0)

2021年10月29日

2チーム目が決まるかがポイントの2021年のJFL

前回はJ2の昇格・残留争い、前々回はJ1の残留争いを書いてきましたが、普通ならJ3・・・といきたいところですけど、今回はアマチュアリーグのJFLの状況を見ていきましょう。ええ、J3に関しては、来週以降、第25節以降に話しますから(ニヤニヤ)。


今年のJFLは、新型コロナウイルスの影響で17チームに増えての開催になりました(ここ5年は16チームでの開催)。その中でJ参入枠は上位4位(Jリーグ百年構想に加入しているクラブより上の成績)の中から2つが条件になっているのは変わっていないものの、地域リーグ降格枠に加え入れ替え枠が復活2006年以来の入れ替え戦が行われるようになる運びとなりました(この時の入れ替え戦は、地域リーグ所属だったFC岐阜とJFL所属のホンダロックSCとの争いになった)。ただし、自動降格に関しては、展開次第では行われない可能性もあります。


では、見ていきましょう。最初はJ参入争いです。この参入チームが1つか2つかで来年以降のJ3の争いに混沌さが増すだけでなく、『地獄の窯』(JFLへの降格)が開く可能性も早まるからです。なおJリーグチームは、2021年現在57あります。
以下、左から、順位・チーム名・勝ち点・得失点差・残り試合になります。JFLもJ3同様奇数でのリーグになっています(この中のHFCはHonda FC、大分はヴェルスパ大分、仙台はソニー仙台FC。◎はJ3ライセンス取得チーム、〇は百年構想取得チーム、それ以外は企業チームないしはJ参入の見通しが立ってないチームになります)。


1位 HFC(52) +32 ⑥
2位 いわき(52) +22 ⑦ ◎
3位 大 分(44) +14 ⑦ ○
4位 仙 台(42) +16 ⑥
=== J 参 入 ラ イ ン ===
5位 枚 方(42) +4 ⑥
6位 青 森(38) +3 ⑦ ◎
7位 鈴 鹿(38) ±0 ⑦ ◎


一応7位までで区切ってますけど、さらにこの下にいるヴィアティン三重(8位・勝ち点36)、F.C.大阪(9位・勝ち点35)、松江シティFC(10位・勝ち点35)にもワンチャン残っているんです。ただ、7位まででもまぁまぁ厳しいですからねぇ・・・。だからこそ、この下位3チームもJ参入争いに絡んでくると、相当なカオスになるんだなと。


さて、現状の順位で見れば、いわきFCが確実なのは変わらず本当はHonda FCより上に立って優勝も狙いたいところなんでしょうけど、ここに来てHonda FCが本気を出してきましたなぁ。アマチュア主体になったとはいえ、地力はあるチームなので、来年以降も門番になってしまうのだろうなぁ・・・。
そう考えると、仙台にも注意が必要ですね。2011年の優勝チームなので、実力はやはり高い。

ここまで見て、気になるのが2つ目のJ参入が果たせるかどうかその資格があるのは、この表の中では、ラインメール青森と鈴鹿ポイントゲッターズ。そこに先述の三重・F.C.大阪が絡むかどうかになります。ただ、この2チーム目がかなり厳しい道のりになりそうで、4位までに入らなければならないことはさることながら、仙台とV大分との争いにも勝たないといけないからです。
仙台は企業チームなのでわかります。なぜV大分にも勝たないといけないのかというと、これまた先述した百年構想チームよりも上に立たないといけないという条件が絡んでいるからです。ということは、現状なら3位までに、V大分と仙台が落ちれば3位ないし4位に入ることが絶対条件になります。J3ライセンス同士が3位4位の争いになれば、上位に付いた方が参入となるので、結果的には3位が目標となるでしょう。
なお、V大分は百年構想は取得できたものの、J3ライセンスは諸条件がクリアできなかったため、取得できなかったようです。実力があるチームなだけに惜しいですよね・・・。


実は、今年のJ参入は観客動員数を考慮しなくてもいい状況になっているので、観客動員数が少ないチームでもチャンスではあります。青森は既にJチームが存在している、鈴鹿・三重はJ参入の戦いの最中、つまり1県に複数のチームが存在するので、観客が割れる傾向にあります。ここで地力を付ければ、手堅い観客動員ができると思うので、観客動員の制限は正直加えるべきだと思いますが、新型コロナウイルスの影響で観客動員に制限を掛けられている今は仕方ないと思います。
ただ、これが適用されるのは、今年いっぱいなんじゃないかなと推測しています。来年コロナ禍の状況が打破されれば、観客制限は緩和・撤廃され、観客動員数の条件は完全ではないとはいえ復活することになるでしょう。そうなると、常に2000人以上入っていないチームは厳しいだろうなぁ(それこそ、最終盤にその条件で涙を飲んだ2019年の東京武蔵野ユナイテッドFCのように。コロナ禍の時であれば、間違いなくJ参入になっていたと思われる)。


あ、1回で書き終えようと思ってたJFLの参入・降格争いがまとめられそうになくなった(ギャハ)。ということで、一回ここで終わって、次回に降格争いを書いていきます。


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Posted by alexey_calvanov at 22:10Comments(0)

2021年09月29日

いよいよあのチームのJ参入が現実味を帯びて来たぞ

9/28、Jリーグはクラブライセンス判定を発表しました。J3ライセンスは、かねてからJ参入を表明していたいわきFCをはじめ、ラインメール青森・ヴィアティン三重・鈴鹿ポイントゲッターズ・奈良クラブ・F.C.大阪に新たに交付されました。


ここで現在のJFLの順位を見てみましょう(左からチーム名・勝ち点・得失点差になります)。なお、◎がJ3ライセンス取得、○は百年構想クラブです。


1位 いわき(48) +20 ◎
2位 HFC(44) +24
3位 枚 方(38) +7
4位 ソニー(36) +16
=== J 参 入 ラ イ ン ===
5位 大 分(34) +11 ○
6位 青 森(33) +2 ◎
7位 鈴 鹿(32) -2 ◎
8位 大 阪(31) ±0 ◎


現状いわきが頭一つ抜け出した状態で、あのHonda FCをかわしてるあたりでその強さを見せています2位のHonda FCと4位のソニー仙台は企業チームなのでJ参入の意思は無い。すると次の枠は3位になってくるのですが、残念ながらティアモ枚方は今年のライセンス取得は見送ったようです。今5位に付けているヴェルスパ大分といい、いい成績を収めているだけに少々残念ではあります。
そうなると、下位に付けているチームの状況が気になりますね。J参入の可能性があるチームは、6位の青森、7位の鈴鹿、8位のF.C.大阪になってくるでしょう。ただ、残りは10ないしは11試合なので、まだまだ流動的ではあります。

いわき参入が決定となると、J3にいる福島ユナイテッドFCとのダービーマッチが実現します(ただし福島は現在J2に上がる可能性を残している)。天皇杯での成績はいわきの方がいいため、実現した場合は結構苦しめられるのではないかと思われます。もちろん、他のJチームもこれまで以上に翻弄される可能性を秘めており、下手をすると1年でJ3通過なんて可能性もあります。
青森と鈴鹿に関しては悲願のJ参入になります。
青森はスタジアムで難儀した経緯があり、最近になってやっと解消されました。その間に南部地方にあるヴァンラーレ八戸に追い越されたこともあり、八戸にはJFL時代以来のダービーマッチ実現のために終盤巻き返しを図ってくることでしょう。
鈴鹿は三重県初のJチームという悲願があります。これまで三重に昇格争いで追い越されていただけに、何としてもJ参入だけは先んじたいと思っていることでしょう。何より今年7月に退任されたミラグロス・マルティネス・ドミンゲスさんに喜びの報告をしたいところでしょう。私自身も個人的に一番上がってほしいのは、鈴鹿かなと思っていますし。
そしてF.C.大阪は、大阪府で3番目のJ参入チームになるために、ここ数年大きく強化を図っていましたし、ホームとなる東大阪市との連携を深め、ラグビーで有名な花園ラグビー場第2グラウンドにホームグラウンドを確保しました。


・・・そういえば、J2から来るチーム次第、J2に上がるチーム次第になるんでしょうけど、来年のJ3は同じ地域間の対決がテーマになるのかもしれないのか。実現しそうな順に、福島・愛媛・長野・青森となりそうですけど、最大4地域でバチバチになるのか。特に追い付かれた身になるかもしれない愛媛FCと追い付いたFC今治、過去に激しいダービーマッチを繰り広げた経緯のある松本山雅FCとAC長野パルセイロおよび先述の青森と八戸は、実現したら濃いマッチになるだろうなぁ・・・。
クライマックスを迎えつつあるJ3とJFLに目が離せなくなってきました。特にJFLは地域リーグとの入れ替え戦も控えている(状況によっては入れ替え戦の数が2つになる)ので、ますます目が離せなくなりますね。


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Posted by alexey_calvanov at 23:01Comments(0)

2021年05月15日

もったいないお化けの出そうな試合

今日はFCマルヤス岡崎×いわきFCの試合を見に行ってきました。
元FC岐阜の青木翼選手と阿部正紀選手が登場しているかなと思ったのですけど、残念ながら今回は共に裏方。青木選手は売店に、阿部選手は入口の対応にあたっておりました。そうなると常澤聡選手だけが出ていたんですけど、控えGKなので出場も無し。一体何し行ったんだと言われそうですわ(爆)。


いや、今回はどうしても行きたかったんですよ。だっていわきの実力を見られるんですから。
たぶん生で見るのは初めてじゃないかなと思う。JFLに昇格してきたからわかる、いわきの実力。練習しか見ていない、テレビやネット越しでしか戦っている姿を見ていないいわきが、どんな試合をやるのかが楽しみで来たんですよ。でも、何でそんな試合に青木選手と阿部選手はベンチ外なんだ・・・。


SHV47_1204今回の会場は、豊橋市民球技場
豊橋鉄道市内線の運動公園駅(停車場)のそばになります。場所としては、岩田運動公園の中にあります。

両サイドにトイレがあったのですけど、私が来た時には開いてなかったんです。
トイレの場所を岡崎のスタッフさんに聞いたところ、衛生担当の方が飛んできて、親切に公園内のトイレを教えてもらったばかりか、すぐに開けますと言って、トイレを開放してくれました。そのことを用を済ませて座っていた私に報告までしてくれた
開けてないのはどうなのと思うことはあるでしょうけど、このご時世のこともあるし、観客動員が105人なら開けないという選択肢もあるそんな中でしっかりと対応してくれた岡崎の衛生担当者の方には感謝しかありません。しかもスタジアムDJ(イケザえもんさん)もトイレ開放をアナウンスしてくれたんですよね。この連携も上手い。プロでもなかなかできない連携をアマチュアチームがやってのけた。素晴らしい対応力です。



SHV47_1205で、岩田運動公園には、中日ドラゴンズの地方開催球場になる豊橋市民球場があります。
こんなところにあったんだね。



SHV47_1202さて、豊橋市民球技場のピッチは、こんな感じ。使われている頻度が多くないからなのか、結構きれいになっております。岡崎が豊橋市民球技場を使うのは、年に1回か2回くらいじゃなかったかしら。
今回は、スコアボードをフル活用してくれるようです(ニヤニヤ)。
この球技場は、屋根も無く、左右に席も無いのです。何か去年DAZNで見た、既視感あふれる場所だなぁ・・・。<おっと、郡山西部サッカー場の話はそこまでだ。



SHV47_1203開場そばには、いわきのチームバスが・・・。
まさか、福島県いわき市から愛知県豊橋市まで駆け抜けてきたというのか!高速道路があるとはいえ、10時間近く掛かるぞ・・・(汗)。



SHV47_1206試合開始前は曇っていた会場、暑い中でも強い風が吹いて涼しいのかなと錯覚しそうな中で試合が行われました。試合途中から晴れてきたので、実際はまぁまぁ暑いけどね。


この日の試合、前半はピッチ右から左に岡崎が攻めるという選択を採りました。普段ならコイントスで先行を取ったらボールをチョイスするところなのに、風を読んでそうしたのね。
しかし、2試合連続無得点だった岡崎に有利に吹く神風にはならず。恐らく岡崎は前半風上に乗って得点して、後半守り切るプランだったんでしょう。ただそれを狙いすぎたか、攻め込んでも打てない、パス回しが上手くいかないもったいないプレーを頻発しており、長距離移動でコンディションで大丈夫かなと思ってたいわきも、その疲れなのかもったいないプレーが出ていました。それでも、いわきのフィジカルの強さで、不利な風下でも守備の硬いとされる岡崎と互角に戦っていました
そうしたら、岡崎の守備の乱れが前半終了間際(45分+2)で出てしまい、結果としてオウンゴールに。労せずいわきは先制点を、しかも最高のタイミングで得ることとなりました。

後半23(68)分には、吉澤柊(しゅう)選手のオーバーヘッドシュートが決まって追加点。あれほどきれいに決まったのは、岐阜のコーチに就任した田森大己さん以来だわ(笑)。
アマチュアなのにプロっぽい魅せるチームを演じたいわきが、危ないシーンもあったけど、0-2で勝ちました。岡崎は、もったいないプレーが多かった。得点するチャンスがあったのに逸してるのは、この試合の場合、あまりに決められないから、もったいないお化けに憑り付かれたんじゃないかと(苦笑)。



この事態を脱しないと、岡崎はズルズル降格圏に落ちかねないと心配になってきましたわ。
その岡崎は、5/21に東京武蔵野ユナイテッドFCとの試合(4/11の代替試合)が名古屋港サッカー場で行われますけど、この試合は無観客開催とのことなので、見たい人はYouTubeにあるJFLの公式チャンネルでの配信をご覧頂ければと思います。
一方暫定ながら首位になったいわきは、5/20にMIOびわこ滋賀をいわきグリーンフィールドで迎えます。堅実なプレーを行っていけば、自ずとJ参入が見えてくると思うので、ムッキムキの身体をフル活用して、地味でも確実性をもってやってほしいです。


SHV47_1208試合が終わって、近くに丸亀製麺があったので、遅めの昼食に。スタメシが今回無かったのよ。
先日紹介した「豚キムチぶっかけうどん」を再び食す。ええ、これが本来の姿(ギャハ)。



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Posted by alexey_calvanov at 21:33Comments(0)

2020年11月29日

2021年にJ3へやってくるのは、1チームか2チームか

Jリーグの昇格争いが白熱してきた中、JFLではJリーグ参入争いが最終局面を迎えました今日でJFLは全ての日程を終えるからです。今年は新型コロナウイルスの影響で、半分の試合を中止にして行った特別な展開の中で、何とかリーグ戦を終えることができたのです。それだけでもよかったと思えてなりません。
既にテゲバジャーロ宮崎がJ参入を決めた中で、残っている候補は3つ6位のいわきFC、7位のヴィアティン三重、8位のFC大阪です。いわきは宮崎と、三重は高知ユナイテッドSCと、大阪は優勝したヴェルスパ大分とそれぞれ戦いました。
そして、この3チームのJ参入を阻むのが、門番といえるHonda FCHonda FCはマルヤス岡崎FCと戦いました。


全て同じ時間でキックオフとなった最終節、門番となっていたHonda FCは岡崎に逆転負けという波乱が起きました。実は岡崎は今までHonda FCに勝ったことが無く、今年行われた天皇杯3回戦でも勝てなかったのです。まさかこんな重要な試合で番狂わせが起こったとは・・・。これで2つ目のチームは決まってくれるよな・・・。
と思ってたら、FC大阪といわきはヴェルスパ大分と宮崎にそれぞれ完敗し、三重も高知に芸術的なループシュートを決められて、参入の望みを絶たれてしまいました。番狂わせのチャンスをモノにできなかったのか・・・。


これに伴い、2021年のJ3は宮崎のみとなり、U-23のチームがなくなるということになれば、15チームでの戦いになることが確定となります。一方で、JFLはFCティアモ枚方とFC刈谷が昇格することが決定したので、17チームでの戦いになります。どちらも奇数チームとなり、1チームお休みとなる事態が発生することになるんですね。しかもJ3は2回戦総当たりになるか3回戦総当たりになるかで状況は大きく変わるだろうし・・・。


ともあれ、JFLは無事終わりましたJリーグももう少しで終わりというところまで来ました。現在、新型コロナウイルスの第3波が来ているという状況下に入っているようですが、何とかしてリーグ戦を完遂させてほしいものです。


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Posted by alexey_calvanov at 19:58Comments(0)

2020年11月05日

【参入】コロナ禍でも何とか試合が成立しそうな中で(JFL編)【争い】

前回前々回とJリーグの昇格争いを見ていきましたが、アマチュアリーグにも昇格争いはあるのです。中でも、アマチュアリーグ最高峰のJFLは、Jリーグ参入という戦いを行っており、今年はコロナ禍で条件が緩和(特に最大のネックとされるホーム戦平均観客動員数2000人が削除されている)されていることから、ライセンスさえあれば参入可能というワンチャン狙いができる最初で最後のシーズンになるかもしれないからです(来年がどうなるかわからないものの、敢えて最初で最後と記載)。
そして、今年のJFLは全30試合のうち、第15節までを中止にし、第16節から最終節までという展開になっています(一部ホーム&アウェイを公平にするために相手のホームとアウェイを切り替えている)。半分ごっそり削るのは、結構勇気がいるわね。


それらのことを踏まえ、順位を見ていきましょう。☆がJ3ライセンスを取得しているクラブです。


1位 仙 台(22) +6
2位 大 分(22) +6
3位 宮 崎(21) +5 ☆
4位 HFC(20) +10
=== J 参 入 ラ イ ン ===
5位 滋 賀(17) +4
6位 鈴 鹿(17) +3
7位 松 江(16) - 4


今年、J3ライセンスを取得しているクラブは、ラインメール青森・いわきFC・ヴィアティン三重・奈良クラブ・FC大阪・テゲバジャーロ宮崎の6クラブですが、唯一J参入ラインに入っているのは、宮崎のみになりました。2位に付けているヴェルスパ大分もJ参入を希望しているクラブですが、条件で折り合わず、今年もライセンスは公布されていませんでした。同様に5位のMIOびわこ滋賀、6位の鈴鹿ポイントゲッターズ、7位の松江シティFCも公布されていません

1位に就いているソニー仙台FCとHonda FCは、いわゆる企業チームなので、J参入の意思は無いとされています。そのため、『門番』と言われています。
優勝で見れば、上位4チームでしょうが、経験の面で見れば、Honda FCが最も硬いと思います。ただ、不特定要素と不測の事態が重なった今年、同じ企業チームのソニー仙台が、過去に優勝の経験をしている点から対抗馬として挙げられるでしょう。
そして、J参入で見ると、宮崎が最も最有力でしょう。ただ、まだ4試合残っているため、気が抜けないのも事実優勝には難しいですが、同じ勝ち点14で並んでいるいわき・三重・奈良・大阪も十分に参入のチャンスが掴めそうです。個人的には、フィジカルを徹底的に鍛えているいわきが上がってくると面白いかなと思っていますが、はてさて。


正直、アマチュアサッカーをしっかり見ていないので、詳細は語れませんけど、過去の状況を聞くにつれ、Honda FCが硬いものの、他のチームにもまだチャンスはありそうです。もしかすると勢いで大分が・・・というのもあるでしょうね。


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Posted by alexey_calvanov at 23:59Comments(0)

2020年08月28日

アマチュアリーグも過酷な状況に

Jリーグと同じく、アマチュアリーグも新型コロナウイルスの影響で延期になったり中止になったりと様々な影響を受けております。今回はその中でアマチュアリーグの最高峰であるJFLのげんじょうをば。


JFLは3月から開幕予定だったものの、先述の通り新型コロナウイルスの影響で度重なる延期を繰り返し、遂には全30試合のうち、半分の試合を放棄する事態にまでなりました。これに伴い、ホーム&アウェイの原則が崩れ、ホームないしはアウェイで15試合を戦うことになりました。つまり、ホーム7 : アウェイ8ないしはホーム8 : アウェイ7での試合展開になるわけですね。これはチームによって有利不利が出かねない事態ですけど、新型コロナウイルスの影響で四の五の言えない事情もあるようです。
まず、アマチュアリーグ全体に言えるのですが、クラブは基本的にアマチュア契約の選手で構成されています(一部はプロ契約を結んでいる人もいる)。そのため、普段は企業クラブなら仕事をしながら、それ以外のクラブは派遣・請負・アルバイトや別の会社の正社員の仕事をこなしながらプレーしているわけです。そうなると、過密日程は仕事に支障が出るのでできない。かといって日程変更も同様の理由で多くはできない。つまりは現行の日程をできる限りシュリンクや改変をしてプレイヤーの影響を最小限に食い止めないと試合が成立しないわけです。それゆえに、一部ホームとアウェイの入れ替えや日程変更が行われる事態はあったものの、同じ日取りで開催できるようになりました
それでもクラブ内で新型コロナウイルス感染者が発生し、試合が中止になることもあります。その場合結果的には引き分けにするのか、勝ち負けを付けるのか、はたまた中止としておいて後日日程を調整するのか、まだよくわからない事態になっています。私が知らないだけかもしれませんが・・・。


そんな中で、JFL15試合の中で順位を決めるわけですが、今年はJ3に最も行きやすいボーナスチャンスなシーズンとなりました。何と、J3の条件の一つだった観客動員の基準(1試合平均2000人以上)が撤廃されており、J3ライセンスを取得しいていてかつ成績・運営面・スタジアムで問題が無ければ、J3に行ける可能性があるのです。
同時に降格は無いので、地域リーグで苦労する事態も無くなりました。今年は思い切った戦術でプレーできるのは、Jリーグと同じですね。なお、JFLへの昇格は、これまで通り全国から2チームなので、来年は18チームでの運営になるわけです。

なお、J3に行けるチャンスのあるチームですけれども、8/28現在でラインメール青森と奈良クラブ(6月に刺客解除が解けたため)がJ3ライセンスを取得しており、最も近い位置にいます。そこにいわきFC・ヴィアティン三重・FC大阪・テゲバジャーロ宮崎が百年構想クラブで続き、条件が整えば、いつでもJ3ライセンスが取得できる状態です。なお、東京武蔵野シティFCは、諸条件をクリアできないということから百年構想クラブを脱退しており、今後2年間は再取得ができなくなります


まだ1~3試合レベルなので、まだまだ決定というわけではないものの、大阪が調子いいですね。Honda FCはまだ本調子ではないものの、今後牙をむいてくることでしょう。個人的に注目のいわきは6位とこれからの順位。J参入候補の奈良を破ったのは大きいけど、リーグ戦では東北以外で初のアウェイになるヴェルスパ大分にボロ負けと、まだまだ波に乗り切れていないなぁ・・・。今後の試合が楽しみで、一度見て見たいんだけど、日程的に厳しいなぁ・・・。


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Posted by alexey_calvanov at 23:59Comments(0)

2020年02月26日

百年構想の名にふさわしい?

Jリーグ参入の目安になる「Jリーグ百年構想クラブ」。この「Jリーグ百年構想クラブ」が認められると、J3ライセンスを取得できるようになり、さらにJFL(日本フットボールリーグ)に所属している場合は、諸条件を満たしている場合に限り、J3に参入できるようになります。

今回、その「Jリーグ百年構想クラブ」に認められたのは、5チーム。久しぶりにJFL以外のチームからも認められたチームが出てきました。


まずJFLから認められたのは、ヴィアティン三重・FC大阪と今年昇格してきたいわきFCの3チーム
三重は2013年に「Jリーグ準加盟」という形の時代に申請をしているものの、書類不備で通らなかった経験があります。実に7年越しのリベンジで叶ったことになります。このチームはスタジアムがネックだっただけに、よく通ったなと思っています。
逆にFC大阪は、花園のラグビー場(第2グラウンド)をJ3規格のサッカースタジアムとして利用できるように改修した上で東大阪市に寄贈する計画を立てているので、その形が認められた格好になったのでしょう。
そして、いわきは一気にJ3に向けてコマを進めてきたなと。スタジアム以外は完璧だったので、スタジアムをどうするのかなと思ったら、ホームタウンを浜通りのほぼ全域にしてJヴィレッジをスタジアムとして使えるように抑えているように見えますね。これでJ3ライセンスまで進めば、もうあとは成績と観客動員だけになるので、かなり楽になりますわ。

これに伴い、今年のJFLは以下のようになります。その横は、◎はJ3ライセンス取得、○はJリーグ百年構想取得、×は解除条件付き失格処分中になります。


  • Honda FC(東海)

  • ソニー仙台FC(東北)

  • 東京武蔵野シティFC(関東) ○ ※2020年はJ3ライセンス申請を行わないので、○扱い

  • テゲジャバーロ宮崎(九州) ○

  • ホンダロックSC(九州)

  • ヴェルスパ大分(九州)

  • FC大阪(関西) ○

  • MIOびわこ滋賀(関西)

  • ヴィアティン三重(東海) ○

  • FCマルヤス岡崎(東海)

  • 鈴鹿ポイントゲッターズ(東海)

  • ラインメール青森(東北) ◎

  • 奈良クラブ(関西) ×

  • 松江シティFC(中国)

  • いわきFC(東北) ○

  • 高知ユナイテッドSC(四国)



先程も書いたように、成績次第で東京武蔵野シティFC以外のチームはJ3ライセンス取得を目指してくることでしょう(奈良クラブは6月での理事会でライセンスが復活すればの条件付き)。久しぶりにJ3参入争いが過熱しそうです。


そして、地域リーグから「Jリーグ百年構想クラブ」加入チームが登場しました。関東1部のVONDS市原と東京都1部の南葛SCです。


VONDS市原は、ここ数年あと一歩のところでJFLに上がれなかったという実績のチーム。今年FC岐阜の監督に就いたゼムノビッチ・ズドラブコさんが過去に監督を務めていたチームでもあります。地域リーグとしては充実した練習環境を持っていることでも知られ、経営面でも地域リーグの中では安定しているとも言えます。むしろ今までライセンスが無かったことが不思議(苦笑)。これで関東1部は、既に取得している栃木シティフットボールクラブに次いでの取得となり、JFL昇格争いに影を落としそうです。もっとも「Jリーグ百年構想クラブ」を持っているからといって、JFLに上がれるほど簡単なものではないのですが(ニヤニヤ)。

南葛SCは、「キャプテン翼」の作者である高橋陽一さんが代表を務める東京都1部のチームです。もう少しで関東2部まで行けるところまで来ましたというふうでしょう。なぜ今この段階で・・・と思っているのですけど、以前地域リーグにいたチームが一気にJ3に上がった経緯があるので、もしかするとJ4もしくは新たなエキスパンションが起こる前触れなんじゃないかと勝手に邪推(爆)。
・・・いやそうじゃなく、たぶん今年中に関東2部に昇格するというふうに思っているんでしょう。あとは「Jリーグ百年構想クラブ」に加入できることをウリにしてさらにスポンサーを集めたいのではないかとも。


今後地域リーグの2チームの成績にも注目していきたいですね。


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Posted by alexey_calvanov at 23:20Comments(0)

2019年11月25日

アマチュアリーグも最終コーナーを曲がったところにまで

Jリーグも終盤戦ですが、アマチュアリーグも終盤戦に。まずは地域リーグからJFLに上がるための決戦である全国地域サッカーチャンピオンズリーグから。
福井ユナイテッドFC・FCいわき・おこしやす京都AC・高知ユナイテッドSCで迎えることになった決勝ラウンドは、福島県にあるJヴィレッジスタジアムで、11/21~11/24まで行われました
中1日で行われた過酷な試合は、2試合目でいわきが早々とJFL昇格を決め、残る1枠は、京都ACと高知との直接対決で決まることになりました。最終日に行われた直接対決は高知が3-1で下し、JFL昇格を獲得。この結果により、四国地方は全てJFLを経験したことになります。そして、早くて数年後には四国最後のJリーグチームになりそうです(今後も参入するだろうが、既に徳島・愛媛・香川にはJリーグチームがあるため)。

いわきは、やはり強かった。フィジカル面で強化されているとは言っていたものの、その面を存分に発揮していたのかなと思います。失点は引き分けに終わった福井戦のみ。ただ、昇格が決まった後の試合なので、評価の面ではデメリットとして見ることは難しいでしょう。やはり天皇杯でJリーグのチームを破ってきただけのことはある来年最強アマチュア軍団であるHonda FCとの戦いが楽しみです。日程が合えば、是非とも見に行きたい。
そして高知は、念願のJFLあと一歩でJリーグ入りが見えてくるところまで来ましたが、ここからが正念場。Jリーグに向かうのは、今大会より容易かもしれない。しかし、全国の猛者が集い戦うリーグ。Jリーグに入会したいライバルをいかに蹴落とすか、そして門番とどう立ち向かうのか。いわきとは違い、まだまだ素地が足りないと思うので、少なくとも1年は修業と思って、地道に強化を図ってほしい1年生き残れれば、その先の戦い方もやりやすくなるでしょう。


一方、JFLでも結果が見えてきました。
Jリーグ入会と優勝戦線は既に決まりました。優勝はHonda FC、Jリーグ入会はFC今治となりました。東京武蔵野シティFCは観客動員数で未達となり、今年のJリーグ参入はなりませんでした。

一方で残留争いは大詰め。


15位 松 江 (22)
--- 降 格 圏 ---
16位 流経大 (21)


松江シティFCと流経大ドラゴンズ龍ケ崎との得失点差はわずか1点。しかも最終節は、この2チームの直接対決という何ともドラマチックな展開に。これを偶然生み出したとしたら、日程くんは何とも残酷な・・・。
しかし、アマチュアリーグは中継されることもないし、インターネットで結果もなかなか出てこない・・・とお嘆きのあなた。何とYouTube(JFLオフィシャルチャンネル)で公式配信されるそうな。わかってらっしゃる。
ちなみに、流経大が負けると、唯一の学生主体のチームが消滅。あまつさえ、地獄の関東リーグがさらにカオスになるという異常事態になってしまうそうです。流経大のホームなので、松江は苦しい戦いになるでしょうけど、Jリーグを目指すための試練と思って戦ってほしいです。


しかし、ここまで関東リーグがカオスになると、関東リーグを南北(群馬・栃木・茨城・埼玉と東京・千葉・神奈川・山梨の南北)に分けるべきなんじゃないのかね・・・。少しでもカオス味を減らして、少しでも昇格のルートを広げてあげないと厳しすぎやしないか・・・。


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Posted by alexey_calvanov at 23:55Comments(0)

2019年11月11日

世界で最も過酷な昇格劇、ファイナルラウンドへ

全国地域サッカーチャンピオンズリーグが現在開催中ですけれども、11/8~11/10まで開催された予選ラウンドが終了し、決勝ラウンドに進む4チームが決定しました。


Aグループは、北信越リーグ優勝の福井ユナイテッドFC(旧サウルコス福井)、東海リーグ1部優勝のFC刈谷、いわゆる輪番枠で出場のFC徳島、九州リーグ優勝の沖縄SVの4チームで争われ、2勝1分(勝ち点7)の福井が勝ち抜けました
Bグループは、北海道リーグ優勝の北海道十勝スカイアース、東北リーグ1部優勝のFCいわき、関東リーグ1部優勝のVONDS市原FC、全国社会人サッカー選手権大会で優勝したFC TIAMO枚方の4チームで争われ、2勝1分(勝ち点7)のいわきが勝ち抜けました
Cグループは、いわゆる輪番枠で出場のブランデュー弘前FC、関西リーグ1部優勝のおこしやす京都AC、中国リーグ優勝のSRC広島、四国リーグ優勝の高知ユナイテッドSCの4チームで争われ、3戦全勝(勝ち点9)の京都ACが勝ち抜けました
A・B・Cリーグの2位の中で最も優秀だったチームに与えられるワイルドカードは、沖縄・枚方・高知の3チームが2勝1敗(勝ち点6)と並んでいたため、得失点差での争いになり、激戦の末、得失点差+6で終わった高知が勝ち進みました(沖縄は得失点差-3、枚方は同0)


・・・見ているだけで激戦だわ(汗)。過去にこの激戦をくぐり抜けて今のあるJチームもあるわけですから、他人ごとではないと思う人も多い(特にこの厳しい状況を知っているサポーター)のではないのでしょうか。

Aグループは激戦になると言われていた中で、旧サウルコス時代からの常連である福井が順当に勝ち進んだとも言えます。沖縄も健闘したのですが、福井に6点取られたことで実質勝ち進む芽を奪われてしまったのかなと。ただ、天皇杯・全国社会人サッカー選手権、そしてここでの経験と初物尽くしで得た経験が、来年の昇格劇に向けてきっといい方向に動くものと願っています。
Bグループも激戦になると言われていた中で、初出場のいわきがプレッシャーに負けず勝ち抜きました。やはり過去ジャイアントキリングを何度も成し遂げたチーム。全国社会人サッカー選手権準優勝、東北1部リーグ無双の実力だけあって、これだけ強いのかなと。地獄の関東1部リーグを勝ち抜いた市原、全国社会人サッカー選手権優勝の枚方、北海道リーグ優勝の十勝は及びませんでした。特に市原はショックでしょう。来年も地獄の関東1部リーグを勝ち抜かないといけないのですから・・・。
Cグループは、実力伯仲でどこが勝ち抜くかわからないと言われていましたが、蓋を開けたら京都ACの独り勝ち。しかもここからワイルドカードが出るというオマケ付に。最後の最後で決まったSRC広島があまり準備をできずに草刈り場になってしまったのかな・・・。ゆえに高知がワイルドカードを掴めるきっかけになったんでしょう。


さて、福井・いわき・京都AC・高知の4チームで争われることになったJFL昇格争い会場がJヴィレッジスタジアムということもあって、いわきが断然有利となっております。いわきが1枠持って行くと仮定すると、Cリーグを無双した京都ACが有利かなと。もしいわきがコケると、福井にもチャンスが巡ってくると思います。申し訳ないけど、高知は草刈り場になると思います。
決勝ラウンドは、11/20から開始され、1日おき(2試合目が11/22、3試合目が11/24)で次の試合が組まれることになります。日程感覚が開いて少し楽になっているとはいえ、激戦であるのは変わらない。ゆえに開いている日程でどう立て直すかがポイントになってくるでしょう。


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Posted by alexey_calvanov at 23:20Comments(0)

2018年05月09日

東北を見る旅① 地域の星、いわきFC

SHV39_31275/3に熊本に行き、その日の帰りに名古屋へ帰りながらも、家には戻らずそのまま東北に向かうことにしました。
今回は、名古屋から宇都宮・郡山・二本松を経由し福島に向かうバスで福島県に向かうことにし、その後石巻に向かうことにしました。石巻は何度も行ってますけど、まだまだ色々回るところがあるねぇ・・・。また仙台と共に拠点にもなるわ。


今回の旅の始まりは、郡山。家を出る前の天気予報では雨ではなかったものの、当日着いた時は福島県内雨が降っておりました途中下りた羽生サービスエリア(埼玉県)でも雨だったので、東日本は雨だったのかねぇ。

そんな郡山駅での一コマ。
原発事故の絡みで、県外に避難する人・している人がまだまだいる中で、このキャッチコピーのように、ここで産まれ来る子達は、福島県の人達にとって宝とも言えるのは間違いないです。彼らが大きくなる頃、福島で生まれてよかったと思えるようになってほしいものです。特にまだ先の見えない原発事故の後処理が少しでも早く終わるよう願うばかりです。



ここから列車(ディーゼル車)に乗り、福島県の浜通りに向かう
しかし、雨もさることながら、寒い。少し肌寒いのよ。熊本から半袖のままで来ていたので、どこかで着替えないと風邪ひくなと思いながら、着るチャンスが無く、最終的に車内で着たという(苦笑)。
車内では、買った新聞(福島新報と福島民友)を読みながら、イチロー選手の話題で驚き、福島はガイナックスって選択肢もあったな(初音ミクのイラスト展示会があったらしい)と思いつつ、浜通りの中心地であるいわきへ。
そこから、常磐線に乗り換え、水戸方面へ。とはいっても、水戸へ行くわけではなく、2駅先の湯本というところで降りるのでした。
ちなみに、常磐線は東京(関東圏)から来る電車なので、車内広告や路線図は首都圏仕様になっていました。ただ、路線図は福島の駅も載った仕様の物も併せて用意してあるので、行き先で困ることは無かったのが救い。


SHV39_3129湯本駅からタクシーを駅前で捕まえ、およそ10分。歩きだと30分とかそれ以上かかるらしいというのは、タクシーの運転手から。
やって来たのは、東北2部南に所属しているいわきFCのクラブハウス兼試合会場のいわきFCパーク
この上にあるのは、アンダーアーマーの日本販売代理を務めるドームの倉庫。結構急峻な丘の上に建っているんですよ、これがまた。


いわきFCは2012年に設立された若いチーム。まだ震災の影響下にある中で設立されたものの、2015年にドームが子会社化してからは、プロ顔負けのトレーニング施設を用意し、選手達を鍛え上げた結果、急成長を遂げ、2016年・2017年の全国クラブチームサッカー選手権大会で優勝、2016年の全国社会人サッカー選手権で準々決勝に進出、2017年の天皇杯予選では決勝でJ3の福島ユナイテッドを、本戦2回戦ではJ1のコンサドーレ札幌を撃破するという快挙を果たしています。
そして今年、いよいよ地域リーグに進出し、東北1部、そして全国リーグのJFLも見えてきたというポジションにいます。恐らく1部へは1・2年のうちに昇格できるでしょう。

特徴として、ドームが手掛けるアマチュアチームという位置付けのため、選手達はトレーニング・練習以外は、ドームの契約社員として、倉庫内で作業することになっています。このあたりは地域リーグだけでなくJFLでも見られる光景で、企業チームやアマチュアチームならではとも言えます。



SHV39_3130入口にある立て看板。
ゴールマウスを守っているのは、いわき市の形をしたチームのエンブレム。何かオシャレ(ニヤニヤ)。



SHV39_3131関係者駐車場に停まっていると思しき車は、営業車なのかね。カッコいいなぁ・・・。



SHV39_3128こちらが、いわきFCのクラブハウス
クラブハウスとしての機能だけでなく、商業施設としての役割も果たしており、付近住民の憩いの場としても機能しているのです。そのため、アンダーアーマーのオフィシャルショップがあるだけでなく、英会話教室や飲食店(その中には、あの「矢場とん」や「浅草今半」)などもあります。恐らく選手も利用するのでしょう。
中には、いわきFCを紹介するVTR(いわきFCをサポートするインターネット放送局の有明放送局の映像など)が流れています



SHV39_3133オフィシャルショップには、今年のユニフォームが飾ってありました。そばには、サポートカンパニーの一つ、福島民友の号外が。
写真には写っていませんが、いわきFCのオフィシャルソングを歌っている加藤ミリヤさんのクラブのイベントで着た衣装が飾ってありました



SHV39_3134そして、こちらがいわきFCフィールド全面人工芝の練習場兼試合会場です。
人工芝でもOKなのは、地域リーグの開催条件に芝の状態は記載されていないためかと。恐らく土のグラウンドでなければ、天然芝でも人工芝でもOKなのでしょう。
とはいえ、できたばかりということもあるのか、雨がまだ少し降る中でもしっかりとしている芝でした。思った以上に水はけはいいのかもしれないですね。



SHV39_3135試合もできるとあって、観客席が設けられていますおよそ400人ほどで長椅子ですが、屋根付で立派なものです。
なお、貸し出しも行っているとのことなので、ここにも地域に根付いたクラブを目指す意気込みを感じられます



行った時は練習が行われていたのですが、若いチームということもあって、Jリーグ出身者はあまりいないけど、ムキムキなのに動きがきびきびしていましたし、アクティブ積極的なプレーが見られ、パスを繋いでワンタッチでシュートするという練習だと思うのですが、思った以上に決まっていたようにも。これで地域リーグなら、他のチームは敵わないよ・・・。


ずっと見ていきたかったのですが、あまり見とれていると、次の行動に差し障りが出てしまうので、ほどほどにして、別の場所に。


スパリゾートハワイアンズ(旧常磐ハワイアンセンター)が近いということで行ったものの、1kmほどらしいんだけど、思った以上に遠く、このままでは次に行きたいところに間に合わないということで、ハワイアンズの入口でタクシーを捕まえ、湯本駅に戻るのでした。


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Posted by alexey_calvanov at 23:35Comments(0)