レコゲー据え置き機編、今回は各ハードの注目作の紹介です。今回はPS4の注目作の紹介です。
最初は、新サクラ大戦(★)。
サクラ大戦シリーズしては、実に14年ぶり(外伝を含めたら11年ぶり)の新作になりますが、今作では開発に携わっていたレッドエンタテイメントやシリーズのクリエイター陣(広井王子さんやあかほりさとるさんなど)は関わらないことを明言しています。そもそもサクラ大戦というコンテンツは、2008年の歌謡ショウをもって終了の予定だったものの、存続を求める声が高まってきたため、上層部への説得で製作再開に漕ぎ着けた経緯があります。ゲーム制作は、それに加えて、セガフェス2016にて行われた総選挙で復活を望む声が高かったことが明確になった点が決め手になったようです。
作品としては、オーソドックスなアクションアドベンチャーで、帝国華撃団、巴里(パリ)華撃団、紐育(ニューヨーク)華撃団が降魔大戦で消滅してから10年後の世界を描いたものになります。シリーズお馴染みのLIPSはもちろん健在ですし、バトルシミュレーター・ナビゲート機能や通信機能の付いたスマートフォンのような装置などのサポート機能も充実しています。
セガの過去の作品が培ったこれまでのノウハウの詰まったものになっており、今までのサクラ大戦をスクラップ&ビルドで展開するとも述べていたため、ある意味社運を賭けた作品にもなっているようです。これは、週刊ヤングジャンプでの連載やテレビアニメ化などのマルチ展開でも窺えます。古参のファンにも新規ファンにも納得のいく作品を作るのは難しいですけれども、久しぶりの新シリーズということで、大きく盛り上がるのは間違いないでしょう。
2番目は、お姉チャンバラ ORIGIN(★)。
2004年にPS2で発売された「SIMPLE2000シリーズVol.61 THE お姉チャンバラ」と2005年にPS2で発売された「SIMPLE2000シリーズVol.90 THE お姉チャンバラ2」を一本化したもの。フルプライス化での発売とも言えます。
HD映像による展開の他、新解釈を含めたシナリオの追加、システム面での変更(例えば、暴走時は体力の低下だったのを防御力の変化に変更された点)などが施されました。
15周年を機にリメイクされ、状況次第では新シリーズの展開もあるでしょう。この作品も盛り上がってほしいですね。
3番目は、シャドウ オブ ザ トゥームレイダー ディフィニティブエディション(★)。
2018年に発売された「シャドウ オブ ザ トゥームレイダー」に加え、7種のダウンロードコンテンツと全てのコスチューム・武器・スキルのコンテンツが収録されたオトクな作品。本編を遊びたいけど、なかなか見つからないと思っていた人には、全てが遊べるようになっているので、こちらを購入したいところです。
4番目は、はつゆきさくら(★)。
2012年にPCで発売された同作品の移植版。2017年にはPS Vitaにも移植されています。
PS Vita版同様に追加要素は無いものの、大画面でプレイできる点が大きなメリットとも言えるでしょう。
次回はNintendo Switchの注目作の紹介です。