1988年からコナミ(2011年まではハドソン)で発売していた「桃太郎電鉄」(桃鉄)シリーズが、今日をもって正式に終了することになったようです。今日製作者のさくまあきらさんが、ツイッター上で終了宣言を行ったからで、その中では現在の発売元であるコナミと桃鉄シリーズの担当者と思しき人物への恨み節が綴られております。さくまさんのお怒りはかなりのもので、かつ本気で終わるつもりだとも推測できます。
とはいえ、さくまさん自身は2011年にシリーズ終了を語っており、終了は織り込み済みという見方もできます(ただし、終了宣言後の2012年に東海編をケータイアプリでリリースしている)。
ただもしかすると、今回コナミサイドは、この2011年にぶちまけた終了宣言と共に何かしらのアクションを起こすかもしれません。関与していないとはいえ、製作する・しないの権利は恐らくコナミが握っているでしょうから、その気になれば、さくまさん抜きでプロデュースも可能でしょう。場合によっては法的措置も視野に入れてくるかもしれません。
いずれにしても、このような形で終わることになってしまうのは、残念を通り越して悲しいですね。さくまさんにも同情はしますが、ツイッター上で個人名をぶちまけるのは、少なくとも良識ある大人のすべきことではないなと思いますね。この一件で、それこそコナミが動かないことをネット上で叩かれないことを願うばかりです。
そして何より、さくまさんが望んでいた東北復興編が作れなかったことが残念でなりません。製作スタッフを集めて別会社を立ち上げるなり移籍させるなりで外注展開できなかったものなのかと思った部分もあっただけに、本当に残念ですわ。