2015年06月02日

桃鉄、正式に終了へ

1988年からコナミ(2011年まではハドソン)で発売していた「桃太郎電鉄」(桃鉄)シリーズが、今日をもって正式に終了することになったようです。今日製作者のさくまあきらさんが、ツイッター上で終了宣言を行ったからで、その中では現在の発売元であるコナミと桃鉄シリーズの担当者と思しき人物への恨み節が綴られております。さくまさんのお怒りはかなりのもので、かつ本気で終わるつもりだとも推測できます。
とはいえ、さくまさん自身は2011年にシリーズ終了を語っており、終了は織り込み済みという見方もできます(ただし、終了宣言後の2012年に東海編をケータイアプリでリリースしている)。

ただもしかすると、今回コナミサイドは、この2011年にぶちまけた終了宣言と共に何かしらのアクションを起こすかもしれません関与していないとはいえ、製作する・しないの権利は恐らくコナミが握っているでしょうから、その気になれば、さくまさん抜きでプロデュースも可能でしょう。場合によっては法的措置も視野に入れてくるかもしれません。


いずれにしても、このような形で終わることになってしまうのは、残念を通り越して悲しいですね。さくまさんにも同情はしますが、ツイッター上で個人名をぶちまけるのは、少なくとも良識ある大人のすべきことではないなと思いますね。この一件で、それこそコナミが動かないことをネット上で叩かれないことを願うばかりです。
そして何より、さくまさんが望んでいた東北復興編が作れなかったことが残念でなりません製作スタッフを集めて別会社を立ち上げるなり移籍させるなりで外注展開できなかったものなのかと思った部分もあっただけに、本当に残念ですわ。


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Posted by alexey_calvanov at 23:35Comments(0)TrackBack(0)

2011年12月12日

桃鉄も終わるのか

ハドソンが1988年から展開していた桃太郎電鉄シリーズ(通称「桃鉄」)が約23年の歴史に幕を下ろすことになりました。


桃太郎電鉄は、当初別の作品として作っていたさくまあきらさんが、当時人気の出ていた「桃太郎伝説」にあやかって、その中で出てきたキャラクターをその作品にあてがって制作されたものとされています。
キングボンビーの出現やカードの戦略性が増してからは、ただのボードゲームではなく駆け引きのアツい作品へと変遷し、後に出る地域を区切ったケータイアプリも出て人気シリーズになりました
しかしながら、最新作が東日本大震災の影響を受けて中止になる、マンネリ化してきたなど、近年はかつての勢いが見られなくなったとも言われています。
そして、先日行われたニコニコ生放送の中で、さくまあきらさん自身がシリーズ終了を宣言したというわけです。


個人的には、年末年始の風物詩だっただけに、無くなってしまうのは残念でなりません今年は特に家族で集まって楽しむというものがブームを迎えていただけに、なおのこと惜しかった気もします。
また、オンラインが普及してきた今だからこそ、実力ややり込んだ人間だけしか生き残れないオンラインの現状を打破できる作品の一つだったのではないかと思うと、なおのこと残念でなりません。
まだやるかもしれないけれども、やるとしても移植だけとのことなので、やっぱり寂しいですね。


なお、この作品を辞めることになった最大の理由が、ハドソンの社内体制が変わってしまい、息苦しくなったために、ブレーンの4人のうち3人がハドソンから離脱してしまったことも挙げていました。
コナミの傘下に入って、高橋名人が抜けた頃からハドソンという会社がおかしくなっているなと感じずにはいられません。かつては豪気な会社で自由な雰囲気のある会社(昔は社内でラジコンヘリを飛ばしていた何て言いますから)だと言われていただけに、この変質はいかに捉えればいいのでしょう。


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Posted by alexey_calvanov at 23:59Comments(0)TrackBack(0)