2013年12月11日

そのまんま東京都知事?

この時期、このタイミング。絶対何かしらのものがあると疑われてしかるべき。だのに、かの東国原英夫、何を思って離党・辞職を選ぶや。


日本維新の会に所属していた東国原英夫衆議院議員が、突如党からの離党を発表し、同時に議員辞職もすると発表しました。
党を離れるのは本人の思っていた原点と変質してしまったから、要は特定秘密保護法成立の過程で、自民党に擦り寄って成立に動いたことに対する不満・十二分に議論されぬまま修正案に乗ってしまった不満があるのだと推測しています。議員辞職するのは意外に明白で、自身が比例出身議員なので返上してしかるべきという本人の意思で、ということです。

昨日NHKのニュース番組での速報で流れた時には、一体何考えてるんだとか思っていたのですが、翌朝起きてふと思った時に、もしかしたら東京都知事のいすを狙っているのではないかと思ったわけです。


現在、猪瀬都知事は徳洲会グループからの献金問題で揺れている状況で、本人はやる気満々ですが、知事辞職待ったなしとも取れるふうです。
で、東京都というのはフランスの国家予算並みの予算力を持つ結構力のある地域なんですね。しかも、東京での決定というのは国や他道府県への決定に影響を与えている側面もあります。それに東京都知事の発言というのは全国に乗っかって『宣伝』されるケースが多いのも魅力的と言えば魅力的なんですね。東京都民はその事実を知らないか軽んじていると思っているのですが、地方に住んでいる人間にとっては、他の道府県知事よりも立ち位置が違うと思っています。
そんな美味しい立ち位置をみすみす見逃すわけがないわけですよ。
実際東国原衆議院議員は2010年に東京都知事に立候補して落選した(しかも相手は石原慎太郎共同代表)経緯があります。夢よもう一度・・・ではないですが、動機としては十分です。それに現在所属している政党は日本維新の会、共同代表にかつての都知事である石原慎太郎衆議院議員がいます。こういうやりとりを考えることもできます。


・×・×・×・×・×・×・×・×・×・×・ケース1・×・×・×・×・×・×・×・×・×・×・

石原「猪瀬君がやらかした。せっかくだからやってみないか」
東「謹んでお受け致します」

・×・×・×・×・×・×・×・×・×・×・ケース2・×・×・×・×・×・×・×・×・×・×・

東「猪瀬さんが大変な状況です。ぜひ私に東京都知事をやらせて頂けないでしょうか」
石原「わかった。猪瀬君には私が(辞職の方向へ)説得する」

・×・×・×・×・×・×・×・×・×・×・×・×・×・×・×・×・×・×・×・×・×・×・×・×・



こーんなクソ談義が裏で行われているんじゃないのと。橋下共同代表も東国原衆議院議員との話し合いを『男同士の約束』ということで明らかにしていないですし。

ちなみに、近々任期満了になる宮崎県知事のいす狙いではないかという報道もありますが、本人がキャリアアップを目指したい的な発言で不出馬を表明しているために、おめおめと宮崎県知事に座れないと考えるのが妥当でしょう。
まぁ、今はどっちの方向も否定していますけれども、猪瀬辞任のXデーが来たら、どう出るか見ものですね。


ただいずれにしても、有権者の思いは関係なく進められるこの事態、どうにかならんもんかねぇ・・・。期待していた人もいただろうに。


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Posted by alexey_calvanov at 23:42Comments(0)TrackBack(0)