現在、松坂屋名古屋店では「四国・山陽・山陰の物産と観光展」を開催しております。
この催し物、これまでは瀬戸内(兵庫県含む)・四国の物産展だったのですが、今回から瀬戸内(兵庫県含む)・四国地方に加え、山陰地方も加えた10県に関する催し物と大所帯になりました。
そんな大所帯の物産展の商品紹介は、なぜか中国地方と兵庫県の商品のみになってしまった(苦笑)。
まず最初は、島根県にある奥出雲そば処 一福の「奥出雲割子」。
三段重ねのそばが入ったものになっております。
三段割子の中身はこんなふう。
上からキノコ(マイタケ)と大葉の天ぷら入りそば・とろろそば・山菜そばとなっております。
まぁ、そばは美味いね。文句なく美味いです。一緒に入っていた天ぷらもカラッとしていながらも、中に入っているキノコのしっとり感は損なわれていないので、ほくほくしています。そしてキノコの嫌な感じの味もありませんので、鮮度もいいのでしょう。
ただ、つゆの掛け方に難儀するかもしれません。一応説明書き(要は最初の段で全部つゆを掛けて、その残ったつゆを2段目・3段目にも使ってしまえというふう(笑))にもありましたけど、つゆが足りない(特に2段目のとろろそばでつゆを全部持って行かれないか)という心配があって徐々に継ぎ足しながら掛けるというふうにしておりましたところ、最後の段階でつゆがダダ余り(爆)。つゆ自身はかつおだしのしっかりとした濃い味(2段目以降に対応できるようにという対策だろう)なので、異様に濃く感じますわ(汗)。ただし、つゆそのものは美味しいですよ。
・・・気を取り直して、次は鳥取県にあるにゅうぱあるの「鳥取牛ホルモン焼きそば」。
中に入っているのは鳥取牛のホルモン・・・ってそのまんまの説明やがな(爆)。
でも、この焼きそばはものすごく美味しい。ホルモンのクセの無い旨味もさることながら、とろみの付いたソースが味噌の風味になっていて、ホルモンと焼きそばの麺に合うんですね。その味噌はコク深く、それでいてしっかりとした旨味があり、ほんの少し甘みもあるというもの。温かい状態でも少し冷めた状態でも、これなら美味しく頂けるでしょう。
最後は、兵庫県にある味正の「貝のやわらか煮」。
つぶ貝をタレで煮込んだシンプルな煮物ですね。
この煮物は冷蔵庫で冷やしても硬くならないので、日持ちは冷蔵庫入れの条件で3日(そのまま置いておく場合はその日のうち)と短いながらも、安心して食べられます。そして味付けは見た目に反して薄味なので、貝の風味を削ぐことなく頂けました。ご飯のお供にいいですけど、酒好きの人はお酒が欲しくなるでしょうね(ニヤニヤ)。
この催しは明日(6/8)までになっております。初めての開催ながら、過去に来ていた店も多いからなのか、リニューアル開催だからか人は多めでしたので、平日とはいえ、欲しいものがある方はお早めに。