2016年11月28日

第3のBRT始動?

名古屋市が市の中心部を回るバスをBRT(バス高速輸送システム)にする計画を明らかにしました。
BRTとはバス・ラピッド・トランジットと言い、高速かつ大量に運ぶことができる・低床化が図られているため、身体の不自由な人やベビーカーをひいて来ている女性などが乗りやすいなどのメリットがあるとされます。現在中心部は地下鉄や市バス(小型のループバスなど)で向かうことができるものの、輸送力という点では地下鉄は大量には運べても輸送力は限界に達しており、市バスはルートが様々あり不便さが際立っていました。かつ小型バスがメインなので、輸送力にも難がありました
そこで、名古屋市はリニア開業を見据え、専用のレーンを設けて、名古屋駅を起点に名古屋城・栄(テレビ塔)・大須を環状線状に繋ぐことで各繁華街の賑わい創生を図っていくためにBRTを企画したのです。


実は、名古屋市はバス事業では先進的とされ、BRTもこれまで3路線設けられているのです。

一つ目は基幹バス1982年に栄~笠寺駅・星崎・鳴尾車庫(2003年までは総合体育館のルートも存在した)で運行開始し、1985年には名鉄バスとの共用で名古屋駅・栄~猪子車庫・引山・四軒家に向かう路線も運行されました(名鉄バスは、さらに藤が丘・尾張旭・瀬戸・長久手などにも向かう路線がある)
特徴的なのは、2号系統と言われる新出来町線で、道路の中央にバスレーンとバス停が設けられています1号系統である東郊線にも設ける予定でしたが、都市高速(名古屋高速)が中央に設けられていたため実現できず、路線の端に専用レーンが設けられたという逸話があります。

二つ目はゆとりーとライン(名古屋ガイドウェイバスガイドウェイバス志段味線)
こちらは、2001年に運行開始。大曽根~砂田橋は地下鉄名城線と並行して走っています。
特徴的なのは、大曽根~小幡緑地で高架の専用路線が設けられており、バスから専用の車輪が飛び出し、モノレール(運転免許上はトロリーバス)のように運行され、そこから先は専用の車輪が引っ込んで、一般のバスと同じ走行をします


そして、今回の計画路線。バスは連節バスになるということで、千葉や岐阜などで走っているもののようなバスになるんでしょうね(ということは、必然的にメルセデス・ベンツのバスになる(笑))。
将来的には自動運転もできるようにしたいとのことなので、路面電車とかもよかったけど、潰しの利くバスなら、色々な転換も可能だと思うのよね。幸いなことに、広い道路が名古屋は多いので、大型のバスになる連節バスが走るのにも困らないでしょう。
できることなら、環境負荷の少ないバスを運行して、環境都市の仲間入りを果たしてほしいものです。


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Posted by alexey_calvanov at 23:43Comments(0)TrackBack(0)

2011年02月11日

マナカかわいいよマナカ、はぁはぁ

遂に買いましたよ!
ええ、ホントーに買いました。
もうマナカは俺のモノだぁ~!!!
・・・しばらく、マナカではぁはぁが止まんねぇ<何、このヘンタイ。
さぁ見るがいい。コイツが俺のマナカだ!


・・・


・・・・・・


・・・・・・・・・


PA0_0848どうだ、こいつが俺のマナカタソだぞ!<・・・いやぁ、何かやけに黄色くて丸っこいマナカですなぁ。

・・・あ、ごめん。マナカはマナカでも、今日から始まったICカードサービスのマナカだった。
ま~た間違っちゃったい(てへ)。<おい、そこのキチ●イ、「てへ」で済むのか、「てへ」で。オマエ、「ラブプラス」なんて買ってないだろ!
・・・うわははははははは!そうさ、オイラは「ラブプラス」なんて(自主規制)ものは買ってないだよ!
しかし、「ラブプラス」の高嶺愛花(たかみねまなか)とか思ったヤツ、ざまぁ!やーいやーい(ゲラゲラゲラ)。<オマエ、信者によってホテル大野屋再建の人柱にされるぞ(嘆)。



・・・というわけで、信者の皆様騙してすいませんでした(泣)。


今日から、「日本の真ん中をつなぎ、くらしの真ん中をつなぐICカード」がキャッチフレーズのICカードmanaca(マナカ)が発売されました。

これは、JRグループのSuica・IKOCA・TOICA・Kitaca・SUGOCA、関東の私鉄連合のPASMO・関西の私鉄連合PiTaPaなどのように、乗車券と電子マネーの機能を持たせたもので、名古屋市交通局と名鉄(名古屋鉄道)が発行するものです。
対象鉄道は名古屋市交通局(地下鉄・市バス)・名鉄(鉄道・バス。ただし一部区間除く)・あおなみ線・ゆとりーとライン・豊橋鉄道と一部のコミュニティバス。そして電子マネー機能は愛知県内のサークルK・サンクスやピアゴなどのコンビニ・スーパーや小売店、対象鉄道内にある自動販売機になります。


manacaのすごいところは、ICカードとしては恐らく初めてになるマイレージサービスが搭載されている点。名古屋市交通局発行のものと名鉄発行のものとでは還元率が違うものの、大なり小なりオマケが付いてくるのはうれしい。なお、後者で発行の場合は、manacaが利用できるお店で名鉄が運営しているサービスに加盟している場合、ポイントバックがあり、それがマイレージになります

他社との連携ですが、JRとの連携は2012年からJR東日本とJR東海内で開始予定PASMOなどの6の鉄道系ICカード事業者とは2013年から連携開始予定になっています。
正直後者の連携は早くやってほしい。コミケの時かなり便利になるわ・・・。


なお、これ記名式にすると、再発行もしてくれるというこれも恐らくICカードとしては初めての特典があります。
・・・manacaが君の名を呼び掛けるわけじゃないぞ(ニヤニヤ)。<きめぇ。記名だけにきめぇ(爆)。


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Posted by alexey_calvanov at 22:52Comments(2)TrackBack(0)

2011年01月26日

カウントダウンあれこれ

現在名古屋駅には2つのカウントダウンボードがあり、それぞれ公開されています。2つのカウントダウンが揃って見られるのはそう期間としてはなく珍しいかなと。


PA0_08241つ目は、あおなみ線の金城ふ頭駅前にできる「リニア・鉄道館〜夢と想い出のミュージアム〜」開館までのカウントダウンボード
場所はソフマップギガストア名古屋前、丁度あおなみ線名古屋駅の改札口前にあたるところにあります。
静岡県浜松市天竜区にあった佐久間レールパークの展示物が移築される他、愛知万博で展示されたものも移築されることになるそうです。

さいたま市にある「鉄道博物館」以来の大規模な鉄道博物館になるので、当初から期待されているばかりでなく、慢性的な赤字に陥っているあおなみ線再生の切り札としての側面もあるため、その期待感がこのボードになって現れているんじゃなかろうかと。



PA0_0825もう一つはICカードmanaca(マナカ)開始へのカウントダウンボード
地下鉄の名古屋駅東山線乗り場の前にあったもの。名鉄とかにもあるんじゃなかろうかと。

manacaは地下鉄・市バスの他、名鉄(鉄道・バス)・あおなみ線・豊橋鉄道・ゆとりーとラインが導入するもので、切符代わりの利用(一部区間除く)・電子マネーとしての利用ができるだけでなく、他のICカードとは違いマイレージ機能が搭載されているのが大きな特徴。なお、マイレージ機能は名鉄のものは若干違うらしい
来年以降はJR東海(TOICA)、JR東日本(Suica)との連携が図られる他、将来的にはPASMOなど他のJR・私鉄グループのIC機能とのリンクが図られるようになるそうです。



私自身も非常に気になるし興味がありますね。どんどん盛り上がってもらいたいものです。  
Posted by alexey_calvanov at 23:58Comments(0)TrackBack(0)