2012年10月26日

アイアンシェフ

今年の秋の新番組、今回はゴールデンタイムで結構見てみたい番組が揃ってきているわけで
今回は、「料理の鉄人」で90年代のバラエティを席巻したあの番組の復刻版「アイアンシェフ」です。この番組も「快脳!マジかるハテナ」と同様13年ぶりの復活になります。


「料理の鉄人は」1993年に放送開始。独特の雰囲気を持った料理バラエティとして好評を博し、後に金曜日のプライムタイム帯に移行してからも高い人気を保持していました。料理人同士の熱いバトルだけでなく、その巧みな料理捌き(手捌き)は、まるでスポーツの試合を見ているかのように華麗なものでもありました。後の料理番組や料理を題材にした作品にも大きな影響を与えたのではないかと思います。
ただ、バブル崩壊直後の番組だったため、高騰していく製作費をねん出するのに苦労し、1999年に放送終了。たいていの番組が低視聴率で打ち切りに近い形で終わる中、この番組は高評価の中で終わっていくという珍しいものでした。

なお、この番組は海外で大ヒットした数少ない番組の一つで、「Iron Chef」という番組で放送されていました。またエミー賞にノミネートされた番組でもあります。


今回の復活にあたり、大きく変更させた箇所はあまりなく、強いて言うなら4人のアイアンシェフ(鉄人)が用意された点くらい。3人はこれまで通り和・洋・中の達人がセレクト(ただし当時の鉄人ではなく全く別の人)。最後の1人は敢えて空位にしておいて、推薦人の手引きでアイアンシェフと対戦し、シェフから勝てれば4人目のアイアンシェフになれるという仕組みになっています。恐らくかなり厳しい選考になるんじゃないかと思いますね。
対戦形式は「料理の鉄人」と同じ。テーマになる食材を選んで制限時間60分以内に料理を作るというもの(品数の制限は不明。ただ一方が5品作ったのなら、相手も5品作らないといけないようなふうになっているらしい)。審査員は今作から5人になっており、かつてのように4人だったがために複雑な進行(点数差で決まるとか再試合のケースが発生するといったもの)はなくなるものと思います。


しかし、初代主宰者死んでたのか(笑)。調べてみると、フグの毒に当たったとのこと。美食を追い求め過ぎて死んじゃったんですね。合掌(爆)。なお、初代主宰者を演じた鹿賀丈史さんはご存命です、念のため。


昔と変わらない番組構成で、初回はかつての鉄人からの推薦者が新しい鉄人(アイアンシェフ)に挑むという展開に熱くならないわけがないですよ(ニヤニヤ)。でもね、思うにレポーターの存在はいらんなと。特に宮川大輔さんだけは辞めさせろうざったいだけでなく、試合に集中できないんじゃないのと。ここだけが改悪点ですよ。


レポーター以外はかつてと同じなので、私自身お台場放送局が嫌いな人間でも楽しめる数少ない番組です(ギャハ)。


放送局などの詳細は「続きを読む」にて。


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Posted by alexey_calvanov at 23:59Comments(0)TrackBack(0)