2014年07月17日

夏の新機種2014 ワイモバイル編 前編

6月にイーモバイル(イーアクセス)とウィルコムが合併してできたイーアクセスが、7月にワイモバイルに社名変更し、いよいよ8/1よりサービス開始となります。
企業合併後もケータイ・PHS双方の事業を行っていくということだそうで、こういった形態の業務は、NTTドコモ以来(後にドコモのPHS事業は休止)になりますね。


ワイモバイルは、Yahoo!との連携を軸に行う携帯事業者で、誰もが低額で安心して使えるをモットーに普及を図って行くとのことだそうです。それゆえに、メインターゲットはスマホを利用していないユーザーになるとのことで、当然ながらPHSが大活躍する素地はあるとも言えるわけです。

料金プランは、ケータイ・PHS共通でS(2980円/月)・M(3980円/月)・L(5980円/月)の3タイプで、Sタイプの場合は、通話の場合は10分以内なら300回/月まで、通信の場合は4Gで1GB/月利用可能になるということです。しかも、この3プランで付与される定額分は通話・通信共通というふうになっています。簡単に言ってしまえば、一昔前の料金プランのようなものですね。
なお、もっと通話をしたいという場合は、いずれのプランに1000円/月を加えるだけで通話料が定額になる「スーパーだれとでも定額」というオプションも用意されています。

もう一つは、Yahoo!との連携
無料でYahoo! JAPAN IDとのひも付けができ、プラスで「Y!mobile メール」・30GBまで利用可能な「Yahoo!ボックス」・「Yahoo!ウォレット」が利用できるようになっています。また、ワイモバイルのスマホからYahoo! JAPANのトップページないしは同アプリにログインすると契約プランに応じたマイルが貯まるパケットマイレージサービスも行われます。このマイルは翌月にパケット通信量に『換金』でき、最大は無制限となっています。また、このログインでは、「パケくじ」というサービスも受けられ、連続5日ログインした場合にはボーナスで最大200マイルもらえるということも行われる予定です。


では、新機種の紹介です。普段ならば春の新機種としての紹介になりますが、8月にサービスを開始するという便宜上、夏の新機種というふうで紹介しています。今回は旧イーモバイルにあたる機種の紹介です。


①STREAM S 302HW
中国のメーカーHuawei(華為技術)から発売されるストレートタイプのスマートフォン。4.7インチHD・TFT液晶を搭載したストレートタイプのスマートフォン。ベースとなっている機種は同社の海外モデルAscend P6でOSはAndroid4.4。
厚さ8.6mmの薄型モデルになっている。

個人的感想
基本的に、このモデルは薄さがメインになっているだけという印象。機能面では正直あまり期待は持てないので、スマホを初めて使う人用の機種になりそう。


②DIGNO T 302KC
4.5インチQHD TFT液晶を搭載したストレートタイプのスマートフォン。OSはAndroid4.4。
IPX5/7相当の防水・IP5X相当の防塵・MIL-STD-810G(MIL-STD-810G Method 516.6:Shock-ProcedureIV)に相当する対衝撃機能を搭載している。

個人的感想
この機種には、はっきり聞こえるようにするためにディスプレイ全体が振動して通話音声を伝える「スマートソニックレシーバー」を搭載しているので、中高年にもターゲットを絞れそう。また5色の多色展開も行っているので、男性・女性どちらにもウケがよさそうでもある。


③Pocket WiFi 303HW
中国のメーカーHuawei(華為技術)から発売されるモバイルWi-Fiルータ。2.4インチのカラー液晶を搭載している。
専用のAndroidないしはiOSアプリを利用すれば、ワンセグ・フルセグでの視聴が可能になっている。

個人的感想
この機種はソフトバンクから販売されるPocket WiFi 304HWと同じもの。ゆえに、今使っているケータイで選ぶという形になるのかもしれない。


次回は旧ウィルコムが展開していたPHSの機種紹介です。


人気ブログランキングへ ブログランキング・にほんブログ村へ  

Posted by alexey_calvanov at 23:43Comments(0)TrackBack(0)

2014年03月27日

e to Y!, w to Y!

おう、ワイや!ワイやで!
・・・何や、ワイじゃわからへんってのか!?
まったくもう、ちゃんと説明せなあかんのんかい!?
ワイは、イーモバイル(イーアクセス)とウイルコムが合併してできる会社、ワイモバイルやで、覚えときー!



・・・というPRを声 : 清原和博さんで進めて頂けませんかねぇ(ニヤニヤ)。


というわけで、イーモバイルとウィルコムが合併してできたソフトバンク系の新会社はY!Mobile(ワイモバイル)となりました。このワイモバイルの「ワイ」とはアルファベットの『Y』で、Yahoo!(ヤフー)の『Y』でもあります。そうです、ワイモバイルはウィルコムとの吸収合併を経て、ヤフーが親会社になる関連会社(子会社)となるのです。
新しい会社は4月の予定だったのが延期となり、6月1日からになりました。その間に合併準備を進めていくものと見られます。

ただ、ソフトバンクの関連会社であるヤフーの子会社、ソフトバンクのウェブはYahoo!ケータイ、そして今回の会社はY!Mobile・・・実にややこしい(汗)。ワイモバイルのウェブもYahoo!ケータイって言うのかしら?


しかし、今回の名称はネタとしては抜群だね!
冒頭のワイ(関西圏で私の意味)もさることながら、「プロゴルファー猿」(アニメ)のセリフ「ワイは猿や!」を連想する人や、にちゃんねるにある野球ネタを主に扱うものの、元々は実況板だった「なんでも実況J板」(通称なんJ)で使われる一人称を思い浮かべる人など様々。中には略称はYMOになるんじゃないかなんていう人も現れ、ちょっとした騒ぎになっております。


それでも、本当の勝負は快適な気分にさせるサービス運営ができるかということ。安いのは当たり前。繋がりやすさ・使いやすさで負けていないかどうか、そこで勝負しないと意味がないんですよ。そこのところは履き違えがないように運営してほしいです。


人気ブログランキングへ ブログランキング・にほんブログ村へ  
Posted by alexey_calvanov at 23:27Comments(0)TrackBack(0)

2014年02月09日

秋・冬の新機種2013 ウィルコムの名では最後の登場?

秋・冬の新機種、発表後も隠し玉がいくつか現れていますけれども、今回はウィルコムが出してきました。


先日も書きました通り、イーモバイル(イーアクセス)とウィルコムは2014年4月に合併することが決まっています。新会社の名前はまだ決まっていないものの、状況次第ではウィルコム(同時にイーモバイル)出の紹介は今回が最後になるのではないかと思っています。
その合併を記念して、イーモバイルと合同で基本使用料が3年間無料(適用は翌請求月から)になるキャンペーンを行うことになりました
「春のキャンペーン」と題されたこのキャンペーン、指定された購入方法かつ対象の料金プランで新規契約した場合に対象となるものです。これ以外にも、新規契約と同時に副回線契約をした場合は副回線の基本使用料が(回線解約や主副の契約が解除されるまで)永久無料になる他、イー・モバイルで「4G-S プラン」・「LTE 電話プラン(ベーシック除く)」・「4G データプラン(ベーシック除く)」を契約している人がウィルコムの対象料金プランで新規契約をした場合も基本使用料が(回線解約や主副の契約が解除されるまで)永久無料になります。

また現在行われている「ウィルコムプラン Lightキャンペーン」も拡充され、これまで1980円/月のパケット通信料(1GB/月まで)が新規・機種変更の場合は6ヶ月間だったものが、1/17以降新規・機種変更の場合でもMNP(ナンバーポータビリティ制度)を利用した場合と同じ24ヶ月間となりました。


では、新機種の紹介です。


③iiro WX04S
2インチQVGA液晶を搭載したストレートタイプのケータイ。
IPX4相当の防水機能・赤外線通信が搭載されている。

個人的感想
この機種に関しては、通話機能のみでブラウザ機能・MMS・カメラは搭載されていない(メールはSMSのみ利用可能だが、MNPが適用されるまでは利用不可)。色も黒・白・ピンクの3色のみ。オプションのリアカバーでカラーリングは格段に増えるものの、オプションだけなのが残念なところ。ちょっと無理してでもお好きなカラーを1つ付属でもよかったのに・・・。


④AQUOS PHONE ef WX05SH
4インチフルワイドVGA液晶を搭載したストレートタイプのスマートフォン。OSはAndroid4.1。
シンプルなホーム画面・かんたんズーム機能の他、長時間通話やアプリの使用を制限できる機能が用意されている。またLINEがプリインストールされている。通信は3GとPHSのデュアルバンドに加えWi-FIにも対応している。
この他、IPX5/7相当の防水機能・ワンセグ・おサイフケータイ・赤外線通信を搭載している。

個人的感想
この機種、いわゆるらくらくホン的な位置付けながらも、多様な機能が揃えてあるので、初心者だけでなくある程度使いなれた人にも薦められる守備範囲の広いものになっている。かつアプリや長時間通話の制限も用意されているので、子供に持たせても大丈夫なのではないかと思われる。


人気ブログランキングへ ブログランキング・にほんブログ村へ  
Posted by alexey_calvanov at 23:27Comments(0)TrackBack(0)

2013年12月04日

遂にソフトバンクの独占化が始まる?

新規参入組としてデータ通信をメインに展開していたイーモバイル(現在はイーアクセス)PHSをメインに展開していたウィルコム現在はどちらもソフトバンクの系列会社になっていますが、この2社が合併の方向で動いていることが明らかになりました。
実現すれば、2014年4月に合併の運びとなり、これまでのブランド名である「イーモバイル」・「イーアクセス」・「ウィルコム」のいずれかないしは全てが消える可能性もはらんでいます。というのも、存続会社がイーアクセスではあるものの、双方が全く違うブランドを扱っている関係上、ブランド名をそのままで進行すれば、ブランドの乱立になってしまいわかりにくくなるのを恐れて変えたいまたは統一したい・・・という意識が働く可能性もあるからです。ただ、ケータイ(3Gないしは4G)とPHSという畑違いの技術のため、ブランド名の変更が現実的なのではないのでしょうか。
現在イーモバイルは約440万(実数が非公開のため推測値)、ウィルコムは約570万とされており、合併すると約1000万となります。


かねてから言ってますが、ソフトバンクのグループ傘下に入っていること事態、独占禁止法に触れかねない、かつ業界の再寡占化を招きかねないと危惧しており、かつ総務省が求めた業界の活性化と全く逆の方向に進んでいるわけです。結局のところ、新規参入事業は失敗だったという国の政策に対する暗に批判めいたものになってしまってもいます
今回の一件で、ソフトバンクへの吸収合併の第一歩とにらんでいます。不採算部分をすっきりさせることを名目に、将来的に合併する(ソフトバンクへ組み込む)という既成事実を積み上げたいのではないかと思っています。
なぜ国は新規参入事業に補助を与えなかったのか、もし与えていれば状況はもう少し変わっていたのではないか・・・そう思えてならないわけです。公正な競争がこれから維持できるのか否かは国民の目で決まるので、ぜひユーザーの皆様は今後の動向をじっくりと見て下さい。


人気ブログランキングへ ブログランキング・にほんブログ村へ  
Posted by alexey_calvanov at 23:59Comments(0)TrackBack(0)

2013年11月06日

秋・冬の新機種2013 ウィルコム編

秋・冬の新機種、やっとウィルコムが出してきましたね。今回出してきた2機種を紹介していこうと思います。


ウィルコム自身のトピックとしては、2014年にナンバーポータビリティの対象になったということと、「モバイル迷惑電話チェッカー」という迷惑電話チェック機能でしょうか。
この機能は、迷惑電話の可能性のあるものを着信拒否できるというもので、一部機種で可能なBluetooth連携でスマートフォンの子機としてPHS端末を使っている場合でも、スマートフォンへの電話も対象にできるようになっています(注:今回は新機種のみの対象なので、全機種対応になる)。ちなみに有料オプションになっており、210円/月になっています。
その他、他社では既にサービスインしている「緊急速報メール」と「災害用音声お届けサービス」もウィルコムで使用できるようになります


では、新機種の紹介です。


①LIBERIO 2 WX11K
2インチQVGA液晶を搭載したストレートタイプのケータイ。
IPX5/7相当の防水・IP5X相当の防塵・MIL規格相当の耐衝撃機能を搭載した他、スマートフォンとのBluetooth連携機能・モバイル迷惑電話チェッカーも搭載している。

個人的感想
目立つ新機能はモバイル迷惑電話チェッカーくらいではあるが、地味ながらも必要な機能を取り揃えたという印象。また男性向け機種ではあるが、4色という多色展開を行っているのも印象的。ただ、メインカメラは31万画素の簡素な物しかないので、あくまでサブフォンとしてという使い方になると思われる。


②WX12K
3インチワイドQVGA液晶を搭載した折りたたみ型のケータイ。0.9インチの有機EL液晶サブディスプレイも搭載している。
IPX5/7相当の防水・IP5X相当の防塵・MIL規格相当の耐衝撃機能を搭載した他、スマートフォンとのBluetooth連携機能・モバイル迷惑電話チェッカーも搭載している。

個人的感想
基本的な機能はLIBERIO 2 WX11Kとあまり変わらない。ただ、カメラ機能が500万画素となっているので、色々撮ったりしたい時には重宝するかと。また5色の多色展開を行っており、女性向けの色もあるので、個人的にはこちらがオススメ。


人気ブログランキングへ ブログランキング・にほんブログ村へ  
Posted by alexey_calvanov at 23:59Comments(0)TrackBack(0)

2013年07月04日

夏の新機種2013 ウィルコム編

夏の新機種、やっとウィルコムが発表となり、本当に全キャリアが出揃いました
正直、この頃のウィルコムは何かと話題になっていますイーモバイルと共にソフトバンクの連結子会社の一つになっていますし、キャリアショップ(ウィルコムプラザ)の中でソフトバンク・イーモバイルの機種を販売するといった展開も行っています。
そして先日、6年掛かると言われていた借金を完済好調な純増によってPHSという『枯れた技術』の中でも『水平思考』的なアイデアで乗り切ったとも言えるでしょう。

その『水平思考』といえるものが安い通話料金なのですけど、今回それをスマートフォンで行おうとしています
それが「ウィルコムプラン Lite」このプランは1GBまでのパケット通信を2980円/月で利用できるというもの。基本料とウェブの接続料を加えても3275円/月とかなりおトクになっています。さらに契約月から6ヶ月はパケット通信料を1980円/月になるということのなので、他キャリアの通話・通信料よりもかなり安くなります。若干使うユーザー向けには、7GBまでのパケット通信を5980円/月、テザリング料金を2年間無料にする「ウィルコムプランD+」も用意されるそうです。
そして現状の「だれとでも定額」も、ウィルコム内のPHSで行うだけでなく、ウィルコムが発売する「だれとでも定額パス WX01TJ」と専用アプリをダウンロードしたBluetooth対応のスマホ(Androidのみ)でも受けられるというのですから、ある種太っ腹でもあります。


さて、ここから新機種の紹介です。先述の通り、今回はスマホのみです。


①DIGNO DUAL 2 WX10K
4.7インチHD・TFT液晶を搭載したストレートタイプのスマートフォン。OSはAndroid4.2。
音声通話を聞き取りやすくしている「スマートソニックレシーバー」、一般的なケータイに似せたインターフェイスが収録されている「エントリーホーム」、IPX5/IPX7相当の防水機能、IP5X相当の防塵機能、おサイフケータイ(FeliCa)、赤外線通信、ワンセグなどを搭載している。
なお、ソフトバンクの超高速通信であるSoftbank 4Gに対応している。

個人的感想
カメラ機能はウィルコムとしては頑張った800万画素(インカメラ120万画素)なので、これまでカメラ機能に不満を持っていたウィルコムユーザーもある程度納得したのではないのだろうか。そして京セラお得意の聞き取りやすさと使いやすさを重視しているので、これからスマホにしようと思っている人も安心して使えるのではないだろうか。
ただし、PHSのパケット通信は非対応なので、要注意。

②AQUOS PHONE es WX04SH
4.0インチフルワイドVGA・TFT液晶を搭載したストレートタイプのスマートフォン。OSはAndroid4.1。
IPX5/IPX7相当の防水機能、おサイフケータイ、赤外線通信、ワンセグなどが搭載されている。

個人的感想
この機種はソフトバンクで発売されたAQUOS PHONE ss 205SHをベースにしているので、多色展開されているが、シャープとしては珍しくローエンドモデルになっている感じ。その代わり、PHSは通話だけでなく通信もできるので、安定した環境で利用したい人にはこの機種というふうになるのかもしれない。


人気ブログランキングへ ブログランキング・にほんブログ村へ  
Posted by alexey_calvanov at 23:53Comments(0)TrackBack(0)

2013年06月21日

そろそろ、『ドッキンホー』の声が・・・

現在ケータイ(携帯電話)業界3位のソフトバンク。しかしながら純増数は好調で、2年以上首位をキープしています。色々理由はあるのですけれども、他社に比べて安いプランとiPhoneの独占供給(現在はauにも供給しているので、この限りではない)が効いているのではないかと思われます。


そんなソフトバンクが仕掛けた新たなる一手、株式総会の中で「やりましょう」とまで言って意気込んだそれは、ソフトバンク・イーモバイル・ウィルコム3社間での無料通話
これまでは、ソフトバンクからイーモバイルないしはウィルコムへ電話を掛けた場合、21円/30秒(つまり42円/分)掛かっていましたこの体系は確かボーダフォン時代(大元は42円/分。J-PHONE・デジタルツーカー時代は地域によって異なるので割愛)から続いているものでした。後にソフトバンク間の通話においては、一部時間帯(午前1時~午後9時)のみ無料に設定されましたが、他社間はそのままでした。
今回のプラン、ソフトバンクがイーモバイルとウィルコムを事実上の傘下に置いたことで、シナジー(相乗)効果を高めようという理由で、株主から提案されたものです。孫会長は了承したものの、「やりましょう」と言った後に(カネが掛かるという意味で)『やっちゃった』感を冗談交じりで出していましたけど(苦笑)。


まだ株主総会の中という机上で決まっただけの出来事なので、今後どういう進展が起こるのかは不明です。推論ですが、いくつかのパターンが考えられます。

  1. ソフトバンクで行っている「家族間通話」のように、24時間無料。指定回線があるかないかでどう転ぶかわからない。

  2. ウィルコムで行っている「だれとでも定額」のように、1回あたり10分以内で1ヶ月につき500回までを無料。


というふう。
いずれにしても、ソフトバンクにとっては大きな武器になることは間違いありません
ただ、これだけ過激なことをしでかすと、そろそろ公正取引委員会から独禁法のお声が掛からないかな・・・とか思ったり思わなかったり(ニヤニヤ)。


人気ブログランキングへ ブログランキング・にほんブログ村へ  
Posted by alexey_calvanov at 23:17Comments(0)TrackBack(0)

2013年04月15日

春の新機種2013 ウィルコムがまた隠し玉を繰り出した

春の新機種はもう終わったと思ったら、またウィルコムが後出しじゃんけんをしてきたよ・・・。まぁ、イーモバイル同様ほぼ毎回の出来事なので慣れっこではあるんですけど(ニヤリ)。


その前に少し出しておきたい話題が。
遂にPHSの聖域ともいえた070がケータイ(携帯電話)にも開放されることになったようです。時期としては2013年11月をメドにしているとのことで、実施の際にはPHS番号には特殊な音が発せられるとのことだそうです。
開放される番号は070-1~4と7~9、つまり070-5・6はPHSの番号なので、それ以外の番号は開放するという意味でもあります。
経緯に関しては、2年4ヶ月くらい前に書いた(笑)この記事を読んでもらえればと。
今回の070開放によって、長らく懸案事項だったPHSとケータイ間のナンバーポータビリティが行われることになると言われています。


それでは、今回発表された機種の紹介です。


⑤PANTONE WX03SH
2インチQVGA液晶を搭載したストレートタイプのケータイ。国際標準色彩を制作している会社PANTONE(パントン)の名を冠したものになっている。
IPX5/7相当の防水、IP5X相当の防塵機能を搭載している他、Bluetooth接続や専用アプリをスマートフォン側にダウンロードすることで、スマートフォンの子機として活用することも可能(通話はBluetoothから、メール・SNS・着信履歴などを専用アプリから)になっている。

個人的感想
一見単純なストレートフォンではあるが、スマートフォンの子機として使え、PHS単機としてもフルブラウザ・Javaが使えるという高機能モデルでもある。
カラーも6色あり、ボタンも押しやすいものの、カメラが貧弱(31万画素CMOS)なのは仕方ないのか・・・。


人気ブログランキングへ ブログランキング・にほんブログ村へ  
Posted by alexey_calvanov at 23:10Comments(0)TrackBack(0)

2013年03月09日

春の新機種2013 ウィルコムが隠し玉を繰り出した

既に春の新機種を発表したウィルコムが、ここに来て新機種を追加してきました。どちらも個性的な機種として有名になったあの機種です。

そのウィルコムは、Android端末に引き続き、iPhoneの販売もウィルコムプラザで開始されることになりました対象はiPhone 4Sのみですが、格安で手に入れたい人には朗報なのかもしれません。
なお、ソフトバンクグループ(ソフトバンクモバイル・ソフトバンクモバイルのディズニーモバイル・イーモバイル)以外の人がMNP(番号ポータビリティ)を行って契約する場合は、パケットし放題フラットの利用価格を値引きするセット割引が3月末まで適用されるとのこと。


では、機種の紹介です。


③イエデンワ2 WX05A
2.7インチのモノクロ液晶を搭載した家庭用電話機を模したケータイ。
家庭用で使われている固定回線が利用できるようになった他、ハンズフリー機能が搭載されている。

個人的感想
2011年に発売したまるで家庭用電話(イエデンワ)のようなケータイがまさかのカムバック。ただカムバックしただけでなく、固定回線も使えるように機能を充実させてきました。この回線はPHSとのデュアルが可能で、デュアル待ち受けおよび発信が可能になっています。そのため、PHSに掛ける場合はPHSに、相手に番号を知られたくない場合は固定回線に切り替えて使用できます
これまで通り、乾電池やACアダプターで駆動可能なので、緊急時の電話としても利用可能。もちろん家の電話機をこれに切り替えることも可能となり、使い道および使い勝手がよくなっています。


④ストラップフォン2 WX06A
1インチ有機EL液晶を備えたストレートタイプのケータイ。清涼菓子のFRISK(フリスク)と同じ大きさのため、一部からはFRISKケータイと呼ばれることもある。12,000台限定販売。
Eメール・ライトメールが利用可能になり、可動式アンテナ・赤外線通信が搭載されている。

個人的感想
2012年に発売した超小型端末が、好評に応え再度登場。今回の機種はEメール機能が付き、ユーザーの希望をかなえた格好。超小型ケータイなので見づらいのではないかと思えるものの、有機EL液晶だからか文字が潰れることはなさそう。
可動式アンテナになっているので、入りづらい環境にも対応し、赤外線通信も付いているのでデータの移し替えも困らない。何より3色のカラーリングになっているので、選択肢が広がったと思われる。


人気ブログランキングへ ブログランキング・にほんブログ村へ  
Posted by alexey_calvanov at 23:39Comments(0)TrackBack(0)

2013年02月12日

春の新機種2013 ウィルコム編

春の新機種、最後はウィルコムです。
ウィルコムに関しては、ソフトバンクグループ絡みの話題をば。既にソフトバンクの時にも少し話しましたが、ウィルコムプラザでソフトバンクの商品を提供することになった他、イーモバイルの製品もウィルコムプラザで提供することになりました。これによって、ウィルコムプラザで自社製品の他、ソフトバンク・イーモバイルの製品も一部購入できるようになり、将来の事業統合に向けての大きな布石を打ったとも言えます。
なお、イーモバイルショップでのみウィルコムの製品が購入可能になっています。


では、機種の紹介です。


①STOLA WX08K
1.8インチのQQVGA液晶を搭載したストレートタイプのケータイ。
76gと軽量化されており、8色のカラーリング(ただしディスプレイ面は黒で統一)で発売される。

個人的感想
この機種、メールはライトメールのみでEメールやブラウザには対応していないので、通話のみという人向けな機種一応赤外線通信が対応しているので、以前からの機種変更にも対応できると言える。
あとは、8色のカラーリングで男女どちらにも訴求できるところがポイントか。


②WX09K
3インチのワイドQVGA液晶を搭載した折りたたみ型のケータイ。
0.9インチの有機ELサブディスプレイ・300万画素のCMOSカメラ・赤外線通信を搭載している。

個人的感想
メールもブラウザも使えるウィルコムとしてはハイスペックな機種になる。4色のカラーリングもビビッドなものとなっており、若年層にアピールできる機種になっているかなと。


人気ブログランキングへ ブログランキング・にほんブログ村へ  
Posted by alexey_calvanov at 23:02Comments(0)TrackBack(0)

2012年11月01日

秋の新機種2012 ウィルコム編

ここにきてウィルコムの新機種が登場してきました。
ソフトバンクの傘下に入って2年ほどになりますが、契約者数は激安戦略でうなぎ昇りとなっており、遂には500万人の契約者数まで盛り返してきました。さらなる反転攻勢をソフトバンクと共に行っていく中、まずはウィルコムとしてのブランド力の強化と端末としての魅力を上げるということなんでしょうけど、果たして今回発表された端末はどうなんでしょう。


詳細を見ていきましょう。なお、一緒に発表されたPORTUS for Biz WX02S-Hは、WX02Sの法人モデルで、法人プランが契約できる以外は大きな差異がないので割愛しております


①ENERUS WX03S
2.4インチQVGA液晶を搭載したストレートタイプのケータイ。4色のカラーリングで展開される。
1700mAhの大型バッテリーを搭載し、その大型バッテリーはスマートフォンやUSB対応機器へのUSB給電に回すことができる

個人的感想
カメラ機能・ウェブブラウザ機能・外部メモリのない極めてシンプルな機種ではあるが、モバイルバッテリーの代替品として使用できるのが大きい。もちろん、緊急通話用としての役割を残しておくことも可能だし、給電できる量も自動的に割り振ってくれるのもポイントだと思う。
単純にモバイルバッテリーだけよりかは汎用性が効くので、普段持っているケータイが繋がりにくい場所に差し掛かるケースのある人には、検討してもいい機種なのかもしれない。


②HONEY BEE 5 WX07K
2インチのQVGA液晶を搭載したストレートタイプのケータイ。京セラが展開するHONEY BEEモデルの9代目にあたる。8色のカラーリング(うち6色はツートンカラー)で展開される。
IPX5/7相当の防水機能が搭載されている。

個人的感想
この機種は、これまでと違い角の少ないデザインになっており、ビビッドなカラーリングかつツートンカラーといった斬新なものが多い。何より防水機能が付いているので、本来のターゲットである女子高生以外にも20代・30代前半の主婦層を含めた女性にもターゲットが広げられそう
ただ、もう少しカメラ機能を強化してほしいのは、ない物ねだりというものだろうか。


人気ブログランキングへ ブログランキング・にほんブログ村へ  
Posted by alexey_calvanov at 23:59Comments(0)TrackBack(0)

2012年08月05日

夏の新機種2012 隠し玉は意外な形で登場

夏の新機種、隠し玉が登場する時期がやってきましたけれども、今回の隠し玉は異例中の異例。リモデルサイズなのでどうしようかと思ったんですが、私自身もビックリしたので、早いこと紹介しようかと。
その機種はウィルコム。WILLCOM CORE 3Gの機種になります。


④HONEY BEE WX06K
ソフトバンクから発売しているHONEY BEE 101Kのリモデルサイズで色はホワイトのみ。OSはAndroid2.3。
下り最大21MbpsのULTRA SPEEDに対応している。HONEY BEE4(WX350K)とのセット販売のみで展開される。
なお、学生および22歳以下の人の契約の場合、端末分割代金を減らせれるかつ基本使用料(980円)を免除してくれる学割パックという形での販売も行われる。

個人的感想
DIGNO DUAL(WX04K)とは違い、3G回線のみで、PHS回線は搭載されていない。そのため、PHS回線の契約を別個必要となる(今回の場合はHONEY BEE4の一択)。このことに加え、料金プランもプランDという形になる。女子高生向けということを考えれば無難ではあるが、できることなら一体型にしてほしいという本音もあるのかもしれない(ちなみに、私自身、PHS / 3G一体型スマートフォンを出すならHONEY BEEだと思っていた)。
また単色展開も惜しいところあのビビッドなカラーリングをウィルコムでも拝みたかったし、同じ色で揃えたいというユーザーにも残念なことなのかもしれない。


人気ブログランキングへ ブログランキング・にほんブログ村へ  
Posted by alexey_calvanov at 23:31Comments(0)TrackBack(0)

2012年07月25日

これはあざとい、あざとすぎる

ISW11F_20120723_175842先日、名古屋・大須にウィルコムプラザがオープンしました
実のところ、大須でウィルコムを扱う店があまりなかった(私の知っている限り、大須にあるグッドウィルか第二アメ横ビルにある店、アプライドくらいしか思い浮かばないし、いずれの店が本当に扱っているのかもよくわからない(汗))ので、専売店ができたこと自体大きな前進とも言えます。
キャリアショップとしても、ドコモ・au・ソフトバンクに次ぐ進出になり、あと大須で進出していないのはイーモバイルだけとなりました。イーモバイルは大須に進出すべきキャリアショップでもありますが、場所が空いてないんだよねぇ・・・。

なお、この場所も元々はおもちゃ屋で、地元では知る人ぞ知る、おもちゃのカワエツという店が入っていました。古いおもちゃが置かれている店としても有名だったので、そんな店が無くなるのも寂しいわけで。



そんな、ウィルコムプラザ大須、オープンということもあり開店セールが行われている最中。店頭にはセール開催中という意味合いのPOPが貼られているわけですが・・・。


・・・


・・・・・・


・・・・・・・・・


ISW11F_20120723_175822・・・場所柄か、場所柄なのか
名前が出てきていないとはいえ、少々あざとすぎやしませんか(苦笑)。
思わず、あ●にゃんに釣られそうになったじゃないかクマー(ゲラゲラゲラ)!<オマエ、ペロリストだったのか!



人気ブログランキングへ ブログランキング・にほんブログ村へ  
Posted by alexey_calvanov at 23:24Comments(0)TrackBack(0)

2012年06月12日

夏の新機種2012 ウィルコム編

夏の新機種、今回はウィルコム編です。
ウィルコム自身、だれとでも定額やもう1台キャンペーンが継続・対象拡大というのがある程度で、大きな発表は今回紹介するスマートフォンになるわけです。
では、そのスマートフォンと一般的なケータイ2機種の紹介を行っていきます。


①DIGNO DUAL WX04K
4インチワイドVGA液晶を搭載したストレートタイプのスマートフォン。W-ZEROシリーズ以来、久しぶりのスマートフォンになる。OSはAndroid2.3(将来的に4.0へのアップデート対応予定)。
PHS電話回線と3G電話・通信回線双方を備えたケータイになっており、IPX5/7相当の防水機能を備えている。
また、オリジナルプランも用意されている

個人的感想
この機種は、HYBRID W-ZERO3(WS027SH)以来、実に2年半ぶりのスマートフォンになるものの、Windows Mobileではなく、Android対応になっているのは時代の流れか。
そのW-ZEROシリーズを使用していた人には念願のスマートフォンでの新機種にはなるが、一長一短がかなり目立つ機種になっている。
利点はソフトバンクの3G回線を双方利用でき、専用の「ウィルコムプランD」で月額980円(定額通信を含めれば6755円)で利用できる点・3G回線に関してはナンバーポータビリティ対応している点・MMSおよびソフトバンクとウィルコムのSMSは無料で送信可能なところ。逆に欠点としては、プラチナバンドが利用できない点・メールアドレスが専用のものに変更せざるを得なくなる点
かゆいところに手が届く・・・とまではいかないが、今までウィルコムオンリーで利用していたユーザーには使い勝手のいい機種になることは間違いないと思う。


②Casablanca WX05K
3インチワイドQVGA液晶を搭載した折りたたみ式のケータイ。
「でかメニュー」・「でか時計」・「ゆっくり通話」・「はっきり通話」に対応している。

個人的感想
使いやすさ・見やすさ・押しやすさ・話しやすさにこだわった機種になっている。それでいて300万画素のカメラを備えているのが不思議。カメラをもっと使ってほしいというメッセージか?


③PANTONE WX01SH
2.9インチワイドQVGA液晶を搭載した折りたたみ式のケータイ。国際標準色彩を制作している会社PANTONE(パントン)の名を冠したものになっている。
7色の多色展開を行っている。

個人的感想
シャープの機種としてはHYBRID W-ZERO3(WS027SH)以来、実に2年半ぶりの機種になる。そしてシャープ初のケータイ型PHSになる。
しかし、元々あったPANTONE 3 001SHをそのまま流用したもので、仕様面でもほぼ変わらずソフトバンクではロースペックでも、ウィルコムならそれなりの機種に生まれ変わったとも。現在のシャープの業績を体現したような機種になってしまって少々残念。


次回は、この機種紹介の記事を書いている途中に発表が行われたイーモバイルの機種紹介です。


人気ブログランキングへ ブログランキング・にほんブログ村へ  
Posted by alexey_calvanov at 22:53Comments(0)TrackBack(0)

2012年04月14日

春の新機種2012 ウィルコム編

先日、ウィルコムが新機種の発表を行ったので、ウィルコムの新機種紹介を緊急的に行おうと思います。


ところで、ウィルコムはスマートフォン(PHSとソフトバンクの3Gを組み合わせたモデル)をこの時期に発売するとのことだったんですが、風の噂(笑)で夏に延期になったとのことらしい。そこで、その代わりと言っては何ですが・・・という雰囲気でこの機種を出したんじゃないかというふうにもいぶかしがっているんですが、ホントのところどうなんでしょうね(ニヤニヤ)?


その新機種発売に伴って新プランも提供がスタートします
新プラン名は「ウィルコムプランW」というもので、月々の使用料が3880円(現状はサービス価格で、将来的には使用料の値上げが検討されている)ウィルコム同士(PHS回線)の通話とEメールに加えてソフトバンクモバイルのULTRA SPEEDが定額で利用できるプランになっています。
価格面で見ると、イーモバイルのLTEサービスやUQ WiMAXの年間パスポートに対抗するものと推測されるものの、将来的に使用料が上ると明言している(ただし、キャンペーン中に加入すれば、現状の価格で据え置くことが可能)ところが引っ掛かりますね。他社がそうする(そうしてる)のであれば構わないと思うんですけど、現状それを公表することで客寄せに使うのは何だかなぁ・・・。まぁ、(イーモバイルの通信網を使っているとはいえ)ただでさえ繋がりにくいソフトバンクのデータ通信を使う人の(以下自主規制)。


そんなことを思いながら、新機種紹介をば。


・PORTUS WX02S
2.2インチのQVGA液晶を搭載したストレートタイプのケータイ。ウィルコムの新サービス「ウィルコムプランW」が適応可能な機種になる。
下り最大42Mbpsのソフトバンクの3G(ULTRA SPEED)とPHSの音声通信が利用できるハイブリット端末。またモバイルWi-Fiルーター機能を搭載しており、通話中にもデザリングが可能になっている。

個人的感想
実にウィルコムらしい端末ではある。小型ながらもビビットなカラーリングが施されており、若年層への訴求は抜群だと思う。
ただ、インターネットが利用できない点と、データ通信はソフトバンクの3Gのみなのは正直いただけないフォローアップ的な意味で、PHSのデータ通信が使えると(遅いとはいえ)快適なエリアは広がるものと推察できるのだが・・・。
それ以外にもカメラ機能やBluetoothが付いていないのが痛い。特に後者はそれが付いている機器で使えないことになるので、利用価値が半減してしまうのではないかと思えてならない。


人気ブログランキングへ ブログランキング・にほんブログ村へ  
Posted by alexey_calvanov at 23:59Comments(0)TrackBack(0)

2011年10月19日

秋の新機種2011 ウィルコム編 後編

秋の新機種ウィルコム編、後編は『個性的』な機種の紹介です。


⑥WX01K
3インチのフルワイドQVGA・300万画素のCMOSカメラを搭載した折りたたみ端末。
JavaだけでなくFlash Lite 3.1もサポートしたサイトへのアクセスが可能になっている。

個人的感想
実は、ウィルコムでは折りたたみモデルというのが非常に珍しく、その機能面の充実と相まって、とても個性的なものに仕上がっている
カメラにはライトが付いただけでなく、オートフォーカスも搭載され、一般的なケータイとそん色ないものになっている。
セカンドフォンというより、ファーストフォンを狙った珍しい機種になっている。


⑦安心だフォン WX01A
エイビットから発売されるウィルコムが行っている安心だフォン用および対応モデル(今機種で5機種目)ボタンを押すだけで、あらかじめ登録された連絡先に電話をかけたり、受話ができるようになっている。

個人的感想
何よりボタン1つで対応ができる操作の簡単さが光る受話に関しては全ての電話で対応可能だが、発信に関しては登録先の1件のみと制限を受けている
また乾電池(単4電池3本)で稼働できるので、誰でも入れ替えができるし、市販品で対応できるのも大きい。
基本的に維持費も安いので、子供・お年寄りのセキュリティ用に持たせてもいいかもしれない。


⑧イエデンワ WX02A
エイビットから発売される固定電話型PHS。短縮ダイヤル機能・W-VPN(モバイル内線ソリューション)が搭載されている。

個人的感想
見た感じは白の固定電話と見紛うほどACアダプターでの稼働もできる他、乾電池(単3電池4本)で稼働も可能になっている。それでいて、接続工事が不要なので、PHSなのに固定電話のように利用ができる。ただし、固定電話を繋ぐことはできないので注意。
赤外線通信も搭載されているので、ケータイなどで登録されている相手の電話番号をこの機種に飛ばすことも可能になっているので、急な電話にも安心になっている。
固定電話の費用がかかるのにためらいを感じている法人や一人暮らしの人達にオススメ。


⑨ストラップフォン WX03A
エイビットから発売される幅32mm・高さ70mm・薄さ10.5mm・重さ約40gの世界最小・最軽量のストレート端末
通話機能以外にもライトメール・赤外線通信・位置情報機能・バイブレーション・キーロック・USBイヤフォン端子を搭載している。

個人的感想
大きさはミントタブレット菓子で有名なFRISK(フリスク)と同じくらい。かつてドコモから発売されていたpreminiシリーズよりも小さい機種になっている。
小型機種とはいえ、機能はそれなりに充実している。
あまりに個性的な機種のため、恐らくユーザーからは『FRISKフォン』と呼ばれる可能性がある。『味ぽん』・『京ぽん』と並ぶ人気機種になれるかどうかが期待される。


次回はauの新機種紹介です。


人気ブログランキングへ ブログランキング・にほんブログ村へ  
Posted by alexey_calvanov at 23:05Comments(0)TrackBack(0)

2011年10月18日

秋の新機種2011 ウィルコム編 前編

秋の新機種が今日ドコモで発表されたことで、全てのキャリア(携帯電話会社)の発表が揃いました。


今回は震災後初の大掛かりな発表会になったところも多く、しかも全てのキャリアが何かしらの動きを見せたという極めて珍しい事態も起こりました。
そんなわけで、今回からしばらく新機種の紹介をしていこうかと思います。
紹介順番は一番発表の早かったウィルコムが最初で、以降au→ディズニーモバイル→ソフトバンク→イーモバイル→ドコモとなりますが、ディズニーモバイルが2機種・イーモバイルが1機種のみの発表なので、ディズニーモバイルとイーモバイルはまとめて紹介するかと思います。


では、一番最初の発表になったウィルコムの紹介から
実に9ヶ月ぶりの新機種発表会になったウィルコム。一時期の落ち込みは影を潜め、ソフトバンクの支援を受けながら、順当に契約数を伸ばしています。
今ウィルコムが狙っているのは、ケータイでスマートフォンを持っている人達の『隙間』を狙うこと、ないしは個人が持っているケータイの次を狙う、いわゆるセカンドフォンとしての需要の掘り起こしをしています。これが功を奏して今の地位があるわけですが、これをさらに拡充させるようです。
そのため、機能はあまりないシンプル系統のものが目立ちます


では見ていきましょう。今回はウィルコムの主役になるだろうシンプル系統のセカンドフォン的なケータイ(ストレートモデル)の紹介です。


①WX01NX
ネットインデックスから発売される幅44.5mm・高さ112.5mm・薄さ11mm・重さ67gの小型ストレートモデル5色のカラーリングだけでなく、リモートロックやモバイル内線ソリューション「W-VPN」を搭載している。

個人的感想
ポップなカラーリングは女性向けを意識したものになっている。それでいてビジネス向けの機能を備えている。恐らくOLやビジネスウーマンを対象にした機種になっていくのだろう。
なお、この機種はmicroUSB端子で充電することからもわかるように、徹底した小型化を図っている。
画面は1.8インチと小さいものの、ボタンは大きいので、文字が大きく表示できるのならば、オシャレなシニア向けに売り出すこともできなくはない。


②SOCIUS WX01S
SII(セイコーインスツル)から発売される通話・メール(Eメール・ライトメール)に特化したストレートモデルBluetooth機能を搭載し、4台まで設定(同時接続は2台まで)可能になっている。

個人的感想
まるでセカンドフォンの典型的機種になるようなモデル
Bluetoothはスマートフォンからの電話を受けたり、逆に発信もでき、さらにSkypeからの受信(ヘッドセット代わり)も可能になるらしい。
もしかすると、ケータイとして利用するよりも、ケータイの代わりに受け取る受話器代わりになってしまう可能性もあるが、緊急通話用として抑えておいても、プライベート用の機種として抑えておいてもいいかもしれない。


③Sweetia WX02K
31万画素のカメラが搭載されたストレート端末。
撮影した画像をすぐにデコラティブメールに挿入できる「最速メール」機能を搭載した他、絵文字とデコメ絵文字を切り替える機能を搭載している。また6色のカラーリングで展開される。

個人的感想
ターゲット層は10~20代の女性。現在展開中のHONEY BEEの流れを汲むモデルになると考えられる。ファーストフォンとしては貧弱に感じるものの、手軽に扱うもの・セカンドフォンとしてなら十分ではないかと思う。


④LIBERIO WX03K
31万画素のカメラが搭載されたストレート端末。
時間毎に最適な文字を予測する「時間対応予測」機能や待ち受け画面からすぐにメールを作成できる「すぐ文字」機能を搭載した他、4色のカラーリングで展開される。

個人的感想
こちらは逆に30~50代の男性中年世代を狙った機種。基本的な機能はSweetia WX02Kと同じ。


⑤WX01J
日本無線から発売される法人向けに制作されたストレート端末。
管理者がウェブ上で管理やセキュリティを施すことのできる「ビジネス安心サービス」に対応している他、赤外線通信、一般固定電話の子機として利用できるPBXを搭載している。

個人的感想
いわゆる特徴のない普通の電話。掛ける受けるだけなら十分な機種であると思う。


次回はウィルコムの個性的な機種の紹介。


人気ブログランキングへ ブログランキング・にほんブログ村へ  
Posted by alexey_calvanov at 23:29Comments(0)TrackBack(0)

2011年08月06日

夏の新機種2011 ウィルコム編+イーモバイルの隠し玉

夏の新機種がいくつか登場していますが、遂にここに来てウィルコムの新機種が登場しました
ウィルコムは、誰とでも定額がヒットして、純減状態がストップ。今年になって再度400万契約に乗せました。純粋な新機種は、昨年12月発売のWX350K以来の登場になります。

では見ていきましょう。


・WX01UT
アメリカにあるUTスターコムの日本法人が製作した薄さ9.9mm・重さ60gというウィルコムでは最薄・最軽量のストレートタイプ。押しやすいフラットワイドキー・リモートロック・ICレコーダーが搭載されている。

個人的感想
PHSとしては非常にコンパクトな機種。ただ、コンパクトなのはいいが、機能面でほとんどなくなってしまっているのが残念なところ
例えば、メール機能はライトメール(SMSにあたるもの)しかない、カメラ機能が非搭載な点が特に残念でならない。
しかしながら、カメラ機能やメール機能のいらないサラリーマンのような法人向けにウケそうな機種にはなるだろう。


続いては、隠し玉の紹介。今回隠し玉を出してくるのはイーモバイル。
いくつか既に登場しているのですが、今回久しぶりにあのメーカーが登場するようです。

では見ていきましょう。


⑥GALAPAGOS(A01SH)
7インチSVGA・TFT液晶を搭載したシャープのメディアタブレット端末GALAPAGOSの名を冠したストレートモデルのスマートフォン。OSはAndroid3.2。

個人的感想
実は、この端末そのものでは通信はできないため、Pocket WiFi(GP02)とのセット販売になる。それでもカメラ機能は搭載されている(アウトカメラ500万画素・インカメラ200万画素)
イーモバイルではEM・ONE(その派生シリーズであるEM・ONE α)以来のシャープ端末になる。
携帯電話ライク・iPadライクだったGALAPAGOS(シャープ販売の他メディアに販売されていない「ホームモデル」・「モバイルモデル」のこと)と比べると直線的で金属質(メタリック)なものになっている。
重さもホームモデル(765g)と比べると約半分(389g)になっている。初めてスマートフォンを使う、国産タブレット端末が欲しい、GALAPAGOSの実力がいかなるものかを知りたい人には、通信機能が付属できるのでオススメしたい。


人気ブログランキングへ ブログランキング・にほんブログ村へ  
Posted by alexey_calvanov at 23:09Comments(2)TrackBack(0)

2011年07月19日

日中で違う末路

日本でも中国でもケータイ市場は過熱傾向にあります。どちらもスマートフォンへの需要が急増しているのが背景にあります。

その一方で大きく違う動きを見せているのが、PHS中国では小霊通と呼ばれています。
どちらも安さをウリにして展開されていましたが、やはりエリア面とハイグレードなサービスな面で劣勢に立たされました中国の場合は、最盛期には約9350万まで伸ばしたものの、現在は約2000万と最盛期の2割ほどにまで落ち込んでいます。
そのため、中国政府がPHSへの電波の割り当てを注視することを発表し、2012年にはサービスが終了することになっています。
中国政府は今利用している小霊通ユーザーにケータイへの移行を求めているわけですが、一部には反発が起こっています理由は日本でも問題になったナンバーポータビリティ。
日本同様、中国でも小霊通からケータイへのナンバーポータビリティができないため、一から番号を替えないといけなくなります。そのため、ビジネス面で不利なるということで替えたがらない人が続出しているのです。また中国独特なのが、いわゆる「良番」(いい番号の意味。1111など)を高いカネを出して買った人達にとっては、不満の種になっており、補償を求めるケースもあるそうで・・・。


かくいう日本はどうかというと、日本でもウィルコムの破たんをきっかけに、400万もあったPHSもそこをピークに暫時減少をたどり、一時期は370万にまで落ち込み、終了の予感さえ漂っていました

ところが、ウィルコムを支援したソフトバンクが行った施策で状況は一変
「だれとでも定額」という基本料に月額980円のオプション料としてこれに加入すると、ウィルコム間ではかけ放題、他社のケータイを含めた国内通話でも10分以内の通話なら月500回までかけ放題というサービスを開始し、さらに「もう1台キャンペーン」で諸条件をクリアすると新規契約後にもう1台無料で契約できるというサービスも行っています。このサービスは現在最大2台まで増加し、さらに新規契約者への後押しになっています。
これらの施策で、一時期370万まで落ち込んでいた契約者数も2011年の声を聞くと同時にみるみる回復遂に今月400万台に回復したとウィルコムが発表しました(実際400万台を超えるのかどうかは8月初旬に発表されるTCA(電気通信事業者協会)の公表する統計でわかることになるかと)。
東日本大震災で、PHSのインフラの立ち直りが早かったことも話題になりましたが、当時約367万/約20万(全国/東北エリア。2011年2月末時点)なのですから、細かいエリア網があったとはいえ、負荷には十分耐えられる作りだったのではないのでしょうか(ちなみに、ドコモは約5752万/約375万、auは約3273万/約204万、ソフトバンクは約2491万/約115万)。

仮に越えたとしても、ドーピング的な施策である「もう1台キャンペーン」が終わった後、「だれとでも定額」に変えてくれるかどうか正直ここへの変更は相当な苦労をさせられると思います。もはやデータ通信(特にPHSを介したもの)に対しては半ばあきらめともとれる展開を行っているだけに、PHSでの純増はこれ以上苦しいと思います。来年以降、緩やかに利用者の減少を再びたどるのではないかと思います。果ては中国で起こっていることと同じ問題が起こるのではないかと推測しています。

要はウィルコムが『ソフトバンク』という『薬』で延命措置を取っているだけのようにしか思えないのです。そしてソフトバンクは虎視眈々と400万ユーザーを自社のケータイ部門になるソフトバンクモバイルへの移行を促進させていくでしょう。この前例は、auがツーカーユーザーの巻き取りに利用した経緯があるので、決してないとは言い切れないでしょう。


人気ブログランキングへ ブログランキング・にほんブログ村へ  
Posted by alexey_calvanov at 23:20Comments(0)TrackBack(0)