2011年04月13日

春の新アニメ2011 その11 Dororonえん魔くん メ~ラめら

春の新アニメ、11回目の今回は1973年に発売されたコミックおよび放送されたアニメ「ドロロンえん魔くん」のリメイクになる「Dororonえん魔くん メ~ラめら」です。

原作はあの「デビルマン」などを描いた永井豪さん。
私自身は直接的にこの作品の世代ではないですが、子供の頃に「まんがのくに」(注:テレビ愛知で放送されていたアニメの再放送枠)でこの作品を見たことがありまして。ブラックユーモアというんでしょうか、子供心にも面白かったなぁという記憶があります。


あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。


1970年代の東京。オイルショックに伴うモノ不足とインフレで混沌としていたこの時代。
主人公の不動ハルミは銭湯にいるおばあからこんな話を聞かされていた。
「学校の地下には妖怪がおるんやでぇ」と。

そんなのいるわけない・・・と割り切っていたハルミだが、レッツゴー4匹が学校に行ってトイレットペーパーを拝借するというので見に行くと、何と彼らの顔がない!慌てて逃げ帰ったところ、かっぱ妖怪のカパエルに出会い、学校の地下にある亜空間に連れて行ってもらう。
そこには、地獄別荘という家があり、中には妖怪パトロール隊と名乗る部隊と、その長である閻魔大王の甥っ子であるえん魔くんと名乗る少年がいたのだった・・・。



というふう。


原作にあたるテレビアニメも面白かったんですけど、この作品も妙なノスタルジーを煽っていて面白かったですね。
作品の随所に昭和のギャグが仕込まれていて、これが妙にシュールでしたね。それでいてそのギャグが嫌みったらしく思えないのが不思議でなりません(苦笑)。
あとは終始バカ(笑)。エログロナンセンスを地で行っている作品ですね。

キャスト陣の一部に若干の違和感はあるものの、作品そのものは原作とほとんど遜色ありません
昔の作品を知っている人には結構楽しめると思いますが、原作を知らない今時の子供達には、何この作品と思われるかもしれないです。そう思うと結構この作品の評価は割れるんじゃないのかなと思います。私はこういうバカ作品、大好きです(爆)。


ちなみに、この作品の原作、「地震・雷・家事・親父」をイラスト化しておりまして(苦笑)。
「地震だ~!」・「雷だ~!」・「火事だ~!」・「親父だ~!」という叫びと共に、それぞれワンカットの絵が出てくるんですけど、すごくシュールでインパクトがあるんですよね(爆)。恐らく「妖怪父ちゃん」の回だと思うんですけど・・・。
そのシーンを再現できたら、この作品神認定(ギャハ)。


※放送局の詳細は「続きを読む」にて。


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Posted by alexey_calvanov at 23:28Comments(0)TrackBack(0)