2023年10月14日

秋の新アニメ2023 その21 最果てのパラディン 鉄錆の山の王

秋の新アニメ2023、21回目は投稿小説サイトの「小説家になろう」が原作で、後にオーバーラップから刊行されているライトノベルレーベルであるオーバーラップ文庫から出版している「最果てのパラディン」の第2期になる「最果てのパラディン 鉄錆の山の王」です。
前作から2年経っての続編になるのですけど、今までなら少し開き過ぎたかな・・・と思えたんですよ。ところが、最近は今作品よりも開いた間隔で放送を行っているものも出てきたので、逆に短いんじゃないかなと思ったり。いずれにせよ、続きが気になる作品ではあったので、期待して見ていきましょう。


あらすじは続きモノなので無し。死者の街を出て2年が経ち、その過程で得た新たな仲間と共に自らの領地を栄えさせているところから始まります。


2年間経っているので、何かあらすじ的なものをやるとかキャラ紹介のような部分を出すのかなと思って見ていたのですけど、唐突に話が進むような展開になってしまったので、前期を見ていた人も肩透かしを食らったような感じになってしまいましたね・・・。顔見せの部分が無いので、話の内容に付いていけないまま30分が過ぎていった感があります。


ということなので、短い結論となりますが、面白い作品なのに、ちゃんと続きに向けての紹介を行いなさいと言いたい。2年は短いようで長い。話の筋なんて忙しい人が多い現在、忘れてしまっていてもおかしくない。そこは丁寧にやろうや・・・。


放送局・放送時間の詳細は、「続きを読む」にて。


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Posted by alexey_calvanov at 19:39Comments(0)

2022年07月15日

夏の新アニメ2022 その16 黒の召喚士

夏の新アニメ2022、16回目は投稿小説サイトである「小説家になろう」が原作で、後にオーバーラップから刊行されているオーバーラップ文庫で連載中の「黒の召喚士」です。


この作品は現状ノーマークの中の一つ。今回似たような作品が出ているので、差別化できるかどうかに掛かってくるでしょうね。


あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。


神様の手違いで事故死し、異世界に転生させられてしまった主人公。その補償としてなのか、豊富なスキルと異世界では珍しい職種の召喚士として冒険者デビューを果たす最初の試練としてスライム3匹の討伐クエストを受けるのだが・・・。


というふう。


初回は、何だかノーテンキに明るい女神と主人公のやり取りで進んでいくふうですね。今回のメインは召喚士の基本であるモンスターの使役(仲間にすること)なんですけど、ブルースライム一つとっても苦労しながらなんとか仲間に・・・とか思ったら、そいつが結構強くて、主よりも強くなっている感が(苦笑)。
今後仲間になるんじゃないかというエルフの奴隷が出てきたりするんですけど、正直この作品の印象が薄いのよね・・・(汗)。何か既視感が・・・という点を抜け出せなかったです。前者は「転生賢者の異世界ライフ」、後者は「異世界迷宮でハーレムを」の奴隷制度がそれぞれほぼまんまの感があり、『専門的な作品』を見た方がいいんじゃないのかと言いたくなる。ただ、まだ1話目なので、今後化けるかもしれない・・・と思って見て行きましょう。だって、「転生賢者の異世界ライフ」も相当パッとしない作品ですから(ニヤニヤ)。


放送局・放送時間の詳細は、「続きを読む」にて。


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Posted by alexey_calvanov at 23:43Comments(0)

2022年01月15日

冬の新アニメ2022 その14 ありふれた職業で世界最強 2nd season

冬の新アニメ2022、14回目は「小説家になろう」で展開されたウェブ小説が原作で、後にオーバーラップのオーバーラップ文庫で刊行されている「ありふれた職業で世界最強」の第2期になる「ありふれた職業で世界最強 2nd season」です。
この作品は、期間が空いて2期の放送になりましたけど、2期制作が決まったのは、1期放送終了直後(最終話のエンドで発表)。つまり既に制作が決まっている中での展開なので、評価がどうあれ進められていたということなのね。ちなみに、コロナ禍でも無かったのにもかかわらず、1期の放送が1年ほど延期された経緯があります。当時は結構珍しかったんですよね。前評判はよろしくなかっただけに、どうなることやら。


あらすじは続きモノなので無し。かつての仲間の窮地を色々な思いの交錯した中で救い、新たな仲間を加え、次の目的地に向かうところから始まります。


前期がアレだっただけに、今期は正直結構気合が入っていました。オープニングからエンディングまで隙の無い展開になっていました。ここまで変われるのか・・・というのが正直な感想ですけど、同時に何でこれを最初にやらないというツッコミも忘れなかったですよ(ニヤニヤ)。
ただ、放送開始前に1期を見てない人向けの放送を行っているそうなので、それを見ていないと1期の1話が理解しがたい状況になってしまっていますね。初見の人は、ただの下賤な言葉の飛び交うハーレムアニメと思っても不思議じゃない(爆)。


1期を見た人は、意外に見られる作品に進化したと思うのではないのでしょうか。ただ2期から見た人は、(2期に分割した作品のお約束なんでしょうけど)何が何だか・・・になるのかもしれない。ただ、この『進化』がいつまで続くのかも注視したいところです。


放送局・放送時間の詳細は、「続きを読む」にて。


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Posted by alexey_calvanov at 23:21Comments(0)

2021年10月16日

秋の新アニメ2021 その17 最果てのパラディン

秋の新アニメ2021、17回目は投稿小説サイトの「小説家になろう」が原作で、後にオーバーラップから刊行されているライトノベルレーベルであるオーバーラップ文庫から出版している「最果てのパラディン」です。
この作品は、前評判は高いようで、期待している声は高いものの、制作会社に対しての懸念が高いという話もちらほら。まぁ私は前から言ってますけれども、作画は少々目をつぶっても、作品の内容さえよければいいと思っております。ただ「テスラノート」、てめぇはダメだ(ギャハ)!


あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。


人里離れたところにある死者の街と呼ばれるところに一人の子がいた。その子は、3人の死者(不死身)によって育てられていた豪快な骸骨剣士からは剣術と狩りを教えられ、偏屈な魔法使いの幽霊は魔術の使い方を教えられ、神官のミイラからは生きる術を教えられた。


ある日、自身の秘密と3人が隠している秘密を知るために行動を起こすが・・・。



というふう。


初回は3歳~5歳の主人公が描かれていて、不思議な縁で結ばれた3人の死者とのやり取りがメインになっていました。それぞれの役割が短い時間の中でも丁寧に描かれていましたね。3人とも主人公に対して父のように母のように祖父のように接し、時に厳しく、時に優しく見守っているところに、死んでいるのに生きている人間のようなものを感じ取ることができました
自身の秘密と3人の死者の秘密の話は、思っていた以上に重たかったですね。特に神官のミイラは、ある意味自身の身を削っているのではないかと思わされ、彼女がまるで自分の子のように接していたのをひしひしと感じ取れました


今後主人公は成長し、やがて大きな出来事に出会うことになるのでしょうけど、この初回を見る限り、丁寧に描かれるものと思います。期待したいところです。


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Posted by alexey_calvanov at 23:02Comments(0)

2021年07月07日

夏の新アニメ2021 その5 現実主義勇者の王国再建記

夏の新アニメ2021、5回目は小説家になろうが原作で、後にpixivを経て、オーバーラップのレーベルであるオーバーラップ文庫から刊行されている「現実主義勇者の王国再建記」です。
小説家になろうでの刊行が行き詰ったのは、作者のコメントのレスポンスに問題があった(替え歌で答えたのが、著作権法違反に問われたため)ことでバン(削除)されてしまったかららしい。そのためpixivで続きを刊行し、商業化されたという異色の経緯をたどっています。発言に問題があったと言うには、少々かわいそうな部分はあるなぁと思いますね。


あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。


主人公は、たった1人の肉親である祖父を亡くした学生。ある時、図書室にいると、異世界の勇者召喚の儀によって呼び出されてしまう

始めはどうしてこうなったのかわからないまま振り回されるものの、自分自身が勇者として西方にある帝国に身売りされるというのを知って、召喚をした王国の現状を調べ、改善に取り組むことを決意する。すると、彼の非凡な才能を見抜いた王は、彼を新しい王様に据え、自らの娘を婚約者にすることを決めてしまう・・・



というふう。


この作品は、総じて地味だなぁ(苦笑)。正直淡々とし過ぎて、面白くないと思った人もいるんじゃないかと思われても納得してしまいそう(汗)。ただ、彼自身がマキャヴェリの「君主論」など歴史書を愛読していることから、人の仕切り方・モノの動かし方・カネの使い方を上手く活用している点は、地味なこの作品の中で光る部分だと思いました。


今後は、婚約者になる国王の娘と主人公、前国王の宰相とのトロイカ体制をメインに動くことになると思います。仲間も増えるようですから、そのあたりとの絡みも彩りになってくれれば、もっと面白いと評価されるんだろうけどなぁ・・・。


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Posted by alexey_calvanov at 23:39Comments(0)

2019年07月14日

夏の新アニメ2019 その10 ありふれた職業で世界最強

夏の新アニメ2019、10回目は「小説家になろう」で展開されたウェブ小説が原作で、後にオーバーラップのオーバーラップ文庫で刊行されている「ありふれた職業で世界最強」です。
こちらも、なろう系の作品異世界転生した主人公を軸にする本当に『ありふれた』世界観ですが、これを打破できるのかが注目点でしょう。


あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。


主人公は、いわゆるオタクな高校生クラスではマドンナに親身にされていたことから、様々ないじめに遭っていた。


そんな中、クラス全員が異世界に転移してしまう。そこで主人公は錬成師という冒険者の中でも役に立たない職業になってしまい、クラス中から足手まといのような扱いをされる。さらに、クラスメイトの不注意で凶暴なモンスターを呼び出してしまう。それでもクラスメイトを救おうと必死になっていた主人公は、クラスメイトの1人からの裏切りにも遭い、奈落の底に落とされてしまう
そこで凶暴なモンスターに襲われ、左腕を失い、絶望の淵に落ちてしまったが、元の世界への帰還を生きる糧にして、様々なステータスを身に付けるようになっていく



というふう。


第1話は主人公の壮絶な運命だけがことさら強調されていましたわ。モンスターの肉を食らって死にそうになりながらも、遂にスキルを身に付けていくという流れなんですけど、これを『ありふれた』というのは少々強引なんじゃないかと思うのよね。『ありふれた』というのはあくまで職業なのに、スキルを身に付けたことを強調するのは、『ありふれた』わけではなく、『過酷な状況』なわけですよね。ちょっと表現の仕方が卑怯だなと。
総じて重いのは仕方ない。しかし、表現の仕方が卑怯で支持できない『過酷な状況』でスキルを身に付けたのに、『ありふれた職業』でスキルを磨いたわけではないからです。職業は『過酷な状況』で磨かれたスキルを生かすだけの方法でしかないのです。

あとは、なぜ異世界に飛ばされたのかがさらりとしていて、流し見してしまうと何が何だかわからないのも困りもの。実はオープニングでその模様を流しているのですが、あれは流し見してしまうぞ・・・。


第1話は、今後の視聴のために重要なのに、それを放棄しているかのような作り。かつ作品の内容がタイトルと違うという、言葉は悪いですが詐欺のような作り。今後の展開がよかったとしても、第1話の作りを見てしまった後だと、それも霞むよろしくないものですね・・・。


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Posted by alexey_calvanov at 23:58Comments(0)

2016年01月18日

冬の新アニメ2016 その14 灰と幻想のグリムガル

冬の新アニメ2016、14回目はオーバーラップのオーバーラップ文庫から刊行されているライトノベルが原作の「灰と幻想のグリムガル」です。
オーバーラップ自身が新参会社で、過去にアニメ化されたのもMF文庫Jから移籍して再起動した「IS〈インフィニット・ストラトス〉2」だけだったので、この作品が事実上オーバーラップ文庫として初のアニメ化と言ってもいいかもしれません。


あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。


主人公は目覚めると暗闇の中にいた。ここがどこなのかわからないまま、自分の名前以外は何も思い出せない(時に昔住んでいた世界で使っていた物の名を思い出すが、それが何なのかがわからない)。同じ境遇に置かれた何人かの仲間達と共に踏み出した先にあったのは、異世界「グリムガル」
そこでは、義勇兵となり見習いからステップアップして生きていくか、街の人間として細々と生きていくか、いずれにせよ自分自身で身を立て生活していかないといけないのだった。既に仲間の何人かは率先してグループ作りをしていき、残った主人公達は、半ばなし崩し的にグループを作り、ギルドで職を手にし、見習い義勇兵として生きていくのだった。しかし、彼らはゴブリン1匹を倒すのに苦労する有様。彼らは生き延びることができるのだろうか。


というふう。


総じて、この作品は地味です(苦笑)。特に主人公達が活躍して終わりではなく、ゴブリン1匹にも手こずり、日々の生活にも困窮する中で、徐々に仲間としての一体感を高めていこうとする過程が丁寧に描かれています。そういった点では、実に現実的で等身大のキャラたちの集まりとも言えます。そう考えると、かなり異質で今後の展開が楽しみになってきます。

ただ、このまま地味な展開が続くことになると、中だるみになりかねず、見ている人間も飽きてくることでしょう。恐らく今後数話の間で人間的に成長していくのでしょうけど、その過程をいかに上手く見せるかなんでしょうね。ここで超人的な活躍をしてしまえば、第1話の展開が何だったのかと言われてしまいかねないわけで、最初はRPGのレベルアップのように徐々に力を付けていくという流れになるのではないのでしょうか。


放送局・放送時間の詳細は、「続きを読む」にて。


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Posted by alexey_calvanov at 23:30Comments(0)TrackBack(0)

2013年10月18日

秋の新アニメ2013 その20 IS〈インフィニット・ストラトス〉2

秋の新アニメ2013、20回目はオーバーラップ文庫から刊行されているライトノベルが原作の「IS〈インフィニット・ストラトス〉2」です。
この作品、放送されたのは2011年ですが、この年に大ブレイクした「魔法少女まどか☆マギカ」が無ければ大きな話題になっていたのではないかと思います。しかし、今期放送までの間に原作者の騒動やら刊行先の移籍(それに伴いアニメ配給先も変更されている)で大きく揉めていましたからねぇ・・・。一応新シリーズ(注:オーバーラップでのリブート(再刊行)のこと)が展開されるとのことなので、それに合わせてアニメ化されたんでしょうか。まぁ、元々人気のある作品だったので、それに押されたのかもしれまんけれども・・・。


あらすじは続きモノなので割愛。
織村一夏(いちか)が男性唯一ISと呼ばれる飛行パワードスーツに乗れるようになってから早数ヶ月、相変わらず一夏の操縦および軍事的なテクニックは他の人達に劣るものの、優秀な操者として名を馳せ、そして彼女達の憧れの的になっていたのでした・・・というふう。


この作品も今作とのインターバルが数年あるにもかかわらず、あまり登場人物の詳細が語られてない、いわゆる顔見せ程度なのが残念だなぁとも。今回初めて見る人にもわかるようにしてほしかったなぁと。しかも第1話は正直イマイチでしたね。ただ、主人公が相変わらず鈍いというのだけはよく伝わってましたけれども(ニヤニヤ)。
まぁ、ハーレムアニメは伊達じゃないということだけはわかったかなと思うので、できることなら他の人達も見たいと思わせるような作品に持っていってほしいものです。


放送局の詳細は「続きを読む」にて。


IS < インフィニット・ストラトス > コンプリート Blu-ray BOX
IS <インフィニット・ストラトス> コンプリートBOX
Blu-rayDVD
第1期の総集編的なBOXになります。テレビ未収録エピソードもあり。



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Posted by alexey_calvanov at 23:58Comments(0)TrackBack(0)