2018年06月11日

FC岐阜観戦記2018 アウェイ編 その10 ちゃんとやること

FC岐阜、昨日はカマタマーレ讃岐との一戦をPikaraスタジアムで迎えました
岐阜はリーグ戦では連勝中ですが、先日行われた天皇杯では、NDソフトスタジアムでモンテディオ山形と戦い、90分と延長30分で決着が付かず、最終的にはPKにもつれ込み、4-2で惜敗となりました。ABBA方式という慣れないPK戦だったこともあるのですけど、とどのつまり流れを掴んだ方が勝ったとも言えますね。というのも、試合をきちんと見たわけではないので推測にはなるもものの、一旦追い付きながらも相手に追い付かれて、その勢いのまま押し切られたからですね。天皇杯はホーム・アウェイ関係ないとはいえ、やはり同格なら、自分達のホームでやれる山形の方が有利なのかなと。
しかも、この試合でライアン・デ・フリース選手が水戸ホーリーホック戦で痛めていた足を天皇杯で再度痛めたらしく出場できず。既に田中パウロ淳一選手が肉離れで離脱中攻撃陣がますます手薄になってしまい、つくづく山岸祐也選手が調子を上げてきてよかったと思えるようになりました。

一方、讃岐の方も調子が上がらず、『自分達のスタイルに戻した』とされる大宮アルディージャ戦では引き分けに持ち込み、少しだけ調子を戻しつつあります。ただ、天皇杯は横浜FCに負けているのですが、90分で負けたというふうなので、ダメージは少ないようです。


SHV39_3351讃岐の本拠地であるPikaraスタジアムに来るのは3度目。一番変わったのは、マスコットが登場したことでしょうか。
こちらがそのマスコットのさぬぴー釜玉うどんをベースに作り上げられたものです。いかにも香川県らしいマスコットだと思います。あと目がかわいい。



SHV39_3354この日の試合は、「岐が被ってるぞ!ダービー」ということで、岐阜のマスコットのギッフィーも登場。雨対策もバッチリでした(笑)。
写真は、「叩いてかぶってじゃんけんポン」での一コマ元々大人(男女)と子供の3人勝負だったのですけど、時間もあったのでマスコット対決が急遽設けられることに。
ヘルメットがかぶれないので、勝ったら即叩くの勝負(爆)。この勝負はさぬぴーの圧勝(ギャハ)。1回しかやってないけど圧勝(ギャハ)!
それでも、司会の人(と讃岐の女性スタッフと思しき関係者)を岐阜へ連行(笑)できたので、よしとしよう。しかし、岐阜のホームは平日(7/25)やぞ(爆)。果たして彼らは来れるのだろうか・・・。

ちなみに、ハーフタイムには「マスコット対決 「岐」昼の決闘」も行われ、そこでもさぬぴー圧勝!おいおい、ヤツのシュートとセービングは本物だぞ(汗)!というより、マスコットとは思えないキックでしたねー。まさか<中の人などいない!



SHV39_3356じゃんけん勝負の後は、仲良くダンシング。この時には、岐阜県のPRに来ていたミナモも参加。さぬぴーも慣れないながら一生懸命踊っておりました。
なお、岐阜市のマスコットであるうーたんも来ておりました。こちらは岐阜市のPRでの来場でした。



SHV39_3349そして、この日は「コロッケ対決 「岐」コロ一番勝負」も行われました
左はコロ家の「カマコロ」、右はひだコロッケ本舗の「飛騨牛コロッケ」
実は、ひだコロッケ本舗は飛騨市にあって、店の親父さんいわく、7時間かかってきたとのこと。そりゃそうだ。岐阜県横断だけでも大変なのに、関西も横断してるんだからね・・・。次の日に帰ると言っていたけど、台風が迫る中だったので、気が気じゃなかったと思うよ。しかも、赤字なんだわとも前の水戸戦の時ぼやいていたので、ならばと来た時に真っ先に買わせて頂きましたよ。

味は何度も書いているので割愛しますけど、どっちも美味しい。
飛騨牛だけじゃなく、飛騨牛の味を吸い取って染み込んだじゃがいもが美味い「飛騨牛コロッケ」に、中のミンチ肉とじゃがいもの甘さが絶妙な「カマコロ」。どっちが美味いなんて決められません。今度は「カマコロ」がやって来るでしょうから、また食べてみたいものです。



SHV39_3350もう一つ、こちらはたこ判屋の「たこ満月」
たこの入った大判焼きと言っていいのかな。こちらの商品は、うどんと卵が入っているとのこと。味は定番のソース味。そのままでも頂けます。



中のうどんがカリッとしてて美味いです。そのままだと結構あっさり味なので、ソースの濃さくらいで丁度いいのかな。


SHV39_3357岐阜は4連勝の掛かった、讃岐は久しぶりの勝利の掛かったこの試合。先程もちらりと書きましたが、台風の来ると言われた中で行われたものの、試合開始前は風のやや強い曇り空の中開始となりました。


岐阜は天皇杯からメンバーをあまり変えていないためか、いつも以上に足が重い。選手のパス回しなどで緩慢なところが目立ち、こちらもあまり状態のよくない讃岐イレブンに合わせるような格好になってしまっていました。まだボールは支配してたとも言えるのですが、ただボールを持てただけというふうで、すぐに讃岐に取られてしまう展開になっていました。
そして、この日の試合は三島頌平(しょうへい)選手が初スタメン。ライアン選手が出られなくなり、風間宏矢選手がセンターフォワードに回ったため出ることになったのですが、初めてのスタメンゆえか、少し緊張していたのかな。正直よくなかったですね。それでも前半34分に見せたミドルシュートはよかったと思います。あの思い切りのよさは、これから苦しい時に生きてくることでしょう。

そんな前半の半ば過ぎから徐々に動きのよくなって来た岐阜、後半もその動きのよさを生かして攻めた結果、後半5(50)分、山岸選手が後方から受け取った球を受け取って敵陣を駆け抜け、その間に相手守備陣をするするするっと抜け出てきた古橋亨梧選手が縦のパスを受けて間髪入れずにシュート!そんなに強くないシュートはキーパーの左端をすり抜け、ゴールマウスの左隅にすっぽりと入りましたきれいな連携のお見事なシュート。このゴールで古橋選手は6試合連続弾となり、8得点目。もう誰も止められないのか・・・と言いたくなるほど、今の古橋選手は絶好調です。

しかし今日の岐阜のいいところは、ここまで雨が降り始めた後半15(60)分頃から、徐々に讃岐が必死さを見せ始めます。勇猛果敢に攻める姿に、岐阜は押されがちになります。特に終盤は讃岐のいいシーンが目立ち、とてもリーグ最下位のチームとは思えないほど。ただ、今までの岐阜ならそこで崩れて同点ないしは逆転されるのですけど、今年、いや今の岐阜は違う悪いなりにも何とかまとめ上げ、全員が守備の意識を持って戦うという姿を見せることができたと思います。だから、竹田忠嗣選手が抜けても大丈夫なほどの守備ができたのだと思います。
先程はよくないと書いた三島選手ですが、悪いなりにもほぼフルタイムで戦えたことは、自信を持っていいところだと思います。それだけ他の選手がよくなかったわけですから、きちんとやることをやったのだと、やれたのだと思いながら、この試合でのいいところ・悪いところを見付けて、次に生かしてほしいと思います。再びサブメンバーからの登場になるかもしれませんけど、讃岐戦でやったことは今後生きてくると思いますよ。


試合は0-1で辛くも勝ったものの、私は悪いなりによくやったと思いました。

この試合は、ちゃんとやることが大事だと思っていたからです。
天皇杯で嫌な形で負けただけでなく、ケガ人が出て、今後の試合運営にも影響が出かねない中、きちんとパス回しをする・狙えると思ったら振り抜く・全員で守備の意識を持つなどの最低限の仕事はできていたのかなと思います。もちろん、90分それができていないのは不満でしたけど、讃岐の攻撃を受け流せたのは評価したいです。



これで何とか4連勝を勝ち取ったものの、不安も多いです。


最初はケガ
先程も書きましたけど、ライアン選手と田中パウロ選手が出られない状態新加入の北谷史孝選手もケガらしい。永島悠史選手もケガという話らしいので、今後けが人が続出すると厳しい戦いを強いられるかもしれない。試合もさることながら、練習中でも無茶なプレーはしないようにしてほしいね。

もう一つは、毎度お馴染み(?)のイエローカードの累積
今日の試合で宮本航汰・福村貴幸両選手がリーチ(3枚)。既に阿部正紀選手もリーチが掛かっている中、ケガではない理由で抜けられるのは1試合でも痛い。次のFC町田ゼルビア戦でやらかしてしまうとその次のレノファ山口FC戦でさらに苦しい思いをしないといけないことでしょう。
この対策は、抜けても大丈夫な選手構成をするしかない。特にサブメンバーでいつも入っている選手の奮起が必至でしょう。


次の町田戦でクラブ新記録になる引き分けの挟まない5連勝が掛かってきました。相手にとって不足無し。厳しい戦いになると思いますが、今までの積み上げを生かすこと、そしてやるべきことをちゃんとやることで勝ちを引き寄せられると思います。
なお、この町田戦はホーム自由席は前売りが500円(税込)とワンコイン観戦ができます。まだ決めかねている人も当日来場でも同じく1000円(税込)なので、家族で晩ご飯を食べながらの観戦もいいかと思います(あらかじめ買って持ち込みは可能)。1人でも多く来場されることが、選手達の励みになります。是非とも今の岐阜を観て応援してやって下さい。


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2017年04月23日

FC岐阜観戦記2017 アウェイ編 その5 覚醒し始める選手達

FC岐阜、今日はPikaraスタジアムでカマタマーレ讃岐と戦いました


岐阜と讃岐が戦い始めて今年で4年。2014年・2015年のホーム開幕戦の相手だったりと何かと因縁深いですね。ただ、最初の1年半はJ2昇格当初のチーム(特に初年度は入れ替え戦を経験するなど苦杯を強いられる)ということもあり、岐阜が先輩風を吹かせていました。ところが、2015年のアウェイ戦以降潮目が変わっており、完敗・逆転負け・引き分けという結果に終わっています。つまり、ここ1年半勝ってないんですね。苦手というよりも、勝てなくなってきた、自力が付いてきたのかと思えてなりません。


今回は行き帰り共に電車(新幹線とJR在来線)ではなく、行きだけは夜行バスで香川に向かいました。土曜開催なら帰りも夜行バスで行ったんですけどね(苦笑)。
なお、行きは淡路島経由(明石海峡大橋と鳴門大橋)で香川に入ったんではないかなと思われ。朝の7時頃に讃岐の最寄り駅である丸亀に着いたのですが、開場まで時間はたっぷりあったので、うどんを朝飯代わりに食らい、「こんぴらさん」こと金刀比羅宮に立ち寄ったんですけど、この話はまた後日。


SHV32_0687Pikaraスタジアムに来て、やっぱり食べておきたかったのは、コロ家の「カマコロ」
2014年の開幕戦で頂いて以来、頂ける時は必ず頂いております。

とあるサイトで、「カマコロは裏切らない」と書かれていましたが、まさにその通り。カマコロだけは裏切りませんね。ホント美味いわ。揚げたても美味いし、冷めても美味しいPikaraスタジアムに来て食べないなんて、もぐりですわ(ニヤニヤ)。



SHV32_068812時開場でスタジアムの中に入ってまず最初に飛び込んできたのが、これ。
・・・ハチの巣あるんかい(汗)!



SHV32_0689しばらくして、久しぶりにアウェイでバス待ちをした。
その時、選手達のキャリーバッグが置かれたのですけど、事前に言われていたのか、選手が自分で持って行ったんですね。
ところが、3人だけ忘れていったんですよ。かわいそうに、スタッフが必死になって持って行ってましたよ。



SHV32_0690しかし、1人で3つのキャリーバッグを持って行くのは無理だと諦め、1つ取り残されたのは、『7』と書かれたキャリーバッグ
・・・パウロのかい(ギャハ)!哀れ、スタッフにまで慕われていなかったのか、パウロよ(ニヤニヤ)。



SHV32_0691選手のウォームアップ。
去年もここでやってたっけかな?覚えてないや(ニヤニヤ)。



SHV32_0697さて、試合はというと、すごく岐阜がアグレッシブに動いてました。もう讃岐を手玉に取っていたという言葉で終わらせていいのかというくらい、岐阜はいい動きをしていましたまるでボールが吸い付いたかのように流れ、攻守の切り替えも素晴らしかった。ボールを奪われても慌てることなく、冷静にさらっていました。逆に言えば、讃岐の守備はザル状態。ざるうどんにしておけばよかったと後悔(苦笑)。

それゆえに、1点目はあっけなく決まります。
前半6分に庄司悦大(よしひろ)選手のコーナーキックから福村貴幸選手へのパス回しが行われた後、再び庄司選手に戻り、クロスを上げた先にいたのが古橋享梧選手。ゴールキーパーの少し先にいて、狙いすましたシュートを放ち、先制点獲得!
これでノリ始めた岐阜は、前半14分にも敵のロングパスをカットした福村選手が難波宏明選手に回し、少し受け損ないながらも何とか古橋選手がアシスト。その先にいたのが、田中パウロ淳一選手身体全体で飛び込むヘディングシュートで追加点を挙げます。パウロはいる子やったんや(笑)!

その後こう着状態になりながらも、岐阜が優位なのは変わらず前半終了。しかし、後半は讃岐が戦略を変えてきたのか、徐々にボールが回り始めます。そして、後半27(72)分、田森大己選手のパスミスがきっかけで、讃岐の木嶋良輔選手が一点突破ペナルティーエリアまで攻め込んだため、ビクトル選手はクセで飛び出してしまったのが、結果的に万事休す。ちょこんとクロスを上げられ、我那覇和樹選手に合わされて失点してしまいます。この失点は痛かったし、してはいけない失点だったと思います。知ってか知らずか、ビクトル選手のクセを見事に突いてきましたね・・・。

ここで相手を乗せてしまっていたら、ズルズルと失点劇を演じていたでしょうけど、これで喝が入ったのか、再び岐阜は攻守に冴えた動きを見せていました
そして、後半44(89)分、難波選手が相手と競って得たボールを後半39(84)分から途中交代で出場の小野悠斗選手が古橋選手に繋ぎ、アシスト。その先にいたのが、同じく後半41(86)分から途中交代で出場の山田晃平選手がゴールキーパーが反対側に動いた隙にシュートを放ち、見事にゴール。決定打となる3点目をゲットすることになりました。小野・山田の伏兵が決めてくれたのは、今後の厳しい時の戦力アップに繋がると思いますよ。

これで讃岐は挽回しようと動いていたものの、時既に遅し。岐阜が1-3で勝利しました。


それにつけても、Pikaraスタジアムの電光掲示板は撮り辛い・・・orz。



SHV32_0703試合終了後、得点を挙げた3選手がアウェイ側にやって来た。
古橋「今日はありがとう!」
パウロ「やぁ、皆お待たせ」
山田「え、パウロさん来たんすか!?だから来たくなかったんですよ」←皆に呼ばれたものの、最初は拒否ったのですよ(ニヤリ)。
※個人の感想です(笑)。



SHV32_0704サポータの皆にメッセージを言っていたと思われる山田選手。
しかし、何をしゃべっていたのかわからない(ギャハ)!
山田「あうあうあうあー」
古橋「何しゃべってんですかね?」
パウロ「水(経口補水液)が美味いって言ってんじゃないの?」
※個人の(以下略)



SHV32_0705パウロ「今日は皆遠くまで来てくれてありがとう!」
古橋「あー終わった終わった」
山田「早くシャワー浴びて帰りましょう、古橋さん」
・・・哀れパウロ、(入団順で)後輩選手にまで慕われていない(笑)。
その後、パウロ選手に呼び戻されたのは言うまでもない。
※くどいようですが、個人(以下略)



SHV32_0706万歳四唱後。皆の喜びが爆発しています。
ちなみに、パウロ選手の母が来ていた模様。踊っていたらしい。動画求む(爆)。



いやぁ、よくやりました。これで引き分けを挟んで3連勝勝てる相手に勝ったことで、次のツエーゲン金沢戦に弾みが付きますね。この金沢戦から大型連休の連戦になるので、厳しい戦いが待っています。金沢戦も勝って、4月は負けなしにしたいですね。今11位にまでジャンプアップできたのもあるので。


また春の珍事なのかとは言わせない。名実ともに強くなったと相手チームが震えて待ってくれるようになろうじゃないのよ!


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2016年04月09日

FC岐阜観戦記2016 アウェイ編 その1 まだ見たことのないその先へ

FC岐阜、今日はアウェイでカマタマーレ讃岐と戦うことになりました。
ギラヴァンツ北九州戦からここまで4連勝。実に7年ぶりの記録を作り、さあここから、少なくともJ2昇格以降ではまだ見たことが無い5連勝を掛け挑むことになりました。

ということもあり、もしかしたらまだ見たことのないその先を見られるかもしれないと、悩みに悩んで行くことを決めました。ホントはアウェイ始めは5/3の町田ゼルビア戦の予定だったんですけどね。その次は水戸ホーリーホック戦。だって、土曜日でアニ×サカだもの(爆)。


さて相手の讃岐は、このところ2連敗と調子は落としているものの、うどんのようにコシのある守りの硬いチーム讃岐が昇格直後から昨年の春の試合までは、岐阜は讃岐を『お客さん』扱いでやっていたものの、昨年の秋の試合以降は讃岐本来の力が発揮され、岐阜は勝てなくなっています。今回はこれまでと違い、アウェイ先行。昨年秋の嫌な負け方を引きずっていないか気になるところです。


SHV32_2304今回朝早く家を出て、岡山までは新幹線で向かいました。本来なら「青春18きっぷ」で向かうのがベターではあるものの、それだとキックオフまでに間に合わないため、仕方なく今回は新幹線と特急で向かうことに。

で、その特急が南風と言うんですけど、まさかのアンパンマン列車だった(汗)。ちょっとワロタ。



SHV32_2328実は、私自身四国に上陸するのは初めてでした。私自身まだ見たことのないその先である四国へ初上陸なり。
ちなみに、この写真は帰りに撮ったもの。瀬戸大橋が見られるアングルは帰りの方がよかったもの(笑)。



SHV32_2311岡山から特急で45分。あっという間に、讃岐のスタジアムがある最寄り駅の一つ丸亀駅に到着
最寄り駅ということで、丸亀市のゆるキャラ「とり奉行 骨付じゅうじゅう」が讃岐のユニフォームを来て応援
ちなみに、野球チーム(四国アイランドリーグの香川オリーブガイナーズ)もユニフォームを着て応援してくれています。最寄り駅が同じなのね。



SHV32_2312その丸亀駅にある花壇でこんなものが・・・。
単位取得問題で話題になった三重県伊賀市のあの学園だヨ(汗)!
実は、例の学園のサテライトキャンパスが駅前にあるんですわ。ビックリするぐらいそばにあった(爆)。



SHV32_2313その丸亀駅からシャトルバスに揺られて15分目指す目的地Pikaraスタジアム(香川県立丸亀競技場)に到着。



SHV32_2319スタジアムの中は、陸上競技場も兼ねているからなのか、広く感じます。長良川と違い屋根はメインのみ。そしてメインとバックが隔離されているふうなので、競技場の外周を回って入場と少し大変なり。でも、讃岐のスタッフはいい人ばかりでしたよ。でも2万人以上入るのに、2350人なのはもったいないわ。とはいえ、うちは呼べるチームじゃないけど(苦笑)。



SHV32_2317そんなこともあるのか、スタジアムなどには讃岐を支援する自動販売機なるものが置かれていました。この収益をクラブに還元するというもので、地味ながらも確実に稼げるものだと思いますよ。
いや岐阜もこれやろうよ。駅前に置くとか、スタジアムをこれに切り替えるとか。社長、今日来てたのは、そのあたりの視察じゃないの?



SHV32_2314さて、腹が減っては戦はできぬということで、飯を食らいましょう(笑)。


最初は、568(コロ家)のカマコロ。既に味の紹介をしているので詳細は割愛しますが、讃岐を代表するスタグルということなので、敢えて紹介。また長良川に来てね(笑)。



SHV32_2316そのカマコロが入ったうどんを売っているのが、串工房というところ。やっぱり香川県といえばうどんなのですよ。
というわけで、今回は「かけコロ」を頂くことに。スタジアム限定の「カマカレーうどん」と迷った末の結果なり。



その味は、まずはいりこだしのつゆの濃い味が染みますね。その濃さをカマコロがさらに引き立てるのよ。カマコロ自身も結構肉の濃い味があるので負けないとは思っていたのですが、いりこだしといい勝負をするとは。


SHV32_2315最後は、香川県丸亀市の名物「骨付鶏」
今回の鶏肉は「ひな」と言われる子鶏のもも肉になります。



子鶏ということで、肉は柔らかいです。そこににんにくの風味がガツンと来て、後を引く美味さ。また、皮の部分がパリパリなのに、中の肉はジューシーなんですわ。ちなみに、親鶏は弾力のある肉質なのだそうで。


SHV32_2324では試合はどうなったのかというと、激闘となりました。


最初は前半8分に讃岐が先制。一瞬の隙を突かれる結果になりました。あれは高木義成選手でも食い止められない。
讃岐サイドは岐阜の戦い方を徹底的に研究していたようで、縦パスが繋がりにくい状況に追い詰め、かつ個人のプレーを抑制するかのように囲む戦術を多用していたように感じました。これにハマったのが、先日のヴォルティス徳島戦で得点した鈴木ブルーノ選手。シュートを打てるチャンスになかなかたどり着けませんでした。

しかし、潮目は後半7(52)分に追加点を取られた後でした。たまらず岐阜サイドは交代カードを2枚一気に切りましたその時に入った田中パウロ淳一選手が、讃岐一辺倒だった流れを一気に劇的に変えたのです。
田中選手の華麗かつトリッキーな動きと的確なパス回しで讃岐の守備をかく乱。さらにフォワードを3人にして攻撃的にしたことで、敵のマークも分散。これにより鈴木ブルーノ選手の封印が解かれた格好になり、後半19・34(64・79)分の2回ゴールポストを揺らすことに。守勢・劣勢だった展開を一気に挽回したのです。
このまま逃げ切れれば・・・と思った後半45+1(90+1)分に岐阜の守備が崩れたところへ技ありのシュートを放たれて万事休すとなってしまいました。惜しい、そして悔しい負け戦になってしまったのです。


でも、これまでのようにボロボロに崩れるのではなく、最後まであきらめない、全員で勝利をもぎ取る姿勢を見せてくれたことは大きな成長でした。正直5連勝よりもうれしかったと思います。
またルーキーの瀧谷亮選手が泣き崩れていましたけど、その悔しい気持ちは見ていた皆も一緒。だからもう泣かないで。
若手の見せてくれた悔しさが選手全員への発奮材料になってくれることを祈ります。



さあ、一からやり直そう。次の松本山雅戦も堅守が軸のチーム。これまでの戦術が通じないかもということがわかった今、選手同士の密接なコンタクトをこれまで以上に行うようにしていくべきではないのでしょうか。パス回しや個人のプレーを尊重したサッカーはまだ通じているので、この部分に磨きをかけていってもいいかもしれません。


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2015年03月16日

FC岐阜観戦記2015 第1節 デジャブ?ナイトメア?

2015年シーズンのJリーグが始まって2試合目、いよいよFC岐阜のホームグラウンド長良川競技場に帰ってきました


試合の紹介をする前に、オフシーズンに関してはかなり激動していましたね。毎年激動するチームとは言われますが、今年は特にすごかったような。象徴的なのはチームの得点王だったナザリト選手の札幌移籍。個人的に一番残念なニュースでもありました。彼を含め18人の選手が移籍(期限付き移籍含む)・退団(契約満了)・引退しました。
一方で、新規獲得選手は11人(うち1人は完全移籍)ザルとも酷評できる守備陣強化のために獲得された選手が主ですね。もちろん、チーム得点王だったナザリト選手の穴を埋めるための選手も獲得していますが、得点力が減少したのは火を見るより明らか

その影響が最初の試合だったファジアーノ岡山戦で見られました。12本シュートを打って1本も入らなかったのに対して岡山には9本のうち3本決められ、課題の守備がまだ機能していないことを露呈しました。そのため、この試合ではフォメーションを守備的に変えて挑むことになります。


フロントの出来事では、数千万規模の赤字は既にお伝えした通り。そのために今季の布陣と相成ったわけですが・・・。
もう一つは、社長の恩田聖敬さんがALS(筋萎縮性側索硬化症)を発病していたことを明らかにしました社長自身が会見に臨んでカミングアウトを行うという異例のものだったので、ファン・サポーターだけでなく一般の人々にも衝撃が走ったことでしょう。その恩田社長は試合に可能な限り来場されるとのこと。無理はしないで頂きたいと思っております。


SHL23_1257そんなFC岐阜ホーム開幕戦の対戦相手は奇しくも去年と同じカマタマーレ讃岐。去年はシーズン開幕戦(1試合目)でしたけど、重みは同じ。
讃岐に関しては、去年は受難でした。J2の波に乗れず、21位で終了し、長野パルセイロとの入れ替え戦をすんでのところで乗り切り、何とかJ2に残ったというふうでした。そのため戦力を増強し挑んだ今シーズン初戦は勝利を収め、今シーズンは好調なうちに進めているというふうでした。岐阜とは対照的に調子は良好でしたね。


その讃岐名物「カマコロ」が今回やって来ておりました。今後アウェー名物がやって来るのか気になるところです。
この商品、全国コロッケコンクール最優秀賞受賞・関西B級グルメフェア3年連続(2012~2014年)グランプリ受賞と輝かしい実績を誇っております。
中にはひき肉とマッシュしたジャガイモ。ひき肉の周りにマッシュしたジャガイモが巻かれた感じになっていて、それを揚げているというふうですね。



これがですね絶品なんですよ。ひき肉のジューシーかつそこからあふれ出る旨味もさることながら、ジャガイモの甘みがすごい。ここまで甘いジャガイモは久しく頂いたことがありません。それが肉の旨味を引き立てているのですからたまりませんね。
衣もサクサクでもうコロッケとして100点満点です。こんな美味いものを讃岐の人は隔週で食えるのか。香川と言えばうどんというイメージしかない人にとって、これは絶対食っておけというものでしょう。


SHL23_1258そんなスタジアムグルメの中になぜか沖縄そばが(苦笑)。
今回はソーキそばをチョイス。ソーキそばはスペアリブの入った沖縄そばのことをこれを売っている屋台では指すそうな。



味はオーソドックスな沖縄そばというふう。薄味ながらもだしの利いたつゆにしっかりとした歯ごたえの麺、スペアリブの旨味が際立ったものです。島唐辛子をもう少しドバっと入れてもよかったかいなと。


SHL23_1259試合の展開としては、ほぼ讃岐に握られていたと言っても過言ではないでしょう。特に前半は讃岐の方が動きはよく、ボールの支配権を奪われっぱなしだったかと。
しかし、間隙を縫って打たれた難波宏明選手のシュートが決まったため、讃岐イレブンは少々焦ってしまった感がありましたね。途中から讃岐の動きがおかしくなったような気がします。ただ後半21分以降、選手交代をし始めてから、特に木島兄弟が登場したあたりから再びリズムが良くなってきましたね。

岐阜はというと、まだフォーメーションを変えたばっかりというのもあって全体的にちぐはぐといった印象。連携プレイもまだまだというふうですね。でも連携プレイに関してはキャンプ中に何回も確認を取ったはず移籍選手が多いから不慣れというのはあまり理由にはならないはずです。前半終了時のラモス監督のお怒りはごもっともです。


試合結果としては1-0で岐阜は勝ちましたけど、岐阜にとっては何かと課題の多い試合だったのかもしれません。讃岐は敗れはしましたが、運が悪かったという試合運びになってしまいましたね。岐阜にとってはデジャブというには厳しい内容、讃岐にとってはナイトメアとも言えるものの払拭はできると思います。


ちなみに、この試合はテレビではNHK岐阜・高松、ラジオではぎふチャンで放送されていました。ラジオに関しては、radikoを通じて東海3県で聴取できたので、もしかしたら聞いたという人もいたかもしれません(地上波でも愛知・三重の一部で聴取は可能なものの、音はすこぶる悪いかと)。



SHL23_1262試合の帰り、偶然見かけた清流ライナーに乗って帰って来ました
QVCマリンフィールドとかではよく走っている連節バスですけど、岐阜でも岐阜バスが「清流ライナー」として運行しています。車種はメルセデス・ベンツ・シターロ / エボバスというものらしい。確かに車内はヨーロッパの香りが(笑)。
カーブを曲がる時のぐにゃんとした感じがまたたまりませんね。車酔いする人にはただただ酷なのかもしれませんけど(汗)。



さて、今後FC岐阜は3/21にアウェイでJ1から降格した徳島ヴォルティスと、3/29にはJ3から昇格したツエーゲン金沢との対戦になります。降格したとはいえ、J2時代無類の強さを誇った徳島と混戦だったJ3をトップ通過した金沢、どちらも舐めてかかれない一戦になることでしょう。


まだまだ序盤、焦らず自分達の試合をやっていこう、FC岐阜。


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