2022年02月02日

もうオリンピックが始まってる・・・

あれ、2/4じゃなかったの?と思っていた北京冬季オリンピックですけど、どうやら今日から一部競技が始まっているんですね。今回のオリンピックも、日本と中国の時間差が1時間のプラスで済むので、見る分には困らないですね。


今日はカーリングの男女混合のみが行われており、日本は参加していません(出場予選落ちのため)。その中で開催国の中国とスイスとの一戦が、延長戦にまでもつれ込んだ末、中国が劇的勝利を収めるという波乱含みのスタートになりました。なかなかすごいことになっていた(笑)。

明日も開会式前日ながらも、カーリング男女混合・アイスホッケー女子・フリースタイル女子モーグル・フリースタイル男子モーグルが開催されるようです。開会式前でも競技時間が長いのと出場者数が多いからなんでしょうね。


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Posted by alexey_calvanov at 23:59Comments(0)

2019年02月16日

中電「あっ、やっちゃった!」→結果

決勝進出しちゃいましたよ(ニヤニヤ)。


カーリング日本選手権、決勝に進むためのトーナメントが行われました。ここまでぶっちぎりの中部電力(以下中電)は、去年の平昌(ピョンチャン)オリンピックに出場したロコ・ソラーレ(旧LS北見)と対戦しました。

試合は一進一退のゲームになり、終盤までもつれ込みました。そんな第9エンド、3投目の松村千秋選手の1回目が終わり、相手のチームが投げ終わった。さぁ行こうかなと思ったら・・・。あっ、4投目の北澤育恵選手が投げちゃった(汗)!
思わず中電のチームメイトは苦笑い。少しやっちゃった感をにじませていましたね。テレビを見ていても、そんなやり取りがわかってしまうほど。
しかし規則的には、(恐らく故意でなければという条件付きなのでしょうけど)間違えて投げても有効で、間違えて投げてしまった場合、最終投(つまり4投目の2回目)で、3投目の選手が投げるというふうになるのだとか。
ただ、間違えた投球がナイスショットだっただけに、中電的にはラッキーだったかもしれません。この一投が決め手になって、中電が3点を取って逆転。第10エンドでロコ・ソラーレが追い付けず、中電が決勝に進出しました。
負けたロコ・ソラーレは、明日(2/17)に同じ時間に行われた予選3位だった富士急を破った北海道銀行と戦います。ここで勝てば、中電との決勝戦になります。


ちなみに、男子も決勝トーナメントが行われ、サッカーJ1に所属する北海道コンサドーレ札幌のカーリングチームであるコンサドーレが決勝に進み、チーム石村と札幌国際大学の勝者と対戦することになります。


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Posted by alexey_calvanov at 22:12Comments(0)

2016年03月28日

女子カーリング、史上初のメダル獲得

女子カーリング世界選手権の決勝戦がカナダで行われ、強豪を破って初の決勝進出を果たした日本は世界ランキング2位のスイスと対戦。結果は6-9となり敗れたものの、日本女子カーリングの歴史の中で史上初めてのメダル(銀メダル)をもたらしました。


今回出場した日本代表のチームはLS(ロコソラーレ)北見(北海道)というプロチーム。以前にもお話ししたと思いますが、カーリングというのは他のどのスポーツよりもチーム(組織)力が必要な競技で、いわゆる各チームの代表の寄せ集めという野球やサッカーなどでよく見られる手段は、出場までの期間が短いということでできないため、チームが丸ごと出場するという方式を採っています。平たく言えば、カーリングは長い間メンバーで戦うことで相互関係が深まり、戦いやすくなるのです。それゆえに、相互関係深まっていない代表選抜方式では大会の予選を勝ち抜けないと判断したのでしょう。


実は、日本の女子カーリングは上位に食い込めるほど実力者が揃っていると私は思っています。先述のLS北見以外にも、北海道銀行・中部電力(長野)が特に強く、中でも中部電力は2014年まで4連覇をするほどでした。今回LS北見でスキップを行っていた藤澤五月選手は2014年まで中部電力に所属していた人でもあります。


この世界大会で2位に入ったことにより、2018年の平昌(ピョンチャン)オリンピックでの出場に大きく近付いたとされています。というのも、オリンピックへの出場はポイント制によるランキングになっており、今年と来年の世界選手権で稼いだポイントで争われるのです。ここで日本は2位に付けたため、12ポイントが与えられます(1位は14ポイント)。ゆえに、来年大きな失態(8位以内を逃すなど)が無い限り、上位8位までの枠によるオリンピック出場を得られるのです。
オリンピックまでまだ2年ありますし、今シーズンはほぼ終わり。今後LS北見がオリンピックの代表チームになれるという保証もありません。それゆえに、個々のレベルアップがますます必要になるでしょうね。


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Posted by alexey_calvanov at 23:26Comments(0)TrackBack(0)

2013年12月16日

カーリング女子がソチオリンピック出場決定したぞ

日曜の深夜にNHK-BS1で放送されていたので、明日仕事だけど見ていた・・・という人も多かったのではないのでしょうか。


ソチオリンピック出場を掛けた女子カーリング最終予選で、日本(予選一次リーグ2位)がノルウェー(予選一次リーグ3位)を破って出場を決めました
女子カーリング日本代表は中部電力を破った北海道銀行が務めていますけれども、安定した実力を見せており、予選一次リーグは中国に負けた以外は5連勝と危なげない戦いを見せていました。ただ、最終予選第1試合でも予選一次最終戦だった中国になすすべなく負けており、ソチオリンピック出場に黄信号が灯っていました


最終予選第2試合、事実上最後の試合になったノルウェー戦も、中国戦連敗が響いていたのか、ノルウェーペースで試合が進んでいました第3エンドにはノルウェーにリードを許し、いよいよ予選通過できるかどうかの瀬戸際に立たされてしまいました。
しかしながら、ここで日本が粘りを見せます。
第5エンドで同点に追い付き、第8エンドには相手側のミスに付け込んで、ストーンを貯めに貯め、ラストストーンで残ったノルウェーのストーンを追い出し、一挙6点のビッグエンドに。その後第9エンドにも加点し、ノルウェー側がギブアップ10-4で勝利し、5大会連続5回目の出場を決めました。


男子が残念だっただけに、女子の奮闘がひしひしと感じられ、改めて女子カーリングの選手層の厚さに感心しきりなのですが、今後オリンピック上位、その先のメダルを狙うためには中国との戦いがキモになってくるのではないのかなと思います。
予選2戦を見ても、日本がカーリングでは有利と言われる後攻であっても、巧みなテクニックと氷を読む洞察力で既に負けている感じがしましたね。昨年までは大して強くなかったと言われているだけに、急激に強くなった中国に対し、今後はしっかりと対策を練るべきだと思います。
もちろん、強豪のロシアやスウェーデン・イギリス・スイス・カナダ・アメリカといった国々も強いのは明白打ち勝つには中国が鋭くさせていた氷のコンディションを的確に読む洞察力を鍛え抜くことが最優先になるのではないかと思います。戦略面・戦術面ではほぼ対策し尽していると思われるので。


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Posted by alexey_calvanov at 23:43Comments(0)TrackBack(0)

2013年03月21日

マンリーでも力及ばず

ソチオリンピック出場権を掛けて戦っていたカーリング日本女子代表。ラトビアのリガで行われている世界選手権でカナダ代表に敗れたことで、4勝6敗となり、上位4位によるプレーオフ進出が難しくなりました事実上のオリンピック出場権獲得はならなかったと言っていいでしょう。


女子に限らず、カーリングはチーム力とチーム内の連携が重要な競技(連携を上手くいくようにするためには少なくとも1年はかかるのだそうだ)のため、チームの寄せ集めで作れるようなものではなく、チーム単位で出場するという形を採っています。そのため、今回の世界選手権出場のための代表選出もチームでの選出になっていました。

カーリングというと、チーム北見が非常に有名になりましたが、現在チーム北見というチームは男子のみになり、女子はロコ・ソラーレ北見というチームでプレーしています。
その中で日本代表として勝ち抜いたのは、そのロコ・ソラーレ北見でもチーム青森というカーリング界では有名なチームやトリノオリンピック代表のいた北海道銀行フォルティウスではなく、実業団チームの中部電力本社は名古屋市にあるのですが、カーリング部のみ長野市にあります
その中部電力は、男性が行うようなパワフルなカーリング、マンリーカーリングを掲げ、圧倒的な強さではないものの、攻撃性の高い積極的なカーリングで強豪を破り、見事3連覇と日本代表を手に入れたのでした。

しかし、そんなマンリーカーリングでも、世界の壁は厚く、かつ勝手の違う環境に慣れることができなかったのか、今回はオリンピックの代表権を獲得できなかったというわけです。


今後、今年末に行われる最終予選で上位2位までに入らないといけない厳しい戦いになって来ると思いますが、持ち前のマンリーカーリングを磨き、メンタル面の強さを出せるようになれば、互角に戦えるのではないのでしょうか


ちなみに、カーリングは地味ながらも結構面白いスポーツです。表情のチェスと言われるので、緻密さと手に汗握る逆転劇を見たいという人にオススメです。


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Posted by alexey_calvanov at 23:59Comments(0)TrackBack(0)