2017年01月30日

冬の新アニメ2017 ベスト

今期も冬アニメの格付けをしていきましょう。
今期は思った以上にいいデキの作品が多かった気が。ただ、その反面悪い作品も目立つのですけど、それは別の時に。
特にノーマークだった作品や期待していたけど時間帯が悪いなと思った作品がすごくよくてちょっともったいないなと思ったり。続きモノもいいし、新規作品もよかった。もっとこれが続くといいなぁ・・・。


それでは、例によって例のごとく、ベスト3・ワースト3で紹介していきましょう。


今期のトップは、「この素晴らしい世界に祝福を!2」
恐らく初めて続きモノでベスト作品にしたのではないのでしょうか。
今まで見た3話とも、一切の手抜き無し。最初からフルスロットルで飛ばしてますわ(笑)。初めて見た人達もわかるように、チュートリアルを(わからないように)仕掛けているのはお見事。テンポもノリも前期同様に素晴らしく、まさにギャグ(コメディ)アニメのお手本とも言える作品になってきそう
そして、新キャラのゆんゆんなどアクが強いのに何とも抵抗感なく受け入れられるのは、メインキャラの濃さの勝利なのかもしれない(爆)。
前期を見たことのない方、見なくてもわかるようになっていたと思いますけど、是非とも1期も見てみましょう。さらに面白いと思いますよ(ニヤニヤ)。

2位は、「ガヴリールドロップアウト」
新規作品の中ではぶっちぎりだと思います。ただ、2話が1話の面白さと比べると少しパワーダウンしているかなということで、この位置に。ちなみに、3話は面白かったです。
メインの4人がそれぞれ特徴的。天使なのに天使じゃない(悪魔的な奴までいるわ(笑))、天使のような悪魔にバカで騙されやすい悪魔と、彼女達のやり取りを見ているだけでも飽きないですね。
今後サブキャラも絡んでくると思いますが、そのサブキャラがどこまでいい相乗効果をもたらせるのかが気懸りですね(3話のマスターやサターニャのメロンパンを奪っていく犬はいいキャラだったなぁ)。

3位は、「小林さんちのメイドラゴン」
コミュ力の無いと称する小林さんがすごくまとめ力のある人で驚かされたのもあるけど、トールやカンナといったドラゴンをきちんと人間社会に順応させようとしているあたりにすごさも感じています
基本的にコメディタッチな作品で、ドラゴン社会と人間社会とのギャップの面白さがなかなか秀逸。また仲間達もいい味を出していますね。さらに時に見せるシリアスさも、作品をいいふうに引き締めていますし、小林さんとトールの友情の深さを一層引き立てますわ。

次点は、「政宗くんのリベンジ」
「小林さんちのメイドラゴン」と悩んで、こちらを次点に。
差はそんなにないです。キャラへの好感が大きく持てるか否かの違いだけですね。作品そのものは1話1話きれいにまとまっていますし、主人公とヒロイン、そしてヒロインのお付きながらも主人公のアドバイザーとなって協力する三者の関係が丁寧に描かれていますね。今後の展開が楽しみではあります。


次回はワースト作品の紹介です。


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Posted by alexey_calvanov at 22:42Comments(0)TrackBack(0)

2017年01月11日

冬の新アニメ2017 その8 ガヴリールドロップアウト

冬の新アニメ2017、8回目はKADOKAWAグループの一つアスキー・メディアワークスより刊行されている4コママンガ雑誌「コミック電撃だいおうじ」に連載されている作品が原作の「ガヴリールドロップアウト」です。
原作はノーマーク。どうしてもKADOKAWAの作品というと、「このすばらしい世界に祝福を!2」が脚光を浴びがちでしたから、とりあえず見てみるか的な感覚で見ておりました。


あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。
主人公は、天使達の集う学校を首席で卒業したエリートだった。

卒業後、彼女達は人間界で善行を積んで一人前の天使になっていく過程があり、彼女も当初は何の問題もなく過ごしていた。しかし、ネットゲームにハマり、重課金者になってしまってからは、自堕落の道を歩み、遂には自らを『駄天使』と名乗るほどになって落ちぶれてしまった
全ての人類を幸せにするという目的は、どこかに吹き飛び、人間界に留まり、娯楽を満喫し続けると誓い出すのだった。



というふう。


この作品初見なんですけど、滅茶苦茶面白かったわ。とにかく掴みはOKでしたね。
まず出てくる登場人物どこかおかしい(笑)。
主人公は高校生になっているのに半ばニート生活まっしぐらだし、天使としての特性を生かそうとして転送を試みようとしたら、パンツだけ目的地に飛んじゃったとか(爆)。あとはしぐさとか総じてかわいいわ(ニヤニヤ)。
サブキャラの悪魔2名のうち、主人公の世話焼き役は、悪魔なのに天使を正しい道に導こうとしているあたりが(悪魔の本業とは)矛盾しているけど面白い。数少ない昔の品行方正さを知っている人みたいなので、気掛かりで仕方ないんでしょうね。
もう一人、勝手に主人公のことをライバル視している悪魔は、超の付くほどのアホ(ギャハ)。時折小憎たらしいことをやってるけど、憎めないね(ニヤニヤ)。そして乗せられやすい(爆)。ある意味かわいそうな子だわ(ゲラゲラゲラ)。
最後に登場した主人公の『同級生』(天使学校時代。人間界のクラスでは違う)はサディストだわ(汗)。天使の顔をした悪魔だ、コイツ(苦笑)。

総じて言えるのは、「このすばらしい世界に祝福を!」と同じく、キャラが非常に立っている。それでいて、嫌味や外連(ケレン)味がなく、むしろすがすがしささえ感じてしまったほど。作品のテンポもすごくよかったです。
この勢いが続けば、今期の中で一番面白い作品になるのではと期待しています。


放送局・放送時間の詳細は、「続きを読む」にて。


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Posted by alexey_calvanov at 23:56Comments(0)TrackBack(0)