今期も冬アニメの格付けをしていきましょう。
今期は思った以上にいいデキの作品が多かった気が。ただ、その反面悪い作品も目立つのですけど、それは別の時に。
特にノーマークだった作品や期待していたけど時間帯が悪いなと思った作品がすごくよくてちょっともったいないなと思ったり。続きモノもいいし、新規作品もよかった。もっとこれが続くといいなぁ・・・。
それでは、例によって例のごとく、ベスト3・ワースト3で紹介していきましょう。
今期のトップは、「この素晴らしい世界に祝福を!2」。
恐らく初めて続きモノでベスト作品にしたのではないのでしょうか。
今まで見た3話とも、一切の手抜き無し。最初からフルスロットルで飛ばしてますわ(笑)。初めて見た人達もわかるように、チュートリアルを(わからないように)仕掛けているのはお見事。テンポもノリも前期同様に素晴らしく、まさにギャグ(コメディ)アニメのお手本とも言える作品になってきそう。
そして、新キャラのゆんゆんなどアクが強いのに何とも抵抗感なく受け入れられるのは、メインキャラの濃さの勝利なのかもしれない(爆)。
前期を見たことのない方、見なくてもわかるようになっていたと思いますけど、是非とも1期も見てみましょう。さらに面白いと思いますよ(ニヤニヤ)。
2位は、「ガヴリールドロップアウト」。
新規作品の中ではぶっちぎりだと思います。ただ、2話が1話の面白さと比べると少しパワーダウンしているかなということで、この位置に。ちなみに、3話は面白かったです。
メインの4人がそれぞれ特徴的。天使なのに天使じゃない(悪魔的な奴までいるわ(笑))、天使のような悪魔にバカで騙されやすい悪魔と、彼女達のやり取りを見ているだけでも飽きないですね。
今後サブキャラも絡んでくると思いますが、そのサブキャラがどこまでいい相乗効果をもたらせるのかが気懸りですね(3話のマスターやサターニャのメロンパンを奪っていく犬はいいキャラだったなぁ)。
3位は、「小林さんちのメイドラゴン」。
コミュ力の無いと称する小林さんがすごくまとめ力のある人で驚かされたのもあるけど、トールやカンナといったドラゴンをきちんと人間社会に順応させようとしているあたりにすごさも感じています。
基本的にコメディタッチな作品で、ドラゴン社会と人間社会とのギャップの面白さがなかなか秀逸。また仲間達もいい味を出していますね。さらに時に見せるシリアスさも、作品をいいふうに引き締めていますし、小林さんとトールの友情の深さを一層引き立てますわ。
次点は、「政宗くんのリベンジ」。
「小林さんちのメイドラゴン」と悩んで、こちらを次点に。
差はそんなにないです。キャラへの好感が大きく持てるか否かの違いだけですね。作品そのものは1話1話きれいにまとまっていますし、主人公とヒロイン、そしてヒロインのお付きながらも主人公のアドバイザーとなって協力する三者の関係が丁寧に描かれていますね。今後の展開が楽しみではあります。
次回はワースト作品の紹介です。