2017年08月10日

14年ぶりのファイナリストに入った彼は、あの選手を破る記録を作った

現在ロンドンで開催中の世界陸上。男子200mの準決勝は雨の中で開催されたのですが、その中でもサニブラウン・アブデル・ハキーム選手が20秒43の好タイムを叩き出し、決勝進出を果たしました100mでは同じ準決勝で失敗したと述べていたので、きちんと修正して挑んだ結果だと思います。見事な修正力ですわ。本人はまだまだやれるようなことを言っていたのですが。

この決勝進出によって、8位入賞は確実となり、末續(すえつぐ)慎吾さん以来14年ぶりのファイナリスト(決勝進出者)になりました。しかし、もっと偉大なのは、サニブラウン選手が200mで史上最年少のファイナリスト(18歳157日)になったことです。これまで最年少記録を持っていたのは、あのウサイン・ボルト選手(18歳355日)だったのです。この一点だけでも素晴らしい記録だと誇っていいでしょう。


サニブラウン選手は天性の能力を持っていても慢心することなく、きちんと研ぎ澄まし、努力してここまで来たのだと思いますから、他の選手も頑張ればできるんだというふうに思ってほしいですね。たとえ転生の能力が無くとも、一生懸命やっていれば、きっといい方向に進むものと思います。それが、今回は準決勝で敗退になりましたけど、同じ200mに出場した飯塚翔太選手の走りにあると思います。予選ではタイムで落とされていたかもしれないのに、周りの失格で運を掴み、準決勝まで上がってきました一生懸命走ったこととあきらめない気持ちが、彼を準決勝にまで上げてくれたのだと思います。


その男子200mの決勝は8/11の早朝(日本時間)に行われます。悪天候の中での走りになるのは間違いないと思いますが、これまで得たものを最大限に発揮し、その思いをトラックにぶつけてほしいと思います。そして、ボルト選手が200mで足掛かりをつかんで一流選手になったように、サニブラウン選手も、これを機会に一流選手の仲間入りを果たしてほしいです。


人気ブログランキングへ ブログランキング・にほんブログ村へ  

Posted by alexey_calvanov at 22:19Comments(0)

2017年06月24日

大荒れの日本陸上100m

今日、ヤンマースタジアム長居で日本陸上選手権(日本選手権)が行われていました


今日はNHK総合で放送(19:00~19:30はBS1で放送)されていたのですが、放送当初は大丈夫だったものの、100mの始まった頃には雨が降っていて、去年の名古屋の時と似たような環境になっていましたね(名古屋の時は止んだ後だったけど、路面が濡れて走りにくかったことは変わらないだろう)

そんな中で行われた男子100m、今年は5人の有力候補がいる中、ロンドンで行われる世界陸上に出場できる3枠を争うという大混戦になっていました。
その5人というのは、日本陸上では珍しいプロ選手となり、去年の日本陸上1位だったケンブリッジ飛鳥選手、日本記録に最も近い記録を持つ桐生祥秀選手、ベテランの領域に入ってきた山縣亮太選手、伸び盛りの機体の若手サニブラウン・アブデル・ハキーム選手、そして今年きら星のごとく登場した多田修平選手です。
先程紹介した5人とも予選・準決勝を無事突破し、決勝進出を果たして迎えた男子100m決勝。いいスタートを切ったサニブラウン選手が圧巻の走りを見せていましたね。段違いのスタートと走りを見せ、他を寄せ付けない走りになっていました。そこに食らい付いたのが、新星の多田選手終盤少し落ちたものの、サニブラウン選手に最後まで離れまいと必死でした。
3位は昨年優勝のケンブリッジ飛鳥選手。たぶん悪くはなかったんでしょうけど、序盤に少しもたついたかなという感が。4位になった桐生選手を抜くのがやっとでしたね。その桐生選手と5位になった山縣選手は共に伸びの無い感じでした。調子が悪いのかグラウンドコンディションが悪かったことが響いたのか、ちょっと何とも言えないですわ。
この結果、サニブラウン・多田・ケンブリッジ飛鳥の3選手が世界陸上内定となり、桐生選手は選外になりました。ただ、桐生選手は参加標準記録を突破しているので、4×100mリレーの選手として出場できる可能性は残っています

でも、若手がこれだけ出てきて、伸び盛りな選手も何人かいるまだまだ世界のトップ選手のいるファイナリストに残ることは難しいのかもしれないけれども、リレーでメダルが獲れたように、それなりの実力は付けていると思います。まずは準決勝進出を目標にして、準決勝で実力を出せるように頑張ってほしいものです。


ちなみに、女子100mは8連覇を目指していた福島千里選手が市川華菜選手に敗れる波乱が起こりました。これで、女子は市川選手に内定なのではないかなと思います。決まれば自身初の世界陸上出場になるので、まずは伸び伸びと走ってほしいものですね。


人気ブログランキングへ ブログランキング・にほんブログ村へ  
Posted by alexey_calvanov at 23:40Comments(0)TrackBack(0)

2015年08月25日

サニブラウン驚異の走り

現在開催中の世界陸上北京大会。その中でも注目が高かった競技の一つとして男子200mを挙げる人が多かったのではないかと思います。今日200mの予選が行われ、1組に藤光謙司選手、2組に高瀬慧(けい)選手、そして4組にサニブラウン選手が出場しました。
ハイレベルになった予選の中でも、藤光選手はアメリカのヤング選手をかわして堂々の予選2位高瀬選手はハイレベルの予選の走りに揉まれ、20秒33という好タイムを出したものの4位で着順では残れませんでしたが、その後走った選手が2人だけ越えたので、着順各3位(計7組)+タイム3位の3位でギリギリ残りました
そして、サニブラウン選手はアメリカのガトリン選手と同じ組となり、他の選手との競合が心配され、あまつさえ最も走りにくいとされる9レーンでの登場となったものの、若さとパワーで他の選手を駆逐し、ガトリン選手の次にゴールを果たしました。そんな誰もが驚いたパワフルな走りを見せたのにもかかわらず、本人は「後半間延びしてしまって足が回らなかった」と話しているのですから、末恐ろしい。まだまだ伸びる可能性を秘めています。

その200m準決勝は明日行われ、藤光・高瀬両選手はジャマイカのボルト選手と走ることになり、サニブラウン選手は再びガトリン選手と走ることになりました。厳しい戦いが予想されますけれども、実力を発揮できれば、決勝に残れるのではないかと信じて日本から応援したいと思います。


ちなみに、個人的に応援していたのは、ボスニア・ヘルツェゴビナから出場している男子800mのトゥカ選手今季最高記録を出していて、内戦を乗り越えた母国に初の金メダルをもたらしてくれるのではないかと期待していましたけれども、やはりアフリカ勢は強かった。ケニアのルディシャ選手が金メダルとなりましたが、トゥカ選手は3位に入賞し、母国に初の銅メダルをもたらしたことは非常に立派だったと思います。


さあ、明日は200mも注目ですけれども、男子やり投げも注目ですね。予選トップ通過した新井涼平選手に期待したいところです。


人気ブログランキングへ ブログランキング・にほんブログ村へ  
Posted by alexey_calvanov at 22:58Comments(0)TrackBack(0)