2020年11月18日

FC岐阜観戦記2020 第14節 文字通りの『助っ人』

FC岐阜、今日はセレッソ大阪U-23との一戦になりました。
前回の試合、ブラウブリッツ秋田との一戦を惜敗で落とし、いよいよ後の無い状況になってしまいました。この試合を落としてしまったら、残念ながら終戦です。しかし、他のチームももどかしい状況になっているようで、大混戦になっていますわ。それでは順位を見てみましょう。


1位 秋 田(65) +39
2位 長 野(49) +19
=== 昇 格 ラ イ ン ===
3位 熊 本(46) +9
4位 相模原(46) +4
5位 鳥 取(44) +7
6位 岐 阜(43) +8
6位 今 治(43) +8


ホント、こうやって見ると崖っぷち極まりないですね・・・。
FC今治とは同率になっていますけど、当該チーム間の対戦成績で岐阜が上に立っていると思います。2位に付けているAC長野パルセイロとの勝ち点差は6。その間に5チームがひしめいているわけですから、頑張ればまだ2位には滑り込める、そう思いたい状況です。


SHV47_0650平日ナイトマッチの中で1,679人の観客(岐阜市民無料の分もあるので、実際(有料観戦)はもう少し少ないかも)が来たこの試合。前半は、緩慢なセレッソの守備を破れそうで破れない状況で、今の順位を象徴するようなもどかしい展開でした。攻撃はよくできていて、セレッソの攻め込みも上手く封印できていたのに、ブレイクスルーが全くできなかったんだよね・・・。とにかく我慢我慢の展開でした。


状況が変わったのは後半に入ってから。本来ならオーバーホールで休ませたかったところでしょうけど、川西翔太選手を投入してきました。ここから少しずつ岐阜の動きがよくなったかなと。

後半9(54)分、パク・ソンス選手のゴールキックから始まる攻撃は、一気に前田遼一選手の前にボールを運び、川西選手に苦しい体制の中で回します。切り込みに行こうとしたものの、破ることができないので、後ろにいたレレウ選手に預けますレレウ選手が相手を振りながら、中島賢星選手にパスし、中島選手は前田選手に再び回して、相手を誘うように前田選手がレレウ選手に再び回していきますそのボールに合わせるかのように、レレウ選手はダイレクトにキック。キックしたボールはミドル気味の山なりのシュートになり、スポっという音がしたかのようにきれいにゴールマウスの左下隅に入りました
これがレレウ選手の今シーズン初ゴール。しかも初スタメンで決めたのですから、肝が据わってるなぁ・・・。

このゴールでレレウ選手が、いい意味で調子に乗ってきました。
後半19(64)分には、ペナルティエリア前のもつれ合いから中島選手がボールを奪い、前田選手を経由して、前方に飛び出していたレレウ選手に回します。カウンターアタックになったこのレレウ選手の動きが、セレッソの選手を引き付け、後半10(55)分に変わったフリーの状態の粟飯原尚平選手が冷静にシュートを決めて、追加点。いやはや、レレウ選手が1ゴール1アシストの大活躍フィールドを無尽に、なおかつスプリングの利いた動きで相手を翻弄していましたよ。U-23の選手ということを差っ引いても、今回のレレウ選手の調子はすごくよかった。

さらに後半23(68)分には相手のオウンゴールを誘い出し、更なる追加点をかっさらい、結果岐阜の完勝で幕を閉じました



SHV47_0651試合後、セレッソの選手がやって来た。
今年でセレッソ大阪U-23は、同じ大阪にあるガンバ大阪U-23と今シーズンの参加を辞退したFC東京U-23と共に活動を終えることが決まっています。毎試合、セレッソ大阪U-23の選手達は、アウェイの会場ではホームのサポーター席まで向かい、挨拶をしているそうです。
来年セレッソ大阪のトップチームで活躍できるよう、他のチームに行くことになっても更なる飛躍ができるよう、心から祈っております。



SHV47_0653そして、島村拓弥選手セレッソ大阪U-23の選手の中では、最も経験豊富な選手といえるかもしれません。岐阜でも期限付きながら1年間在籍していました。
今ならディフェンダーでスタメン取れるくらいに活躍できそうだけど、また来ないかなぁ・・・。



SHV47_0656最後に、今日の試合のMOM(マン・オブ・ザ・マッチ)であるレレウ選手。
今日の活躍は申し分なし。次の試合でも可憐な身のこなしで相手を翻弄してほしいです。



勝たなければいけない試合で、勝てた岐阜。勝って当たり前というところなんでしょうけど、今はそんな贅沢を言ってられない。この勝ったという事実と勢いを生かして、次の試合になる藤枝MYFCを迎え撃ちましょうこの試合に勝てば、上位に食い込める可能性もあります。その先にあるカマタマーレ讃岐戦までで、何とか昇格圏内に滑り込んで、あとは守りに入る戦いができれば、1年でのJ2復帰も見えてくるものと思います。

なお、この節でブラウブリッツ秋田がガンバ大阪U-23に勝ち、長野がガイナーレ鳥取に負けたため、秋田の2度目の優勝と初のJ2昇格が決定無敗での優勝はJリーグ史上初になるのだそうな。
結構ドラスティックな試合展開になったところが多いので、順位を改めて見てみましょう。☆は昇格決定です。


1位 秋 田(68) +41 ☆
2位 長 野(49) +18
=== 昇 格 ラ イ ン ===
3位 鳥 取(47) +8
4位 相模原(47) +4
5位 岐 阜(46) +11
6位 今 治(46) +9
7位 熊 本(46) +8


・・・やっぱりこのあたりまでかな。この下に鹿児島ユナイテッドFCとかが控えているんですけど、苛烈な争いの中では耐えられないだろうねぇ。だからこそ、ここに来て驚異の粘りを見せている今治が怖い(汗)。
岐阜は上位の差は詰められなかったものの、敵失で5位にはジャンプアップ。一方でロアッソ熊本は今治に痛い敗戦で7位にまで急降下次のセレッソ大阪U-23戦でアウェイながら勝てないと、昇格争いから脱落ということになるでしょう。昇格の大本命だったはずの熊本が・・・。大木武さん、何やってんの(苦笑)。


繰り返しになりますが、次の藤枝MYFCで勝たないと、この日の試合の勝利の意味を無くしてしまいます勝ってさらに上位の差を詰めて、讃岐戦に勝負を賭けられるようにしましょう。残り全勝を掲げたそうですから、言ったからにはやってもらおう。私達もそのために、声は出せないけど、一生懸命念を送ります。


残り6試合、自動昇格への勝ち点差は3。


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Posted by alexey_calvanov at 23:58Comments(0)

2020年07月15日

FC岐阜観戦記2020 アウェイ編 その2 一言では言い表せんわい・・・

FC岐阜、今日はアウェイのヤンマースタジアム長居にてセレッソ大阪U-23と対戦しました。
ここまで1勝2分で勝ち点5順位は6位と何とも微妙。上位戦線には何とか留まっているものの、いつ陥落してもおかしくない状況でもあります。今年は短期決戦のような展開になっており、今回のような3連戦が8回ありまして・・・。平日ないしは祝日開催のミッドウィーク戦は、メンバーの入れ替えも大事ですけど、替えたメンバーがきちんと機能するかも大事になってきます。ウチは戦力は十分あるので、入れ替えても試合ができるとは思っているものの、思った以上に格差があると、それはそれで苦しい展開になるかもしれません。

で、相手のC大阪U-23ですが、今回はJ1からやって来た選手は少なめの模様2種登録の選手もちらほらいるので、手や気を抜かねば何とかなるのかなと思いました。ただ、育成に定評があるのか、元々の戦力が高いからなのか、昨年は6位と健闘しており、過去も12位(2016年)→13位(2017年)→7位(2018年)とU-23の3チーム(FC東京U-23とガンバ大阪U-23)の中では着実に力を付けています
なお、C大阪とはJ2時代に戦った(2008年・2009年と2015年・2016年)ことがあり、1勝のみ(9敗)。もちろんU-23との対戦は初めてです。


今日の試合も、YouTubeでの生放送が行われていましたけど、家から帰ってすぐDAZNだったため、そこまでしている余裕がなかったわい(苦笑)。


試合ですが、岐阜は主導権を握っていたんです。それほどいいとは思えなかったC大阪U-23の守備をかいくぐり、シュートを放つところまで持って行くものの、いわゆる決定機というものがまるでなく、シュートを放ってもバーに当たり、よくないと思われるC大阪U-23の守備陣の巧みなラインコントロールによって最終防衛ラインを突破できないシーンがちらほらと見られました。それでもよかったと言える内容ではあったんです。
暗転したのは、前半終了間際の45分+1クリアした球をC大阪U-23の吉田有志選手が受け取り、左サイドからクロスを上げる結果になり、それを前田龍大選手が折り返し、その先にいたのが澤上竜二選手前田選手が松本拓也・橋口拓哉両選手を引き付けてがら空きになったゴールマウスに鮮烈な一発をたたき込んでしまいました。
これは運の悪い部分が半分と、松本選手が引き付けられてしまったのが悪い部分が半分ここは橋口選手に任せてゴールマウスを守っているべきではなかったかな・・・。ちょっとゴールマウスの動きがお粗末です。

後半に入って、即選手交代を切ったゼムノビッチ・ズドラブコ監督この日の試合は中島賢星・橋本和両選手がスタメンだったのですが、早々とここまで出ずっぱりだった前田遼一選手を高崎寛之選手に切り替えました。それだったら、前田選手を控えに回しておくか、別の選手を変えるべきだったのではないかなと。結果的に前田選手を引き上げたのが裏目になったかもしれません。
後半になってからは、C大阪U-23が徐々にギアを上げていくものの、まだ岐阜は攻められる余地が十分にありました。ここで点が取れれば少しでも楽になったのに、事態は最悪の方向に向かいます。
後半23(68)分、かつて岐阜に在籍していた島村拓弥選手のパスを受けた西本雅崇選手が打ったシュートがするりとゴールマウスの右側に吸い込まれ、C大阪U-23が追加点。ええ、岐阜の守備陣が見事に空いているところにロックオンされて放たれたと言ってもいい、あっぱれなシュートです。これはベストゴールと言いたくなる。何でウチはこれを打てないんですかねぇ・・・(嘆)。
この後も、選手を入れ替えていくものの、最終防衛ラインが破れなかったりして、そのままタイムアップ2-0の敗戦となりました。岐阜は今季初敗退の一方、C大阪U-23は今季初勝利となりました。いやはや、岐阜は優しいねぇ・・・(泣)。


最悪の形で負けた試合。何で負けたんでしょうねぇ・・・と言いたくもなるが、理由は一つだけわかっている決定機で決めきれない、それだけ。マウスを叩いたり、枠の外に打つシュートはいっぱいあっても、枠の中に、しかもキーパーが嫌らしいと思うところに飛んでないんです。


この状態で、今日もガンバ大阪U-23に勝ったロアッソ熊本と戦わなければなりません。何としても勝たないといけない。しかも超攻撃型の熊本に、です。守備に関しては、思っていた以上に悪くは無かった。となると、決定機が決められない今の段階なら、相手の攻撃を食い止めるしか手立てはない
かつての師である大木武監督が、岐阜に対して同対策を練ってくるのか、一方でかつての師を迎え撃つ岐阜は、大木監督の新しい戦法をどう受け止めて策を練るのか。どちらも短い期間でそれを構築できるか気になるところです。


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Posted by alexey_calvanov at 22:24Comments(0)

2019年09月18日

愛鷹のコラボマッチの雰囲気2019 後編

さて、ここからはアスルクラロ沼津×セレッソ大阪U-23の試合で頂いたスタメシの紹介。「ラブライブ!サンシャイン!!」コラボ関係も狙おうかと思ったけど、多く並んでいたので今回は断念。


SHV39_5699最初は、JET KITCHENの「ベーコン串」
オムライスとかがメインのお店なんですが、手頃な価格帯ながら大きいベーコンだったので、買ってみることに。



こちら、少し塩気が強いかなと思ったんですけど、この日の沼津が暑かったこととビールなどお酒のお供という点なら、この味でも十分美味しいです。食べ応えもあるし、程よくジューシーです。これで300円ならお買い得です。


SHV39_57052番目は、HATTの「ステーキ串」
富士の麓牛という厳選した熟成肉を使った牛串です。



これは、高い値段でも価値がある味でした。熟成されているから、肉が柔らかい。そしてそこから出てくる肉汁も美味い噛めば噛むほど旨味がジュワっと出てくる。もっと食べたいけど、1000円なんだよね・・・(泣)。丼だと1400円となかなかの部類ですが、美味いんだろうなぁ。


SHV39_5709最後は、おこたま本舗の「富士桜ポークハラミ焼き」
極上のハラミ部分を使って焼いたものですが、今回は大・小のうちの小を選択。とりあえず味見と。



・・・いかん、美味かった(笑)。豚肉なので脂ギッシュ。でも嫌な脂だらけじゃないんですよね。旨味のあふれるもっと食べたくさせる脂の美味しさ。今度来る時は大にしよう。あとご飯を売れアルビレックス新潟のようにご飯を売れ(迫真)!


とまぁ、ご飯の欲しくなる品の多いこと。ただ去年と同じ部分の店もあるので、来年は恐らく試合と一緒の紹介になるのかな。まぁ、来年は対戦する相手になるだろうけど(ニヤニヤ)。


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Posted by alexey_calvanov at 23:28Comments(0)

2019年09月17日

愛鷹のコラボマッチの雰囲気2019 前編

先日、アスルクラロ沼津×セレッソ大阪U-23の試合を『敵情視察』の体で観に行って来ました。まぁ、ラブライバーの多かったこと多かったこと。普段もそれなりにいるんでしょうけど、この日ばかりは、いつも以上に多かったのではないかと思います。何より、この日は大入りだったそうで。今シーズン一番の観客動員数だったんだって。
・・・そういえば、どっかで見たような顔の人もいた気が(爆)。


SHV39_5710まずは、コラボマッチのポスター。今回はマッチデープログラムは裏面が、このポスター面だったと思う。
・・・去年と構図が似ている気がする(ニヤニヤ)。



SHV39_5696こちらは、サポーター有志が配っていた観戦ガイド。去年もらった人も今年もらった人も大丈夫な作りになっているとのこと。
去年よりちっちゃくなったけど、読み応えは去年以上。丁寧な作りなのは相変わらずです。感服しますわ。



SHV39_5695こちらがコラボチケット。事前予約をネットで行うと、引き換えQRコード、店頭で行った際には引換券でこちらの券に換えられました。
なお、こちらはS席。A席はブルーのチケットになります。せっかく行くんだから、いい席で見たい(ニヤニヤ)。



SHV39_5698今回も沼津市が、ふるさと納税を行っていました。ここでは、干物とお茶の試食も行われていました。
・・・1口と思ったけど、1万円なんだよねぇ(汗)。



SHV39_5701ホーム側には、各キャラの立て看板がありました。



SHV39_5702そして、その隣には、まちあるきスタンプも。
・・・作品のキャラに囲まれてスタンプを押すとは、幸せよのぉ(ニヤニヤ)。



SHV39_5706最後は、ハーレーダビッドソンの販売店であるHSCがハーレーダビッドソンを持ってきたんです。しかもアスルクラロカラーのバイクもあったんだけど、残念ながら、この時は会場入りしていた。

隣では、フェンシングの体験会が行われていました。地元の選手が沼津出身だって。



次回はスタメシの紹介です。


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Posted by alexey_calvanov at 23:55Comments(0)

2019年09月15日

完勝とも言えるデキ

愛鷹広域公園多目的競技場で行われたアスルクラロ沼津×セレッソ大阪U-23は、4-0と沼津完勝。恐ろしいくらいに沼津のデキがよかった。若手とはいえ、J1チームの出身、かつ沼津より上位にいるチームと考えれば、苦しい試合展開になると思ってたけど、セレッソ守備陣の一瞬できた小さい穴に針を通すようなヘディングシュートが決まってから、沼津はペースを掴んだと思うね。

逆にセレッソは猛アピールでもらったフリーキックを生かせなかったのが致命傷。沼津にさらに泥を塗りたくられる結果になってしまったようにも。


これで沼津はJ3の下から数えた方が早いチームだなんて、何て魔境なんだよ・・・。来年FC岐阜はJ3でやっていけるんかい・・・(汗)。


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Posted by alexey_calvanov at 17:36Comments(0)