2018年09月12日

さよならターャジス

名古屋に本社を持つスジャータ めいらくグループは、主力商品である「スジャータ」は褐色の恋人というキャッチコピーの下、全国的な展開を見せ、ラジオの時報・テレビCMと共に有名になりました。
そして、流通の際に使われる薄黄緑とうぐいす色(両サイドは中央に銀色が入る)で塗られたトラック。このトラックも特徴的で、助手席側は「スジャータ」と記載されているのに、運転席側は「ターャジス」と右から書いた格好になるのです。

ところが、この運転席側の記載が、遂に変わるそうです。運転席側も助手席側と同じ「スジャータ」という記載になるとのこと。既に今年の1月から切り替えているとのことですが、一斉に変わるというふうではなく、徐々に新車導入時に切り替えるとのことだそうです。
切り替える理由は簡単で、右から書く進行方向書きよりも、読みやすい横書きが一般的になってきたため戦前までは右から左に書くのが一般的だったため、戦後左から右に書くスタイルになっても、読みやすさやわかりやすさで残っていたんでしょうね。でも、徐々に左から右に書くスタイルが一般的な世代が増え、横書きにしていくふうになったのでしょう。それでも根強く残っているのは否めませんが。


これから「ターャジス」のトラックは珍しいものになっていくのでしょう。ただ今年の新車からなので、去年の新車が廃車になるまでは数十年掛かるでしょうから、全てが切り替わるのは随分先のことになりそうです。


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Posted by alexey_calvanov at 23:14Comments(0)