2020年10月31日

FC岐阜観戦記2020 第12節 ビクトル・イバニェス

FC岐阜、今日はSC相模原との試合になりました。
ホーム3連敗で後の無い岐阜、先日のアウェイでは、いわてグルージャ盛岡に完勝し、首の皮一枚繋がった格好になりました。この試合から3連戦になり、この分も含めれば、11月は2度迎えることになるので、ここでできる限り勝って差を詰めたいところです。
そこに立ちはだかるのが、上位になる相模原。初のJ2昇格にぐっと近付いている状況で、引き分けを挟んで6連勝(引き分け無しだと、5連勝の後に引き分けで直近の試合が勝利)しているということもあって、勢いはあります。
そのチームを引っ張る1人が、今年相模原に移籍したビクトル・イバニェス選手。そう、岐阜のゴールマウスを3年守った絶対的守護神です。相模原でも高い守備力をキープし、アウェイで戦った際にも随分苦しめられました。
だからこそ、最少得点しか挙げられないという覚悟を持って、その1点を守る戦いをしていかないといけないでしょう。


SHV47_0540さて、長良川競技場に着くと、いつもなら芝生広場側にあるテント類がプールや補助競技場側に立ってる



SHV47_0541何でやろう・・・と思っていたら、その先に答えがあった。
このあたりは、サンサンデッキと言うのですが、そのデッキの痛んだ部分を直しているのです。いわゆるメンテナンスというやつですな。



SHV47_0542この工事の影響で、普段なら四六時中登れるスロープが閉鎖されていました。開放されるのは試合後のみということなので、メモリアルセンター北やメモリアルセンター前で降りた時にどうしようかなと。
この工事は来年2月末まで続くということで、来年の開幕までには間に合うのかな?
・・・来年の開幕が2月なのか3月なのかは、知らん(ギャハ)。<カテゴリーで開幕の時期が違うもんね。



SHV47_0543芝生広場では、ねんりんピックの再始動イベントが行われていました。
新型コロナウイルスの感染症対策ということで、入場制限(スタンプラリーの台紙が無いと入れなかったらしい)を設けた中で開催されたようです。



SHV47_0546さてさて、着いたのが11時過ぎということで、お昼を兼ねてご飯を食おう。
今回は敷島珈琲店の「けいちゃんおにぎり」を買ってみた。



大きなおむすびの中には、ちょこんとレベルの鶏ちゃん(鶏肉)が入っていたんだけど、その鶏ちゃんの味が濃く、味噌の味わいとニンニクの味わい双方でガツンと来たのよね。小さいながらもおにぎりを十分美味しくさせてくれるものになっていました。


SHV47_0544さてさてさて、今日はハロウィンということで、至るところにハロウィン仕様に。
日本タクシーという岐阜市にあるタクシー会社もハロウィン仕様のタクシーが来場していました。



SHV47_0550この日のステージもハロウィン仕様に。
ギッフィーは、かぼちゃの被り物で登場。登場前にステージ前で座っていたら、もっこもこ過ぎて起き上がれず(笑)。



SHV47_0551この日のステージ、普段なら難波宏明アンバサダーによるお小言の時間(爆)が開催されるはずだったのですが、『本職』の岐阜聖徳学園大学のサッカー部が1部と2部の入れ替え戦に臨むことになり、監督でもあるナンチャンが指揮を執っているため、お休みに。
急遽、ゲストとして登場していたFC岐阜フットゴルフクラブに所属が決まった山下えりい選手が市橋大輔さんと共に司会を務めることになりました。すいません、まだ入ったばかりなのに無茶振りして・・・。
中央の人は、村田透馬選手ですが、2番目に登場した永島悠史選手は同じ京都府出身だけでなく、小学校時代に所属していた山田荘SCというチームでも一緒だったとのこと。歳も1つ違いで、永島選手のお父さんがコーチを務めていたということもあって、結構深い縁だったようです。



SHV47_0552この日から長良川競技場で解禁されたものは、アルコール類、太鼓、そしてアウェイサポーターの来場。
ウチがアウェイに来ていた時と同じくらいの来場者数が来ていたので、まま多いのかな。



SHV47_0553お互いがビートで鼓舞する中で迎えた試合は、双方決め手に欠ける展開になっていました。
岐阜に関しては、攻撃の形はできていたものの、それを相手陣内で発揮できない状況が続いており、相模原は荒っぽいプレーの中でも守備は堅実だったと思いましたね。
相模原に関しては、重戦車で筋肉ムッキムキのユーリ選手が怖かった。前に出てくるだけで迫力が段違い。これは怖い。決められてもおかしくないわ・・・。

そんな中でも、岐阜は前半34分に橋本和選手がヘディングで前に送り出した球を川西翔太選手が受け取り、即座に高崎寛之選手に回す高崎選手は敵に回してしまう格好になったのですが、すぐに取り戻し、粟飯原尚平選手に回して自身の窮地を脱します。ここで、飛び出した橋本選手かその先の町田ブライト選手に回そうかと思い蹴った斜めに進んだ球が相模原の守備陣をすり抜け、何とビクトル選手のキャッチからも逃げたビクトル選手の弱点である足下と見えにくいところからの『シュート』で先制することになりました。

なかなか点の取れないビクトル選手から取った、これは大きい。あとは逃げ切るだけ・・・のはずなのに、前半の最終盤、何とこの日J通算300試合達成をしてセレモニーを受けた竹田忠嗣選手がペナルティエリア内で痛恨のファウル。足引っ掛けちゃったよ・・・。これがPKとなり、暁美ほむら・・・じゃなかった、アムロ・レイ・・・でもなかった(苦笑)、ホムロ選手が冷静に決めて同点になってしまいます。

後半は一転して双方ガンガン攻めるものの、お互い決定機を作り切ることができず、そのまま引き分けに。



いやぁ、勝たなければいけない試合だった。前半最終盤のPKさえなければ、順風満帆な勝利になれたかもしれないのに・・・。相模原が勝ち点を拾った試合になってしまいました。ウチも負けなかっただけよかったものの、勝ち点3が1になってしまったことは、後々響かなければいいかなと思って見ておりました。


SHV47_0554試合後、コロナ禍だから来ないだろうと思ってたら、来たよビクトル選手が!だって、試合開始直前に沸いた時に手を振ってたし。
・・・オマエ、なんていいヤツなんだよ。本当ならチャントでも歌ってお出迎えしないといけないくらい最敬礼待遇をしなければならないのに、何もできなくて申し訳ないよ。
彼の姿を見て、岐阜での3年間を思い出したよ。初めて見た試合、アウェイの名古屋グランパス戦、試合前にバーにぶら下がるルーティーンや下関でのやらかし(苦笑)も、今は懐かしい思い出です。



過去の思い出に浸りたかったですけど、現実の厳しさの前に、そんな余裕が見せられない中で、次の試合がY.S.C.C.横浜とのアウェイになります。しかも3連戦なので、疲れは大丈夫かと心配になります。試合日は11/4と平日夜ですから、あまりアウェイサポがいない中で、どう奮闘するかがカギになるでしょう。ホームでも危なっかしい勝ち方だったので、できれば完勝したい。けど、今日の試合を見ていると大丈夫かなぁ・・・。


残り10試合、自動昇格への勝ち点差は4。


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Posted by alexey_calvanov at 23:11Comments(0)

2020年08月15日

FC岐阜観戦記2020 アウェイ編 その5 ビクトル対策以前の問題

FC岐阜、今日はSC相模原の一戦でした。
藤枝MYFCに負けて以降、いわてグルージャ盛岡にも引き分け、波に乗れない状況です。それでも順位は4位に上がっています敵失で上がった順位なんて薄氷の上に乗っかって喜んでいるのと同じで、すぐにでも崩壊して足をすくわれるよ・・・と言おうと思ったら、ほれ言わんこっちゃないというふうになったわけだ(汗)。


この試合、開始前に注目されていたのはビクトル選手でした。3年岐阜にいてリーグ戦100試合戦った岐阜の守護神です。昨年こそヤン=オーレ・ジーヴァース選手との併用だったものの、個人的には岐阜の守護神はビクトル選手だったと思っています。もちろんジーヴァース選手も素晴らしい選手でしたよ。それを差っ引いてもです。

しかし、蓋を開けてみたら、中4日とは思えないほど相模原の選手の動きが積極的だった点。実は、相模原はカターレ富山と前節戦っているのですが、試合は8/10の夜に行われているのです。つまり今日の試合まで4日間しか間隔がないこと。ほぼミッドウィーク的な感覚で試合に挑んでいるのです。それでも全力でぶつかれたばかりか岐阜よりフィジカル面で高い。これは恐ろしい相手だ・・・。去年も見たけど、相模原は何か一つの出来事がきっかけで、激しく波に乗ってしまう。調子に乗せないことが一番大事なのに、ことは起こってしまうのです。

前半26分、相手のコーナーキックで打ち出された球を走り込んだホムロ選手に合わされてしまい、先制献上。一番マークしないといけないホムロ・ユーリ両選手の中から打たれてしまったので、これは猛省レベル。橋口拓哉選手はもう少し身体を前に出せていればというふうなんでしょうけど、これは相手が一枚上手だったかな・・・。

しかし、その2分後にルーキーの大西遼太郎選手のクロスを受け取った粟飯原尚平選手がペナルティエリアまで持ち込み、守備の隙を突いた一閃で同点に追い付きますビクトル選手の弱点である足下をしっかりと狙って打たれた、対策ばっちりのシュートでした。
ビクトル選手は足下が弱点で、よく狙われていました。しかもキャッチングを行うことがほとんど無く、パンチングで対処する選手でもあったので、基本的には足下をしつこく狙い、仮に浮くようなシュートであってもパンチングに失敗して目の前に飛んで来たら、それを確実に狙うようにすれば、点を取れる可能性が上がるのです。逆に正面はもちろんのことサイドに振る(つまりビクトル選手の上半身に飛ぶ)ようなシュートは、彼の格好の得意コースなので、しっかり弾かれてしまうのです。

ともあれ、ここで追い付いたということは、岐阜にとって追い風になると思っていたら、前半31分に橋本和選手がペナルティエリアで倒され、PK獲得高崎寛之選手がキッカーになって、これはもらったと思っていたら、まさかのふかし!ホントにこれが試合の運命を決めたと言ってもいいでしょう。
その痛い結果は、後半に牙を剥きます。

後半8(53)分に警戒しなければならないユーリ選手に逆転弾を許してしまいます。しかもドフリー(泣)。甲斐健太郎選手と柳澤亘選手がもっと何とかしないといけなかったんだけど、甲斐選手は必死に走ったけど間に合わず、柳澤選手はもう走れていないふうだったわ。おいおい、中6日ある岐阜が相模原に走り負けてるなんてウソだろ・・・。猛暑は言い訳にならんぜ・・・。相模原だって結構暑かったはずだから。

そして後半28(73)分にはダメ押し点を献上一旦守備に引いていた夛田(ただ)凌輔選手に見事にやられた・・・。来てることがわかっていたはずなのに、誰もチェックに入ってないとは・・・。それかチェックをかいくぐった夛田選手にあっぱれをあげるべきか・・・。

その後も守備を固められた相模原のイレブンを破ることができず、3-1で負け完敗というよりも惨敗と言っていいレベル。今年の試合で一番悪い展開だったとも言えるでしょう。一旦追い付いて引き離されるのは、絶対やってはいけない展開ですよ。


とにかく内容が悪過ぎた。
特に川西翔太選手が目に見えて疲労が溜まっている前半はまだ動きはいいんだけど、後半は動きが悪いようにも思えてくるほど。本当なら代えの選手がいるべきなんだろうけど、前にも書いた通りいない。ここがそろそろウィークポイントになるだろうし、補強ポイントなんだろうけど、今年は特にコロナ禍で運転資金が乏しい中でやらないといけない。しかも2019年シーズン終了時の補強で結構使ってるんじゃないかという節が見られるのでなおのこと。
それ以外にも、三島頌平選手も目立っていい動きが無い大西選手を出したのも三島選手の活性化を狙ってのことなんだろうけど、三島選手が途中交代になったことを考えると、次節はスタメンで出るのは厳しいかなぁ・・・。ホームグロウン枠の甘えが見られるようなら、バッサリと斬ることを監督や運営には進言したいですね。個人的にはベンチから大局を見て、何が足りないのかを知るべきだと思います。何度も言ってますけどね。


この状況で次が福島ユナイテッドFCとのアウェイ戦。しかも地方(郡山)開催での戦いでお昼(15時)キックオフ。アウェイの地方開催はいい思い出が無い。そう下関だよ(苦笑)。この難局を振り切れないと、J2昇格戦線は終戦になってしまうでしょう。だからこそ、この1週間で反省し、同じベクトル(もちろん1年でのJ2復帰)に向かって走っていることを再確認して、厳しい暑さの中でもしっかりと練習に挑んでほしいものです。そして今素晴らしい練習環境を与えてくれたのは、先人達の努力と請願の結果であって、今J3で戦うために整備されたものじゃない将来のJ1昇格を目指す選手達のために岐阜県や岐阜市などが少ない資金を出し合って整備したものだということをもう一度再認識してほしい。そう願いながら次の戦いを見ていきたいと思います。


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Posted by alexey_calvanov at 22:01Comments(0)

2020年01月15日

じぇ、J3って、こ、こんなに過酷なの?

日程が出るのはまだまだ先(ただし、既に開幕戦など一部の日程が公表された)だけれども、J3はそれなりに苦しいのは知っていたわけです。去年・一昨年と一部ではあるのですが、生で試合を見ていますからね。DAZNも含めたらそれなりに見ていると自負できます。

しかし、去年末から今年初めの移籍劇や監督などスタッフの動向を見て、とんでもないところに来てしまったんだと感じております
ロアッソ熊本に大木武元FC岐阜監督が就任したのもさることながら、今日プレスリリースで出た話にガクブルしましたよ・・・。

何と、岐阜の守護神だったビクトル選手がSC相模原に移籍するってよ(汗)!先日契約満了の話は出ていたので、寂しいねぇと思っていた矢先だよ!何せビクトル本人が「またお会いしましょう」という意味深ツイートを残していたのが気掛かりだったのよね。まぁ、それはJ2とか、もしかしたらJ1でのオファーを受けての話なんだろうな・・・と思っていたあの時の私に、張本勲さんばりの喝を入れてやりたい(泣)。


ビクトル選手は2017年・2018年と正ゴールキーパーの地位を確固たるものとし、2019年はヤン=オーレ・ジーヴァース選手との併用ではあったものの、18試合出ております。ゆえに、岐阜としては満了とはいえ痛い放出だなとは思っていました。そうしたら、同カテ移籍だよ!彼だけは敵に回したらいかんのに・・・(汗)。
足元に不安がある・ボールはキャッチせず弾くクセがあるという欠点らしい部分はあるものの、セーブ力はJ3だとかなりの脅威になります。DAZNのベストイレブンでほぼ毎節選ばれているのですから。


100試合出場という置き土産を残して去ってしまったビクトル。釣り逃した魚は大きいというふうにならなければいいが・・・。これで1年でのJ2復帰に黄色信号やわ・・・。


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Posted by alexey_calvanov at 23:39Comments(0)

2019年06月23日

FC岐阜観戦記2019 アウェイ編 その8 傷だらけのスクランブル発進

FC岐阜、昨日維新みらいふスタジアムでレノファ山口FCとの一戦を迎えました。


6/18に大木武元監督から北野誠新監督に代わって4日(北野監督の感覚では3日)、いわばスクランブルのような形でこの日を迎えましたこの日駆け付けたサポーターはおよそ50人。山口という場所を考えれば、正直仕方ないね。来れない人達を責めることはできない。次のホームで皆が来てくれることを願うしかない。そう思います。


今回、新幹線で直接向かわず、福岡経由で向かったのですが、そのあたりの話は、また後日行います。大変と言えば大変なんだけど、のんびり過ごせるのは悪いことじゃなかったかな。


SHV39_5171さて、福岡から維新公園前で下車してやって来たのが、維新みらいふスタジアム(維新百年記念公園陸上競技場)
福岡にあるみらいふという会社がネーミングライツを取得したのが去年。去年は下関開催だったので、ここに来るのは2年ぶりなんですね。
その時と変わったのは、ホームとアウェイの立ち位置。確か2年前は川側の方がアウェイだったんだけど、今年ここに来た時はスコアボード側がアウェイに切り替わっていました。(メインの)スタメシが遠くなったなぁ(苦笑)。



SHV39_5170そんな山口には、田中パウロ淳一選手が移籍しています。今年も活躍はしているものの、3月の試合中に自撮りをしたことが問題になり、お叱りを受けていました。おいおい、お前さんは春先に交通事故やっちまってたんだから、あれだけ春先に注意しないと・・・とツッコみたくなりましたよ(苦笑)。



SHV39_5173この日の試合は、山口マツダが車を展示していました。近くにディーラーがあるので、そこから持ってきたんじゃないかと。
マツダ自身は広島県にある会社ですけど、山口県にも工場があり、工場見学の募集もやっておりました
写真は、マツダの主力車であるデミオ。コンパクトなのに乗りやすいんですよね。車を乗らない人間でもそのくらいはわかる(ニヤニヤ)。



SHV39_5176もう一つは、ロードスター
オープンカーになっておりましたけど、元々そうなんだっけ?



SHV39_5172そのそばでは、「レノ丸のおうち」というレストスペースが設けられていました。屋台村もそばにあるので、いい場所ではあります。
岐阜にもベンチを利用したりテーブルとイスを置いて飲食スペースにはしているものの、屋根は無いんですよね。まぁ、陸上競技場の軒下があるからということと大きなスペースが無いというのもあったんでしょうけど、日本有数の高熱地帯である岐阜だからこそ、設けるべきだとも思いましたね。雨露もしのげるメリットもありますし。



SHV39_5178そんなわけで、スタメシがやっと開いた。オープンが午後3時で、着いたのが午後1時半少し前だったから、かなり待たされた感が(苦笑)。

最初は、光市のブースから「光しょうゆ焼きそば」光市で醸造されている河村醤油のしょうゆ焼きそば用の醤油を使っています。



醤油を使っていることもあって、ソース味のものと違い、さっぱり・あっさりとしていて食べやすいのが特徴的なのかもしれません。麺は縮れていないストレートタイプなのも珍しい。焼きそば用の麺って若干縮れているというのか何というのか不思議な形をしているんですよね。


SHV39_5180こちらは、「たけるのぎょろっけうどん」
周南市出身の清永丈瑠(たける)選手を推す商品です。元々山口の下部組織出身で関西大学からやってきた選手で今年3年目。これからの活躍が期待される選手でもあります。
防府向島産の魚のすり身を使ったぎょろっけを入れたうどんです。



ぎょろっけは、いわゆるはんぺんのようなもので、魚の旨味が凝縮されて美味い。うどんは少し濃いめのだしで恐らくしょうがを入れているんじゃないかなと思います。麺はややコシのある感じのものでした。


SHV39_5190入場時にはマッチデープログラムとうちわがもらえました。
・・・なぜかパウロがセンター(笑)。山口のボランティアはアイツセンターだとぼやいておりました(ニヤリ)。



SHV39_5184監督が北野さんに変わったことを示す写真。試し撮りの一つなんですけどね。あまりにデカいから。
・・・おい、タビナス・ジェファーソン選手がフォワードって闘莉王選手みたいじゃん!
ちなみに、この日の試合には、全く出場機会の無かった川西翔太選手がスタメンで登場するなど前試合から4人入れ替えて挑んでいます



SHV39_5185そんな試合は、岐阜の課題が見えたと北野監督が申しておりましたけど、バラバラとも言える動き山口の動きに翻弄されているというのか、全く合ってないふう。対して、山口は終始攻めの展開というのか岐阜をあざ笑うかのように襲い掛かってきましたいつも通りのサッカーをやるというけど、岐阜対策をバッチリ練ってきたかのようでした。大木さんと変わらないんだろうねと挑んだら、その通りだったとも。

4-0の完敗は仕方ないけど、2-0には抑えれたんじゃないかなと。ビクトル選手がよく頑張っているんだけど、今回は厳しく評価しないといけない。
1点目と3点目の失点は、ビクトル選手がパンチングを選択したことで起こった失点なんですわ。1点目は混戦の中でビクトル選手がパンチングを選んだことでこぼれてしまい、そこを突け狙われた。3点目は弾いたこぼれ球を待ってましたとばかりに狙われた。山口の選手は、ビクトル選手の特性をよく知っていたんだね・・・。
あの時、意地でも受け止めていたら、少し変わっていたんじゃないかなと思いましたわ。これまで何度も岐阜の窮地と修羅場を救ってきた選手だけに、今回のように厳しい言い方になるのは、それだけ期待しているのです。今年はヤン・オーレ・ジーヴァース選手にスタメンを譲る機会がありましたけど、やはりメインはビクトル選手だと思っているので、ここを踏ん張りどころだと思って頑張ってほしいです。



完敗かつ7連敗ではあるものの、これで北野監督を責めるのは間違いまだ1週間も無い中でどうすべきかを模索する段階での試合なのですから、勝てなくて当たり前新しい朝は来たけど、まだ希望があるのかどうかは、今後1週間の動向がカギでしょう。
ゆえに、次の東京ヴェルディ戦が重要でもあります。毎度そうなのかもしれないですが、ターニングポイントは、いつも東京V去年も一旦連敗を止めたのも東京V戦でした。大勢来るであろう観客の前で希望を見いだせるのか、正念場の試合になるでしょう。

ちなみに、この日の試合は北野監督が試合前と試合後にサポーターにメッセージを投げかけてくれました試合前は頑張ります、試合後には大丈夫・まだ3日しかないから何もわからないと。
・・・うーむ、この人が人気になる、北野誠さん自身の後援会ができるのもわかったような。人心掌握術が上手いのかな。サポーターにも安心を与えるというのか、労ってくれるのですから。この人を男にしたいと思うわ。ただ残留力を発揮した人ではなく、人を育てるという点でも素晴らしい方だわ。口は少々悪いが(ギャハ)。


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Posted by alexey_calvanov at 22:32Comments(0)

2018年11月17日

FC岐阜観戦記2018 最終節 1の差

FC岐阜、今日はアビスパ福岡との一戦、今年の最終戦になりました。
思えば、始まりも福岡、終わりも福岡ということで、日程を見た時には、去年のザスパクサツ群馬みたくなるんじゃないかとシーズン開始前から不安が残って仕方のない1年でした。実際、昨年オフに主力を引っこ抜かれ、何とか立て直そうと躍起になっていた時に、古橋亨梧選手の移籍が出て、連敗街道を突っ走っていたことも相まって、一時は降格も覚悟していました。それでも、自分達の踏ん張りと相手の敵失に助けられ、今年もJ2に残ることができました

雨のアウェイ開幕戦、調子の悪かった風間宏矢選手が決定打を決めてくれたアウェイのジェフユナイテッド千葉戦での初勝利、春先の絶好調で夢を見られると思ったら、夏場で思い切り苦しみ、秋風の吹き始まる頃に再び調子を取り戻し始めて今に至る・・・な流れでしたかね。
また、天候に悩まされた1年でもありました。異常な暑さ、雨の多さ(モンテディオ山形戦は開場直前に大雨になり、1時間くらい屋根のあるところで待たされるハメに)、台風による順延(幸いなことに岐阜は巻き込まれなかったものの、ツエーゲン金沢戦であわやとなった)など自然の驚異との戦いでもありました。


さて、そんなこともあって今年のJ2上位陣は大混戦だったのは、以前書いた通り。改めて最終節前の順位表をば。左から、順位・チーム名(横浜は横浜FC、東京は東京ヴェルディ)・勝ち点・得失点差です。


1位 松 本(76) +20
2位 大 分(75) +25
--- 自動昇格ライン ---
3位 町 田(75) +18
4位 横 浜(73) +18
5位 東 京(70) +15
6位 福 岡(69) +16
--- プレーオフライン ---
7位 大 宮(68) +16


直接対決になったのは、FC町田ゼルビア×東京ヴェルディ(いわゆる東京クラシック)。それ以外は下位のチームとの戦いになります。そのため、かなり複雑なものになるのですけど、とりあえず現状は、こんな感じです。


SHV39_4161今日は、去年ならシシーニョ選手(現在は徳島ヴォルティスに所属)と城後寿選手との邂逅(かいこう)とかの話題なんでしょうけど、今年は夏の移籍でやって来た、いやJリーグに帰ってきたレオミネイロ選手
岐阜の歴史にとって、彼は忘れることのできない選手になっていることでしょう。彼がいなければ、今J2にFC岐阜はいなかったでしょう。それだけの選手だったんです。
彼の再会を岐阜サポは心待ちにしていたに違いない。できれば出場して元気な姿を見せてほしいと願いたい。



SHV39_4162福岡は基本的に今日勝たないとプレーオフに残れないわけで、引き分けないし負けなら大宮アルディージャの結果次第となることから、何としても勝ちたいのです。
・・・あ、写真のほぼ中央に盟主がいた(爆)!



SHV39_4177今日は最終節ということで、名鉄と岐阜バスの共同企画「FC岐阜応援きっぷ」で来るのも最後。そして、もらえる特典の一つ「CCCカード」も今日の試合でコンプリート!
まずは表側。



SHV39_4178そして裏側。
青と赤の名鉄カラーでまとめられた、シックなカードです。
ちなみに、名古屋グランパスでも同様の企画を行っていたものの、特典はカードじゃなかったんだよね。



SHV39_4160スタメシは、瑞浪市の「ポークステーキ」
ボーノポークという岐阜県産の豚を使用したもので、炭火でこんがりと焼いておりました。
・・・でも、少し赤いけど、大丈夫か?



でもね、肉は柔らかくて、ジューシーだった。すごくいい肉で美味しかったです。
前にも書いたけど、岐阜県では豚コレラが発生し、最近また出ておりました食べても今のところは影響ないとはいえ、心理的影響は計り知れないし、発症したら全頭殺処分なことを考えると、少しでも食べて還元しないとね・・・。
同じ経緯で、御嵩町から出展していた「みたけとんちゃん」も頂いてきました。前に紹介しているので、写真などは割愛しておりますが、やはり丼にすると美味い。


SHV39_4163そんな試合は、福岡が全力で襲い掛かる・・・かと思いきや、開幕戦の頃のような勢いは感じられず、むしろプレッシャーにやられているかなとも。福岡の動きが少し硬い。対して岐阜の動きは、総じてノビノビしていて、再三福岡のゴールマウスに襲い掛かります

後半も福岡が前掛かりになって攻め立ててきたので、遂に本領発揮かなと思ったものの、結局その勢いも限定的で、終始岐阜が有利な展開。それでもビクトル選手様々なシーンがままあったんですけどね。
福岡は、攻撃陣のてこ入れを図ってきました。恐らくフォワードの3人は出してくるだろうと思ったら、その通りになったなぁと。結果フォワードの3人を出してきたのだけど、その中に、やはり出てきたレオミネイロ選手。何とか封じれたものの、やはり個人技もパスワークも高い
それでも何とかしのぎ、福岡の拙攻にも助けられ、最終的にはノースコアのドローになりました。



最終節は、全試合同時刻での開始になり、試合が終わる頃には、全ての会場で結果がわかっているというふうでした。で、上位陣は、こうなりました。


1位 松 本(77) +20
2位 大 分(76) +25
--- 自動昇格ライン ---
3位 横 浜(76) +19
4位 町 田(76) +18
5位 大 宮(71) +17
6位 東 京(71) +15
--- プレーオフライン ---
7位 福 岡(69) +16


松本山雅FC・大分トリニータ・町田・東京Vが引き分けに終わったので、1点ずつ上乗せ。結果上位2位が動かないので、松本が優勝で昇格、大分が2位で昇格となりました。横浜FCはヴァンフォーレ甲府に勝ち、大宮はファジアーノ岡山に勝ったので、3点稼いだため、横浜FCは町田と入れ替わって3位に、そして大宮が岐阜と引き分けた福岡と入れ替わってプレーオフに滑り込みました

これにより、J1の自動降格枠は2となり、V・ファーレン長崎が自動降格となりました。試合が無いのに降格が決まるとは、去年の劇的な勝利を見ていた人達には、にわかに信じられないでしょう。さらにプレーオフラインは16位に設定されたため、サガン鳥栖・湘南ベルマーレ・名古屋グランパス・柏レイソルとの激戦は必至でしょう。
一方でJ2からJ1への昇格プレーオフは、町田を除いた3チームの争い、しかも首都圏バトル5の3チームなので、俄然盛り上がることでしょう。なお、『シード権』を得たのは、最上位に就いた横浜FCです。


SHV39_4165試合後、サンクスセレモニーの前の空いた時間にやって来た、ワイもいるでーとばかりにご登場したのは、吉本一謙選手
2008年・2009年に在籍し、特に2008年では天皇杯準決勝まで押し上げ、過去最高順位にしてくれた素晴らしい選手なんですよ。



SHV39_4168そしてレオミネイロ選手
福岡の選手が乗ったバスがやって来て、降りてすぐにやって来たんですよ。試合後もこうやってコアサポの間にやって来てくれる。なんていいヤツなんだ。そりゃチャントも出るわ。
レオ、今からでも遅くない。岐阜に帰って来い(ニヤニヤ)。



SHV39_4171サンクスパレードにて。
田中パウロ淳一選手が100万円の目録板を持ってご満悦。ギッフィーと山分けでも考えてたんだろうか。



SHV39_4173ちゃっかりカメラマンに頼んで記念撮影も。
・・・おい、100万もらったのオマエらじゃないだろう!



SHV39_4174ええ、今年のMVPはビクトル選手です。
まぁ、42試合全部に出た功績だけでももらう価値があるわね。しかも2年連続なのだからなおのことファインセーブを連発してくれて、岐阜の危機を何度も救ったビクトル選手も、今後の岐阜の歴史の中で、伝説の選手として、レオミネイロ選手のように語られていくのでしょう。



SHV39_4175最後に、皆の前にやって来た難波宏明選手
全てを聞き取れなかったが、もっと声援を送ってくれと語り掛けていました
・・・よもや別れの言葉じゃないのかと思うくらい鬼気迫る、真剣な顔でした。来年もあなたがいないと困る。点を獲るという部分以外でも重要なのは、今年の試合を観ていて思ったよ。



これで全ての試合が終わりました。結局最終戦は京都サンガF.C.がカマタマーレ讃岐に勝ったため、順位が入れ替わり、福岡と共に共倒れになりました。それでも上位の福岡を苦しめ、プレーオフには進ませなかった引き分けで終わったけど、順位は20位だったけど、名誉の20位だったと思いたいです。
でも、もちろん悔しい。来年は名誉でも20位じゃだめもっと上に皆で向かえるように、大木武監督・コーチ陣も含め、1人1人がレベルアップしてほしいです。
大木監督には理想を追い掛けるのも結構ですけど、現実も見据えてほしいです。パスサッカーをメインに据えるなら、早くて立体的にを心掛けてほしいです。これ以上は前にも言ったので言いません。とにかく、理想は理想、現実は現実ときちんと分けたうえでどう進むかを決めてほしいです。残るといったからには、来年が勝負、刈り取りの年です。途中でダメでしたで辞めるなんてことは無いようにしてほしい。やるからには全うしてほしい。心中は嫌ですけど、そうなるのなら腹をくくる覚悟もしますあなたに全ての信頼を預けないといけないでしょう。でも、その預けたツケはきちんと払ってほしいとも思います。
それよりも、来年の布陣を早く定め、何をしたいかというビジョンを早く出してあげて下さい。お願いします。


これ以上書いてもとりとめが付かないので、これで終わりにします。来年は不安な中でまた始まるのかもしれないですけど、その不安を跳ね除けれるくらいいい年でありますように・・・。


それでは、来年また長良川のホームないしはアウェイでお会いしましょう。


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Posted by alexey_calvanov at 23:44Comments(0)