2012年04月05日

レコゲー2012 4月携帯ゲーム機編 後編

レコゲー携帯ゲーム機編、後編はPS Vita・ニンテンドー3DSの注目作紹介です。作品ラインナップは少ないものの、いい作品が揃っています。


まずはニンテンドー3DS。その最注目作はファイアーエムブレム 覚醒
人気シリーズの最新作(第13作)。シリーズの集大成的な作品として位置付けられ、フリーマップ・マイユニット、そしてカジュアルモード/クラシックモードといったこれまで同作品の中にあった機能が取り入れられています。それでいてオリジナル機能も搭載されており、隣接しているユニット同士で攻撃(加勢)できるデュアル・2人の味方ユニットを1つのマスに入れられるダブルや女性ユニットとの間に子供を残すことができ、その子供と共に戦闘に出ることもできます
通信機能も備えられており、協力プレイやオンラインショップの他に追加マップのダウンロードなども可能になっています。
なお、オリジナルデザインの付いた本体とオリジナルデザインのニンテンドープリペイドカード1000円分が同梱されたスペシャルパックも任天堂のサイト(ニンテンドーeショップ)内で購入可能になっています。
歯ごたえのあるシミュレーションをやりたい人から単純にじっくり遊びたい人にまで間口の広くなった作品になっているので、好きな人にはぜひとも遊んでほしい一品です。

3DSからはもう一本、真・三國無双 VS
対戦・マルチプレイを主軸にした異色の無双シリーズ。
シングルモードはマイ武将を作成し、三国志で繰り広げられた合戦(ミッション)をクリアしていくというもの。
真骨頂になるVSモードは、最大4人のマルチプレイが可能で、その組み合わせも1VS1から2VS2といったものから1VS1VS1、1VS1VS1VS1といったバトルロワイヤル調のものまで様々に対応しています(1プレイヤー3人の武将を付けての戦いになる)。
このバトルはオンラインでも対戦可能になっています。
無双シリーズに自身のある人はもちろん、アクションゲームに長けている人にもオススメです。


対してPS Vitaの最注目作はシェルノサージュ ~失われた星に捧ぐ歌~
7次元コミュニケーションと題されたコミュニケーションゲーム(リアルタイム・ライフ・シミュレーション)。
この作品はサージュ・コンチェルトと題された作品群の一つで、同じ世界の別の時間や別の可能性を舞台にし、全てにおいて相関関係があるというものになっているそうで、ゲームハードもジャンルも様々とのこと。一昔前のユーザーならば、ディーヴァシリーズを思い浮かべるかもしれません(ジャンルはシミュレーションゲームで固定されているものの、様々なハードを横断してシリーズ展開され、派生品としてコミックやサントラ、ゲームブックなどがあった)
寿命を迎えた星が舞台で、全てのエネルギーを使って他の星への移住するか太陽と自分達の住んでいる星を魔法の力で再生させるかを巡って、世界を疲弊させるまでの対立に至った中、次代皇帝候補である少女(主人公)が現れるという流れ。
要は主人公とコミュニケーションを取り、彼女の記憶を取り戻すことで物語が動いていくというものですが、この作品どうも長丁場になるのではないかとされており、この第1作が成功するか否かで今後が決まるというので、どういう中身になるのかがはっきりするまでがキモかなと。

PS Vitaからはもう1本、ルミネス エレクトロニック シンフォニー
2004年のPSPローンチタイトルとして登場して以来、実に5本目。落ちモノパズルである光と音のパズルゲームは更なる進化を遂げています。
モードはシンプルに2×2のブロックを消していくパズルモードのみ。そこから背景や光の演出・ブロックビジュアルがセットになったスキンを集めたり、共通の目的に向かって進んでいくWORLD BLOCKやアドホック対戦などがあります
シンプルだけど没入感たっぷりのパズルゲーム。音楽を聞きながらノリにノッてやっているだけでもそれなりにスコアが稼げる不思議な作品。音楽好きな人にはオススメです。


携帯ゲーム機編 結論
正直ラインナップは据え置き機同様少なく、しかしながら注目作が目白押し。そしていい作品が多いので、じっくり遊びたいものがあるならば、是非とも買ってほしいものです。


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Posted by alexey_calvanov at 23:38Comments(0)TrackBack(0)