2013年08月12日

2013年夏もコミケやら色々と行って来ましたよ②

今回はコミケ会場に着いてからの話。


今回コミケ会場(東ホール駐車場)に着いたのは確か午前6時過ぎだったと思う。嫌な予感はしていたが、待機場所は砂利だよ、砂利。
そうです、いつもならば某ホテルからリムジンバスで会場まで行くので、朝の4時半(丁度徹夜にならないギリギリの時間。山手線の始発にあたる時間らしい)に着いており、ビッグサイト東ホールに近いコンクリの方にいることが多かったのですけど、今回は時間的に遅れることは確実だったので、このような場所に至ったわけです。


ISW11F_0626暑いと言われている状況下でも、腹は減る。
既に浜名湖サービスエリアで買ったお茶は着いてとうに飲み干し、その次に買ったのが、焼肉カレー
・・・と書いているものの、恐らく豚肉だな(ニヤニヤ)。
ちなみに、同じ肉を使った焼肉サンドとスタミナ丼というのもあった

実はこの後ドリンクも買っているのだが、その時の売り子が外国人のおっさん(というには若い人でしたが)だった。おろおろしてたよ(苦笑)。



豚肉なので、脂がしたたるという朝にはヘビーな食事なものの、これくらい食っておかないと当日持たんのだ。いや、正直言えば、食える時に食った方がいい。これがコミケだ(笑)。
あと、体力に自信のない人は水をたくさん持って行け。それか水を買えるお金を別途用意しておけ
コミケで買う飲み物(主にスポーツドリンクやお茶の類になるのだが)の料金は200円。そこから8時間耐えられるだけの金額を算出してほしいものです。暑いところに慣れている人なら少額でも大丈夫だけれども、今年はそれでもキツいと思えたほど


最高気温が38.4゚C、朝の最低気温が30.9゚C(叩き出した時間が移動中の午前5時41分(汗))、1日の最低気温が30.4゚C(午後11時49分)という終日30゚Cを切ることのなかったこの日の東京。ビッグサイト周辺は少なくとももう数度(下手したら5゚C近く)高い状況になっていたと思われる。そんな中、日は昇り、砂利やコンクリでジリジリと熱せられれば、想像通りのことになるだろう。バッタバッタと人がおかしくなり倒れるのだ。いや、正確には倒れるのではなく、立てなくなるのだ
あちこちでスタッフの救護を呼ぶ叫び声が響き渡り、その声は数十分おきだったんじゃないかと思えるほど。スタッフの中にも午前4時から警備を始めて1回もトイレに行かない・・・それくらい酷暑になっていたのだ。実際私もコミケ会場に着いてすぐにトイレに行って以来、一度もトイレに行っていない。汗は湧き水のように出てきて、持ってきたタオルはぐっしょり。そのタオルを絞ると汗を大量に含んでいるのがわかるくらいだ。

その惨劇は、かつて晴海時代に起こったとされるジェノサイドコミケの再来じゃないかという声が古くからの参加者から起こったのは想像に難くないと思っている。
このジェノサイドコミケというのは、1992年の夏コミ(C48)で晴海ふ頭を襲った猛暑と長打の列、当時は全くなかったとされる給水施設(=売店)により、大量の救護者(主に熱中症)が発生した事を指す。それに匹敵するくらい人が倒れているのだ。恐らく西でも同様のことが起こっているだろうし、ツイッター等の情報で倒れる話がガンガン流れていたのではないかと思う。おまけに列の移動が遅かった(例年遅いのだが、今年はさらに遅く感じた)のも重なって移動中でも倒れる人が続出している救護者が集うテントは拡張を余儀なくされ、必死に説明するスタッフの中にも倒れたという話もあるのだから、いかに今回のコミケが後世に語り継がれる可能性にある程に酷かがわかるだろう。
そんな中でも私は何とかこらえたものの、入場後から初期の熱中症と思われる軽い頭痛に悩まされることになる歩く分には影響はなく、その後あちこち回る時にもさほど気にはならなかったものの、なかなか引かなかったため、爆発しかかった状況にもなっていたのだ。


今回はいつもの3日目にあたる部分だったのだが、回る場所は(制限していたわけではないが結果的に)限定的になり、折からの暑さも手伝って会場にいたのは数時間ほど。正直ここまでスムーズに回れたことも驚いたが、それだけ大手が参加してなかったないしは回らなかったというのもあるのだと。いかに今年のコミケの日程が社会人にとっては不利だったのかもわかる(とはいえ、それでもなお過去最高の入場者数を叩き出しているのだから末恐ろしい)。


そういうわけで、思った以上に荷物も少ない、買うものも買ったわけで、それらを麻袋に抱え今回はいつもより早く有明を去ることを決める


ISW11F_0651有明の回の最後は、毎度おなじみコミケ限定ドリンク。
今回はスポーツドリンク(カロリーオフタイプ)これから夏はスポーツドリンクが定番になるんだろうなぁ・・・。
商品名は「フェアリードロップ コミックウォーター2013 SUMMER」。マンガ家のてぃんくるのはるかぜせつなさんが描いたイラストが今回ボトルを飾っています。



味はカロリーオフだというのに、甘いな(ニヤニヤ)。これは夏の暑い時にはクセになるぞ。


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Posted by alexey_calvanov at 23:46Comments(0)TrackBack(0)