2012年07月05日

夏の新アニメ2012 その2 人類は衰退しました

夏の新アニメ、2回目は小学館・ガガガ文庫から発売されてるライトノベルが原作の「人類は衰退しました」です。アニメコンテンツエキスポでのイベントからどうなることかと期待していた作品ですね。

元々かなり異色の作品とも言われ、ファンの間からは見た目とは裏腹にブラックユーモアのキツい作品と称されています。ただ、原作もコミックもいい作品なのに不遇なんだよなぁ・・・(途中でイラストレーターやコミック作画者が変わるなどしている)


あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。


人類が緩やかな衰退を迎えてはや数世紀が経った世界。人類が近代技術も何とか動かしている状況下で、世界を支配しているのは、100億とも200億ともいわれる人口を持つ「妖精さん」という小人だった。妖精さんは急速な進化をするが飽きの早い、人類にとっては得体のしれない人物なものの、人類との共存を図ろうとしたりと友好的な関係も築けていないわけではなかった

その人類と妖精さんの仲介役(調停官)である主人公は、今日も妖精さんが巻き起こす出来事に翻弄されながら、日々を過ごすのであった。



というふう。


実は、原作は未読なので、この作品を見るのは初めてなんですが、本当に見た目はほのぼの系な感じながら、やっていることはかなりブラック(笑)。それでいて、何ともいい加減なやり取りが起こされていても、それをおかしいふうに感じられないのが不思議。特に首のないチキンが動きまわったり、キャロットパンと名乗るヤツが血を噴き出してまで食わせようとするシーンはある意味強烈
しかしながら、あっさりと流される感じなので、初見ではこの作品の奥深さを探れないなと実感。正直繰り返し見ないといけない玄人向けの作品なのかもしれません(逆に言えば、元ネタのわかる人には何の造作もない作品とも言える)


意外にもブラック、意外にも高尚な作品。見ている人の知的好奇心をくすぐりながら、強烈なインパクトを持ったものになっていますね。オススメです。


放送局の詳細は「続きを読む」にて紹介。


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Posted by alexey_calvanov at 23:58Comments(0)TrackBack(0)