2011年07月11日

なぜか勝てない

今2人の選手が何をやっても勝てない状況に陥っています。


1人目は、日本ハムの斎藤佑樹選手。わき腹を痛めて一度2軍に落ちて以降、さっぱり勝てません。
今日の試合でも、4回4失点と、かつては大量失点でも『持ってる』と言われたかつての姿を思い浮かばせるものはない状況です。
詳細なピッチングを見ていないので何とも言えないのですが、1軍に再昇格してからの斎藤選手は何かしら小さい選手になったなと感じています。前から気持ちが前面に出てこない大人しい選手だとは思っていましたが、その面がことさら強調されてしまっているようにも感じます
個人的には、もっと前面に喜怒哀楽を出せる選手になってほしいと思います。丁度ダルビッシュ選手といういい例があります。彼自身は要所で抑えれば雄叫びをあげる、悔しければ素直にそれを顔に出す選手です。やり過ぎれば逆効果ですが、斎藤選手の場合はもっと出してもいいんじゃないかと思います。そうすれば、ピッチングに積極性が出てきて、球も生きてくるようになるのではないかと思います。


もう一人は、大関の魁皇関あと2勝で初土俵からの通算勝ち星が千代の富士関(現九重親方)の持つ通算勝ち星数1045を上回るのですが、同数になるための1勝でさえもできない状況です。
魁皇関の場合は、プレッシャーもさることながら、満身創痍の中で戦ってきているのがここに来て大きな影響をもたらしているのかもしれません。毎年暑い最中の名古屋場所を戦ってきているのですから、その心身への影響は計り知れないものと思います。相当堪えているのではないかと思うほどです。
今場所が終わると39歳になる魁皇関には、8つ勝つというのは相当大変なことなのは重々承知で言いたいのは、若手の模範となるよう、是非とも今年最後の九州場所までは頑張ってほしいと思うのです。九州のファンは記録を越えた魁皇関を心から迎えたい一心で待っていると思います。巡業や里帰りで向かう時よりも、現役力士として福岡に帰ってきてほしいのではないかと思えてならないのです。


年齢は違えど、共にターニングポイントとなる中での戦い。ここで粘れば大きく変わってくると思います。


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Posted by alexey_calvanov at 22:53Comments(0)TrackBack(0)