2011年04月26日

春の新アニメ2011 その19 もしドラ

春の新アニメ2011、19回目は昨年のベストセラーになった小説が原作の「もしドラ」です。
正式な名前は「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」というものですが、アニメ化に伴い略称が表出るようになりました(ただし、略称が正式な名称ではない模様)。

この放送、本来は3月に行われ、春の新アニメとしては最初に紹介する予定だったのですが、放送直前に起こった東日本大震災の影響でそれ以降は度重なって延期され、逆に最後の作品紹介になるくらいのところまでになりました
なお、もう1作品くらい紹介するかなぁ・・・とは思っていますが、その作品が面白いか否かわからないので、今のところは何とも言えません。


あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。


川島みなみは都立程久保高校に通う女子高生。彼女はある出来事がきっかけで野球嫌いだったものの、友人の宮田夕紀の入院をきっかけに、野球部のマネージャーを引き受けることになる
やる気のない野球部を活性化させ、甲子園に出るために、マネージャーの本を探していたものの、なぜか彼女はP.H.ドラッカーの「マネジメント」を買ってしまう

せっかく高いお金を出して買ったんだから・・・と読み進めていくと、その内容に感銘を受け、やがてこの中で書かれていることを今の野球部の改革に生かせないかと奮闘するようになっていく。そして、それが「程高伝説」とまで言われる大きなムーブメントになっていく・・・。



というふう。


まぁ、期待していたほど面白い・・・というふうではないのが第一の感想
そして、元々ドラッカーというある種難易度の高い経営本を噛み砕いて説くための作品なので、説明的な会話が多くなってしまうのも面白みを欠けさせてしまうんだなと思わせてしまってますね。仕方ない部分ではありますが・・・。ゆえに、本編視聴の際は字幕放送推奨です(苦笑)。

第二の感想としてヤマが薄く、古き良きNHKっぽい『教育アニメ』みたくなっていますね。
主に、70年代~90年代に火曜および金曜夜にやっていた「未来少年コナン」・「子鹿物語」・「アニメ三銃士」・「ふしぎの海のナディア」などのような部分が垣間見えます。まぁ、この中で挙げた作品は今回紹介した作品以上に面白い作品ですよ、念のため。
第三の感想として、絵が手抜き?と思わせるシーンが多い点。
もしやNHKゆえに安く買い叩かれたのか、逆にNHKゆえにテキトーにやっても問題ないと判断されたのか、絵があまりよろしくない。嫌いな絵ではないものの、もう少しねぇ・・・。Production I.G製作なんだから・・・。


なお、おまけの「私とドラッカー」はなかなかです(ニヤニヤ)。


※放送局の詳細は「続きを読む」にて。


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Posted by alexey_calvanov at 23:02Comments(0)TrackBack(0)