2021年07月09日

夏の新アニメ2021 その9 転生したらスライムだった件(第2期・後半)

夏の新アニメ2021、3回目は小説投稿サイト「小説家になろう」で連載されたライトノベルが原作で、後にマイクロマガジンで刊行されているGCノベルズで商業化されている「転生したらスライムだった件」の第2期の後半です。
前にも書きましたが、今年は転スライヤーということで、冬には第2期の前半戦、春には「転スラ日記」というスピンオフ作品が展開されました。個人的には、どちらもよくできたものに仕上がっていて実によかった中、いよいよ2期もクライマックスになります。どうなるのか楽しみでもあります。なお、実質6月最終週からのスタートになったのですが、インタールード的な扱いとなり、第2期前半のハイライトを主人公の身体の中に取り込まれた2人の『人格』によって語られるという、これまた面白い展開になっていましたね。コメディタッチの「転スラ日記」とシリアス分が高めの第2期の橋渡しとして最適な落としどころになっていたなと。


あらすじは続きモノなので無し。神之怒(メギド)によって魔王になった主人公が、殺された仲間達をよみがえらせ、いよいよカウンターに打って出るところから始まります。


今回は、仲間達がよみがえった後の話(つまり後日談)になっているため、基本的には話の続きになることから、過去の展開を見ていないとわからないのは必至なものの、それでも後日談というシーンにすることで、登場人物達の人となりを少しでもわかるようにしているあたりは、評価してもいいのかなと。しかし、よみがえった過程で料理スキルが上がっているあの人(笑)。
今後は、過去の展開からハードなものになるんだろうけど、何とか仲間達の力を使って解決しているので、大丈夫でしょう(ニヤニヤ)。


放送局・放送時間の詳細は、「続きを読む」にて。


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Posted by alexey_calvanov at 23:57Comments(0)

2021年01月06日

冬の新アニメ2021 その3 転生したらスライムだった件(第2期)

冬の新アニメ2021、3回目は小説投稿サイト「小説家になろう」で連載されたライトノベルが原作で、後にマイクロマガジンで刊行されているGCノベルズで商業化されている「転生したらスライムだった件」の第2期です。
第1期は2018年に放送され、翌年春にて好評のうちに終わりました2019年4月からは、テレビ愛知などで拡大放送が実施され、今回の放送に繋がったところもあります。


あらすじは続きモノなので無し。
モンスター・人間・精霊などの協力で自らの国を作り上げ、平和な世界の構築への一歩を踏み出した主人公が、新たな脅威と対峙するところから始まります。


というわけで、再開1話目は第1期の総集編のような感じで、主人公目線でのあらすじをたどる格好で進みました。
新しい部分は最終盤以外は無かったものの、およそ1年開いてしまったことを考えれば、かつ今回は分割ながらも2クールでの展開なことから、無駄を惜しまずにやった方がいいとも思っていたので、今回のような振り返り回は重要だと思います。
そして最終盤に明らかになった新たなる脅威。しかも主人公が食べることで取り込んだ炎の魔人のお弟子さんじゃありませんか。そんな人と対峙するのだから、主人公が骨の折れるような発言をしているのもうなづけます。新シーズンも楽しみになってきましたね。


放送局・放送時間の詳細は、「続きを読む」にて。


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Posted by alexey_calvanov at 21:03Comments(0)

2018年10月02日

秋の新アニメ2017 その1 転生したらスライムだった件

秋の新アニメが始まりました。今年はいい作品が揃っているので、毎年秋アニメが一番いいと言われている中で、今年の秋アニメもその法則に当てはまるのか、気になるところですね。


さて、記念すべき1回目は、小説投稿サイト「小説家になろう」で連載されたライトノベルが原作で、後にマイクロマガジンで刊行されているGCノベルズで商業化されている「転生したらスライムだった件」です。人気作品でコミック化などマルチ展開もなされていただけに、テレビアニメ化は満を持しての登場とも言えます。


あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。


主人公は、女性との付き合いがない以外は至って普通の37歳サラリーマン。ある日、彼は会社の同僚の呼び出しに応じ、都内のあるところで待ち合わせをすることになる。
そこで、刃物を持った男が襲撃し、主人公は同僚を守るために男の刃を受けて死ぬことになる。

そして、彼は不思議な世界に転生することになる。しかし、彼はスライムになっていたのだった。



というふう。


初回は説明回になってたのですが、ともすれば冗長になりがちな中でテンポよくコンパクトにまとめられていたのがよかったかなと思います。特にテンポのよさが際立っており、説明の一つ一つがわかりやすかったのも好印象主人公の一人語りも多かったものの、うっとうしいというふうにはならなかったですね。

今後、友達になったドラゴンやゴブリンなど様々な仲間が出てくることと思います。1クールでの展開ならかなり多彩で複雑になりがちになるでしょうから、どこまで表現を抑えるか、どこまで表現にディティールを持たせるかというバランスを考えながら作られることでしょう。そして、オープニングに出てきた第2次世界大戦の東京の大空襲で火災旋風によって亡くなったと思われる少女の存在はいつ語られるのか1話では出てこなかったので、それならその子が登場する時に回想でええやんとも思ったのですが、そこまで演出してまでやったのですから、何かしら意味を持つものだろうと思っております。


放送局・放送時間の詳細は、「続きを読む」にて。


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Posted by alexey_calvanov at 23:58Comments(0)

2013年01月11日

冬の新アニメ2013 その7 琴浦さん

冬の新アニメ7回目は、マイクロマガジンから出版しているマンガが原作の「琴浦さん」です。
大元はウェブマンガ「マンガごっちゃ」や「マンガ★ゲット」で連載されていたもので、2010年に書籍(マンガ)化。その後、イベントが行われ、その模様がDVDになったり、主人公の名前から島根県にある琴浦町とのタイアップが実現したりと、周囲を巡る状況は大きく変わって、遂にはテレビアニメ化にまで至ったわけです。
いやね、私、以前に取り上げているんですよ。それゆえに、ここまでになったかとちょっと遠くに嫁に行ってしまった娘の父親のような感覚になって見ることとなりました(笑)。だからこそ少々辛口に見ないといかんとも思うわけで。


あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。


主人公の琴浦春香は高校1年生。一見すると普通の高校生だが、実は彼女は人の心が読めるという特異体質を持っている。しかし、そのことがきっかけで、両親は離婚し、友達はいなくなり、遂には天涯孤独のような生活を送ることになり、自身のこれまでの半生を重く苦しめるものになってしまった


しかし、転校先のクラスで真鍋義久と出会ったことがきっかけで、彼女の学校生活が大きくかわることになる・・・



というふう。


先述の通り、原作はよく読んでいるのですが、今回アニメ化されるにあたり、彼女がいかにして天涯孤独のような半生を送るハメになったかという経緯が放送時間の約1/3を使って描いているという暴挙に。そのすさまじさは原作ではさらっと触れるだけだったんですけど、映像化されるとすごく重い事態だったということを知って、これがラブコメに変わるだなんて誰も想像してくれないだろうなぁ(苦笑)。特に猫のくだりはキツいね。改めて映像化のすさまじさを知ったわ。

で、作品の内容を見ると、実に無難にまとめているなと。「ゆるゆり」のように、メインキャラは若手(一部はほぼ無名の役者)で固めて、サブキャラはベテランで厚くしておりますな。監督が「ゆるゆり」の人というのもありますけど、上手くいけば盛り上がってくるのかもしれないですね。
しかし、今回のペースで行くというふうだと、第1部までしか描かないのかなぁ。その後が面白いんだけど、実にもったいないなぁ・・・と知ってる人だから言っておく(ニヤニヤ)。
放送時間の詳細は「続きを読む」にて。


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Posted by alexey_calvanov at 23:46Comments(0)TrackBack(0)