2012年07月10日

夏の新アニメ2012 その6 ココロコネクト

夏の新アニメ、6回目はファミ通文庫で連載中のライトノベルが原作の「ココロコネクト」です。この作品は、原作となった小説から派生して、コミック・ドラマCDへとマルチ展開していきました(全てファミ通グループ内での展開)。今作が処女作だったにも関わらず、ここまで波及させられるのは正直すごいばかり。
なお、この作品は10月にゲーム化(PSP。バンダイナムコゲームスより発売)されることも既に決まっています。ますます注目作になっていくのでしょうね。今期が豊作なだけに、どういうふうに位置を確立できるかがポイントになるでしょう。


あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。


私立山星高校は、生徒達に部活に入部することを義務付けているが、校則は比較的緩く、ある意味自由闊達な高校でもあった。その部活の中で、特に自由度の高い部活が文化研究部(文研部)であった。

文研部は、新聞を発行する以外は比較的自由な部活だった。その部活設立のいきさつもこの学校を反映しているようだった。
プロレスフリークで、プロレス同好会を立ち上げようと画策していた八重樫太一、先生にお任せする形で流れ着いた永瀬伊織、パソコン部に入部したもののほかの部員と衝突し行き場を失って流れ着いた稲葉姫子、かわいい物好きでファンシー部という架空の部活を書いて提出した桐山唯、同じく遊びサークル部というありもしない部活を書いた青木義文。このクセモノ5人が流れ着いて設立した部活だったのだ。


そんな日常をある出来事が突然打ち崩すことになった。文研部のメンバーの人格が何らかの原因で入れ替わってしまったのだ。
一体なぜ起こるのか?いぶかしがる稲葉をよそに、皆がその謎を考えていると突如また起こり、かつメンバーの内面を見透かされてしまい・・・。



というふう。


メンバーの個性がよく出ていて、見た感じはそれほど悪くはないのかなと思ったのですが、唯一不満な点があるとすれば、入れ替わりの場面が上手く生かされていないという点でしょうか。
突発的に起こる事象なので、元々描きにくいシーンではあるものの、一瞬場面転換で相手の視点に変わるシーンがあるだけで、入れ替わった対象が非常にわかりにくいなと思えてなりません。
ただ、この作品、主題歌がとてもよく、オープニングがeufonius(ユーフォニアス)・エンディングがTeam.ねこかん[猫] featuring. 天乙准花キング(ランティス)の隠し玉が大暴れしております(笑)。


まだこの先どうなるかわからないものの、いい作品が場面展開で台無しになることがこれ以上増えないことを祈るのみです。


放送時間の詳細は「続きを読む」にて。


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Posted by alexey_calvanov at 22:53Comments(0)TrackBack(0)