2022年05月17日

少なくとも日本人にはわからない(かもしれない)商号変更

皆さんは、ミクシィをご存じでしょうか。と言っても、知ってるよと答える人の方が案外多いのかなとも思っております。何せ、日本のIT史には欠かせない会社ですからね・・・。
元々はIT関係の求人サイトを開設するためにできた会社で、日本におけるSNSの先駆けになったmixi(ミクシィ)をはじめ、「モンスターストライク」をはじめとするアプリゲームの運営・映像コンテンツを統括しているXFLAG、最近ではバスケットB1の千葉ジェッツふなばしやサッカーJ1のFC東京を傘下に置いたことでも話題になりました。


そんなミクシィ、国内では『ミクシィ』・英文表記では『mixi』となっていました。やはりSNSのmixiが有名過ぎた経緯から、小文字のミクシィが前に出ているのでしょう。
しかし、現在mixiはツイッターやフェイスブックの陰に隠れている印象が強く、メイン事業でもありません。かつミクシィがSNSをやっているなんて知ってる人の方が少なくなっているかもしれません。会社の名前は知っていても・・・。
そこで、ミクシィは国内では『ミクシィ』・英文表記では『mixi』というのを英文大文字の『MIXI』に統一することを決めました。ブランドに一貫性を持たせたいとのことなので、文字面が変わるだけで名称の変更はなく、ほぼ今まで通りの活動となることでしょう。6/28に開催される株主総会を経ての決定になるのでまだわかりませんが、恐らく通るでしょうね。


時代の流れとか栄枯盛衰をこの文字面の変更だけで感じ取るのは難しいのかもしれませんが、日本のIT史の流れの転換点として、もしかしたら刻まれるのかもしれません・・・というのは、大げさかいなぁ(ニヤニヤ)。


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Posted by alexey_calvanov at 23:50Comments(0)

2015年08月03日

ユーザーを舐めたイベントを行う会社はゲームを出すな!

昨日(8/2)に千葉・幕張メッセで行われた「モンスターストライク」のイベント「モンストフェスティバル2015」。2013年からサービス開始になった同作品の初めてのイベントで、ステージイベントやグッズ販売、限定フードの提供などが行われました
・・・と書けば終わりなのですが、このイベントが終始大混乱の中で進行し、幕張メッセの中に入れなかった人達が会場周辺にあふれ出し(最終的には海浜幕張駅まで伸びる始末)、あまつさえその人達が熱中症にかかる事態に。最終的には救急車ばかりか事態収拾のために警察まで駆り出されるというふうになりました。首都圏のニュースでも取り上げられたばかりでなく、一部では全国ニュースにまでなり、ツイッター上でも怠慢な運営に対しての怒りと呆れがあふれておりました。

このイベントには約5.5万人が来場したものの、約2万人が入場できない事態に。それに対して、運営スタッフは380人(うち警備誘導は50人)しかいなかったため、この人数では捌き切れなかったのではないかという批判が相次ぎました
なお公式の発表によれば、救急搬送者は11人・救護室利用者は86人と100人近い人が熱中症で倒れた計算になります。ただ、この数字は氷山の一角でしょう。もっと多くの人が倒れたのではないかと推測しています。というのも、持ち物検査の際に、飲食物の持ち込みを厳禁(しかも当日になって行われたとのこと)にしたため、会場内の飲食物が売り切れ、飲み物を変えなかった人達が多くいたという話がツイッター上で散見されているからです。付近のコンビニにも影響を与えるくらいですから、大層なものでしょう。
その間スタッフは何もするわけでもなく、涼しい部屋で弁当を食べていたとか処理しきれず逃げ出したなど様々な言われ様。


さすがに運営会社のミクシィは謝罪文を出したものの、出すタイミングや内容に一部のユーザーが批判する事態にもなりました(今日、公式サイトで謝罪文を掲載)補償として「オーブ10個の配布と、★5キャラが排出される1人1回限定の無料のガチャイベントを実施」としたものの、死を賭してまで並んだ人達にはそれでも足りないくらい。正直期間を決めてアイテム課金無料くらいの措置を取った方がいいんじゃないかと。


個人的には、こんな運営しかできない会社はイベントをやっちゃダメ。プロの運営会社に任せるべきだったのでは。正直こんな会社が他のイベントにノコノコと顔を出すことさえ不愉快に感じますわ。ミクシィは猛省して下さい。


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Posted by alexey_calvanov at 23:41Comments(0)TrackBack(0)