やるんですか、いややったんですか(苦笑)。
2007年12月、つまりBS11(日本BS放送)開局と同時に開始され、2008年10月まで放送された「伊集院光のばんぐみ」。伊集院光さんが本格的にテレビで持った看板番組ということもあり、すごく直球すぎ、ともすれば地上波での放送はムリな部分もあるんじゃないかとさえ言われていました。
そんな「伊集院光のばんぐみ」が終わってはや4年。その後「伊集院光のしんばんぐみ」という番組を挟めど、そこから新番組は形成されなかったのですが、最近になってOV(オリジナルビデオ)的な作品である「伊集院光のばらえてぃー」が発売されました(現在シリーズ2巻まで発売中。全6巻予定)。
それに合わせてか、なんと初期の作品である「伊集院光のばんぐみ」が再放送されているのです。というか地上波での放送は初めてなので、ある意味本放送でもあるのだが。
今回ネットしているのは、東名阪ネット6という関東・東海・関西にある独立局6局で構成されているネットワークで、かつて放送していたBS11とも関係の深いネットワークでもあります。
今回放送されていたのは、通称『酩酊ドミノ』(正式なタイトルは、『みんなでドミノをやろう!』)というもので、表向きは親睦を深めあうという意味合いで飲み会を進めていくのですが、その実はベロベロの状態になりながらも、番組のタイトルのドミノを立てていくというもの。もしそれが達成できたら、俺達はブレイクするんじゃないかという変な希望を抱いているというこれまたおかしなことになっています(苦笑)。
この結果がどうなったのかは、次回の放送で明らかになっていくのですが、もう番組の終盤で波乱であることを露呈してしまっているわけです。
本来酒を飲ませてはいけない人(女子)に飲ませてしまったため、主旨そっちのけで大暴れ。伊集院さんが必死になって立ててるドミノを「かんけーないじゃーん」と言ってぶっ倒し、伊集院さんでさえ、「女の子にこういう言葉は言いたくないが、てめぇぶっ殺してやりたい!」とまぁ大荒れ(笑)。そこから若手芸人やふっちゃあさんが、自己アピールしているかのように暴れるものですから、いい意味でも悪い意味でもドミノが一向に完成しません(爆)。
再放送なのに、今見ても十分に面白いのだから、何でDVD買わなかったんだろうと悔やまれます。
恐らく、今後シリーズ展開されていく「伊集院光のばらえてぃー」への布石(今回の『酩酊ドミノ』も『酩酊ドミノハイバー』として発売されている)なんだろうなと思うんですけど、この再放送を見るだけでも十分欲しくなる人は欲しくなるかもしれないし、今まで伊集院さんが、ただの物知りで温厚そうなキャラと思っていた人にとっては、必ず面食らうと思います。あまりに黒過ぎるもの。策士という言葉があまりに軽すぎるくらいに。
放送局・放送時間の詳細は「続きを読む」にて。
伊集院光のでぃーぶいでぃー ~みんなでチカラをあわせていろいろつくってみようの巻
※今回の『酩酊ドミノ』の他、『ばんぐみテーマソングを作ろう!』・『紙芝居を作ろう!』の計3本を収録。
伊集院光のばらえてぃー 酩酊ドミノ ハイパーの巻
※『酩酊ドミノ』のルールをかなりブラッシュアップして作られた新企画。かなりヤバいらしい。
続きを読む