2012年03月09日

レコゲー2012 3月 決算期スペシャル 携帯ゲーム機編④

レコゲー、最後はDS・3DSの作品紹介です。


ラインナップ数に比べて注目作の多い3DS、中でも最も注視したいのが、キングダム ハーツ 3D [ドリーム ドロップ ディスタンス]
キングダムハーツシリーズ、ソラとリクを主人公としてきたゼアノート編の一作で、「キングダムハーツⅡ」および「キングダム ハーツ コーデッド」のエンディング後を描いた作品になります。
今回の場合、ソラとリクは自分で変えるのではなく、様々な状況下で減っていき、0になった時点で自動的に交代するという仕組みになっています。また、ソラとリクでは操作方法が違ってくるというのもポイントです。
登場するキャラも、ディズニーシリーズ以外にも「すばらしきこのせかい」のキャラが登場することも決まっています。
なお、今作は拡張スライドパッドにも対応するとのこと。
今作は最終作になるⅢへの序章になるとのことなので、ここで次回作に向けての謎を考えながらプレイしていくといいかもしれません。

続いて、初音ミク アンド フューチャースターズ プロジェクト ミライ

初音ミク作品の一つで、3DSシリーズでは初の展開になります。
今作はねんどろいど版のキャラで展開されており、クリプトンから発売されている初音ミク・鏡音リン・鏡音レン・巡音ルカ・MEIKO・KAITOの他、インターネットが販売しているMegpoid(メグッポイド)のGUMI(グミ)が登場します
内容はこれまで同様、譜面に合わせてボタンを押すというものですが、フルサイズでの収録、3D表現およびプロモVの3D表現がなされています
AR(拡張現実)を使った機能もあるので、3DSの機能をふんだんに使った新感覚ゲームになっているようです。

3番目は、新・光神話 パルテナの鏡
実に四半世紀ぶりになる同作品の続編(海外では1991年ないしは1992年に発売しているので、約20年ぶりになる)。開発は「星のカービィ」・「大乱闘スマッシュブラザーズ」制作者桜井雅博さんが手掛けている会社ソラ。
上級者向けとも言われているアクションシューティングを誰でも気軽に楽しめるようにと制作されたアンチテーゼ的作品で、基本的に移動はアナログパッド・照準合わせはタッチパネル・弓を射るのはLボタンと極めてシンプルなものになっています(それ以外に対左利き用の操作法も用意されている)
シングルプレイの他、オンラインやWi-Fiを利用したマルチ対戦も用意されています。
実にシンプルながら奥の深い作りになっていて、かつプレイを進めていくうちにお手頃な難易度設定にしてくれるという挫折しやすい人や飽き症の人にも楽しめるように配慮されています。桜井さんが過去作品で作り上げてきた農法が十分生かされていると思います。

4番目は、メタルギア ソリッド スネークイーター 3D
2004年に発売した同作品のリメイク。既に2011年にPS3・X様で発売、今年中にはPS Vitaでも発売予定ですが、これらと違うのは、3Dによる立体視が可能になっていることをはじめとする3DS独自の機能に合わせて作られている点
この作品は拡張スライドパッド対応になっているので、タッチパネルでの操作が苦手な人にも配慮されています。
既に据え置き機で楽しんだ人にも新しい感覚でこの作品が楽しめるのではないかと思います。

5番目は、女の子と密室にいたら○○しちゃうかもしれない。
女の子と一緒に閉じ込められるハチャメチャな密室世界(夢の世界)と学園祭で意中の子とお近付き(彼女)にする現実世界とがリンクした中で、密室世界にいる2人で脱出を図るアドベンチャー。
立体視・フルポリゴン(モーションキャプチャー対応)・フルボイスと至れり尽くせりのキャラグラフィックになっていて、脱出の際、スライドすることで部屋全体をジャイロ操作で空間全体を見渡すことができます(ともすれば、女の子を下から(以下自主規制))
指示の仕方はテキスト入力という往年のアドベンチャーゲームが行っていた手法をリバイバルさせています。
恋愛要素と脱出ゲームを組み合わせた不思議な作品。愛をストックホルム症候群的状況下(決して被害者と犯罪者ではない(苦笑))で育めというのも何だか変な話ですが、ファンタジーなので気にしない(ギャハ)。


最後はDSのソフト、ポケモン+(プラス)ノブナガの野望
株式会社ポケモンとコーエーテクモゲームスとの共同制作作品。
ランセ地方にある17の王国。そこではブショーがポケモンを利用して覇権争いしている。彼らと共に他の王国全てを制覇するのが目的のソミュレーションゲーム。
最大6vs6のブショーが各自1匹のポケモンを出して戦うというふうになっています。シミュレーションながら、相性を考えながら戦うというポケモンのシステムもあり、戦略性は信長の野望シリーズ以上になっています。


携帯ゲーム機編 結論
世代交代が上手いこと進んだ3DSと世代交代が進まないで居座るPSPとの争いになりそう。

PSPは多い中からいい作品が、3DSは少ないもののいい作品が揃っているので、好きなジャンルがあるなどの選択基準で選んでいくといいのではないのだろうか。
今月はスマッシュヒットの狙える作品が多いと思われるので、いい作品には事欠かないかと。


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Posted by alexey_calvanov at 23:41Comments(0)TrackBack(0)