2020年02月25日

コロナェ・・・

こんな展開になるなんて、始まった時には想像だにしていなかった。


新型コロナウイルスの影響で、日本プロサッカーリーグは、3/15まで開催のJリーグのリーグ戦およびヤマザキルヴァンカップのグループステージの延期を発表しました。対象となるのは、J1・J2リーグの第2節~第4節(J1は2/28~3/1の第2節、3/7・3/8の第3節、3/13・3/14の第4節の各9試合。J2は2/29・3/1の第2節、3/7・3/8の第3節、3/14・315の第4節の各11試合)、J3リーグの第1節・第2節(3/7・3/8の第1節、3/14・3/15の第2節の計9試合)、ヤマザキルヴァンカップのグループステージ第2節・第3節(2/26と3/11の第2節、3/4の第3節の各8試合)の計94試合になります。現状代替試合に関しては未定になっているものの、観客を動員しての開催の方向で動いており、購入したチケットは今後払い戻しや代替試合で使用する可能性が残っているので、手元に取っておいてほしいとのことだそうです。


Jリーグとしては、2/20・2/21および2/24でのテレビ会議では、延期の結論が出ず、リーグ戦の第2節およびヤマザキルヴァンカップのグループステージ第2節以降は開催の方向で動いていました。しかし、最後の会議の行われた2/24に行われた厚生労働省の新型コロナウイルス感染症対策専門家会議にて「これから1~2週間が急速な拡大に進むか、収束できるかの瀬戸際」との見解によって事態は大きく動きます。
まず2/25の全クラブによる緊急会議でヤマザキルヴァンカップのグループステージ第2節のみが延期されることとなり、その後、村井満チェアマン(以下チェアマン)の権限と理事会で今回の決定に至っています。ただ、チェアマン権限と理事会で今回の決定に至った部分も2/25の緊急会議で話されていたと思います。ヤマザキルヴァンカップの延期が決まった時点で既に織り込み済みだったわけです。


正直、国が何もしていない中での英断であり、今後他のプロスポーツならびにスポーツイベントを行う団体がどうするべきかの指針になったのは間違いないでしょう。しかし、遠征のためにあらかじめ予約をしていた人達にとって、延期は死活問題であり、今からキャンセルを行おうとしても、キャンセル料を取られるのは必至です。それに対して何にも補償が無い、自己責任というのもあまりに辛いです。特に遠距離遠征で膨大な額を支払っている人達はご愁傷様しか言えないのは・・・その点では、各方面も何らかの対策を練ってほしいです。全額返金は無理だとしても、キャンセル料を一定額抑えることはできないものでしょうか。


なお、再開に関してもクラブと協議の上で最終的にはチェアマン権限で進められるとのことです。3/15まで収束(ないしは終息)しているとは思えないので、更なる延期が起こってもおかしくないのですが、できる限りチェアマンには、いい判断を下してほしいものです。


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Posted by alexey_calvanov at 23:17Comments(0)