2018年02月18日

『不具合』で低評価無双

日本ではPS4で販売された「真・三國無双8」。海外ではPS4以外にもPC版(Steam)でも販売されております。そのことから、PC版は日本語の対応は基本的にしていない(字幕やインターフェイスでの対応は無く、音声のみの対応)だったのですけど、発売当初は中国語と共に日本語がフル対応になっていたのです。
ところが、発売2日後にアップデートが施され、非公式でフル対応になっていた日本語と中国語が不具合扱いで対応不可になってしまったのです。それに伴い、日本語は基本的に非対応、中国語に至っては全て非対応になってしまいました
この一件で、日本および中国ユーザーの怒りを買い、レビュー・コミュニティ共に炎上、「おすすめしない」が9割に達する事態になりました。


一番不遇なのは、中国を題材にしているゲームなのに、(元々サポートしていないとはいえ)中国語が一切非対応になってしまったことでしょう。地元の史実をベースにしているのに自国語で遊べないのは辛いでしょうねぇ。ただ、中国でどのくらい遊べるのかが不確かなところでもあるわけですわ。ご存じの通り、中国は社会主義体制で国家の統制が厳しいところそこをかいくぐって遊ぶのであれば、いくら不満を挙げてもSteamやコーエーテクモゲームスの耳に届きにくくなるでしょうね。

日本語の一件に関しては、お怒りはごもっとも。日本で作っている作品なんだから、日本で展開されるのは当然という考えもわからなくはないです。ただ、元々Steamでは海外展開のみとしているので、致し方なしなところも。中国語の一件と同率に考えるべきなのでしょうが、日本ではPS4で遊べるという点で事情は異なってくるでしょう。日本でのPCでの普及率も頭に入れなければならないでしょう。ただ、コーエーテクモゲームスの前身であるコーエー(光栄)がPCメーカーのパイオニアとして、この扱いもどうかとは思いますが・・・。


もっとも、日本語・中国語を不具合扱いで処理したコーエーテクモゲームスの対応が一番まずかった返金の認められる購入から14日以内ないしはプレイ時間が2時間未満の間にやるべき処置だったのに、それを怠ったのは不具合の扱いと同様にまずいですわねぇ・・・。
一番行うべきは、元々対応していなかったのに入れてしまったことを謝罪することであり、非対応にするのであれば、条件に関わらず返金すべきだと思うのです。それか公式に日本語と中国語で対応しますとアナウンスすることでしょう。


自分達の利益を追い掛ける結果がこの対応ならば、コーエーテクモゲームスも酷い企業になったなと思えてならず、残念でなりません。


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Posted by alexey_calvanov at 21:44Comments(0)