2015年09月18日

ポプラ「ちっちゃくないよ!」

この場合、背丈ではありません(笑)。


広島に本拠を持つコンビニで、中国地方を中心に日本にまんべんなく広がっている(とはいうものの、東海地方など一部にはない)ポプラ。仮にポプラの名を知らなくとも、「生活彩家」の名で展開しているのをご存じ(特に関東圏)なのではないのでしょうか。

ポプラの特徴としては、弁当の販売。おかずのみが並んでいるので、その中に炊き立てのご飯を詰めてもらって買うという流れになっています。


とはいえ、時代の流れというのか、コンビニでは合併・買収話が進んでいますファミリーマートがサークルKサンクスとの合併話を持ち掛けているばかりでなく、ココストアの買収も手掛けるなど、中小だけでなく大手の再編も進んでいます。その渦中、ポプラは既にローソンとの資本提携を2014年に結んでおりました


その資本提携を一歩進めた形で新しい形態の店舗を設立することになりました。
ポプラとローソンは、山陰地方に「ローソン・ポプラ」という店舗を開始することになりました。要はポプラの既存店舗をローソンに転換するものの、ポプラの要素は残して展開するという変わり種の展開になっているのです。

しかし、なぜ山陰地方なのかというと、その地域性が理由。年々人口減少が進み、地域に根差した店舗が相次いで無くなっていく中で、地域インフラの一環として機能しているコンビニをさらに強化していこうというローソンとポプラの思惑が一致したので、今回のような協業が生まれたとも言えます。
現状、山陰地方にある2店舗のみですが、今後ポプラ加盟店を対象に「ローソン・ポプラ」にするかそのままにするかを選択できるようにし、「ローソン・ポプラ」を選択した場合は、2016年春から転換できるようにしていくという計画になっております。
ローソンが入った店舗ではLoppiのようなマルチメディアステーションが入ることになり、チケットの購入といったことも手軽にできるようになるので、ポプラの名(この場合は事業内容)を残しているのなら、必ずしもローソンになってもデメリットはなさそうです。むしろ現状ローソンを展開している店舗がポプラの事業を取り込んでも面白いのではないかと思っています。なので、『ポプラ=弁当などでのオリジナル事業を展開する』という意味で使ってもいいのではと思うのは私だけなのでしょうか。


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Posted by alexey_calvanov at 23:58Comments(0)TrackBack(0)