2015年07月16日

2年縛り、緩和されるか?

現状ケータイ・スマホ・タブレット・モバイルWi-Fiルータなど携帯電話・通信端末と称されるものに対しては、「2年縛り」というルールが存在しております。この2年縛りというルール、各携帯電話会社(以下キャリア)が苦肉の策で作ったものとも言えます。

このきっかけとなったのは今は亡きツーカー、ツーカーセルラー東京・ツーカーセルラー東海・ツーカーホン関西の3社からなるキャリアが行った施策に端を発します。2002年頃でしょうか。
当時ユーザーの囲い込みを促すために、利用料金を2800円/月(無料通信料2000円分。通話料20円/30秒)にする代わりに、2年契約を行うという施策「BEST」という契約サービスを開始しました。これが思いのほかヒットし、契約者数減少に歯止めを掛けたかったボーダフォン(現ソフトバンク)が「ハッピーボーナス」という割引サービス(年間契約割引の一種)として展開開始。そして、ソフトバンクに変わる2005年頃に端末料金の償還に組み込まれていた通話料金を安くするという名目で2年縛りの料金プランを展開するというふうになり、以降他キャリアも追随するようになっていきました。

その結果2年縛りという料金プランが当たり前となり、端末料金もいわゆる0円ないしは1円というものが極めて減る結果(0円ないしは1円で購入できるようになっても、分割払い(月賦)で端末代金と共に支払う形)となり、キャリアはますます2年縛りの料金プランに依存するようになりました。


この2年縛りというのは、BESTの頃から指摘されてはいたのですが、更新期間というのが極めて短い。例えば4月に契約した場合、2年後の3月の1ヶ月間が更新月と言われる期間になるのですが、この告知というのは月々送られる紙の明細書(当時。現在はウェブ上の明細になっていることが多いと思われ)かキャリアショップでの案内以外では確認が取れないという代物でもあります。後に更新月は購入月から2年経過した前後2ヶ月間にはなっているものの、その間以外で解約やMNP(番号ポータビリティ)を行った場合、高い違約金を支払うことになります。


ここまで横柄なことができるのは、国がガイドラインを作成していなかったことが大きな要因とも言えます。つまりはキャリアの自主規制・自主対応に委ねていたわけで、これが事態を悪化させたとも言えます。
そこで、国がついに動き出すことを決めたわけです。理由は言わずもがな。更新月がわかりにくいのと、そもそも毎回利用者の同意も無く自動更新されること事態が問題、2年縛りのないプランもあるもののキャリアが積極的に紹介していないということも挙げられます。これらが「利用者の選択は実質的に機能していない」と判断したからでしょう。

国が提案した新しいプランは2年縛りという拘束そのものは残すものの、その2年経過して以降は好きな期間に他キャリアへの変更が可能になるというふうです。これ自身を採用するのか否かはキャリア側に向けられたわけです。


個人的には、0円ないしは1円で販売していた頃のプランにしても差し障りがないと思っています。料金プランは若干高めになりますけれども、端末代金が入っていることを勘案すれば、長いこと使った人には機種変更の際の特典を厚くすることで、不公平感が無くなるものと思います(実質機種変更で元々安いモデルは0円ないしは1円で機種変更できるというものもありましたし)。購入サイクルを早める点でもキャリアの繋ぎ止めの面でもメリットはあると思いますけどねぇ・・・。


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2015年05月29日

夏の新機種2015 ワイモバイル編

夏の新機種、最後はワイモバイル編です。


今回ワイモバイルは1機種のみの発表。しかもソフトバンクグループの中に入ったので、実質ソフトバンクのオマケ的な紹介になっていました。まぁ、今後もワイモバイルは機種を出していくとは思います。ジャパネットを通じて販路拡大をしているところから、ワイモバイルはシニア層向けにスマホを売っていくチャンネルとして生き残りを掛けているようにも見えます。ただ、何度も言ってますが、何のために新規参入があったのか、ワイモバイルの行動を見るにつけ思うわけです。元の木阿弥どころか利したのはソフトバンクだけ・・・というふうになっているのは、どうにもこうにも納得できないんですよねぇ。


愚痴ってても仕方ない。今回唯一の新機種紹介を行いましょう。


①Surface 3
アメリカ・マイクロソフトが開発した10.8インチディスプレイを搭載したストレートタイプのタブレット端末。OSはWindows8.1で、夏に行う予定のWindows10への無料アップデート対象機種になる。
背面に3段階のキックスタンドを備えている。またOfficeなどのソフト・アプリも搭載されている。

個人的感想
この機種は、別売りのType Cover(QWERTYキーボードを搭載したカバー)と同梱のスライタスペンを使用することで、手軽なノートパソコンとして機能するようになっている。今までのSurfaceとは違い、PC版のWindowsと同じものが使えるので、モバイルルータを持たずに手軽に使えるパソコンが欲しい人にオススメ。


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2015年05月12日

冬の新機種2015 隠し玉 各社続々登場

冬の新機種、ここからはドコモ以外の各キャリア新機種紹介です。ドコモを除いて他のキャリアは新機種発表(ソフトバンクは新機種発表会を行っていないので、小出し状態になっている)を行っているので、隠し玉になるわけですね。


まずはauから。
⑧Galaxy S6 edge SCV31
韓国のメーカーであるサムソン電子から発売される5.1インチのQHD有機EL液晶を搭載したストレートタイプのスマートフォン。OSはAndroid5.0。32GBと64GBの2種類のタイプが用意される。
電話・メールの着信通知、SNSなどの最新情報の表示、よく連絡する人を簡単に表示できるエッジスクリーンが備えられている。また、下り最大225Mbpsの4G LTEと同じく最大220MbpsのWiMAX 2+の両方に対応している。

個人的感想
ドコモの機種とは兄弟モデルになるものの、少々こっちの方がいいくらいのレベル基本的な機能はドコモと同じだし、ドコモと同じということは、グローバルモデルの焼き直しにあたるので、機能面では期待しない方がいいかも。


続いてはソフトバンクです。
⑤BLADE Q+(402ZT)
中国のメーカーであるZTE(中興通訊)から発売される4.5インチフルワイドVGA液晶を搭載したストレートタイプのスマートフォン。OSはAndroid4.4.4。プリペイド式で展開される。
ソフトバンクのシンプルスタイルとしては初めてSoftBank 4Gと4G LTE双方に対応している。その他写真編集を簡単に行える機能や日本語・英語・中国語の3ヶ国語に対応している。なお、プリペイドパターンは2日・7日・30日の3種類からなる。

個人的感想
機能面は非常にシンプルではあるものの、ワンセグ・フルセグ・赤外線通信には対応していない。そのため、通話のみ・ウェブやメールメインな人で、かつあまり使わない人というふうになるかもしれない。


最後はワイモバイルです。
④Pocket WiFi 401HW
中国のメーカーであるHuawei(華為技術)から発売されるモバイルWi-Fiルータ。
5秒で起動できる最速性とAXGP・FDD-LTE・3Gの広範囲にカバーできるようになっている。なお、3年契約の専用プランが用意されている。

個人的感想
この機種はコンパクトで扱いやすく、Huaweiの機種ではおなじみの最速起動もできるので、早く使いたい人にオススメ。


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2015年03月28日

冬の新機種2015 隠し玉 ワイモバイルが小出しにしてきたのは、ソフトバンクのと同じだった件

冬の新機種隠し玉、ワイモバイルがスマートフォンを1機種出してきたのですが、どうもこの機種、同じ会社(京セラ)から出ていることもあって、機能は一緒なんですね・・・。まぁキャリアごとに出すのだから仕方ないとはいえ、これはこれでいいのかいなとか時折思う次第。


では、その機種を見ていきましょう。


④DIGNO C 404KC
5インチQHD・TFT液晶を搭載したストレートタイプのスマートフォン。OSはAndroid4.4。
IPX5/7相当の防水・IP5X相当の防塵・MIL-STD-810G規格に準拠した耐衝撃性能を搭載している。また初心者向けの「エントリーホーム」という機能・文字の大きさを4段階に切り替える機能も搭載している。

個人的感想
この機種、見た目・中身ともソフトバンクから発売しているDIGNO U(403KC)と変わらない。ただ大きく違うのはカラーリングに白があるという点くらいか。この点で選択肢が広がったので、女性層の取り込みもしやすいと思う。


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2015年02月07日

冬の新機種2015 ワイモバイル編

冬の新機種、ここからはワイモバイルの新機種紹介です。
ワイモバイルに関しては、ソフトバンクへの合併が全てですね。合併後もブランドは存続されるということですけれども、個人的には、いずれ吸収されてPHSは消滅するのではないかと思います。日本の技術であるPHSではあっても、時代遅れの技術になっているのは確かなので。震災時のインフラとして活躍したとはいえ、それは通信網に余裕があったがゆえの結果であって、今後十分にインフラが進めばPHSの活躍はますます少なくなるのではと思っています。
なお、2/24からワイモバイルのアドレスがソフトバンクに移行した際には引き継ぎが可能になるのだそうな。


それでは新機種の紹介です。今回は3機種(PHS1機種・W-CDMAタイプ1機種・モバイルWi-Fiルータ1機種)となっております。


①Heart 401AB
0.9インチ有機EL液晶を搭載したストレートタイプのケータイ。
ボディの一部がツイストできるようになっており、そこを回すとハート型のケータイになる。ダイヤルはタッチ式になっている。

個人的感想
この機種は少々特殊な位置付けになっていて、使える機能は通話のみ。さらにモノクロ画面になっているのでメールさえも使えないふう。かなり制約のある機種ではあるが、スマホを利用しているのなら、セカンドフォンとして使うことを想定しているので、この機能制限は納得できるのかもしれない(逆に単体で持つと厳しい)。なお、電話帳の登録は専用のアプリが用意されているので、それでサポートすることになる。


②Spray 402LG
韓国のメーカーLGエレクトロニクスから発売される4.5インチTFT液晶を搭載したストレートタイプのスマートフォン。OSはAndroid4.4。
特定の操作(画面タップ)を行うことでホーム画面を表示できるノックコード機能・電源キーを押さなくてもスリープ状態を解除できるノックオン機能を搭載し、予備バッテリーとバッテリーチャージャーが同梱されている。

個人的感想
機能面ではあまり大きく飛び出たものはないが、久しくなかった電池パック取り外し型のスマホになっているため、元々それなりの容量のバッテリーがありながらも2つ用意されるので、いつでもフル充電で交換できるのは大きい特徴になっている。


③Car Wi-Fi 404HW
中国のメーカーであるHuawei(華為技術)から発売されるモバイルWi-Fiルータ。モバイルWi-Fiルータとしては珍しい車載用で、シガーソケットから電源を供給される方式を採っている。
USBケーブルが挿し込めるようになっており、スマホの充電機能としても活用できる。

個人的感想
この機種、車載電源から供給できるので、外から電源が供給できないところで重宝しそう。もちろんモバイルWi-Fiルータとしての機能もあるが、充電器として使用できるのも大きい。助手席に座っている人がスマホを利用しながら充電といったこともできるので、スマホの機能を使い倒しながら目的地に向かう時に便利。


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2015年01月24日

ワイモバイル、ソフトバンクモバイルに合併へ

かねてから恐れていたことが現実となりました。以前から書いているソフトバンク(ソフトバンクモバイル)による携帯電話業界の寡占化・独占化が実施されようとしていますソフトバンクによるイーモバイル買収の記事ワイモバイル誕生に向かう経緯の記事参照)。


ソフトバンクはソフトバンクモバイル・ソフトバンクBB・ソフトバンクテレコム・ワイモバイルの4社を吸収合併し、ソフトバンクモバイルを存続会社とすることを発表しました。このことで、競争力強化のために4社の経営資源を集中し、新規分野(ロボット・エネルギー分野など)への事業拡大を図るとしています。


しかし、今回の合併で私の想像していた通り、ソフトバンクはワイモバイルを合併し、自身の傘下に収めてしまいましたブランドは残すとしていますが、ワイモバイルは恐らくものの数年で解体されることになるでしょう。その際にPHS事業は売却されるか消滅に向かうかどちらかに向かうことは間違いないでしょう。
これによって、総務省が行ってきた新規参入事業の促進は失敗に終わったことが明確となりました。ソフトバンクが参入したことで活性化どころか寡占化が進み、下手をしたらソフトバンクが独占を図りかねない事態に陥ったのです。

MVNO(仮想移動体通信事業者)が参入して活性化してるじゃないかという人もいますけれども、このMVNOが持っている電波は結局どこからもらっているかと言えば、ドコモ・au・ソフトバンクのいずれか3大キャリアからなのであり、独自の電波網を構築し供給しているわけではないのです。今回の件でそのことが難しいというのがわかったと同時に、活性化を促したかった国が積極的に関与しなかったため招いた結果だと感じています。


もはや何も言うことはありません。ただ一つ、今回の件を踏まえてソフトバンクに独占禁止法を適用して頂けないかと国に強く要求したいと思います。これ以上人のふんどしで相撲を取り続けるこの会社に制裁を加えるべきではないのでしょうか。独占禁止法では難しいのならば、旧ライブドアの時のような汚職がないかどうかなど徹底的に調べ上げる時期に来ているのではないのでしょうか。


私達は安さだけで選ぶのではなく誠実さと公正さで会社を選ぶ時に来ているのではないのでしょうか。お金が掛かっても信頼できる企業に投資を行えば、その企業は大きく伸びてくれると思います。人の信頼を欠落させているとも取れる、ここまでユーザーを舐めているソフトバンクをこれ以上のさばらせていいのでしょうか。今回の一件はそう問うていると感じています。


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2014年11月28日

秋の新機種2014 隠し玉 ワイモバイルが小出しで出した新機種と新プラン

秋の新機種、隠し玉が出てくる時期になってきました。かねてからauがFirefoxを搭載した機種を出すと言って久しいですけど、まだその概要は明らかにされていません

そんな折、ワイモバイルが新機種になるタブレット端末を発表すると同時に新プランも発表しました。
そのプランとはシェアプラン。これはデータ通信量を最大3回線まで分けあえることができるようになるというもの。既に3種類の料金プランが設定されていますけれども、その料金プランの中でプランLに設定している場合、シェアプランセット割により無料(980円割引)になります。なお、プランMの場合は490円/月(490円割引)になります。
このシェアプランにより、スマホやタブレット端末のデータ通信をムダなく使いきれるようになるので、SIMカードの挿し替えという動作に煩わしさを感じなければ、十分に使える手段になるはずです。特にスマホ・タブレットを頻繁に使う人にはオススメでしょう。わざわざ2台分の料金を払う必要がなくなるので。


それでは、新機種の紹介です。


②MediaPad M1 8.0 403HW
中国のメーカー華為技術から発売される8インチワイドXGA IPS液晶を搭載したストレートタイプのタブレット端末。OSはAndroid4.4。
340gの軽量モデルかつ4800mAhの大容量バッテリーを搭載しており、スーパーワイドサウンドも搭載している。


個人的感想
この機種はタブレット端末でありながら、3G(W-CDMA)と4G(FDD-LTE)双方が利用可能になっている。ただし、国際ローミングは利用不可能となっている。さらに、基本的にワイモバイルの端末はSIMフリー端末になっているのだが、この機種に関してはSIMロックが掛かっている2015年からはSIMフリーが事実上義務化されることになるので、この機種がワイモバイルとしては最後のSIMロック端末になる可能性がある。いずれにしても他キャリアで使いたいというケースは不可になる。それ以外にも基本的な機能しかないので、プラスで何か欲しいという人には少し心もとないのかもしれない。


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2014年10月31日

秋の新機種2014 ワイモバイル編

秋の新機種、今回はワイモバイル編です。
今年8月からイーモバイルとウィルコムとの合併(ブランド統合)で始まったワイモバイル。その際に新機種を大量投入しているので、今回の新機種は1機種のみ。ただ、この新機種がとんでもないものになるようで・・・。


では紹介していきましょう。


①Nexus 6
アメリカのメーカーであるモトローラから発売される6インチQHD液晶を搭載したストレートタイプのスマートフォン。OSはAndroid5.0で、この機種が初搭載となる。
デュアルスピーカー・3220mAhの大容量バッテリーを搭載している。

個人的感想
この機種は、ワイモバイル以外では発売されないということなので、欲しいと思ったら他キャリアからの乗り換えで購入するか、SIMフリー版を待つしかないというふうになる(恐らくこの機種がSIMフリー版を兼ねることになると思われる)。機能面ではそれほどではないものの、最新OSが触れるという点では、ケータイフリークには大きなメリットになるのではと思う。


次回は、アップルの新機種紹介です。


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2014年07月18日

夏の新機種2014 ワイモバイル編 後編

夏の新機種ワイモバイル編、後編は旧ウィルコムで扱っていた機種(PHS)の紹介です。


④STOLA 301KC
1.8インチの液晶を搭載したストレートタイプのケータイ。
赤外線通信・リモートロック・管理ロック・緊急速報メール・モバイル迷惑電話チェッカーに対応ないしは搭載している。

個人的感想
この機種は、ウィルコムで出ていたSTOLA WX08Kの後継モデルになっている。ゆえに、シンプルフォンの様相を呈していて、メールが使えるのはライトメール(SMSに相当)のみで、他にはブラウザ・カメラといったものも使えない機種になっている。以上の点から、カメラの不要な人や法人、またはサブケータイとして使用したい人向けの機種になっているとも言えよう。
なお、販売カラーは白と黒の2色のみだが、リアカバーの付け替えで最大7色にまでバリエーションを増やすことは可能になっている。


⑤LIBERIO 401KC
2インチのQVGA液晶を搭載したストレートタイプのケータイ。
IPX5/7相当の防水・IP5X相当の防塵・MIL規格相当の対衝撃機能・Bluetoothを搭載している。

個人的感想
この機種は、ウィルコムで出ていたLIBERIO 2 WX11Kの後継モデルになっている。
4色の多色展開を行っているのと、Bluetooth対応でスマートフォンやケータイの子機で使える手軽さ、コンパクトな機体というのもあって、多様な販売をできる機種になっているようにも。
メールやカメラは使えるようになりたい人や、スマホで出るのは面倒といった人に特にオススメ。


⑥CRESTIA 402KC
3インチワイドQVGA液晶を搭載した折りたたみタイプのケータイ。0.9インチのサブ液晶(有機EL)も搭載している。
500万画素のCMOSカメラ・スマートソニックレシーバー・IPX5/7相当の防水・IP5X相当の防塵・MIL規格相当の対衝撃機能・Bluetoothを搭載している。

個人的感想
この機種は、ウィルコムで出ていたWX12Kの後継モデルになっている。
6色の多色展開行っているのと、Bluetooth対応でスマートフォンやケータイの子機で使える手軽さやスマホにあるこの機種用のアプリを介せば、スマホからダイレクトで電話を掛けることも可能になっている(使用する通信はこの機種の回線、つまりPHS回線)。さらにスマホ・タブレットをBluetoothで接続すれば、最大400Kbpsのデータ通信も利用可能になっている。
電話としてもデータ通信の機器としても十分に使える機種。機能面でも充実しているので、ワイモバイルで契約を考えている人は、まずこの機種を検討してもいいだろうと思う。


⑦BISINESTA 301JR
2インチのQVGA液晶を搭載したストレートタイプのケータイ。
IPX5/7相当の防水・IP5X相当の防塵機能を搭載。PHS回線以外に社内電話の内線用の機能であるPBXにも対応している。また外出先でも内線番号で呼び出しを受けられる他、オフィスの固定電話とは定額料金で利用可能にもなっている。

個人的感想
この機種は、法人モデルとしての販売になっているので、購入の際には注意が必要である。
ICレコーダー機能やノイズキャンセラー機能もあるので、ビジネスシーンでも多様できる。またカメラは搭載していないので、社用秘密を持ちだされることも無くなると思われる。


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2014年07月17日

夏の新機種2014 ワイモバイル編 前編

6月にイーモバイル(イーアクセス)とウィルコムが合併してできたイーアクセスが、7月にワイモバイルに社名変更し、いよいよ8/1よりサービス開始となります。
企業合併後もケータイ・PHS双方の事業を行っていくということだそうで、こういった形態の業務は、NTTドコモ以来(後にドコモのPHS事業は休止)になりますね。


ワイモバイルは、Yahoo!との連携を軸に行う携帯事業者で、誰もが低額で安心して使えるをモットーに普及を図って行くとのことだそうです。それゆえに、メインターゲットはスマホを利用していないユーザーになるとのことで、当然ながらPHSが大活躍する素地はあるとも言えるわけです。

料金プランは、ケータイ・PHS共通でS(2980円/月)・M(3980円/月)・L(5980円/月)の3タイプで、Sタイプの場合は、通話の場合は10分以内なら300回/月まで、通信の場合は4Gで1GB/月利用可能になるということです。しかも、この3プランで付与される定額分は通話・通信共通というふうになっています。簡単に言ってしまえば、一昔前の料金プランのようなものですね。
なお、もっと通話をしたいという場合は、いずれのプランに1000円/月を加えるだけで通話料が定額になる「スーパーだれとでも定額」というオプションも用意されています。

もう一つは、Yahoo!との連携
無料でYahoo! JAPAN IDとのひも付けができ、プラスで「Y!mobile メール」・30GBまで利用可能な「Yahoo!ボックス」・「Yahoo!ウォレット」が利用できるようになっています。また、ワイモバイルのスマホからYahoo! JAPANのトップページないしは同アプリにログインすると契約プランに応じたマイルが貯まるパケットマイレージサービスも行われます。このマイルは翌月にパケット通信量に『換金』でき、最大は無制限となっています。また、このログインでは、「パケくじ」というサービスも受けられ、連続5日ログインした場合にはボーナスで最大200マイルもらえるということも行われる予定です。


では、新機種の紹介です。普段ならば春の新機種としての紹介になりますが、8月にサービスを開始するという便宜上、夏の新機種というふうで紹介しています。今回は旧イーモバイルにあたる機種の紹介です。


①STREAM S 302HW
中国のメーカーHuawei(華為技術)から発売されるストレートタイプのスマートフォン。4.7インチHD・TFT液晶を搭載したストレートタイプのスマートフォン。ベースとなっている機種は同社の海外モデルAscend P6でOSはAndroid4.4。
厚さ8.6mmの薄型モデルになっている。

個人的感想
基本的に、このモデルは薄さがメインになっているだけという印象。機能面では正直あまり期待は持てないので、スマホを初めて使う人用の機種になりそう。


②DIGNO T 302KC
4.5インチQHD TFT液晶を搭載したストレートタイプのスマートフォン。OSはAndroid4.4。
IPX5/7相当の防水・IP5X相当の防塵・MIL-STD-810G(MIL-STD-810G Method 516.6:Shock-ProcedureIV)に相当する対衝撃機能を搭載している。

個人的感想
この機種には、はっきり聞こえるようにするためにディスプレイ全体が振動して通話音声を伝える「スマートソニックレシーバー」を搭載しているので、中高年にもターゲットを絞れそう。また5色の多色展開も行っているので、男性・女性どちらにもウケがよさそうでもある。


③Pocket WiFi 303HW
中国のメーカーHuawei(華為技術)から発売されるモバイルWi-Fiルータ。2.4インチのカラー液晶を搭載している。
専用のAndroidないしはiOSアプリを利用すれば、ワンセグ・フルセグでの視聴が可能になっている。

個人的感想
この機種はソフトバンクから販売されるPocket WiFi 304HWと同じもの。ゆえに、今使っているケータイで選ぶという形になるのかもしれない。


次回は旧ウィルコムが展開していたPHSの機種紹介です。


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2014年03月27日

e to Y!, w to Y!

おう、ワイや!ワイやで!
・・・何や、ワイじゃわからへんってのか!?
まったくもう、ちゃんと説明せなあかんのんかい!?
ワイは、イーモバイル(イーアクセス)とウイルコムが合併してできる会社、ワイモバイルやで、覚えときー!



・・・というPRを声 : 清原和博さんで進めて頂けませんかねぇ(ニヤニヤ)。


というわけで、イーモバイルとウィルコムが合併してできたソフトバンク系の新会社はY!Mobile(ワイモバイル)となりました。このワイモバイルの「ワイ」とはアルファベットの『Y』で、Yahoo!(ヤフー)の『Y』でもあります。そうです、ワイモバイルはウィルコムとの吸収合併を経て、ヤフーが親会社になる関連会社(子会社)となるのです。
新しい会社は4月の予定だったのが延期となり、6月1日からになりました。その間に合併準備を進めていくものと見られます。

ただ、ソフトバンクの関連会社であるヤフーの子会社、ソフトバンクのウェブはYahoo!ケータイ、そして今回の会社はY!Mobile・・・実にややこしい(汗)。ワイモバイルのウェブもYahoo!ケータイって言うのかしら?


しかし、今回の名称はネタとしては抜群だね!
冒頭のワイ(関西圏で私の意味)もさることながら、「プロゴルファー猿」(アニメ)のセリフ「ワイは猿や!」を連想する人や、にちゃんねるにある野球ネタを主に扱うものの、元々は実況板だった「なんでも実況J板」(通称なんJ)で使われる一人称を思い浮かべる人など様々。中には略称はYMOになるんじゃないかなんていう人も現れ、ちょっとした騒ぎになっております。


それでも、本当の勝負は快適な気分にさせるサービス運営ができるかということ。安いのは当たり前。繋がりやすさ・使いやすさで負けていないかどうか、そこで勝負しないと意味がないんですよ。そこのところは履き違えがないように運営してほしいです。


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